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映画『雪の花 ―ともに在りて―』
の公開記念舞台挨拶が都内で
行われ、主演の松坂桃李、共演
の芳根京子、役所広司とメガホン
を取った小泉監督が出席して
クロストークを行った。
シネマプレイスの生撮りスター情報はオリジナル写真を使用し、タイムリーな映画情報をお届けしています
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雪の花
 
 室町無頼
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 サンセット・サンライズ
 はたらく細胞
 満ち足りた家族
 うちの弟どもがすみません
 正体
 アングリースクワッド
 カーリングの神様
 ヴェノム
 八犬伝
 徒花
[1月25日アップ]
次回以降は『私にふさわしいホテル』『BLUE FIGHT』
『野生の島のロズ』『嗤う蟲』などを順次掲載予定です。
1月24日より全国公開
取材・撮影 福住佐知子

さらに、雪山を越えるという過酷な撮影もあったことを
明かした松坂だが
「良策の不屈の精神が折れなかったのは、素晴らしい妻が
いたからです―」と隣の芳根に感謝の目をむける。
松坂は
「役所さんが演じる鼎哉先生の授業を受けられる感覚が
楽しくて、毎日がいい時間でした、鼎哉先生の言葉で
『名を求めず、利を求めず』という言葉が印象に残っています。
そのセリフを聞いて僕にも言われているような刺さり方がしました。
今まで全く味わったことのない感覚でした―」
と役所へのリスペクトの気持ちを吐露した。
それを聞いた役所は、「先輩を立てて、褒めてくれてありがたい
ですね~」とにっこり。
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役作りについては
「未曾有のウイルスをどう治していったらいいかという
プロセスが、とても大変でした。何よりもウイルスへの
恐怖は、昔も今も変わらないんだなというのを実感
しました」と話した。
良策が教えを請う京都の蘭方医・日野鼎哉役を演じた役所は
「誠実で志に向かって諦めない良策という役は、松坂くんに
ピッタリ。普段の松坂くんが良い人なのかどうかは知りません
けれど…(笑)」と会場を和ませるコメンをトして笑いを誘い、
「この役は、松坂くんしか思い浮かばないような役。男でも
惚れちゃう感じがします」と称賛。
役所から褒められた松坂は「今日はゆっくり眠れそうです!」
と満面の笑みだった。役所と松坂は5度目の共演。
松坂は、
「朝、現場に入ると照明もカメラもすべてセッティングされて
いて、テストの後に本番という早い流れで撮影が進んで、
昼過ぎか、遅くとも午後3時頃には終わります。
その後は翌日のリハーサルや本読みをするという充実した
時間を日々過ごしていました」
と小泉監督の撮影現場を振り返った。
芳根は、
「殺陣の撮影のときには監督が『芳根京子はこんなもんじゃない』って言ってくださったり、太鼓の
練習場に何度も来てくださいました。小泉監督が鼓舞してくださることがモチベーションに繋がり
ました」としみじみと話した。
芳根は太鼓のバチさばきが今も体に染みついているそうで、凛々しくポーズを決めて見せ、
会場から大きな拍手を浴びた。
終盤、“諦めないで、成し遂げようとした人物”笠原良策にちなんで、今年成し遂げたい目標を
聞かれると、松坂は
「年始に体調を少し崩しましたが、今後は体調を崩さないという強い意志で完走しようと心がけて
います」と力強く宣言。
芳根は「“今を全力で”という事を心がけているので、撮影中は無事故、無怪我で完走するのが
目標です!」。
役所は「職業柄、今年もお客さんに楽しんでもらえる作品になるように頑張ります!」
とそれぞれに意気込んだ。
本作は吉村昭の同名小説を
映画化。
江戸時代の末期を舞台に、
天然痘と命がけで闘った
福井藩の一人の町医者・
笠原良策(松坂)と、その妻・
千穂(芳根)の愛と感動の
実話が描かれる。
最後に小泉監督から、本作の撮影を担当しており、
黒澤組の名キャメラマンだった上田正治さんが
今年の1月16日に87歳で亡くなられた事の報告が
あり、追悼の言葉が述べられた。
「上田さんとは50年近く、ずっと一緒にやってきた。
残念です。上田さんにとって本作が最後の作品に
なります。
彼の映像の素晴らしさはスクリーンでなければ
観れないと思いますので、上田さんのキャメラを観るつもりで、
劇場に足をお運びください」と呼びかけた。
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 大いなる不在
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実在の人物である町医者(漢方医)笠原良策役を演じた
松坂は
「時代劇は以前芳根さんとご一緒した『居眠り磐音』(2019)
以来。改めて、時代劇っていいなって思いました」
と目を輝かせた。
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お終活 再春!
碁盤斬り
コードギアス
ミッシング
不死身ラヴァーズ
映画 きかんしゃトーマス
TOKYO VICE
おしりたんてい
FLY!/フライ!
PLAY!
SHOGUN
良策の妻・千穂役を演じた芳根は、
「撮影中はすごく緊張していましたが、小泉監督は自然をも
仲間にしてしまう方で、緊張しているのに自然の音が耳に
入って来るという心地よい穏やかな現場でした」
と充実の笑顔で話した。
芳根と小泉監督のコラボは映画『峠 最後のサムライ』
(2022年)以来。
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 身代わり忠臣蔵
 サイレントラブ
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 翔んで埼玉
 アクアマン
 ある閉ざされた雪の山荘で
 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
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また、松坂は芳根の太鼓を演奏するシーンを絶賛。
「現場で久しぶりに会ったときに、芳根さんの手首がテーピングだらけで、どれだけ大変なこと
だったんだろうって―。
撮影が終わったとき芳根さんは泣き崩れましたが、あれは忘れられないですね…」
と感動を口にした。
松坂も
「小泉監督がおっしゃる通り、上田さんにしか撮れない作品です。
物凄いエネルギーとパワーのある撮影中の上田さんの姿を
見られて僕は幸せだったと感じています」と報告し、
「そういった素晴らしいスタッフ・キャストが作り上げた作品なので、
作品を観た後に『雪の花 ―ともに在りて―』の感想を多くの人に
繋いでくださると幸いです」と客席にメッセージを送った。
オフィシャルサイト
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 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
ほつれる
ホーンテッドマンション
スイート・マイホーム
リボルバー・リリー
高野豆腐店の春
こんにちは、母さん
春に散る
―本作の記念を公開して“鏡開き”も行われた―
===ライターのひとりごと===
本作が遺作となった名カメラマン上田正治さんの美しい映像を目に焼き付けて
ください。役所さん、松坂さんの演技と芳根さんの殺陣と太鼓のバチさばきからも
目が離せません。
https://movies.shochiku.co.jp/yukinohana/
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取材・撮影 福住佐知子
[1月18日アップ]
1月17日より全国公開
映画『敵』の都内で行われプレミア上映会をリホート。
舞台挨拶には12年ぶりの映画主演となる長塚京三、共演者の瀧内公美、河合優実、
黒沢あすかとメガホンを取った吉田大八監督が登壇した。
オフィシャルサイト
本作は、筒井康隆の同名小説を『桐島、
部活やめるってよ』などの吉田大八監督
がモノクロームで映画化。
穏やかな生活を送っていた元大学教授
(長塚)の前に、ある日見知らぬ「敵」が
現れ、平穏な日常が壊されていく…
という物語。
2024年度、第37回東京国際映画祭
コンペティション部門に出品され、東京
グランプリ/東京都知事賞、最優秀
監督賞(吉田大八)、最優秀男優賞
(長塚京三)の3冠に輝いた。
長塚京三さんの円熟味を増した演技に魅了されます。
三人の女性たちはそれぞれに美しく、モノクロなのに“色つきの女たち”
のようですよ。大きなスクリーンで堪能してください。
当日欠席となった是枝監督からは、ビデオメッセージが
届いた。是枝監督は向田作品のファンで
「この作品をほかの監督に絶対撮らせたくない」と八木
プロデューサーに話していたことを明かし、「『阿修羅の
ごとく』はドラマの頂点。いつかその時代の一番の女優
たちと撮りたいと思っていました。若いころから抱いていた
夢を実現することが出来ました」と確かな手ごたえを話す。
また、
「宮沢さんと尾野さんだけだと収集がつかなくて…(笑)。
蒼井さんがうまくまとめていただいて…。
すずが一番しっかりしていたと思います(笑)。
みんな楽しそうでした」と4人の女優について話した。
映画を鑑賞し終えた観客の前にキャスト・監督が登場。
大きな拍手が起こるなか、赤血球役を演じた永野は
「みなさんと一緒に初日を迎えられて嬉しい気持ちで
いっぱいです。みなさんの拍手が温かくて安心して
います」と笑顔で感謝を伝える。
震災で哀しい過去を持つ百香のことを愛する4人組の存在が
作品を盛り上げている。“モモちゃんの幸せを祈る会”の
メンバーのひとり、タケ(高森武)役を演じた三宅は
「タケは4人のメンバーのなかでも気が短いタイプの役柄。
あまり普段は怒らないので、頑張ってやりました」と話す。
菅田と井上は、そんな三宅の演技を「新鮮だった」と称賛した。
暴れて居酒屋の椅子を壊してしまうシーンはハプニングだった
そう。
岸監督は「いいシーンが撮れた」と大満足。

取材・撮影 福住佐知子

取材・撮影 福住佐知子
===ライターのひとりごと===
[11月30日アップ]
12月6日より公開
オフィシャルサイト
後半、タイトルにちなんでキャストたちが
横浜の“正体”についてフリップに書いて
語り合う場面があった。
2022年春にクランクイン予定だったがコロナ禍で撮影が延期。
さらに、上田監督がコロナになって撮影は上田監督のリモート
演出で行われたという。
前代未聞の演出方法となり、内野が
「コロナ禍で監督が罹患してしまい撮影が止まるのかなと
思ったら、『やります』と言ってリモートで演出してくれたん
です。まさに『カメラを止めるな!』状態」と打ち明けると、
会場に笑いが起こった。

取材・撮影 福住佐知子
[11月23日アップ]
11月29日より公開
キャスト陣の登壇後、長塚と吉田監督にサプライズで受賞のお祝いの花束が贈られ、
大きな拍手が起きた。

===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
5000人のエキストラが集結した一揆のシーン、長尾さんのアクションシーンと
見どころがいっぱい。大きなスクリーンで堪能してください。
原作にはない人間パートで参加した芦田と阿部は大人気ドラマ「マルモのおきて」(2011)共演
以来の親子役。
芦田は
「面白い部分は面白く、シリアスな部分はシリアス。その(芝居の)ギャップを間近で見れることが
嬉しかったです!」とにっこり。
阿部は
「本当に久しぶり。そんなに高いヒールを履くようになったんだね」と芦田の成長ぶりに父親目線
で目を細め、会場をほっこりとした空気に包み込んだ。
作間は
「普段から気心知れている仲間なので、撮影はやりやすかったです。初号(試写会)を観て、
改めて『安心できる仲間だな』と思いました」と当時を振り返る。
畑は自身が演じた役柄について
「どちらかというと肝っ玉母さん的な部分があって、チャキチャキしているんです。ユーモアが
作品に入ったらいいな~と思いながら演じていました」と振り返った。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
脱税を働く橘大和役を務めた小澤は、逆らう者を徹底的に排除する
カリスマ社長役を怪演。
「脱税王という初めての役ですごく面白かった」と話し、なぜか手を
上げて客席に向かって「納税しよう!」と呼び掛けて会場に笑いを
誘った。
撮影に4年も掛かった大作です。
ストイックな横浜さんの渾身の演技が素晴らしいですし、
いくつもの顔に変身する姿も見どころですよ。
オリジナル版はトム・ハーディがエディとヴェノムを一人二役で
演じているが、日本語吹替版はヴェノムを獅童で、エディ役を
諏訪部が担当してタッグを組んできた。
今回はエディのセリフにヴェノムが被ってくるパートが多くて
吹き替えが大変だったそう。
“セカンド”の牛山沙帆役を演じた白倉は、撮影中は周りを笑わせるムードメーカーだったそう。
「コミカルなキャラでしたが、私自身も面白いのでコントロールはしていました」
と人懐っこい笑顔を見せた。
バイススキップとも呼ばれる“サード”江藤実乃梨役を務めた長澤は
「カーリングか好きだから楽しんでやっていました」と笑顔。

“リード”役の中澤優芽役を務めた泉が
「撮影初日に激昂する場面を取りましたが、難しかったです」と話すと、本木監督が
「良くあそこまで怒ってくれたなって―。頑張ってくれました」と称賛した。
高島も
「監督と“最近の若い俳優たちはセリフがしっかり入っていてすごいね~”と話していました」
と共演者たちの奮闘振りを称えた。
ヴェノムの変化や成長について獅童は
「最初の頃は凶暴で、ただ暴れ回っていたけれど、だんだん
人間味あふれる愛らしいキャラになっていった」と説明。
諏訪部も
「寄生されて、どうしたもんかと思っていましたが、いまとなって
は相棒ぶりが深まっています」と説明した。
見どころを聞かれた獅童は
「ヴェノムが劇中で歌を歌うシーンがあります。僕自身が
歌ってるので楽しんで欲しい」とアピール。
諏訪部は
「可愛い家族が出てきます。特に子どもがとても可愛い
です」とコメント。
2人とも話したいことはたくさんあるものの上映前なので、
ネタバレ回避に必死な姿を見せて会場に笑いを誘った。
都内で行なわれた映画『八犬伝』〈正義で何が悪い〉ヒーロー談義付き特別試写会
(曽利文彦監督)の舞台挨拶に藤岡真威人と父の藤岡弘、が出席。
2人の仲良し親子トークイベントをリポート。
本作は1842年に完結してから200年近くの時を超え、現代のエンターテインメントに多大な
影響を与え続けている滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」をモチーフにした山田風太郎氏の小説
『八犬伝 上・下』(角川文庫)を、『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦監督
が実写映画化。
時代を超えて多くの人々の心に響き、愛され続けている“勧善懲悪”をテーマに八犬士たちが
正義を貫き、悪を討つ姿がダイナミックに描かれている―。

取材・撮影 福住佐知子
[10月19日アップ]
10月18日より公開
武内監督は、「今回は、人生で一番難しくて苦労の大きな作品でした。それが初日を迎えられて
良かった」と充実の笑顔だった。

取材・撮影 福住佐知子
11月22日より公開
織山が
「ここまでキュンキュンする映画はなかなか無いので新鮮でした。畑芽育さんと近い距離で
目を合わすシーンは緊張しました」と話すと、畑も
「お美しい顔がすぐ目の前にあって緊張しました(笑)」と同調。
内田は
「先輩たちは演技がうまくて見習いたいです。織山くんは泣く演技が良かった。凄いな~と
思いました」と先輩たちの演技に尊敬の眼差し。
那須は
「騎馬戦のシーンがオススメ。躍動感がある」とアピール。
[11月16日アップ]
チャン・ドンゴンは「海外の映画祭では、文化の違いが
あるにもかかわらず、たくさんの良い評価がもらえました」
と充実の笑顔。また
、「日本で公開され、観客の皆様が本作をどう観るのか、
とても楽しみでワクワク、ドキドキしています」と話した。
本作は、2023年のトロント国際映画祭でのワールド
プレミアを皮切りに、約1年間で20以上の映画祭で入選を
果たし話題となった。
韓国では昨年秋に公開され大ヒットを記録している。
映画『正体』の完成披露舞台挨拶が都内で行なわれ、主演の横浜流星、共演の山田孝之、
吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈とメガホンを取った藤井道人監督が
出席して作品について語った。
客席に向かって、それぞれの寝間着(パジャマ)姿を
発表した5人。大歓声で迎えられた。

普段はどんなパジャマを着ているのか聞かれ、
糸役を演じた畑は「みんなの着ているパジャマのほうが
可愛い―」とうらやましがり、
長男の源役を演じた作間は「スウェットですね。そのまま
コンビニ行けるみたいな格好が多いです」と話す。
「番組で、衣装で着用したものをそのまま買い取りました。
青い色で、襟があるものが気に入って着ています」
と明かしたのは、次男の洛役を演じた那須。
三男の柊役を演じた織山も「雑誌で着たものを買い取り
ました」と明かした。
本作は、染井為人の同名小説(光文社文庫)の映画化。
一家殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜)の逃走劇を
描いたサスペンス。鏑木(横浜)が自身の冤罪を晴らすための343日間が描かれる。
横浜は
「サスペンスですが、エモーショナルな人間ドラマになっています。4年の月日を経て
完成して、本日皆さまにお届けできることを嬉しく思います。自分の中でも一つの集大成
となった作品になりました」と感慨深げに挨拶した。
本作はシリーズ累計250万部突破のオザキアキラによる同名人気少女コミックが原作。
母の再婚をきっかけに、女子高校生・成田糸(畑)が4人の弟たち(作間、那須、織山、
内田)の姉となって同居生活を始める“ゼロ距離”ラブコメディ。
本作へのオファー時を振り返ってチャン・ドンゴンは
「今まで自分は、ゾンビや殺し屋など非現実的なキャラクターを演じることが多かったのですが、
今回演じたジェギュは非常に現実的なキャラクターで、そこに興味を持ちました。
シナリオも面白くて、ホ・ジノ監督が演出することで、いい作品になると確信しました」と報告した。
さらに井上が
「私の頭の中に『虹』(菅田の楽曲)が流れきて、(菅田くんは)
『スターだ!』と思いました」と、興奮気味に伝えると、
それを聞いていた三宅も「出てた出てた!」と大きな笑顔を
見せると、会場からは歓声が上がった。
芦田が演じる日胡の父、漆崎茂役を演じた阿部は
「あんなに便意を催しながら、ずっと我慢し続けた役
は初めてでした」と上映後の舞台挨拶にユーモアを
混じえながらコメント。
阿部は監督から“暴飲暴食をすること”の指示が
出たことも明かしたが、「笑うことは免疫力アップに
つながり、みんなが優しくなれる!」と作品の魅力を
伝え、会場の拍手を浴びた。
映画『うちの弟どもがすみません』プレミアムパジャマパーティー(完成披露試写会)が
都内で行なわれ、今作で初主演を務めた畑芽育と共演者の作間龍斗(HiHi Jets)、
那須雄登(美 少年)、織山尚大(少年忍者)、内田煌音(ジュニア)が舞台挨拶に
アットホームなパジャマ姿で出席して、楽しいクロストークを繰り広げた。
“弟ども”を演じた4人はSTARTO ENTERTAINMENT所属のジュニアたち。
5年ぶりの映画出演となったチャン・ドンゴンに黄色い声援
が飛んだ。
「こんばんは。チャン・ドンゴンです」と日本語で挨拶。
「久しぶりに作品を持って日本のファンに直接会えて嬉しい
です」とコメントして、会場から大きな拍手を浴びた。
終盤、作品の内容にちなみ“燃やして帳消しにしたい2024年の
エピソード”を発表することに。
大泉は撮影中の立ち回りで膝を7針縫う怪我をしていたが、
そのシーンはまさかのカットになっており、大泉は監督に
「使ってねぇじゃねえか! 使ってないんだったら帳消しにして
ほしい」と詰め寄り、会場の笑いを誘った。
長尾は「大好きなナポリタンを食べ過ぎて太ったこと」。
入江監督は「撮影中にラーメンばかりを食べ過ぎて劇太りした
こと」。
北村は「怪我をしたり、体調を崩したこと」。
堤は「キャンプでまき割りをして指を大怪我したこと」。
松本は「勘違いでマネージャーではなく、違う人の車に乗り込もう
としたこと」。
柄本は「戦争を燃やして帳消しにしたい!」と訴えた。
和気あいあい、四姉妹の
仲睦まじいクロストークが
続いた。
フォトセッションでは“枡タワー”
の演出もあり、最後は、四姉妹
が幸せな笑顔で寄り添い、
腕を組んでポーズをとった。
山城進一郎役を演じた山本と平畑耕作役を演じた好井、
ふたりは“恋するモモちゃん”に想いをよせ、悶々とする役柄を
好演。
方言を話す場面でも独特のムードをかもし出している。
モモちゃんをニマニマしながら眺めるシーンがあった好井は
「会心の笑みでニマニマ見ていたら、『それ、声が入るやん』と
思うくらい監督がひゃっひゃと笑っていて。その場面はカット
されていました」と不満たっぷりに話し、会場の笑いを誘った。
4人組には撮影の間に一緒にお風呂に入ったりしたことで、
暑苦しい友情が生まれたことも楽しげに話していた。
好井は、撮影初日に菅田からキャスト・スタッフにオリジナルの
Tシャツ(可愛くて、大人気だったそう)がプレゼントされたという
エピソードを報告した。
白血球役を演じた佐藤も
「毎回思うのですが、公開初日に劇場に足を運んで
くださる皆さんがいて、本当に支えられているんだなと
実感しています」と伝えた。
人間の漆崎日胡役を演じた芦田は
「早くたくさんのかたに観ていただきたいと思って
いました。今日からたくさんのかたに届けられることを
嬉しく思います」と伝える。
「原作にないパートなので、どう受け取っていただける
か不安でしたが、私が演じることで『細胞たちがこう
なっているとき、人間の身体はこうなっているんだな』
と想像しやすくなれば良いなと思いました」と話す。
最後に八木プロデューサーが
「ホームドラマの最高峰の脚本
を、現代のトップ女優たちが
演じて、世界の是枝監督が
演出しました。
これ以上のドラマはないと
思っています」
と自信たっぷりにメッセージを
伝えた。
撮影中のエピソードを話す場面で井上は、突然の雨で撮影
が中断してしまった時のエピソードを披露。
「イモ煮のシーンを撮っていて、もう少しで全部撮り終わるという
時に雨がバーって降ってきたんです。『あと1カットなのに―』
と思いながら雨宿りしていたのですが、『もうすぐ止むんじゃ
ないかなぁ』って菅田くんが言ったとたん、本当に5分くらい
したら雨がすーっと止んできて、なんと菅田くんの後ろに虹が
出てたんです」という驚きのエピソードを披露。
会場に大きな拍手が起きた。
キラーT細胞役を演じている山本は
「細胞役を演じるというのは、人生の後にも先にも
この作品だけじゃないかなと思います。キャラクター
づくりとしては楽しい時間でした」と撮影時を振り返った。
役づくりで、露出の多い部分の肉体づくりに励んだ
という。
映画『満ち足りた家族』の都内で行われたジャパンプレミアをリポート。
久しぶりに来日したチャン・ドンゴンとメガホンを取ったホ・ジノ監督が舞台挨拶に
出席して作品について語った。
本作は、ある事件をきっかけに完璧な家族が崩壊していく姿が描かれるサスペンス。
満ち足りた日々を送る家族たちの運命が狂い始める出来事が起きる―。
弁護士の兄・ジェワンをソル・ギョング、弟で小児科医のジェギュをチャン・ドンゴンが
演じている。
イベントの最後は、大泉が気合の入った掛け声で観客との
コール&レスポンスをしてキャノン砲で締めくくった。
主人公の渡辺儀助役を演じた長塚は受賞時の
ことを聞かれると、
「ホントにびっくりして監督と飛び上がりました」
と当時を振り返る。
「50年間俳優をやってきましたが、この作品が完成
して作品の中の自分の姿を見て、初めて感動
しました。劇中の主人公と自分自身が同世代という
こともあって、胸に来るものがありました」
と話し、感無量な様子。
吉田監督も
「撮影は去年の前半くらいに東京近郊の街の小さな
家の中でコツコツ撮っていた映画の思いがけない
受賞で“映画には夢があるんだな”って思いました」
と受賞の喜びを噛みしめた。
長塚と共演した3人の俳優たち。教え子の鷹司靖子役を演じた瀧内は
「儀助を慕っている教え子の役。儀助にとっての理想像のような女性で、儀助の後ろめたさや
隠蔽したくなるようなことを発現させる女性です。監督と相談しながら現場で作らせていただき
ました」と話す。
吉田監督は
「瀧内さんの役は原節子さんをイメージしました。劇中、衣装を着けた瀧内さんの姿にスタッフ一同
が息をのみました」と瀧内の見事な変身ぶりを称賛した。
瀧内は清楚で妖艶な魅力を持つ教え子を熱演。瀧内にとって「今後の自分にとって宝物になる
作品」と伝えた。
瀧内の美女優ぶりと存在感はぜひ劇場で―。
また、吉田監督は
「モノクロ撮影はカラーと違って情報量が少ないので、その分想像力が湧き立ちます」と話した。
儀助を翻弄する謎めいた大学生・菅井歩美役
を演じた河合は、「脚本を読むと監督の想いが
溢れていて素敵でした」と話す。
吉田監督は
「映画の成り立ちを気に入ってくれたことで、
河合さんにはぜひ出演して欲しいと思いました」
とコメントした。
儀助の亡くなった妻の渡辺信子役を演じた
黒沢は、
「儀助の亡くなった妻の役。監督からは
(幽霊ではなく)『普通に演じてください』と
言われました」と話す。
お気に入りのシーンに儀助との入浴シーン
を挙げ、「(歳を重ねた)今の私にしかできない
役だと思います」とにっこり。
剣の達人・蓮田兵衛役を演じた大泉は
「公開が迫って“ついに始動するんだ”と思うと、ワクワクの気持ちで
いっぱいです」と笑顔で話す。
作品については「民衆を率いて一揆を起こし、悪政を正すという
分かりやすい作品です。大迫力の仕上がりになってます」
と熱くアピールした。
本作は、脚本家・向田邦子の
代表作「阿修羅のごとく」を、
是枝裕和監督が脚色しリメイク
した。
1979年の東京を舞台に、生き方
も性格も異なる四姉妹が
父の愛人問題が勃発したことで、
四姉妹それぞれの葛藤や秘密、
恋愛観があらわになっていく姿が
描かれる。

取材・撮影 福住佐知子
[12月21日アップ]
2025年1月17日より全国公開
その後、出演者たちが着物姿で登壇。満員の会場から大歓声と大きな拍手が起こった。
この日のイベントには1万通もの応募があり、400名が参加した。
Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」の都内で行なわれた完成報告会をリポート。
舞台挨拶に劇中で四姉妹を演じる宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず、
世代を代表する女優陣が華やかに登壇して本作を企画プロデュースした
八木康夫プロデューサーと共に作品についてクロストークを行った。
3人の女性との共演を振り返り長塚は
「とても緊張しました。皆さん力いっぱいぶつかってきて、
受け止めるのが精いっぱいでした」と共演者たちを称賛
した。
さらに、長塚は吉田監督に
「恵まれた環境でやらせてくれてありがとう!」と感謝を
伝えた。
長尾は
「自分で言うのもあれですけど、試写で完成作品を観てカッコいい
なと思いました」と大きな笑顔を見せた。
幕府から京の治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領・
骨皮道賢役を演じた堤は、撮影現場で実際に長尾のアクション・
シーンに立ち会っており、「もうやめればいいのに…。無理だって。
終わらへんで…」と思っていたことを報告し、長尾の役者魂を称賛
した。
吉田監督は、最初儀助の役を20年ぐらい前の筒井康隆氏
をイメージしていたそうだが、
「長塚さんの身体を借りて脚本を完成させた」と話した。
そして吉田監督は
「長塚さんは、それぞれの女性と接するときの表情がみんな
違っていて感動しました」と長塚の名優ぶりを称賛。
3人の女性たちも共演者たちも長塚について
「ホントに素晴らしいお芝居に感動しました。豊かな時間が
過ごせました」と感心しきりだった。
夫を亡くし、生け花の師匠として生計を立てる竹沢家の
長女・三田村綱子を演じた宮沢は
「『阿修羅のごとく』が好きな方の感想が怖くて…」と
不安を吐露。
撮影現場について「みんな本番以外はずっとしゃべって
いました。その空気感が伝わっていると思います(笑)。
私は姉妹はいないのですが、実の妹たちができた
気持ちでいます」と笑顔で振り返った。
蓮田兵衛に出会い地獄の修行を経て超人的な棒術を身につける
才蔵役を演じた長尾は、劇中、激しいアクション・シーンを披露。
長尾の立ち回りついて大泉は
「私も頑張りましたが、長尾くんのアクションがとんでもないことに
なっています」と大絶賛。
最初に大泉のシルエットが障子に浮かび、一太刀で
打ち破るパフォーマンスがステージで披露された。
大江監督は
「長尾くんは本当に頑張ってくれて、僕が“OK”と言っても『もう一回
やらせてくださいって…』って言うんですよ」と長尾の演技に対する
こだわりを話した。
入江監督の言葉に会場から長尾に拍手がわき起こった。
===ライターのひとりごと===
映画のタイトルにちなんで、「自身にとっての“敵”とは?」に答える場面があり、
河合は「怠惰な心」とフリップに書いた。「いつも怠けたくなる欲求に全然勝てなくて、やるべきこと、
優先すべきことになかなかたどりつけない…」と打ち明けた。
長尾は大泉と堤との共演を振り返り、「お二人ともすごかった。
貫禄があって、ひとつひとつのタメや動きにキレがあって、
かっこいいなと思いました」と尊敬の眼差しを向けていた。
過去にも向田作品に参加しており、思い入れが深いと
いう宮沢は、
「撮影に入ってすぐに是枝監督から、『阿修羅のごとく』
を作る意味について自分の運命、人間として、女、母と
して、運命に翻弄されるのではなく、運命をつかんでいく
女たちを描きたいというお話をいただきました」
と話した。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
佐藤も
「日本中を元気にできる映画だと思うので、皆さんの力をお借りして盛り上げていただきたい。
僕もこの作品が大好きで、宣伝期間も楽しかった。終わっちゃうのが寂しい。皆さんの体内に
僕たちがいます。自分をちょっとでも大切にするきっかけに、この映画がなったら……」
とメッセージを伝えた。
菅田さん、本当に楽しそうに釣りしています♡
井上さんが話した、撮影中の雨上がりの虹は見てみたかったですよね。
本作の原作についてホ・ジノ監督は「今回が4回目の映画化に
なります」と話す。
撮影の決め手となったのは「何度もシナリオを読み返すうちに、
韓国の現在の社会問題が表現されていて自分にとっての挑戦に
なると感じました。今までと違ったものを(作品に)詰め込めると
思いました」と話した。
山田孝之は
「エキストラさんがたくさん必要と聞いて、『じゃあ僕も
行きます〜』って。(笑)」と説明していた。
劇中、鏑木を執拗に追う刑事・又貫役を演じた山田孝之は、
「酷暑のせいでストレスがかかってしまったので、冬のシーン
ではちょっと毛量が薄くなっているかも…。
刑事として追い込む立場でしたが、私も追い込まれた立場で
板挟みでした。『絶対ハゲる』と毎日思っていたので、ちょっと
ハゲてると思います」
と、びっくりエピソードを披露して会場に笑いを誘った。
税務署員・熊沢二郎役を務めた内野は
「上田監督が遠慮せず、好き勝手やってくれるように意識
しました」と話す。
その言葉に上田監督は「ありがとうございます!」と笑顔。
「皆さんがたくさんのアイデアを現場で出してくださって、
そこから自分のプランを再構築することもありました。
大変でしたが、楽しかったです。幸せでした」
と撮影を振り返った。
また、劇中、兄弟の設定を医師と弁護士にしたことについては
「医師も弁護士も韓国では憧れの職業なので、韓国の皆さんに
より身近に感じられる(物語になる)と思ったからです」とコメント。
「ドンゴンさんとはいろいろお話をしながらジェギュというキャラを
作り上げていきました。映画の中で素晴らしい演技を見せてくれて
います」とチャン・ドンゴンの演技を称賛した。
後半に行われたフリップトークでは、タイトルにちなんで「うちの○○がすみません!」コーナー
が設けられた。

畑は
「ツボが浅すぎてすみません」と答え、「みんなでふざけるので笑ってしまって…」とカメラ前での
NGの多さを反省。
作間は
「0型がすみません」と答えた。蚊に刺されやすい血液の作間は撮影中に大きな蚊に刺され、
かゆみに耐えながら撮影したそう。
那須は
「麦茶がすみません」と書き、(いいシーンで)麦茶を注ぐときのチョロチヨロという音を反省。
織山は
「本性」と書き、「この現場って弟になれる」と話した。
内田は
「うちのお兄ちゃんにすみません」と書いた。「休みの時間は皆でしっかり話せて楽しかったです。
でも、先輩たちよりも畑芽育ちゃんと話すほうが楽しかった。お兄ちゃんたちすいません」と報告。
兄たちは「それはしょうがない」とにっこり。
内野は作品について
「ワチャワチャと、まとまりがつくのかなという一人ひとりの
巣窟。まるでワンダーランドに行くような感じで毎日が面白
かった」と話す。
===ライターのひとりごと===
高島は
「共に成長出来る人がいいですね。この作品で、皆さんから
仕事って楽しいんだなって、いい学びを得ました」。
本木監督は
「人の話をちゃんと聞いてくれれば友達です」と話していた。
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天才詐欺師の氷室マコト役を務めた岡田も
「ワンダーランドでしたね(笑)。劇団のような感じで、
皆さんとアイデアを出し合いながらお芝居を構築して
行きました。充実した時間だったなと思います」とコメント。
人数の多い舞台挨拶は写真撮りが大変。
でも、名優の方々を一堂に拝見できるのは嬉しい限りです。
最後に本田は
「皆さんお一人お一人に見合う見方が絶対にある作品です。
絶対に後悔させない映画ができたと思います」
と本作を熱烈アピールした。
内野と岡田は初共演
となる。
最後にホ・ジノ監督は
「観終わって良いと思ったら感想を広げてください。よろしくお願い
します」と作品を熱くアピール。
映画『サンセット・サンライズ』完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶に菅田将暉、井上真央、三宅健、山本浩司、好井まさおとメガホンを取った
岸善幸監督が出席してクロストークを行なった。
本作は、楡周平の同名小説の映画化。
コロナ禍で宮城県の南三陸に都会から
移住し、リモートで働く釣り好きのサラリー
マン西尾晋作(菅田)を中心に、西尾と
周りの住民との交流がユーモアたっぷり
に描かれる。
本作を監督したのは、菅田が日本アカデ
ミー賞最優秀主演男優賞を受賞した
『あゝ、荒野』の岸善幸監督。
7年ぶりにタッグを組んだ。
脚本は宮藤官九郎。
長塚は
「わがままなわたし」と書いた。「僕は、ものすごく短気なので、どんなことも私がぶち壊してしまう
場合が多い。これからは人にも自分にも優しくしたい」と話した。
作品のオファーについて長塚は、
「歳をとって、人生を閉める役というのはやらなければいけないと思っていました―。“来るものが
来た”と思い、喜んでお受けしました」と話ていした。
民を虐げ、ぜいたくにふける有力大名・名和好臣役を演じた
北村は、自身の演じた役柄がヴィラン(悪役)であることを明かし、
「役は悪くても僕はけっこう“いい人なんです”よ」
といいわけしていた。
次女で専業主婦の里美巻子役を演じた尾野は
「もう最高です! 最高の作品が出来ました。観て
ください!」と大きな笑顔で熱くアピール。
図書館で司書を務める三女の竹沢滝子役を演じた
蒼井は
「毎日の撮影が楽し過ぎました(笑)。まだ夢の中にいる
みたいです」と話し、
「私とすずちゃんで“尾野さん”と呼ぶか“真千子さん”
と呼ぶかって話していたら、(尾野さんから)“(絶対)
真千子で!!”と強く言われて―。強制的に“真千子”
でした!(笑)。そのことがこの4人の空気になって
いったなと思っています」と楽しかったという現場の
様子を報告した。
[12月14日アップ]
菅田は
「やっと皆さんに観てもらえる。張り切ってます!嬉しい
です」と笑顔で満員の客席を見渡す。

取材・撮影 福住佐知子
12月13日より公開
===ライターのひとりごと===
チャン・ドンゴンは
「韓国各地を舞台挨拶で回ったときに、ある劇場の壁に“映画の
なかで答えを抱いている映画は、観終わったらそこで終わるけれど、
質問を投げかける映画は、観た後から始まる”と書いてありました。
この作品は観終わった後に、皆さんにいろいろなことを考えさせる
と思います。意味のあることを考える時間になると思います」
と客席に向かってメッセージを送った。
「ベンゾー」と名のり、大阪の工事現場で働く男を鏑木だと気づく和也役を演じた森本は
「夏の撮影では滝のように汗をかいているし、冬の撮影では吐息が白かった…。
時間軸を大事に撮影したのでリアルさが出ていると思います」と過酷な撮影を振り返った。
お互いの印象について、岡田は「新鮮な体験ができた」
と話し、内野は
「岡田くんは、すごく優しんです。詐欺師って怖いキャラ
なのかなと思っていたんですが、岡田くんがやると甘えん坊
みたいな感じで、すごくかわいい」と語った。
可愛いと言われた岡田は、照れながら大爆笑だった。

取材・撮影 福住佐知子
[11月10日アップ]
11月8日より公開

取材・撮影 福住佐知子
[11月2日アップ]
11月1日より公開
水原は
「“それ”と新次を行ったり来たりしなければいけない
撮影の方法というか、新次のパートを終わらせてから
“それ”を撮るということでなくて、どっちも交互に
やらなければいけなかった。そばで見ていて、『どう
なっちゃうんだろう?』って思いました。『自分だったら
泣いちゃうな』と思っていました。井浦さん、すごかった
です」と2役を演じ分けた井浦の演技を絶賛した。
そして
「本当に俳優さんってすごいなと思ったし、本当に
たくさんのことを学ばせていただきました」と話した。
井浦は
「僕が新次と“それ”の間を行ったり来たりするほど、
監督がケラケラ笑って楽しそうにしてくれてたので、
『やったー!』という気分でした」と話す。
甲斐監督は
「想像を超えるお芝居をされるとうれしくなっちゃって。爆笑してすみません。私が想像していた
ものを皆さんが超えて演じられたので嬉しくて―」と撮影時を振り返る。
さらに、「新さんが新次の夢と“それ”の夢、どっちも見たという話を聞いて、本当に大変だったん
だろうなと思いました」と井浦の苦労をねぎらった。
真威人は
「父は本当に乗馬がうまくて速いん
です。1人だけスピードが段違いに
速くて飛ばすので追いつくのに
精一杯で、ついていくのが大変
でした―」と楽しそうに話した。
甲斐監督は
「スペシャルなキャストが出演してくれました―」と
望みどおりのキャストがそろい、笑顔を見せる。
新次とAIとの2役を演じた井浦は役作りについて、
「僕は新次と“それ”という存在の2人の役を演じ分ける
というよりも、新次が生まれて育ってきた環境と
、“それ”がどんな環境でどんなものを食べながら
どんな人たちに見守られて育ってきているのかという、
2人の役の周りの環境や生活だったりを勝手に想像
して膨らませて撮影した感じです。お芝居でテクニカル
にやるよりも、それぞれが生きてきたものを映したい
と思って演じていました」と説明した。
===ライターのひとりごと===
女性の多い舞台挨拶は華やかで、写真を撮るのが楽しい。
フィギュアスケートの本田さん、俳優としての顔が楽しみな作品です。
「桜井」と名乗り、介護施設で働く鏑木に恋心を募らせる舞役の山田杏奈は
「夏編で1日だけ参加したとき、舞としての時間経過があるので髪を染めました。そこを注目して
観てください」とアピール。
藤井監督は
「時間がかかったからこそ、お互いにレベルアップしました。4年かからなければこれだけの
素晴らしいスタッフ、キャストは集まらなかった。期せずして運命がぶつかる瞬間があるんだな
と思っています」と、これまでの長い道のりをかみ締めた。
作品について内野は
「『監督からホン(脚本)づくりから参加してくれないか』と
言われて参加したので、何十回も打ち合わせをしました」
と報告。苦労を吐露した。
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白塗りしていてもかっこいい佐藤さん。激しいアクションシーンに注目です♡
7500人のエキストラの皆さんの出演シーン、すごい迫力ですよ。
ボクサーの卵と同棲している四女の竹沢咲子役を
演じた広瀬は
「今回の現場は何もかもさらけ出せて、撮影中は
しゃべりすぎ、笑いすぎで、すごく痩せました(笑)。
いい痩せ方をして、笑うってこんなに毎日楽しいんだ、
最高だなって思いました。宝物の作品になりました」
と笑顔。
他の共演者に、松尾諭、松尾貴史、カトウシンスケ、中島歩ら個性派の俳優たちが
顔をそろえている。
構想から10年かけて作品が完成したことを話した入江監督。
撮影が過酷な現場であったことを明かした大泉は
「冬の現場は本当に寒かった」とハードだったスケジュールを
話す。
撮影期間は約3ヵ月。エキストラを5000人動員した大掛かりな
一揆シーンが大迫力で見どころとなっている。
劇中にある、魚をさばくシーンに触れると、
「慣れた手つきで話しながら魚をさばくのは大変でした」と苦労を
吐露。
岸監督からは「すばらしい腕前」、菅田からも「職人芸。なめろう
女優!」と褒め称えられた。
井上が魚を三枚に下ろし“なめろう”を作るシーンに注目です。
[12月7日アップ]
映画『はたらく細胞』が待望の初日を迎え、都内で行われた舞台挨拶にW主演の
永野芽郁、佐藤健と共演者の芦田愛菜、山本耕史、阿部サダヲ、メガホンを取った
竹内英樹監督が出席してクロストークを行った。
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本作は細胞を擬人化して描き、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるヒットとなった
清水茜の同名コミックと清水が監修しているスピンオフ「はたらく細胞BLACK」を原作に、
『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の武内監督が実写映画化。
人間の体内の様子を擬人化して描いた壮大なエンターテインメント作品。
2025年1月17日より公開
===ライターのひとりごと===
チャン・ドンゴンさん、久しぶりの来日です。
相変わらずスマートでかっこいい方。
作品は、衝撃のラストシーンに注目です。
最後に畑が「映画初主演です。皆さん宣伝部長になって応援してください」
と笑顔でメッセージを送った。
取材・撮影 福住佐知子
[1月11日アップ]
1月17日より全国公開
IMAXで先行上映されることを聞いた大泉は
「これは、なかなかすごいことらしいんです。
IMAX側が認めてくれないとIMAXで上映
できないらしいです」と大満足の様子。
映画『室町無頼』の都内で行われたジャパンプレミアをリポート。
大泉 洋、長尾謙杜(なにわ男子)、松本若菜、北村一輝、柄本 明、堤 真一と
メガホンを取った入江 悠監督が舞台挨拶に出席した。
本作は、直木賞作家・垣根涼介の同名歴史小説が原作。
大飢饉と疫病によって荒廃した室町時代。応仁の乱前夜の京を舞台に、己の腕と
才覚だけで世を泳ぎ、ひそかに倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人・
蓮田兵衛(大泉)を中心に権力に立ち向かう無頼たちの闘いを描くアクション・
エンタテインメント作品。
『AI崩壊』『あんのこと』などの入江悠が脚本と監督を務めた。

取材・撮影 福住佐知子
[12月28日アップ]
2025年1月9日より世界独占配信・全7話
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
美しい生け花がふんだんに飾られたステージにふさわしい4人の女優陣。
皆さん華やかで美しく、とても仲睦まじい舞台挨拶でした。
才蔵に棒術を教え込む唐崎の老人役を演じた柄本は、長尾に「大変だったんじゃないですか?」
と声を掛ける。長尾は
「すごく貴重な経験をさせていただきました!『もっと本気でぶつかってください』とおっしゃって
いただいて…」と感謝。
そんな長尾に柄本は「長尾くん、とにかく一生懸命でしたよ」とエールを送った。
撮影中の印象的なエピソードを聞かれると、釣りや魚が
好きな人も楽しめる作品であることをアピールし、最近
会ったという魚類学者でタレントのさかなクンについて
話す。
さかなクンに「今、釣りの映画を撮っていて『オウゴン
ムラソイというのを釣ったんです』と話したら、
『ギョギョギョ!』と言って驚いてくれました(笑)。
『すごくレアですよ!』とすごく興奮してくれたんです」
と嬉しそうに報告した。
高級遊女の芳王子役を演じた松本は作品について
「アクションはもちろんですが、人と人の繋がりや友情などに
共感できる作品です。私は(顔の)“汚れ”メイクがなかった
ので視覚的にも楽しんでいただけるのでは―」
と美のパートを担っていることをアピールした。
作品のオファーを受けるにあたり、宮沢は
「向田邦子さんの『阿修羅のごとく』ということで緊張感
はありましたが、キャストの名前を見たときに『こんなこと
実現するんですか?』と。夢のようなキャスティングだと
思いました」と話す。
蒼井や尾野も「キャストを聞いて、『本当に私が出て
いいんですか?』と聞いてしまいました」と驚き、前向きに
オファーを受けたことを明かした。
広瀬は
「お姉ちゃんたちのキャスティングを聞いて、こんな
チャンスはないからすぐに“やりたい!”ってお返事
しました」と興奮気味に話す。
広瀬は過去に是枝作品『海街diary』(2015)でも
四姉妹の末っ子役を演じており、「四姉妹の末っ子の
役を2回もやるなんて―」と驚いていた。
「モテモテのアイドルの“モモちゃん”(関野百香、西尾に家を
貸す大家の役)を演じました」と町のマドンナ的存在である自身
の役柄を紹介した井上は、
「『モテるな、モモちゃん』と思いながら、気持ちよくやらせて
いただきました」と笑顔で挨拶。
https://happinet-phantom.com/teki/
https://www.netflix.com/jp/title/81759233
https://movies.shochiku.co.jp/uchioto-movie/
アニメの世界観満載。
みなさん、それぞれのパジャマ姿が可愛らしかったです。
『生身』と書いた吉岡は
「アクションシーンはほぼすべて横浜さん
自身がされています。危険を顧みず、すべて
を映画に捧げる感じが『生身』だなと感じ
ました。」
山田杏奈は
『仕事人』とフリップに書いて、横浜の熱演を
称賛。
そして、内野は
「上田監督が不撓不屈の精神で、稿を重ねるごとにどんどん
素晴らしいものにしていった。その気迫と情熱にやられました。
監督の思い入れはひとしおだし、そういう作品に参加させて
いただいて非常に光栄でした」と上田監督の情熱を絶賛した。
https://muromachi-outsiders.jp/
最後に、岸監督が
「笑って笑ってほろりとさせる映画です。脚本家の宮藤官九郎さんの
力を借りて、人と人がつながる時に必要なことを描きました。
スタッフ、キャスト一生懸命に一丸となって作った映画です。楽しんで
ください」。
菅田は
「現場の楽しさが伝わっていけばいいな…。ごはんがすごくおいしそうな
映画なので、食べたくなったら、ぜひ南三陸にも足を運んでいただけ
ればと思います!」とメッセージを送ってイベントは終了した。
公開まで多くの宣伝活動を精力的に行ってきた
永野と佐藤だが、永野は
「この映画は私自身も大好きなので、皆さんに
届けることができて嬉しいです」と話す。
「作品を観て、『楽しかったな、ためになったな』
と思ってもらえたんじゃないかという空気感が
あって、すごくホッとしています」
と会場に感謝の微笑み。
また、ホ・ジノ監督とのコラボについて、
「『八月のクリスマス』という作品をを観てから、いつか
ご一緒したいと思っていました」と話し、初タッグを組んだ
『危険な関係』についてチャン・ドンゴンは、
「『危険な関係』はオール中国ロケでした。ホ・ジノ監督の
新しい演出スタイルにはとても苦労しましたが、とても
興味深い現場でした」と話した。
ホ・ジノ監督については
「俳優をリラックスさせてくれる監督」であると話し、
「粘り強く取り組む監督だけど僕たち俳優をよく理解して
くれる。頼もしい援軍を得たという気持ちにさせてくれる
監督です」と話した。
「また、『危険な関係』を撮影する15年ほど前に、東京
ドームで<韓流四天王>というイベントが行われた
ときに、その映像をホ・ジノ監督がディレクションして
くれたので、タッグを組んだのは今回で3度目と
なります」と報告した。
作品について横浜は「監督やメイク部と相談してリアルさを追求しました」と話し、「鏑木は自分が
信じてもらえない状況に陥って、脱獄します。彼の真意や目的を見失わないことを一番大事にして
いました。それをず―っと維持するのはとても苦しかったです」と役作りに苦労したことを吐露した。
「那須」と名乗る鏑木と出会い無罪を信じる沙耶香役を
演じた吉岡は
「自分の人生を生きられていることがどんなに尊いのか、
生きている喜びを感じていただけるような作品になって
います」とアピールした。
続いて、「クランクアップのときに出番ではない山田(孝之)
さんがたくさんのエキストラに交じって撮影に参加してくれた
のが嬉しかったです」と撮影時のエピソードも話した。
映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の完成披露上映会が都内で行なわれ、
舞台挨拶に内野聖陽、岡田将生、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈、
真矢ミキ、小澤征悦、上田慎一郎監督が出席してクロストークを行った。
本作は、韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」が原作。
税務署に務めるマジメな公務員(内野)がひょんなことから詐欺師集団“アングリー
スクワッド”の天才詐欺師(岡田)と手を組み、脱税をひた隠す大企業が未納している
10億円を徴収するために動き出す姿が描かれる。
上田慎一郎監督作品。「相棒」シリーズなどの岩下悠子と上田監督が共同で脚本を
手がけている。
演じたジェギュについては
「ボランティアにも熱心でとても道徳的、でも裏側に隠れた
本性がある人物」と分析し、「ジェギュの本性や弱点を
少しずつ映画の中で出していけるので、とても楽しい作業
でした」と話す。
https://wwws.warnerbros.co.jp/saibou-movie/
https://wwws.warnerbros.co.jp/sunsetsunrise/
コロナ禍の日本を舞台に、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題
などと向き合いながら豊かなエンタテインメントへと転化させたヒューマン・
コメディ。劇中に登場している菅田が描いた絵にも注目してほしい。
最後に出演者を代表して内野が
「上田監督が不撓不屈の精神で作り上げた作品。ご一緒できて非常に光栄でした。
エンタテインメント性の豊かな作品になっていますので、ぜひ楽しんでください」
とメッセージを送った。
泉は
「一緒にいて落ち着く人。無言が平気な人がいい」と答えた。
白倉は
「一つでも尊敬し合えるところがあれば友達です」と答えた。
https://angrysquad.jp/
https://www.venom-movie.jp/
終盤、タイトルにちなんで、人をだました出来事を語るコーナーが設けられていた。
岡田が「今、自分をだましている状態なんです」と告白。
「撮影している中で1回も川栄さんと会ったことがなかったんです。だから今、まるで会ったかの
ように立っています」と話すと、川栄も
「はじめましてです。だまし合っていますよね」と笑顔で同意した。
川栄は劇中、内野の部下で正義感にあふれる望月さくら役を演じている。
川栄は
「内野さんは周りの皆さんが動きやすいように率先してくださる。とても優しい先輩だなと思って
います」話した。
里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いを活写する
“虚”パートと、「八犬伝」の作者である滝沢馬琴の創作の真髄に迫る“実”パート
を交錯させて物語が進行する。
本作のアイドル犬・八房くんのぬいぐるみを持って登場した
真威人は
「『正義で何が悪い』について語れる人を1人知ってます。
一緒に映画の魅力を語れればなと思っています」
と前ふりしてから父の藤岡弘、を呼び込んだ。
おなじみの仮面ライダーのテーマ音楽で登場した藤岡弘、。
日本を代表する不滅のヒーローの登場に客席からは大きな
声援が飛んだ。
八房の首に巻かれた赤いマフラーは、仮面ライダー仕様だ。
「(イベントに)呼んでいただいてありがとうございます」
と頭を下げた藤岡弘、。作品を観た感想を聞かれると、
「素晴らしい映画でした。堪能させていただきました。
馬琴が正義の重要性を貫き通した物語を、まさにこの時代
に皆さんに観ていただきたい!」
と熱くアピールした。
カーリングはチームワークが重要なスポーツ。“友達にする人の条件”についてそれぞれが
話す場面があった。
本田は
「“みんなお友達”という感じになっちゃう―。どこかで偶然お会いしたりすると“運命だ、ずっと
この先も友達だ、仲良しだ”って思っちゃうんです」と話し、本作の撮影終了後に高島と焼肉屋で
偶然会ったことを話した。
高島は「私もあの時から愛を感じています。これからもよろしくね―」とにっこり。
川口は
「将来、一年中クリスマスが楽しめるお部屋を作りたい。だから、友だちにはクリスマスが好きな人
がいい」と話した。
長澤は、
「一緒にいて楽しかったらもう友達」と話し、本作のキャスト陣についても「ずっと仲良しなメンバー
です」と笑顔を見せた。
この日、スペシャルゲストにせいや(霜降り明星)とゆうちゃみが
登場して大きな拍手を浴びた。
ゆうちゃみは獅童のヴェノムスーツのクオリティーに「耳の穴まで
ヴェノム!(笑)」と驚きの声を上げる。
マーベル作品の大ファンだというせいや。
2人は新作はまだ未見であることを明かし、「ヴェノム自体が
かわいい。エディとの掛け合いがお笑いコンビのようで、見ていると
まるでヴェノムが粗品みたいに見えてきますね」と話す。
怖い映画が苦手でいままで『ヴェノム』を観ていなかったという
ゆうちゃみは、ヴェノムの赤い舌をモチーフにした赤いドレスで
登場。
「友だちから『ヴェノムって、かわいいねんで』というので観てみたら、
めちゃくちゃ面白かった」と大興奮。
1作目『ヴェノム』、2作目『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
を観てすっかりヴェノムファンになった様子。
「今回も期待しています!」と熱いエールを送った。
本作は、2019年に長編監督デビューを果たした甲斐監督の最新作。甲斐監督は脚本も
手掛けている。
限られた上層階級の人間が病に侵されたときに、延命治療として自分と全く同じ見た目の
「それ」を保有できるという近未来を舞台に、手術を前にした新次(井浦)と臨床心理士の
まほろ(水原)、治療のために人間に提供される「それ」との物語が描かれる。
===ライターのひとりごと===
久しぶりの水原希子さん。美しい。相変わらず素敵な装いで登壇されました。
AIが当場する作品が増えたような気がします。自分とそっくりな人物(?)が
現れたらどうするのかなぁ~
“虚”のパートに登場し、里見家に仕えた夫婦に育てられた
最年少の八犬士・犬江親兵衛役を演じた真威人は
「僕がまだ10代の頃、2年くらい前に撮影しました」
と振り返る。また、
「VFXを使用しての撮影で、撮影はグリーンバックで行われ
ました。芝居の環境を自分の中で想像しながらやらなきゃ
いけなくて―。大変でしたが、完成した作品を観たら、想像を
超える迫力と臨場感がありました。
“虚”のパートはアクションシーンが見どころです。
“実”パートの馬琴(役所公司)が『八犬伝』を書き上げる
までの葛藤も色濃く描かれています」と説明した。
映画『徒花―ADABANA―』が初日を迎え、都内で行われた舞台挨拶に主演の井浦新、
共演の水原希子、永瀬正敏、メガホンを取った甲斐さやか監督が出席して作品について
クロストークを行った。
オフィシャルサイト
https://michitaritakazoku.jp/
さらに、藤岡弘、は
「僕は100か国近く旅をして最終的に気付いたのは、人間は愛があれば解決できない問題はないと
思う」と熱っぽく語る。
「これから先、人生にどんな困難、どんな壁に突き当たろうとも生き抜き、やり抜いてもらいたいと
いう思いを込めて“愛”です」と熱く語った。
永瀬が水原について
「静けさの中の炎というか、熱い中の静寂を持っている人」と評した。
自身の役作りについては
「なるべく目立たないようにと意識しながら撮影に臨みました。
初めて脚本を読んだときに『僕はいないな』と思ったんです。
遠目の存在でいたいと思っていて、僕の役どころは新次の心の中の
葛藤を具現化したものではないかと考えていました」と話した。
犬にたとえられた藤岡弘、は「オオカミの間違いじゃないのか?」と照れた笑顔で真威人に
問いかける。藤岡が掲げたフィリップには「愛」の文字が。
「人間は愛があれば解決できない問題は何1つない。自分なりのやり方ですが、子供たちは
ちっちゃい頃から抱きしめてチュ~チュ~していました(笑)。今でも毎日4人を抱きしめてます」
と明かした。
隣の真威人は「恥ずかしくて汗が止まらない」とハンカチを出して汗を拭きまくりだった。
永瀬について井浦は
「20代の頃から良きタイミングにお芝居をさせてもらっていて、一緒のシーンがあるたびにいつも
衝撃を食らわされています。永瀬さんにいただいたきっかけや悔しいという思いを、消化させて
自分でも何かしたいと思わせてくれる人です」とコメントした。
ほかの共演者に役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭佑、寺島しのぶら豪華俳優陣が
集結している。
https://www.hakkenden.jp/
真威人は時代劇初出演で、父の藤岡弘、から所作などを
学んだことも明かした。
真威人が演じる犬江親兵衛は八犬士の中で唯一馬に乗る
役柄。
「乗馬も教えてもらいました。教えてくれた人が父を知って
いて、『お父さんもご一緒に』と言ってくれたんです。
父と並んで馬に乗るという貴重な経験をさせてもらいました」
と話した。
井浦が甲斐作品に出演したのは2作目。
今作で新次と“それ”の2役を演じ分けた井浦は
満員の客席に向かって「『徒花‐ADABANA‐』の
世界を全身で楽しんでください」と呼びかける。
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臨床心理士のまほろ役を演じた水原は3年ぶりの
映画出演となる。
「今日はこの満席を見ることが出来て、とても心が
いっぱいです。興味深い作品で、チャレンジングな
役どころでした。人間のどこか怖い部分が描かれて
いて、私の好きな要素が詰まっている作品。
甲斐監督の世界に入ることができて嬉しかったです。
夢のような現場でした」
と尊敬する先輩俳優たちとの共演に喜びをかみ締める。
藤岡弘、は
「乗馬の話を聞いた娘たち(女優
としても活躍している天翔愛ら3人
の娘たち)も“私たちも乗りたい”
と言うので、家族5人で馬に乗って
駆け回りました。
山の上まで最後まで皆でついて
これたんです」
と嬉しそうに明かした。
新次の担当医役を演じた永瀬は
「作品を十分楽しんでください」と客席に伝える。
オフィシャルサイト
https://curlingnokamisama.com/
最後に諏訪部が客席に向かって、
「ご覧いただいた後は、良い感想はSNSで広げていただきたい」。
獅童は
「いい作品になっていると思いますし、みなさんの期待値に応えられた作品だと思います」
とアピール。
そして、獅童と諏訪部が「We are Venom!」とコールを決めてイベントは終了した。
最後に横浜は
「純粋な気持ちで観ていただきたいです。『信じるとは』ということや冤罪の怖さについて
考えさせられましたし、(鏑木の)希望を持って生きている姿に心を動かされました。
我々の覚悟や思いが込められているので、ぜひ受け取ってください」とメッセージを送った。
https://movies.shochiku.co.jp/shotai-movie/
森本は横浜の正体を『おしゃべり』と回答。「クランクイン前にみんなで食事に行ったんですが、
横浜さんとは一回も目が合わなかったんです。会話も『うん』で終わってしまいました。
でも、撮影が終わってみると笑顔でしゃべってくれて、優しい人で大好きになりました」と話した。
横浜は、役作りのために距離感を保っていたそうだ。
映画『カーリングの神様』の都内で行われた完成披露上映会をリポート。
舞台挨拶に主演の本田望結、共演の高島礼子、川口ゆりな、長澤樹、泉智奈津、
白倉碧空とメガホンを取った本木克英監督が出席してクロストークを行った。
本作は、長野県御代田町を舞台に、地元の女子高生たちが大きな壁にぶつかりながらも
カーリングの国際大会のエキシビションマッチの出場権をかけて奮闘する姿が描かれる。
今年の1月に撮影は終了している。
山田孝之は『水』と答えた。「何を書こうかと迷っているうちに他のメンバーの答えを聞いてしまい、
『これはもう書けない』と思い、ふと出てきたのが“水”。そう書いて、あとは流星に振ろうと
決めました」と横浜に丸投げした事とを明かし、会場に笑いを誘った。
ヴェノムの声を担当してきた獅童は
「今回が最後なので、吹き替えも終わるので寂しいですよ。
歌舞伎界にもヴェノムのファンが多いんです」と話す。
また、
「毎回映像を見るのをすごく楽しみにしているのですが、
今回は吹き替えの時、映像見ながらちょっと泣きました。
今回は本当にすごいですよ」と感動したことも明かしていた。

取材・撮影 福住佐知子
10月25日より公開
ヴェノムスーツを気に入っている獅童は
「以前はスパイダーマンのスーツを着て散歩していましたが、
ヴェノムスーツでも散歩したい」とヴェノムスーツをおねだり。
その場で映画会社から「持ち帰りOK」との許可が下り、
獅童は「ホントですか?」と声を弾ませ大喜び。
スーツは獅童サイズで特注制作されているが、獅童は
「このスーツは着るのが大変で、三人がかり。家族に手伝って
もらうしかない」とぼやきながらも大きな笑顔を見せた。
===ライターのひとりごと===
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藤岡弘、さんと藤岡真威人さん、仲良し親子のトークショーは微笑ましい。
素晴らしい愛の絆を感じました。
村井竜也役を演じた後藤は、わざと車に接触し弁償を要求する当たり屋役。
「映画・ドラマともにいい温度感でやれました」と話す。
閉鎖の危機が迫る御代田町のカーリング場のオーナー役を務めた高島は
「みんな仲良しで、本当に可愛いんです」と微笑み、少女たちとの共演を楽しんだことを明かした。
ライバルチームへ移籍した香澄の幼馴染で、“セカンド”の曽根原舞役を務めた川口は
「集中力が大事な役柄だと思いながら演じていましたが、カメラが回っていないところでは爆笑
していました。笑い声が溢れる温かい現場でした」と撮影を振り返った。
偽造のプロでメカニックの丸健太郎役を演じた上川は、テンションの高い役を演じたために
素に戻ることに苦労したそう。
闇金業者・五十嵐ルリ子役の真矢は、娘の五十嵐薫役を演じた鈴木と食事に行ったエピソード
を披露した。
長編映画では3度目のタッグを組んだ藤井監督は、フリップに『武士』と書いた。
「侍のような魂を持っていて、ちょっとはサボりなさいよって思うくらい仕事にストイック」
と真面目な横浜の姿について話す。
[10月26日アップ]
真威人は「犬」と書いたフィリップを掲げる。
父の藤岡弘、について
「父を見てて、不意に見せる笑顔や子供
たちにかける愛情、周りの人々に振りまく
雰囲気やオーラがまるで大型犬みたい
なんです―。僕が言うのもあれですが、
愛くるしい“わんこ”みたいだなって―。
(加えて)真に男らしい強さや優しさを
持っていて、根底には深い愛情があり
ます」と話す。
だが、本木監督は本田の練習の成果について
「見事なもんです。スタントを準備していたのですが、
プレーもお芝居も完璧にできていました」
と称賛を送った。
カーリングを題材にした理由を聞かれた本木監督は
「本田望結さんのお芝居に興味がありました」
とコメント。
井浦と水原は初共演。井浦は水原について
「映画でもお芝居を見ています。さまざまな分野で妥協のない自己表現をされる方。想像もつかない
ものがうまれると思いました」と話す。
横浜は自身の正体は『なし』と書いた。
「自分から自分のことをあまり伝えたくない。役者という仕事はミステリアスでいることがいいなと
思うし、自分の人柄を知られて作品に影響するのも嫌なので教えません―」
と凛々しい顔で自身の信念を語った。
本作は、ダークヒーロー、ヴェノムの活躍が
描かれる大人気シリーズの第3弾にして
最終章となる。
シリーズ完結編では、ジャーナリストのエディ・
ブロックに地球外生命体シンビオートが寄生
して誕生したヴェノムに隠された秘密が明かされ、
ヴェノムの秘密を知る邪神・ヌルが最大最凶の
敵として登場し、2人による決死の逃亡劇と最強の
敵との壮絶な戦いが大スケールで描かれる。
豪華な共演者たち。
どんな役にもなりきれる元女優・
白石美来役を演じた森川は
「(女優役なので)いろんな扮装
をしたので楽しかったです。
それと、ダイススタッキングを
岡田さんが持ってきて、
みんなでダイススタッキングを
やりました」と撮影現場の合間
のエピソードを披露した。
===ライターのひとりごと===
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舞台に作られたヴェノムの横顔と舌のセットはスゴイ迫力!
ヴェノムスーツを頂いた獅童さん。
ヴェノムスーツで散歩している姿を見てみたいですね。
イベントの終盤に、劇中の八犬士たちが
それぞれに漢字1文字で表せる性質を
持っている(犬江親兵衛は「仁」の珠を
持つ)ことにちなんで、お互いの印象を
漢字1文字で表現してフィリップに書く
コーナーがもうけられていた。
映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ジャパンプレミアイベントが都内で行なわれ、日本語吹替版
でヴェノム役を務める歌舞伎俳優の中村獅童、エディ・ブロック役の諏訪部順一、スペシャル
ゲストとしてせいや(霜降り明星)とゆうちゃみがレッド舌(ヴェロ)カーペットを歩いて登壇した。
ステージには巨大なヴェノムの横顔と赤い舌をかたどったレッド舌(ヴェロ)カーペットが設置
されており、満員の会場は興奮状態。
チームのエースで、“スキップ”のポジションを担う
清水香澄役を演じた本田は
「ついに皆さんに観ていただける日が来て嬉しいです」
と笑顔で挨拶。
フィギュアスケーター歴18年の本田だが、カーリング
経験はまったくない。滑り方が違っているそうで、
「フィギュアスケートとの共通点は氷の寒さだけでした。
『みゆちゃんは大丈夫』と周りから言われ続けたの
ですが、私が一番ダメでした。難しかったです」
とカーリングの足の運びに苦戦したことを話した。
甲斐監督は
「いろんな正解がある。観てもらった人の中にあります。
いろんな答えを出して欲しい」と伝えた。
井浦も
「映画を観た後に語りたくなる映画っていいですね」。
永瀬は
「この映画はいろんなきっかけを与えてくれます」と伝えた。
井浦は、
「何が生まれるかわからない希子さんと、積み重ねてきた永瀬さんと、こうやってお芝居できて
すごく嬉しかった」と話す。そんな井浦に永瀬は「めっちゃいいこと言ってくれますね。新くんは
ずっといいやつです」と笑顔で話した。
最後に井浦は、自身の恩師となる故若松孝二監督について
話した。
「若松監督と甲斐監督は作風も人物像も違うけれど(若松
監督の作品に参加した時と同様に)甲斐組は居心地がよい」
とコメント。
また、「甲斐監督本人からは激しさとか凶暴さを感じませんが
作品からは溢れています。だけどそれは観客を傷つけたいん
じゃなくて、僕らに問い続けたいんだろうなと感じるんです。
答えはたくさん出ると思います。甲斐監督の小さな改革を、
作品を全身で感じて楽しんでください。何度でも足を運んで
ください」とメッセージを送った。
https://adabana-movie.jp/