取材・撮影 福住佐知子
12月6日より公開
映画『うちの弟どもがすみません』プレミアムパジャマパーティー(完成披露試写会)が
都内で行なわれ、今作で初主演を務めた畑芽育と共演者の作間龍斗(HiHi Jets)、
那須雄登(美 少年)、織山尚大(少年忍者)、内田煌音(ジュニア)が舞台挨拶に
アットホームなパジャマ姿で出席して、楽しいクロストークを繰り広げた。
“弟ども”を演じた4人はSTARTO ENTERTAINMENT所属のジュニアたち。
畑は自身が演じた役柄について
「どちらかというと肝っ玉母さん的な部分があって、チャキチャキしているんです。ユーモアが
作品に入ったらいいな~と思いながら演じていました」と振り返った。
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『満ち足りた家族』『はたらく細胞』などを順次掲載予定です。
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破墓/パミョ |
若き見知らぬ者たち |
まる |
ぼくが生きてる、ふたつの世界 |
ぼくのお日さま |
ナミビアの砂漠 |
愛に乱暴 |
箱男 |
密告はうたう2 |
ブルーピリオド |
きみの色 |
カミノフデ |
大いなる不在 |
先生の白い嘘 |
九十歳。何がめでたい |
客席に向かって、それぞれの寝間着(パジャマ)姿を
発表した5人。大歓声で迎えられた。
普段はどんなパジャマを着ているのか聞かれ、
糸役を演じた畑は「みんなの着ているパジャマのほうが
可愛い―」とうらやましがり、
長男の源役を演じた作間は「スウェットですね。そのまま
コンビニ行けるみたいな格好が多いです」と話す。
「番組で、衣装で着用したものをそのまま買い取りました。
青い色で、襟があるものが気に入って着ています」
と明かしたのは、次男の洛役を演じた那須。
三男の柊役を演じた織山も「雑誌で着たものを買い取り
ました」と明かした。
本作はシリーズ累計250万部突破のオザキアキラによる同名人気少女コミックが原作。
母の再婚をきっかけに、女子高校生・成田糸(畑)が4人の弟たち(作間、那須、織山、
内田)の姉となって同居生活を始める“ゼロ距離”ラブコメディ。
後半に行われたフリップトークでは、タイトルにちなんで「うちの○○がすみません!」コーナー
が設けられた。
畑は
「ツボが浅すぎてすみません」と答え、「みんなでふざけるので笑ってしまって…」とカメラ前での
NGの多さを反省。
作間は
「0型がすみません」と答えた。蚊に刺されやすい血液の作間は撮影中に大きな蚊に刺され、
かゆみに耐えながら撮影したそう。
那須は
「麦茶がすみません」と書き、(いいシーンで)麦茶を注ぐときのチョロチヨロという音を反省。
織山は
「本性」と書き、「この現場って弟になれる」と話した。
内田は
「うちのお兄ちゃんにすみません」と書いた。「休みの時間は皆でしっかり話せて楽しかったです。
でも、先輩たちよりも畑芽育ちゃんと話すほうが楽しかった。お兄ちゃんたちすいません」と報告。
兄たちは「それはしょうがない」とにっこり。
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
アニメの世界観満載。
みなさん、それぞれのパジャマ姿が可愛らしかったです。
最後に畑が「映画初主演です。皆さん宣伝部長になって応援してください」
と笑顔でメッセージを送った。
作間は
「普段から気心知れている仲間なので、撮影はやりやすかったです。初号(試写会)を観て、
改めて『安心できる仲間だな』と思いました」と当時を振り返る。
織山が
「ここまでキュンキュンする映画はなかなか無いので新鮮でした。畑芽育さんと近い距離で
目を合わすシーンは緊張しました」と話すと、畑も
「お美しい顔がすぐ目の前にあって緊張しました(笑)」と同調。
内田は
「先輩たちは演技がうまくて見習いたいです。織山くんは泣く演技が良かった。凄いな~と
思いました」と先輩たちの演技に尊敬の眼差し。
那須は
「騎馬戦のシーンがオススメ。躍動感がある」とアピール。
過去ページ58
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言えない秘密 |
ライド・オン |
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わたくしどもは。 |
お終活 再春! |
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コードギアス |
ミッシング |
不死身ラヴァーズ |
映画 きかんしゃトーマス |
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おしりたんてい |
FLY!/フライ! |
PLAY! |
SHOGUN |
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身代わり忠臣蔵 |
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カラオケ行こ! |
ウィッシュ |
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アクアマン |
ある閉ざされた雪の山荘で |
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 |
市子 |
隣人X |
怪物の木こり |
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火の鳥 |
マイホームヒーロー |
唄う六人の女 |
月 |
アナログ |
ケンシロウによろしく |
BAD LANDS |
赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 |
ほつれる |
ホーンテッドマンション |
スイート・マイホーム |
リボルバー・リリー |
高野豆腐店の春 |
こんにちは、母さん |
春に散る |
取材・撮影 福住佐知子
11月29日より公開
映画『正体』の完成披露舞台挨拶が都内で行なわれ、主演の横浜流星、共演の山田孝之、
吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈とメガホンを取った藤井道人監督が
出席して作品について語った。
本作は、染井為人の同名小説(光文社文庫)の映画化。
一家殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜)の逃走劇を
描いたサスペンス。鏑木(横浜)が自身の冤罪を晴らすための343日間が描かれる。
横浜は
「サスペンスですが、エモーショナルな人間ドラマになっています。4年の月日を経て
完成して、本日皆さまにお届けできることを嬉しく思います。自分の中でも一つの集大成
となった作品になりました」と感慨深げに挨拶した。
取材・撮影 福住佐知子
オフィシャルサイト
そして、内野は
「上田監督が不撓不屈の精神で、稿を重ねるごとにどんどん
素晴らしいものにしていった。その気迫と情熱にやられました。
監督の思い入れはひとしおだし、そういう作品に参加させて
いただいて非常に光栄でした」と上田監督の情熱を絶賛した。
11月8日より公開
川口は
「将来、一年中クリスマスが楽しめるお部屋を作りたい。だから、友だちにはクリスマスが好きな人
がいい」と話した。
作品について横浜は「監督やメイク部と相談してリアルさを追求しました」と話し、「鏑木は自分が
信じてもらえない状況に陥って、脱獄します。彼の真意や目的を見失わないことを一番大事にして
いました。それをず―っと維持するのはとても苦しかったです」と役作りに苦労したことを吐露した。
「那須」と名乗る鏑木と出会い無罪を信じる沙耶香役を
演じた吉岡は
「自分の人生を生きられていることがどんなに尊いのか、
生きている喜びを感じていただけるような作品になって
います」とアピールした。
続いて、「クランクアップのときに出番ではない山田(孝之)
さんがたくさんのエキストラに交じって撮影に参加してくれた
のが嬉しかったです」と撮影時のエピソードも話した。
取材・撮影 福住佐知子
11月22日より公開
山田孝之は
「エキストラさんがたくさん必要と聞いて、『じゃあ僕も
行きます〜』って。(笑)」と説明していた。
劇中、鏑木を執拗に追う刑事・又貫役を演じた山田孝之は、
「酷暑のせいでストレスがかかってしまったので、冬のシーン
ではちょっと毛量が薄くなっているかも…。
刑事として追い込む立場でしたが、私も追い込まれた立場で
板挟みでした。『絶対ハゲる』と毎日思っていたので、ちょっと
ハゲてると思います」
と、びっくりエピソードを披露して会場に笑いを誘った。
映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の完成披露上映会が都内で行なわれ、
舞台挨拶に内野聖陽、岡田将生、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈、
真矢ミキ、小澤征悦、上田慎一郎監督が出席してクロストークを行った。
本作は、韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」が原作。
税務署に務めるマジメな公務員(内野)がひょんなことから詐欺師集団“アングリー
スクワッド”の天才詐欺師(岡田)と手を組み、脱税をひた隠す大企業が未納している
10億円を徴収するために動き出す姿が描かれる。
上田慎一郎監督作品。「相棒」シリーズなどの岩下悠子と上田監督が共同で脚本を
手がけている。
森本は横浜の正体を『おしゃべり』と回答。「クランクイン前にみんなで食事に行ったんですが、
横浜さんとは一回も目が合わなかったんです。会話も『うん』で終わってしまいました。
でも、撮影が終わってみると笑顔でしゃべってくれて、優しい人で大好きになりました」と話した。
横浜は、役作りのために距離感を保っていたそうだ。
『生身』と書いた吉岡は
「アクションシーンはほぼすべて横浜さん
自身がされています。危険を顧みず、すべて
を映画に捧げる感じが『生身』だなと感じ
ました。」
天才詐欺師の氷室マコト役を務めた岡田も
「ワンダーランドでしたね(笑)。劇団のような感じで、
皆さんとアイデアを出し合いながらお芝居を構築して
行きました。充実した時間だったなと思います」とコメント。
山田杏奈は
『仕事人』とフリップに書いて、横浜の熱演を
称賛。
お互いの印象について、岡田は「新鮮な体験ができた」
と話し、内野は
「岡田くんは、すごく優しんです。詐欺師って怖いキャラ
なのかなと思っていたんですが、岡田くんがやると甘えん坊
みたいな感じで、すごくかわいい」と語った。
可愛いと言われた岡田は、照れながら大爆笑だった。
内野と岡田は初共演
となる。
横浜は自身の正体は『なし』と書いた。
「自分から自分のことをあまり伝えたくない。役者という仕事はミステリアスでいることがいいなと
思うし、自分の人柄を知られて作品に影響するのも嫌なので教えません―」
と凛々しい顔で自身の信念を語った。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
撮影に4年も掛かった大作です。
ストイックな横浜さんの渾身の演技が素晴らしいですし、
いくつもの顔に変身する姿も見どころですよ。
取材・撮影 福住佐知子
11月1日より公開
本作は、長野県御代田町を舞台に、地元の女子高生たちが大きな壁にぶつかりながらも
カーリングの国際大会のエキシビションマッチの出場権をかけて奮闘する姿が描かれる。
今年の1月に撮影は終了している。
チームのエースで、“スキップ”のポジションを担う
清水香澄役を演じた本田は
「ついに皆さんに観ていただける日が来て嬉しいです」
と笑顔で挨拶。
フィギュアスケーター歴18年の本田だが、カーリング
経験はまったくない。滑り方が違っているそうで、
「フィギュアスケートとの共通点は氷の寒さだけでした。
『みゆちゃんは大丈夫』と周りから言われ続けたの
ですが、私が一番ダメでした。難しかったです」
とカーリングの足の運びに苦戦したことを話した。
最後に横浜は
「純粋な気持ちで観ていただきたいです。『信じるとは』ということや冤罪の怖さについて
考えさせられましたし、(鏑木の)希望を持って生きている姿に心を動かされました。
我々の覚悟や思いが込められているので、ぜひ受け取ってください」とメッセージを送った。
村井竜也役を演じた後藤は、わざと車に接触し弁償を要求する当たり屋役。
「映画・ドラマともにいい温度感でやれました」と話す。
偽造のプロでメカニックの丸健太郎役を演じた上川は、テンションの高い役を演じたために
素に戻ることに苦労したそう。
闇金業者・五十嵐ルリ子役の真矢は、娘の五十嵐薫役を演じた鈴木と食事に行ったエピソード
を披露した。
女性の多い舞台挨拶は華やかで、写真を撮るのが楽しい。
フィギュアスケートの本田さん、俳優としての顔が楽しみな作品です。
映画『カーリングの神様』の都内で行われた完成披露上映会をリポート。
舞台挨拶に主演の本田望結、共演の高島礼子、川口ゆりな、長澤樹、泉智奈津、
白倉碧空とメガホンを取った本木克英監督が出席してクロストークを行った。
===ライターのひとりごと===
この日、スペシャルゲストにせいや(霜降り明星)とゆうちゃみが
登場して大きな拍手を浴びた。
ゆうちゃみは獅童のヴェノムスーツのクオリティーに「耳の穴まで
ヴェノム!(笑)」と驚きの声を上げる。
マーベル作品の大ファンだというせいや。
2人は新作はまだ未見であることを明かし、「ヴェノム自体が
かわいい。エディとの掛け合いがお笑いコンビのようで、見ていると
まるでヴェノムが粗品みたいに見えてきますね」と話す。
怖い映画が苦手でいままで『ヴェノム』を観ていなかったという
ゆうちゃみは、ヴェノムの赤い舌をモチーフにした赤いドレスで
登場。
「友だちから『ヴェノムって、かわいいねんで』というので観てみたら、
めちゃくちゃ面白かった」と大興奮。
1作目『ヴェノム』、2作目『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
を観てすっかりヴェノムファンになった様子。
「今回も期待しています!」と熱いエールを送った。
里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いを活写する
“虚”パートと、「八犬伝」の作者である滝沢馬琴の創作の真髄に迫る“実”パート
を交錯させて物語が進行する。
本作のアイドル犬・八房くんのぬいぐるみを持って登場した
真威人は
「『正義で何が悪い』について語れる人を1人知ってます。
一緒に映画の魅力を語れればなと思っています」
と前ふりしてから父の藤岡弘、を呼び込んだ。
おなじみの仮面ライダーのテーマ音楽で登場した藤岡弘、。
日本を代表する不滅のヒーローの登場に客席からは大きな
声援が飛んだ。
八房の首に巻かれた赤いマフラーは、仮面ライダー仕様だ。
===ライターのひとりごと===
藤岡弘、さんと藤岡真威人さん、仲良し親子のトークショーは微笑ましい。
素晴らしい愛の絆を感じました。
井浦と水原は初共演。井浦は水原について
「映画でもお芝居を見ています。さまざまな分野で妥協のない自己表現をされる方。想像もつかない
ものがうまれると思いました」と話す。
永瀬について井浦は
「20代の頃から良きタイミングにお芝居をさせてもらっていて、一緒のシーンがあるたびにいつも
衝撃を食らわされています。永瀬さんにいただいたきっかけや悔しいという思いを、消化させて
自分でも何かしたいと思わせてくれる人です」とコメントした。
「桜井」と名乗り、介護施設で働く鏑木に恋心を募らせる舞役の山田杏奈は
「夏編で1日だけ参加したとき、舞としての時間経過があるので髪を染めました。そこを注目して
観てください」とアピール。
「ベンゾー」と名のり、大阪の工事現場で働く男を鏑木だと気づく和也役を演じた森本は
「夏の撮影では滝のように汗をかいているし、冬の撮影では吐息が白かった…。
時間軸を大事に撮影したのでリアルさが出ていると思います」と過酷な撮影を振り返った。
税務署員・熊沢二郎役を務めた内野は
「上田監督が遠慮せず、好き勝手やってくれるように意識
しました」と話す。
その言葉に上田監督は「ありがとうございます!」と笑顔。
「皆さんがたくさんのアイデアを現場で出してくださって、
そこから自分のプランを再構築することもありました。
大変でしたが、楽しかったです。幸せでした」
と撮影を振り返った。
オリジナル版はトム・ハーディがエディとヴェノムを一人二役で
演じているが、日本語吹替版はヴェノムを獅童で、エディ役を
諏訪部が担当してタッグを組んできた。
今回はエディのセリフにヴェノムが被ってくるパートが多くて
吹き替えが大変だったそう。
“セカンド”の牛山沙帆役を演じた白倉は、撮影中は周りを笑わせるムードメーカーだったそう。
「コミカルなキャラでしたが、私自身も面白いのでコントロールはしていました」
と人懐っこい笑顔を見せた。
バイススキップとも呼ばれる“サード”江藤実乃梨役を務めた長澤は
「カーリングか好きだから楽しんでやっていました」と笑顔。
“リード”役の中澤優芽役を務めた泉が
「撮影初日に激昂する場面を取りましたが、難しかったです」と話すと、本木監督が
「良くあそこまで怒ってくれたなって―。頑張ってくれました」と称賛した。
高島も
「監督と“最近の若い俳優たちはセリフがしっかり入っていてすごいね~”と話していました」
と共演者たちの奮闘振りを称えた。
ヴェノムの声を担当してきた獅童は
「今回が最後なので、吹き替えも終わるので寂しいですよ。
歌舞伎界にもヴェノムのファンが多いんです」と話す。
また、
「毎回映像を見るのをすごく楽しみにしているのですが、
今回は吹き替えの時、映像見ながらちょっと泣きました。
今回は本当にすごいですよ」と感動したことも明かしていた。
ヴェノムスーツを気に入っている獅童は
「以前はスパイダーマンのスーツを着て散歩していましたが、
ヴェノムスーツでも散歩したい」とヴェノムスーツをおねだり。
その場で映画会社から「持ち帰りOK」との許可が下り、
獅童は「ホントですか?」と声を弾ませ大喜び。
スーツは獅童サイズで特注制作されているが、獅童は
「このスーツは着るのが大変で、三人がかり。家族に手伝って
もらうしかない」とぼやきながらも大きな笑顔を見せた。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
舞台に作られたヴェノムの横顔と舌のセットはスゴイ迫力!
ヴェノムスーツを頂いた獅童さん。
ヴェノムスーツで散歩している姿を見てみたいですね。
内野は作品について
「ワチャワチャと、まとまりがつくのかなという一人ひとりの
巣窟。まるでワンダーランドに行くような感じで毎日が面白
かった」と話す。
藤井監督は
「時間がかかったからこそ、お互いにレベルアップしました。4年かからなければこれだけの
素晴らしいスタッフ、キャストは集まらなかった。期せずして運命がぶつかる瞬間があるんだな
と思っています」と、これまでの長い道のりをかみ締めた。
後半、タイトルにちなんでキャストたちが
横浜の“正体”についてフリップに書いて
語り合う場面があった。
山田孝之は『水』と答えた。「何を書こうかと迷っているうちに他のメンバーの答えを聞いてしまい、
『これはもう書けない』と思い、ふと出てきたのが“水”。そう書いて、あとは流星に振ろうと
決めました」と横浜に丸投げした事とを明かし、会場に笑いを誘った。
作品について内野は
「『監督からホン(脚本)づくりから参加してくれないか』と
言われて参加したので、何十回も打ち合わせをしました」
と報告。苦労を吐露した。
長編映画では3度目のタッグを組んだ藤井監督は、フリップに『武士』と書いた。
「侍のような魂を持っていて、ちょっとはサボりなさいよって思うくらい仕事にストイック」
と真面目な横浜の姿について話す。
2022年春にクランクイン予定だったがコロナ禍で撮影が延期。
さらに、上田監督がコロナになって撮影は上田監督のリモート
演出で行われたという。
前代未聞の演出方法となり、内野が
「コロナ禍で監督が罹患してしまい撮影が止まるのかなと
思ったら、『やります』と言ってリモートで演出してくれたん
です。まさに『カメラを止めるな!』状態」と打ち明けると、
会場に笑いが起こった。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
人数の多い舞台挨拶は写真撮りが大変。
でも、名優の方々を一堂に拝見できるのは嬉しい限りです。
カーリングはチームワークが重要なスポーツ。“友達にする人の条件”についてそれぞれが
話す場面があった。
本田は
「“みんなお友達”という感じになっちゃう―。どこかで偶然お会いしたりすると“運命だ、ずっと
この先も友達だ、仲良しだ”って思っちゃうんです」と話し、本作の撮影終了後に高島と焼肉屋で
偶然会ったことを話した。
高島は「私もあの時から愛を感じています。これからもよろしくね―」とにっこり。
見どころを聞かれた獅童は
「ヴェノムが劇中で歌を歌うシーンがあります。僕自身が
歌ってるので楽しんで欲しい」とアピール。
諏訪部は
「可愛い家族が出てきます。特に子どもがとても可愛い
です」とコメント。
2人とも話したいことはたくさんあるものの上映前なので、
ネタバレ回避に必死な姿を見せて会場に笑いを誘った。
豪華な共演者たち。
どんな役にもなりきれる元女優・
白石美来役を演じた森川は
「(女優役なので)いろんな扮装
をしたので楽しかったです。
それと、ダイススタッキングを
岡田さんが持ってきて、
みんなでダイススタッキングを
やりました」と撮影現場の合間
のエピソードを披露した。
終盤、タイトルにちなんで、人をだました出来事を語るコーナーが設けられていた。
岡田が「今、自分をだましている状態なんです」と告白。
「撮影している中で1回も川栄さんと会ったことがなかったんです。だから今、まるで会ったかの
ように立っています」と話すと、川栄も
「はじめましてです。だまし合っていますよね」と笑顔で同意した。
川栄は劇中、内野の部下で正義感にあふれる望月さくら役を演じている。
川栄は
「内野さんは周りの皆さんが動きやすいように率先してくださる。とても優しい先輩だなと思って
います」話した。
脱税を働く橘大和役を務めた小澤は、逆らう者を徹底的に排除する
カリスマ社長役を怪演。
「脱税王という初めての役ですごく面白かった」と話し、なぜか手を
上げて客席に向かって「納税しよう!」と呼び掛けて会場に笑いを
誘った。
だが、本木監督は本田の練習の成果について
「見事なもんです。スタントを準備していたのですが、
プレーもお芝居も完璧にできていました」
と称賛を送った。
カーリングを題材にした理由を聞かれた本木監督は
「本田望結さんのお芝居に興味がありました」
とコメント。
閉鎖の危機が迫る御代田町のカーリング場のオーナー役を務めた高島は
「みんな仲良しで、本当に可愛いんです」と微笑み、少女たちとの共演を楽しんだことを明かした。
映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ジャパンプレミアイベントが都内で行なわれ、日本語吹替版
でヴェノム役を務める歌舞伎俳優の中村獅童、エディ・ブロック役の諏訪部順一、スペシャル
ゲストとしてせいや(霜降り明星)とゆうちゃみがレッド舌(ヴェロ)カーペットを歩いて登壇した。
ステージには巨大なヴェノムの横顔と赤い舌をかたどったレッド舌(ヴェロ)カーペットが設置
されており、満員の会場は興奮状態。
本作は、ダークヒーロー、ヴェノムの活躍が
描かれる大人気シリーズの第3弾にして
最終章となる。
シリーズ完結編では、ジャーナリストのエディ・
ブロックに地球外生命体シンビオートが寄生
して誕生したヴェノムに隠された秘密が明かされ、
ヴェノムの秘密を知る邪神・ヌルが最大最凶の
敵として登場し、2人による決死の逃亡劇と最強の
敵との壮絶な戦いが大スケールで描かれる。
ライバルチームへ移籍した香澄の幼馴染で、“セカンド”の曽根原舞役を務めた川口は
「集中力が大事な役柄だと思いながら演じていましたが、カメラが回っていないところでは爆笑
していました。笑い声が溢れる温かい現場でした」と撮影を振り返った。
「(イベントに)呼んでいただいてありがとうございます」
と頭を下げた藤岡弘、。作品を観た感想を聞かれると、
「素晴らしい映画でした。堪能させていただきました。
馬琴が正義の重要性を貫き通した物語を、まさにこの時代
に皆さんに観ていただきたい!」
と熱くアピールした。
取材・撮影 福住佐知子
10月18日より公開
“虚”のパートに登場し、里見家に仕えた夫婦に育てられた
最年少の八犬士・犬江親兵衛役を演じた真威人は
「僕がまだ10代の頃、2年くらい前に撮影しました」
と振り返る。また、
「VFXを使用しての撮影で、撮影はグリーンバックで行われ
ました。芝居の環境を自分の中で想像しながらやらなきゃ
いけなくて―。大変でしたが、完成した作品を観たら、想像を
超える迫力と臨場感がありました。
“虚”のパートはアクションシーンが見どころです。
“実”パートの馬琴(役所公司)が『八犬伝』を書き上げる
までの葛藤も色濃く描かれています」と説明した。
真威人は時代劇初出演で、父の藤岡弘、から所作などを
学んだことも明かした。
真威人が演じる犬江親兵衛は八犬士の中で唯一馬に乗る
役柄。
「乗馬も教えてもらいました。教えてくれた人が父を知って
いて、『お父さんもご一緒に』と言ってくれたんです。
父と並んで馬に乗るという貴重な経験をさせてもらいました」
と話した。
藤岡弘、は
「乗馬の話を聞いた娘たち(女優
としても活躍している天翔愛ら3人
の娘たち)も“私たちも乗りたい”
と言うので、家族5人で馬に乗って
駆け回りました。
山の上まで最後まで皆でついて
これたんです」
と嬉しそうに明かした。
映画『徒花―ADABANA―』が初日を迎え、都内で行われた舞台挨拶に主演の井浦新、
共演の水原希子、永瀬正敏、メガホンを取った甲斐さやか監督が出席して作品について
クロストークを行った。
本作は、2019年に長編監督デビューを果たした甲斐監督の最新作。甲斐監督は脚本も
手掛けている。
限られた上層階級の人間が病に侵されたときに、延命治療として自分と全く同じ見た目の
「それ」を保有できるという近未来を舞台に、手術を前にした新次(井浦)と臨床心理士の
まほろ(水原)、治療のために人間に提供される「それ」との物語が描かれる。
真威人は
「父は本当に乗馬がうまくて速いん
です。1人だけスピードが段違いに
速くて飛ばすので追いつくのに
精一杯で、ついていくのが大変
でした―」と楽しそうに話した。
井浦が甲斐作品に出演したのは2作目。
今作で新次と“それ”の2役を演じ分けた井浦は
満員の客席に向かって「『徒花‐ADABANA‐』の
世界を全身で楽しんでください」と呼びかける。
最後に出演者を代表して内野が
「上田監督が不撓不屈の精神で作り上げた作品。ご一緒できて非常に光栄でした。
エンタテインメント性の豊かな作品になっていますので、ぜひ楽しんでください」
とメッセージを送った。
ヴェノムの変化や成長について獅童は
「最初の頃は凶暴で、ただ暴れ回っていたけれど、だんだん
人間味あふれる愛らしいキャラになっていった」と説明。
諏訪部も
「寄生されて、どうしたもんかと思っていましたが、いまとなって
は相棒ぶりが深まっています」と説明した。
取材・撮影 福住佐知子
10月25日より公開
長澤は、
「一緒にいて楽しかったらもう友達」と話し、本作のキャスト陣についても「ずっと仲良しなメンバー
です」と笑顔を見せた。
都内で行なわれた映画『八犬伝』〈正義で何が悪い〉ヒーロー談義付き特別試写会
(曽利文彦監督)の舞台挨拶に藤岡真威人と父の藤岡弘、が出席。
2人の仲良し親子トークイベントをリポート。
本作は1842年に完結してから200年近くの時を超え、現代のエンターテインメントに多大な
影響を与え続けている滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」をモチーフにした山田風太郎氏の小説
『八犬伝 上・下』(角川文庫)を、『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦監督
が実写映画化。
時代を超えて多くの人々の心に響き、愛され続けている“勧善懲悪”をテーマに八犬士たちが
正義を貫き、悪を討つ姿がダイナミックに描かれている―。
高島は
「共に成長出来る人がいいですね。この作品で、皆さんから
仕事って楽しいんだなって、いい学びを得ました」。
本木監督は
「人の話をちゃんと聞いてくれれば友達です」と話していた。
最後に本田は
「皆さんお一人お一人に見合う見方が絶対にある作品です。
絶対に後悔させない映画ができたと思います」
と本作を熱烈アピールした。
泉は
「一緒にいて落ち着く人。無言が平気な人がいい」と答えた。
白倉は
「一つでも尊敬し合えるところがあれば友達です」と答えた。
犬にたとえられた藤岡弘、は「オオカミの間違いじゃないのか?」と照れた笑顔で真威人に
問いかける。藤岡が掲げたフィリップには「愛」の文字が。
「人間は愛があれば解決できない問題は何1つない。自分なりのやり方ですが、子供たちは
ちっちゃい頃から抱きしめてチュ~チュ~していました(笑)。今でも毎日4人を抱きしめてます」
と明かした。
隣の真威人は「恥ずかしくて汗が止まらない」とハンカチを出して汗を拭きまくりだった。
甲斐監督は
「想像を超えるお芝居をされるとうれしくなっちゃって。爆笑してすみません。私が想像していた
ものを皆さんが超えて演じられたので嬉しくて―」と撮影時を振り返る。
さらに、「新さんが新次の夢と“それ”の夢、どっちも見たという話を聞いて、本当に大変だったん
だろうなと思いました」と井浦の苦労をねぎらった。
さらに、藤岡弘、は
「僕は100か国近く旅をして最終的に気付いたのは、人間は愛があれば解決できない問題はないと
思う」と熱っぽく語る。
「これから先、人生にどんな困難、どんな壁に突き当たろうとも生き抜き、やり抜いてもらいたいと
いう思いを込めて“愛”です」と熱く語った。
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ほかの共演者に役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭佑、寺島しのぶら豪華俳優陣が
集結している。
最後に井浦は、自身の恩師となる故若松孝二監督について
話した。
「若松監督と甲斐監督は作風も人物像も違うけれど(若松
監督の作品に参加した時と同様に)甲斐組は居心地がよい」
とコメント。
また、「甲斐監督本人からは激しさとか凶暴さを感じませんが
作品からは溢れています。だけどそれは観客を傷つけたいん
じゃなくて、僕らに問い続けたいんだろうなと感じるんです。
答えはたくさん出ると思います。甲斐監督の小さな改革を、
作品を全身で感じて楽しんでください。何度でも足を運んで
ください」とメッセージを送った。
イベントの終盤に、劇中の八犬士たちが
それぞれに漢字1文字で表せる性質を
持っている(犬江親兵衛は「仁」の珠を
持つ)ことにちなんで、お互いの印象を
漢字1文字で表現してフィリップに書く
コーナーがもうけられていた。
水原は
「“それ”と新次を行ったり来たりしなければいけない
撮影の方法というか、新次のパートを終わらせてから
“それ”を撮るということでなくて、どっちも交互に
やらなければいけなかった。そばで見ていて、『どう
なっちゃうんだろう?』って思いました。『自分だったら
泣いちゃうな』と思っていました。井浦さん、すごかった
です」と2役を演じ分けた井浦の演技を絶賛した。
そして
「本当に俳優さんってすごいなと思ったし、本当に
たくさんのことを学ばせていただきました」と話した。
真威人は「犬」と書いたフィリップを掲げる。
父の藤岡弘、について
「父を見てて、不意に見せる笑顔や子供
たちにかける愛情、周りの人々に振りまく
雰囲気やオーラがまるで大型犬みたい
なんです―。僕が言うのもあれですが、
愛くるしい“わんこ”みたいだなって―。
(加えて)真に男らしい強さや優しさを
持っていて、根底には深い愛情があり
ます」と話す。
井浦は
「僕が新次と“それ”の間を行ったり来たりするほど、
監督がケラケラ笑って楽しそうにしてくれてたので、
『やったー!』という気分でした」と話す。
最後に諏訪部が客席に向かって、
「ご覧いただいた後は、良い感想はSNSで広げていただきたい」。
獅童は
「いい作品になっていると思いますし、みなさんの期待値に応えられた作品だと思います」
とアピール。
そして、獅童と諏訪部が「We are Venom!」とコールを決めてイベントは終了した。
臨床心理士のまほろ役を演じた水原は3年ぶりの
映画出演となる。
「今日はこの満席を見ることが出来て、とても心が
いっぱいです。興味深い作品で、チャレンジングな
役どころでした。人間のどこか怖い部分が描かれて
いて、私の好きな要素が詰まっている作品。
甲斐監督の世界に入ることができて嬉しかったです。
夢のような現場でした」
と尊敬する先輩俳優たちとの共演に喜びをかみ締める。
===ライターのひとりごと===
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久しぶりの水原希子さん。美しい。相変わらず素敵な装いで登壇されました。
AIが当場する作品が増えたような気がします。自分とそっくりな人物(?)が
現れたらどうするのかなぁ~
新次の担当医役を演じた永瀬は
「作品を十分楽しんでください」と客席に伝える。
甲斐監督は
「スペシャルなキャストが出演してくれました―」と
望みどおりのキャストがそろい、笑顔を見せる。
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新次とAIとの2役を演じた井浦は役作りについて、
「僕は新次と“それ”という存在の2人の役を演じ分ける
というよりも、新次が生まれて育ってきた環境と
、“それ”がどんな環境でどんなものを食べながら
どんな人たちに見守られて育ってきているのかという、
2人の役の周りの環境や生活だったりを勝手に想像
して膨らませて撮影した感じです。お芝居でテクニカル
にやるよりも、それぞれが生きてきたものを映したい
と思って演じていました」と説明した。
永瀬が水原について
「静けさの中の炎というか、熱い中の静寂を持っている人」と評した。
自身の役作りについては
「なるべく目立たないようにと意識しながら撮影に臨みました。
初めて脚本を読んだときに『僕はいないな』と思ったんです。
遠目の存在でいたいと思っていて、僕の役どころは新次の心の中の
葛藤を具現化したものではないかと考えていました」と話した。
井浦は、
「何が生まれるかわからない希子さんと、積み重ねてきた永瀬さんと、こうやってお芝居できて
すごく嬉しかった」と話す。そんな井浦に永瀬は「めっちゃいいこと言ってくれますね。新くんは
ずっといいやつです」と笑顔で話した。
甲斐監督は
「いろんな正解がある。観てもらった人の中にあります。
いろんな答えを出して欲しい」と伝えた。
井浦も
「映画を観た後に語りたくなる映画っていいですね」。
永瀬は
「この映画はいろんなきっかけを与えてくれます」と伝えた。