取材・撮影 福住佐知子
ディズニープラス「スター」で3月19日より独占配信。
また、印象的だったシーンについて聞かれると劇中でも使用されているセリフで、シーズン1で
自身がアドリブで放ったセリフの「ボケカスが!」が気に入っていることを明かす。
以前に実際にそう言っている人を目撃しており、セリフとして言ってみたかったと思っていたそうだ。
本作は、累計発行部数400万部を超える二宮正明の人気コミックの実写ドラマ化。
「この村では、人が喰われているらしい」との噂が流れる「供花村(くげむら)」を舞台に、
駐在として新しく赴任した警察官・阿川大悟(柳楽)が、村を絶対的な権力で支配する
一族・後藤家を相手に村の秘密と対峙する姿が描かれるサイコスリラーの完結編となる
ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツ
ブランド「スター」日本発オリジナルシリーズ『ガンニバル』シーズン2の全世界最速
上映イベントが都内で行なわれ、
柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆、志水心音、吉原光夫、恒松祐里、倉悠貴と片山慎三
監督が舞台挨拶に出席した。
また、フォトセッション前には劇中“あの人”役で驚愕のビジュアルで登場する
澤井一希が乱入して会場を沸かせた。
大悟の妻・優希を演じた吉岡も娘役のましろ役を演じた志水と
一緒に「アクションはCGやグリーンバックを多用せずにアナログ
で撮っているのが多いです」と臨場感に太鼓判を押す。
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次回以降は『片思い世界』『ウィキッド』
『大人の休日倶楽部』などを順次掲載予定です。
柳楽は作品について
「シーズン1ではこの村が何なのかが描かれました。シーズン2では
“決着”が描かれています。いろんな見方のできるクオリティの高い
作品になりました。対決シーンがとにかく面白いので見てください!」
と客席に熱く呼びかけた。
大掛かりなアクションシーンが繰り広げられる、機動隊と後藤家の
猛者集団との全面戦争が見どころとなっている。
後藤銀役の恒松は
「倍賞美津子さんの若い頃を演じたので、プレッシャーが大き
かった。銀が村人たちから虐げられている場面を(スマホの)
待ち受けにして、毎日見ながら半年間準備しました」
と熱く話した。
神山正宗役を演じた倉は
「狂って行くさまを演じるのは初めてでした。勉強になりました」
と苦労を吐露した。
柳楽は撮影現場について、
「新潟のロケでは焼肉を食べに行って、カラオケに行って…、とにかく楽しかった。殺伐としていて
狂気に満ちた人間関係が描かれている作品ですが、現場のチームワークがすごく良くて、居心地が
良かった」と楽しそうに話した。
片岡監督は「夏の設定でしたが冬に撮影しました。吐く息に気を使いました」と寒い雪の中での
撮影で、スタッフの苦労も話した。
吉岡は
「丁寧なものづくりがされた現場でした。皆で練習したトンネルでのシーンが印象的です。危ない
シーンも監督は撮ってくれるので、ちゃんと練習して臨みました」と報告した。
カーアクションもアナログで撮られており、見どころの一つになっている。
終盤、3月26日に誕生日を迎える柳楽のために
バースデーケーキが用意されており、祝う場面
もあった。
===ライターのひとりごと===
サプライズで“あの人”が登壇してビックリ。
恐ろしいビジュアルで迫力たっぷり。本物が見られてラッキーかも。
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過去ページ60
掲載リスト |
遺書、公開。 |
雪の花 |
敵 |
室町無頼 |
阿修羅のごとく |
サンセット・サンライズ |
はたらく細胞 |
満ち足りた家族 |
うちの弟どもがすみません |
正体 |
アングリースクワッド |
カーリングの神様 |
ヴェノム |
八犬伝 |
徒花 |
後藤家の当主・後藤恵介役演じた笠松は
「アクションシーンが本当にすごい。僕は、片山監督の狂気と
柳楽さんの執念に食らいついていきました。芝居のシーンから
吸収できるものもたくさんあって、そのコントラストが絶妙です。
楽しんでもらえる作品になっていると思います」
と自信たっぷりに話す。
後藤岩男役を演じた吉原は
「アクションシーンが多かった。どう迫力を出すか、派手なシーン
にも取り組みました」と話した。
過去ページ59
掲載リスト |
破墓/パミョ |
若き見知らぬ者たち |
まる |
ぼくが生きてる、ふたつの世界 |
ぼくのお日さま |
ナミビアの砂漠 |
愛に乱暴 |
箱男 |
密告はうたう2 |
ブルーピリオド |
きみの色 |
カミノフデ |
大いなる不在 |
先生の白い嘘 |
九十歳。何がめでたい |
最後に片山監督は
「いい意味で期待を裏切る作品に仕上がりました。
楽しんでください!」。
柳楽は
「いろんなエンタメの様子がいっぱいあります。
Jドラマを世界に見せて、新たな道を切り開いて
行きたい!」と意気込んだ。
フォトセッションでは“あの人”役の澤井一希も
加わり、キャノン砲が放たれた。
柳楽は35歳の抱負を聞かれ、
「『ガンニバル』を世界にぶちかましたい!
Jドラマをみんなで盛り上げて、新たな
時代を築きたい!」と熱い抱負を会場に
伝えた。
取材・撮影 福住佐知子
3月20日より全国公開
“善い魔女” グリンダを演じたアリアナは、ベアトップの白い
ドレス姿と髪に桜の花の髪飾りをつけて人形のような可愛
らしさで登壇。
アリアナは、2017年に実施した自身のツアー「DANGEROUS
WOMAN TOUR」以来の来日となる。
「長い間、日本の皆さんと会えずにとても寂しかった。やっと来る
ことができました。ニホンダイスキ!」と日本のファンへの愛を
溢れさせて感無量の面持ち。
シンシアとアリアナは、舞台挨拶の間も終始互いに気を配り合う
姿を見せ、客席のファンに向かって
「日本の皆さんと分かち合えて嬉しい」と伝えた。
カナコの恋のお相手・長津田啓士役を
演じた中川は
「いつかお芝居出来たらなと思っていた
役者さんの一人だったので、共演できて
嬉しかったです」と話した。
自身が演じた早乙女カナコについて、橋本は
「男性恐怖症がカナコの核にあります。性的な目線を向けられる
のを忌避していて、“女性らしい”仕草をぎ落として“男らしい
女性”として自分をカテゴライズすることで生きているような
女の子で、周りからどう思われているかの自意識にとらわれて
生きています。感情面が複雑でした。長津田と再会するシーンは
特に難しいシーンでした」と話した。
“悪い魔女” エルファバ役を演じたシンシアは
「再び日本の地を踏むことが出来て、大好きな皆さんと作品を
分かち合えることがとても嬉しいです」と満員の客席に向かって
満面の笑みで喜びを伝える。
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さらに中川は
「この作品は言語化できない雰囲気を表現していかないと
いけなかったのですが、そういう感覚が共有できるような感じが
ありました。同志のような感覚で現場にいられたので、心強い
存在でした」と橋本の印象を伝えた。
吉柳は
「『白雪姫』でレイチェルさんを観た時に、なにもかもがキラキラ
していると思いました。ときめきがたくさんありました。ご本人に
お会いしても、かわいらしくて、やさしくて、白雪姫そのものだな
と思いました。笑顔が本当にステキなんです!大好きになりま
した」とゼグラーの人柄を絶賛。そして
「レイチェルさんと出会ったことで『ウエスト・サイド・ストーリー』
もいつか絶対にやると決めました」と熱い決意も口にした。
さらに、「同じ作品に出られるように頑張りたいと思いました」
と今後の夢も披露した。
橋本と中川は本作が初共演。橋本は
「共演するのは初めてでしたが、作品は
前から拝見していました。作品に対しての
準備の仕方が私と似ています。
話していても共有できる話がたくさんあって
、同志のような感覚でいられました」
と共演した感想を伝えた。
映画『悪い夏』の完成披露上映会が都内で行われ、北村匠海、河合優実、窪田正孝、
木南晴夏、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜と城定秀夫監督が舞台挨拶に集結した。
本作は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の同名小説を映画化。
「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだサスペンス・エンターテインメント。
脚本は『ある男』などの向井康介。
真面目で気弱な市役所勤務の公務員・佐々木守役を演じた
北村は城定監督作品への参加を大喜びで、「自信作です」と
客席に伝えると、
「脚本にパワーを感じました。原作を読んで自分の納得のいくもの
があったし、映画化して発進する上での良さが詰まっているなと
思ったので即オファーを受けました」と話した。
色仕掛けで佐々木を犯罪の道へといざなうシングルマザーの
愛美役を演じた河合は北村とは初共演。河合は北村の印象を
「現場で一つひとつに対してすごく真剣に向かっていることが
伝わってきたし、お芝居が大好きなんだろうな―と感じました」
と話した。
河合について北村は「共演して、スゴイ人が出てきたなぁ~って」
と印象を話し、
「一緒にやっていく中で、芝居とかシーン一つひとつにおける
見ている角度がすごく近いなって感じました。僕とは目線が同じで、
気持ちのいい時間が持てました」と話した。
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本作は1937年に発表された世界初・ディズニーの長編映画であり、世界初のカラー長編
アニメーションでもある『白雪姫』をミュージカル版として実写映画化。
雪のように純粋な心を持つ白雪姫が、強欲で外見の美しさと権力に執着す女王(ガル・
ガドット)によって支配された王国を救おうとする姿が描かれる。 監督は、マーク・ウエブ。
裏社会の住人で犯罪計画の首謀者・金本役を演じた窪田について、
北村と河合は「金本が怖かった」と口をそろえると、窪田は
「怖かった~?良かったぁ」とにんまり。
そんな窪田は
「ここにいる皆さんで、とんでもない映画ができたと思っております」
と自信をのぞかせる。
自身が演じた金本については
「悪の概念は人それぞれ違うけれど、金本は皆を救って皆を食い物
にしている。でも結構深いことも言っているんです」と分析。
また、「金本の言葉に引っ張られちゃダメ。皆を食い物にしている
人物。ダメなものはダメです」ときっちりダメ押しした。
白雪姫役を演じたのは『ウエスト・サイド・ストーリー』の
レイチェル・ゼグラー。
ステージに白いドレスに赤のガウンをまとって華やかに登壇。
「私はニューヨーク出身なので寒いのも雪もへっちゃらなんです!
この時間を分かち合えることにワクワクしています」
と声を弾ませ笑顔で挨拶。作品については、
「私にとってこの映画は本当に大事な作品なんです。皆さんに
愛していただけると確信しています」と会場に招待されたファンに
笑顔を振りまいた。
取材・撮影 福住佐知子
3月14日より全国公開
母子家庭で息子との生活に困窮し、
万引に手を染める古川佳澄役の
木南は、城定監督とのコラボは
初めて。
「ボーっとしている役でした。北村
さんとの場面はありましたが、他の
方とはほとんどお会いする場面が
無くて、ちょっと寂しかったです」
と撮影現場を振り返る。
北村が演じている佐々木の同僚・宮田役を演じた伊藤は
「私は区役所で一生懸命働いている役。城定組に参加できて
嬉しかった」と話した。
金本の愛人・莉華役を演じた箭内は
「不安や緊張もありましたが、キャストの皆さんも優しく、城定監督
がとても穏やかな方なので、安心して演じることが出来ました」
と話した
イベント中盤、劇中歌「夢に見る~Waiting On A Wish~」を、
レイチェルが英語で歌い始め、続きを吉柳が日本語で歌い、
日米2人の白雪姫・レイチェル、吉柳が歌い継ぎながら歌唱。
2人が見つめ合い、手をつないで声を重ねる場面もあり、終始、
お互いへの敬意と愛情もたっぷり込められたパフォーマンスに
会場は魅了され、大きな拍手が起こった。
吉柳はレイチェルに「来日してくださってありがとうございます!」
と感謝を伝える。
「今日初めてお会いしたんですけど、こんなに素敵な方いないっ
てくらい、ずっと優しく接してくださって。本当に感動しています」
と話した。
本作は柚木麻子の小説「早稲女、女、男」を映画化。
主人公・早乙女カナコ(橋本)と演劇サークルの
先輩・長津田(中川)との大学入学から10年間の
恋愛模様が描かれる。
監督は『ストロベリーショートケイクス』『三月の
ライオン』などの矢崎仁司監督。
橋本は金髪ヘアにフリフリのフリルのピンクのワンピース姿
で登場。
開場から「愛ちゃん、金髪似あってるよ~」「可愛い~」の声が
飛んだ。
橋本は、男勝りで素直に甘えることができない不器用な主人公
を演じた。
劇中歌「夢に見る~Waiting On A Wish~」は本作のために
書き下ろされた1曲。レイチェルは、
「ディズニープリンセスの作品には願いを歌う曲というのが必ず
あって、今回もそういったソングを新たに作ろうということで出来
た曲です。自分自身の中に、ありのままの自分を見つけるまで
の葛藤、そして父が望み、彼女自身もなりたいと願っている
リーダー像への思いを歌っています」と紹介した。
映画『早乙女カナコの場合は』完成披露上映会が
都内で行なわれ、橋本愛、中川大志、臼田あさ美、
中村蒼が舞台挨拶に登壇してクロストークを行なった。
愛美に肉体関係を強要する佐々木の先輩・高野役の毎熊は、城定監督作品へは6度目の参加。
「これまで城定監督は(撮影が)メチャクチャ早かった。今回はインティマシー・コーディネーター
が入っての話し合いもあって、いつもよりはゆったりやっていた印象です」
と撮影現場について話した。
城定監督は
「これだけのキャスト陣が
そろっていたので、僕が
やることはなかった」と
キャスト陣への信頼を
明かした。
北村は
「城定監督はほんとに撮影が
早くて、スタッフの皆さんも
熱量のある方が多かった」
と充実の現場だった様子。
「クズとワルしか出てこない」という本作にちなんで、キャスト陣が自分の「悪いところ」を告白。
北村は「サプライズが苦手です!」。 河合は「方向音痴」。 窪田は「10000円札で10円のガムを
買ってやった」。
伊藤は「友だちのアイスを食べた」。 木南は「ハマリ性で、飽き性」。箭内は「一口ちょうだいと
言って、一番美味しいところを食べちゃう」。
毎熊は「目つきかな」。
毎熊の「目つき」について城定監督は「僕も最初に会ったときは、すごく怖かった。でも話したら
優しかった」と笑って告白。
圧巻の美しい歌声で会場を魅了したレイチェルは、「才能溢れる方(吉柳)と共演することが出来て
嬉しい」と満面の笑顔。2021年から今作に関わっていることを明かしたレイチェルは、
「今まで楽曲を何度も聴いているのですが、そこに咲良さんが新しいものをもたらしてくださいました。
全く新しい楽曲のように自分の耳に響いてきたのは、咲良さんの才能によるものだと思っています」
と吉柳の歌唱力を絶賛した。
鷹野亜衣子役を演じた臼田は真っ赤なワンピース姿で登壇。
「私は愛ちゃんをリスペクトしています。今回作品への姿勢を
見て、より尊敬の念が湧きました。共演できて良かった」
と笑顔。
自身の役柄については
「しっかりと自分の未来について考えている役で、大人パート
を担当しているなと思います。もどかしいシーンか多い、
切ない役です」と話した。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』ジャパンプレミアが都内で行われ、ふたりの魔女を演じた
シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが来日。ジョン・M・チュウ監督と共に舞台挨拶に
登壇した。
当日は、日本語吹替版キャストを務めた高畑充希、清水美依紗、kemio、ゆりやん
レトリィバァが花束を持って駆けつけた。
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終盤、青春時代にやりたかったことを披露するコーナーがあり、
岡田は若いころから俳優の仕事をしていたので修学旅行に参加できなかったことを嘆いた。
ロズに育てられ、立派に成長していく雁のキラリ役を務めた
鈴木は「他のキャラクターたちを演じた皆さんの声が皆さん
素敵でした。世界観がさらに広がった感じ」とコメント。
木戸は「ダンスをやっとけば良かった。リズム感は大切ですよね」としみじみ。
広瀬も共感。岡田も「僕は歌とダンスがNG」と打ち明けた。
いとうは声優に初挑戦。
「映像も美しく、感動的で心温まる作品です。観終わった後に、
心の中に温かいものが続いていきます。私は、たくさんの
子どもたちを逞しく育てロズをサポートするオポッサムの母親
ピンクシッポ役を“肝っ玉母さん”の感じで演じました」と話した。
最近ハマってしまったものを話すコーナーで、広瀬は「ぶりしゃぶ。本当に美味しくて…。最近、
すごい量を食べてしまいました(笑)」とすごくハマっている様子。
木戸は「巨大な豚のショーガ焼き」。
岡田は「毎日2リットルの水」をあげ、「最近の岡田は元気です!」と水アピールをしていた。
最後に根岸監督は
「大事に観てやってください」と
リクエスト。
広瀬は
「ゆがんだいびつな愛と青春の
物語。皆さんにどんなふうに
伝わるのか、観ていただける
ことへの嬉しさと不安でいっぱい
です。
ぜひ見届けていただけたら…」
とメッセージを送ってイベントは
終了した。
ず―っと笑顔のクリス監督は
「素晴らしい演技を見せてもらいました。
キャラクターたちに息が吹き込まれ
ました。感謝でいっぱいです。
素晴らしいキャストたちに“ありがとう”を
何度言っても足りません…」
と綾瀬たちに感謝を伝えた。
終盤、監督からキャスト一人ひとりへ各キャラクターの
直筆イラストがサプライズでプレゼントされる場面があり、
キャスト陣は「嬉しい! 最高!」「宝物にします!」
などと大感激だった。
一方、吉柳も
「こんな夢みたいなことがあるんだと、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。曲は聴き続けていたので、
今、隣でレイチェルさんの歌声を聴けて幸せです。映画の中で見ていた白雪姫が目の前にいると
思うと、気持ちが高鳴ります」と胸いっぱいの喜びを噛みしめる。
2人は歌唱後、壇上でハグをして互いの歌の才能を称賛しあった。
音楽と魔法が彩る感動のエンタテインメントを演出したチュウ監督
(「クレイジー・リッチ」「イン・ザ・ハイツ」)は、4度目の来日。
「日本の観客の皆さんは最高です!日本のすべてが好きです!」
と大きな笑顔で挨拶。
世界的なヒットを記録している本作について、チュウ監督は
「正反対のふたりが“違い”を乗り越えて友情を結ぶ姿は、
世界中の人たちが求めている美しい物語なのだと思います。
ふたりの成長が描かれていて、これは、世界中の人たちが
欲していることだと思います。
才能溢れるふたりをキャスティングすることが出来て本当に
ラッキーでした」と伝えた。
吉沢洋一役を演じた中村は
「橋本さんとは3回目の共演になります。
橋本さんは金髪になって、だいぶ突き抜け
たかなぁ~」と話す。
自身の役柄については
「監督からは常に優しくと言われました。
でも優しさが人を傷つけることもあります」
と話し、難しい役だったようだ。
本作は20年以上も名作ミュージカルとして愛され続けているファンタジーミュージカル。
魔法と幻想の国オズにある“シズ大学”で出会ったふたりの魔女の運命が描かれた
児童文学「オズの魔法使い」に登場する魔女たちの知られざる物語が描かれる― 。
第97回アカデミー賞で10部門ノミネートされている。
オフィシャルサイト
最後に城定監督が「これだけのキャストが揃いました。自信作です!楽しんで観てください!」。
北村は「自信を持って面白い映画だと言える作品ができました。全員がぶつかり合って、
見ごたえのあるシーンたっぷりの作品になっています」と伝えた。
そんな吉柳にレイチェルは、
「2人ともジュリエットを演じたことがあるという縁もあります。咲良さんは音楽性にも富んでいて、
そんな彼女に白雪姫を演じていただけたことで、この作品に光がもたらされました。こんなに
ステキで、かわいらしい人はいないんじゃないかと思います。日本に来られて、新しい、すばらしい
友だちと出会えました」と伝えた。
また、橋本は「カナコと自分は似ている」と言い、「他人からどう
見られているのかを常に気にしている。今は落ち着いて、自分を
客観視する意味で必要な目線を持っているけれど、過去は『こう
見られたい』という欲求や恐怖におびえている時期が長かった
ので、カナコを見ていて懐かしいという部分がありました」と話した。
そして「恋愛恋愛したくない恋愛で新しいストーリーになって
いるんじゃないかな」と作品をアピールした。
シンシアは
「ファミリーのような関係を築きながら映画を作れたことは本当に
素敵でした」と話し、アリアナも
「私が22年間愛し続けてきたこの作品は、自分自身であり続ける
ことに恐れを抱かなくてもいいと語ってくれています。
怖がらずに自分らしくいることの大切さを伝えている物語です。
このふたりと作品をつくりあげることが出来て、とても光栄でした」
と感謝を伝えた。
取材・撮影 福住佐知子
取材・撮影 福住佐知子
2月7日より全国ロードショー
2月21日より全国ロードショー
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===ライターのひとりごと===
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綾瀬さんの優しい声がロズにピッタリと、だれも大絶賛。
明るくて可愛くて、楽しい作品。 おススメの一本です。
ドリームワークス・アニメーションの新作『野生の島のロズ』の完成披露試写会が
都内で行なわれ、クリス・サンダース監督が来日。
日本語版声優を務めた綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らと舞台挨拶に
出席し、作品についてクロストークを行った。
取材・撮影 福住佐知子
3月20日より全国公開
ディズニー映画『白雪姫』の公開を前に、白雪姫を演じた米女優のレイチェル・ゼグラーが来日。
都内で行われた歌唱イベントに、プレミアム吹替え版で白雪姫を演じた吉柳咲良と共に、
白雪姫が迷い込んだ不思議な森を彷彿とさせるような特設ステージに登壇し、来日プレミアム
ライブを行った。
映画のプロモーションでの来日は初めてのレイチェルは
大勢の友人たちと一緒に来日したことを明かし、
「今回は友人たちと一緒に来日しているのですが、友人たちと
ディズニーシーへ行きました。ファンタジー・スプリングスの
街並みは本当に素晴らしかった。日本滞在を楽しんでいます」
と笑顔がこぼれた。
また、「全員が日本文化に憧れていて、抹茶のキットを買って
帰りたいと言っています(笑)」と嬉しそうに話した。
取材・撮影 福住佐知子
3月7日より全国ロードショー
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
橋本さんの金髪ヘアに驚かされました♡ピンクのフリルドレスもイメージチェンジ
ですね。今後どんな女優さんになっていくのか楽しみです。
清水は「グリンダのキャラクターに驚かされたことは?」と質問すると、
アリアナは「驚きと言っていいのかわかりませんが、彼女の強さの部分ですね。彼女は面白くふざけて
いるような一面もあるのですが、自分自身を信じている人。いろんな側面を持っている、その幅がとても
好きです」と答えた。
綾瀬は、ロズがお調子者でずる賢く臆病ものだが、
ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネの
チャッカリ(柄本)と対話することが多かったことに
触れ、
「チャッカリがものすごく感情豊かで(アフレコが)
楽しそうだなと思っていました」と分析する。
グリンダの友人ファニー役を務めているkemioから
「プレミア上映ツアーの最後に日本に来てどうですか?」
と問われたチュウ監督は
「映画を観た皆さんが歌ったり踊ったりして
くださるのがとても嬉しい」と喜びを表す。
また、シェンシェン役のゆりやんから
「作品を作る中で印象に残っていることは?」
と聞かれ、チュウ監督は、
「リハーサルのときに、シンシアとアリアナが
私のオフィスに来て、床に座って一緒に
ナッツを食べながら台本にいろいろと
書き込んでいきました。
あのリハーサルは忘れられません」
と素敵なエピソードを語った。
悪とクズがわんさか出てきます。実力派の俳優たちの演技で
すっかり魅了されました。見ごたえたっぷりの作品に仕上がっています。
演技についてシンシアは
「身体能力が必要で、歌唱もする役です。『ディファイング・
グラヴィティ』は飛んでいるときの気持ちがわからなければ
歌えないと思い、トレーニングをして自分で飛びながら
同時に歌えるレベルまで持って行けたのは、スタントの
専門家とボーカルコーチのおかげです」と感謝。
撮影現場でリアルに歌ったことで、「この瞬間を生きて
いると感じることが作品をよりリアルにしてくれました」
と役に愛情を注ぎ、真摯に役に取り組んだ様子を告白した。
映画『ゆきてかへらぬ』の完成披露舞台挨拶が都内で行われ、主演の広瀬すず、
共演の木戸大聖、岡田将生、メガホンを取った根岸吉太郎監督が主席して
クロストークを行った。
本作は大正時代の京都と東京を舞台に、3人の男女による出口のない壮絶な三角関係と
青春が描かれる。『セーラー服と機関銃』、『ツィゴイネルワイゼン』の田中陽造の脚本を
根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取って映画化。
第54回ロッテルダム国際映画祭のビッグスクリーンコンペティション部門への出品が決定
している。
本作はドリームワークス・アニメーションの30周年
記念作品。ピーター・ブラウンの童話「野生の
ロボット」シリーズが原作。
無人島に漂着した最新型ロボットのロズ(綾瀬)
が、大自然の中で野生動物たちと共に生きて、
島の危機を乗り越えていくさまが描かれる
感動のストーリー。
中川は、長津田について
「めんどくさい男、プライドは高いし、うんちく男。とっつきにくい。
でも内側はモロくて弱い人間味のあるキャラで、そこがチャー
ミング」と分析。作品については
「タイトルがすごくいいなと思っています。この映画の世界が普段
生きている世界と地続きでつながっていればいいな」とコメントした。
イベント終盤には作品の内容にちなんで「10年前と変わったこと」
について話すコーナーが。
中川は
「今、自分みたいな16歳がいたらぶっ飛ばすと思うくらい生意気
でしたね」と振り返り、「10年前は完璧にやりたいタイプだったけど、
(今は)自分の失敗も許せる範囲が増えて丸くなりました」と話した。
橋本は
「19歳の頃とは違って、私は大変身しました。5~6年前からインドア
からアウトドアの生活になって毎年、夏は海、冬は雪山、春は桜、
外に出て自然と遊ぶことをやり始めました。過去の自分はぶっ飛ば
したいけれど、どれだけ後悔しても“頑張っているね!”って、拳を
突き合わせて抱きしめてあげたい」と話した。
===ライターのひとりごと===
レイチェルと吉柳は、イベント終了後は、
セルフィ―を撮ったり、会場に集まった
ファンとのふれあいを楽しんだ。
===ライターのひとりごと===
取材日は取材陣にカイロが配られるほどの小雨降る寒い1日となりました。
でも、美しいステージでのレイチェルと吉柳さんの生歌唱は圧巻。
素晴らしい歌声に魅了されました。♡♡♡
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最後にレイチェルは会場を見渡し、
「今日は白雪姫のコスプレをして来てくれる人もいて、
とっても心が温まりました。私はオリジナルのアニメ
を観て、そのとき感じたことをこれまで大切にして
きました。そしてほかのディズニープリンセスにも
インスパイアされながら育ってきました。この作品が
若い方にとって、そういう作品になってくれればと
思っています」と願いを込め日本語で、「観てね!」
と茶目っ気たっぷり伝えた。
日本でやりたいことを聞かれるとシンシアは、
「ファッションと物を書くことが大好き。文房具が好きで、美しい万年筆が欲しい。すごくイケてる
ヴィンテージのショップも訪れてみたいです」と告白。
アリアナは日本に着いてすぐに一緒に来日している両親とショッピングに行ったことを明かした。
会場から大きな拍手で迎えられたクリス監督は
「自分のキャリアの中で、ここまで皆さんにお観せ
することが嬉しい作品はありません。
どうぞ楽しんでください!」と大きな笑顔で作品を
アピールした。
女優・長谷川泰子役を演じた広瀬は、作品について
「撮影は2年ほど前になります。40年以上も前に
田中さんの書かれた台本を今のこの時代に生きる
我々がどんな解釈をしながらその世界に入っていくのか、
ある意味で本当にすごいチャレンジだなと思いました。
皆さんがこの映画をどう捕らえるのか興味があります」
と話した。
イベント後半、日本語吹替版キャストの高畑充希、清水美依紗、kemio、
ゆりやんレトリィバァが花束を持って登壇した。
ロボット・ロズ(ROZZUM 7134)の日本語版声優を務めた
綾瀬は
「今日、監督が来日されて、ご一緒にご挨拶することが
出来てとても嬉しいです。心の温まる作品なので最後まで
楽しんでください」と満員の客席に向かって笑顔で挨拶した。
高畑は以前、シンシアの来日公演に足を運んだことを明かし、「今日、お会いできて感動しています」
と感激しきり。
清水はアリアナの大ファンで「毎回新しい姿を見せてくれるアリアナに、すごく勇気をもらっていた」
と伝えた。
自身が演じた康子役について広瀬は
「男女の関係性や距離感、全部がすべて新鮮でした」
と話し、
「それぞれが個々に感じたものを大切にしながら、
悩みながらその場で演じている現場でした。3人の
関係性が激しく、皆から伝わってくる熱量に疲れました。
体力がいりました(苦笑)」と真摯に取り組んだ様子を
話した。 さらに、「康子は、毎日何かを削りながら
生きているような女性で、見ていただければきっと
伝わるんじゃないかなと思います」と話す。
そして、「すごく格好良くて一周回って潔い。気持ちの
いい役でした」とにっこり。
アニメーション作品の大ファンだという柄本は
「監督にお会いできて、めちゃくちゃ嬉しいです!」と大喜び。
鈴木も「自分が声を入れる前から作品のファンになって
しまって、監督に会えて僕もすごく嬉しいです!」
と大興奮。
演じたロズについて綾瀬は
「ロボットなので感情がなくプログラミングされたことしか
しゃべらないのですが、ひな鳥と出合って育てることで愛が
芽生え、感情が出てきて母親のような気持ちになって、
徐々にプログラミングされたことを越えた気持ちになって
いきます。ロボットが成長して進化していく姿をどのように
演じていくかというところが難しかったです」
とアフレコを振り返った。
不世出の天才詩人・中原中也役を演じた木戸は、演じるうえで相当の
プレッシャーがあったことを明かし、
「中也という人物は多才な人で、ローラー・スケートなんかも出来るん
です。僕は全く出来なくて…」と苦悩の表情。
長いマントを着た中也がヒラヒラと舞うように滑る姿にこだわったという。
「根岸監督がギリギリまでこだわってくださったのが良かった」と話す。
また、「泰子とはフィジカルなぶつかり合いが多くて、プロレスのような
場面もあって体力的にも勝負な役でした(苦笑)」と打ち明ける。
広瀬は「まるでアクション映画みたいでした」と打ち明けた。
木戸はニガテなダンス・シーンに苦労したことも話していた。
また、作品を観た感想を聞かれた綾瀬は
「日本語だと集中して映像に見入れるので、最初に
(英語版で)観たときに気づかなかった(きつねの)
チャッカリの小さな手の動きやしっぽの動きや表情を
鮮明に見ることができました。
他の動物のキャラクターもそうですが――。
なので、日本語版が一番泣きました!」
と素直に打ち明けて会場に笑いを誘った。
最後に中川は
「皆さんに寄り添えるような映画になっています」。
橋本は
「自分らしく生きるって何なんだろう。自分の人生の主導権を
取り戻す映画になっていると思います」と作品をアピールした。
アリアナも
「できる限りの準備とトレーニングをしました。撮影セットに入ったときに心配なく自分がそこに
いられるように十分に備えました。『ポピュラー』ではアドリブも入れたので、シンシアの
リアクションをその場で感じられました」と現場の様子を伝えた。
エルファバ役を演じた高畑が「シンシアさんは舞台と映像分野で活躍されていますが、パフォーマンス
の観点で、意識して演じ分けている部分はありますか?」と質問すると、
シンシアは「何より大事なのは真実に迫ったリアルを発信することだと思います」と答えた。
文芸評論家・小林秀雄役を演じた岡田は
「たくさんの資料を読みました。文章から色気が溢れていたので、
そんな色気が出せるように苦労しました」と話す。
それを聞いて広瀬と木戸が「色気出てた~。あったよね!」
と声をそろえて伝え、岡田を照れさせた。
最後にチュウ監督は「愛を注いで映画を作りました。
その愛を感じていただけると思います。楽しんで
ください!」。
シンシアは
「日本ダイスキ。アリガトウゴザイマス」と日本語で
コメント。「来日してから、ずっとアリアナから日本語
を教わっていたんです。映画を楽しんでください」
とにっこり。
アリアナも
「日本に来るのをず~っと楽しみにしていました。私の
心は本当に感謝でいっぱいです。日本ダイスキ!」
と伝えた。
根岸監督は
「今は大正や昭和を舞台にした作品を撮る場所がなかなか
無い」と嘆き、中也の自宅はセットを組んで撮影したことを
告白。
「俳優たちがその場で生きていられるように苦労しました」
とこだわりを吐露した。
瓦屋根が雨に濡れた美しさなど見どころとなっている。
広瀬は「衝撃的なセットで素晴らしかった!」と称賛。
柄本は綾瀬が演じたロズについて
「ロズは心が芽生えてくるまではロボ・ロボ(ロボット・ロボット)
しているのですが、心を得てからの変化は、観ていてとっても
素敵でした」と綾瀬を称賛。
それを聞いて綾瀬が、おもわず「サンキュー!」と感謝の言葉を
返すと、柄本が「ユー・アー・ウェルカム!」と答え、そんな二人の
やり取りに会場が笑いで包まれた。
さらに柄本は
「作品にクリス監督のこだわりがたくさん感じられました」と感想
を述べ、「チャッカリの寂しがり屋で見栄っ張りなところが出せ
ればいいなと演じました。苦労したところを聞かれると、英語と
日本語のワード数を合わせるが大変でした」と話した。
白いドレス姿でまるで妖精のようなアリアナと全身タトゥーのシンシア。
ふたりの魔女の来日で、久しぶりの華やかな舞台挨拶となりました♡
大正ロマン香る艶やかな黒の着物姿で登壇したすずちゃんの美しさに
客席の視線はくぎづけ。すっかり大人になって、すずさんと呼んだ方がしっくり。
今後の活躍にもますます期待が持てます。
===ライターのひとりごと===
===ライターのひとりごと===