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将棋界の歴史を変えた感動の実話を映画化した『泣き虫しょったんの奇跡』の完成披露舞台挨拶が
都内で行われ、主演の松田龍平のほか、共演者の野田洋次郎(RADWIMPS)、渋川清彦、駒木根隆介、
新井浩文、松たか子、小林薫、國村隼、豊田利晃監督、瀬川晶司五段(原作)が出席した。
本作はプロ棋士・瀬川の自伝的小説を「青い春」の豊田が映画化。
「26歳の誕生日までに四段へ昇段できなければ退会」というプロ棋士養成機関・奨励会の規定により、
一度夢を絶たれた主人公・晶司(しょつたん・松田)が、周囲に支えられながら再びプロ棋士を目指す
様が描かれる。
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劇中で対局シーンを撮るときなど、撮影現場
に瀬川本人がいつも訪れていたという。
しょったんこと昌司役を務めた松田は
「本人がいると気になってしまって…。
嬉しいやら、やりづらいやらでした」
と告白。
さらに、「将棋も教えてもらって、特別な
撮影になりました」と振り返っていた。
プライベートでも親交の深い松田と野田が
幼なじみ役として共演を果たし、野田が
「貴重で幸せな経験」と喜びを語った。
ミュージシャンでもある野田は演技に
不安があり出演への迷いもあったというが、
「監督から『できるよ』と言っていただいて。
それを信じて参加したのですが、最初の
シーンでは10回以上撮り直しをさせて
しまって一瞬後悔しました」
と語っていた。
[7月14日アップ]
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ボス・ベイビー
15時17分、パリ行き
坂東玉三郎 愛の讃歌
サニー/32
マンハント
去年の冬、きみと別れ
パディントン2
監査役 野崎修平
伊藤くんAtoE
不能犯
リベンジgirl
覆面系ノイズ
勝手にふるえてろ
8年越しの花嫁
鋼の錬金術師
9月7日より 全国公開
取材・撮影 福住佐知子
晶司と苦楽をともにする奨励会員を演じた駒木根、渋川、新井。
豊田作品の常連俳優である渋川は
「1998年から一緒にもう20年。こうしてここに立てているだけで嬉しい。
僕の役のモデルとなった人がよくダジャレを言う方らしくて、いかに
ダジャレをセリフに織り交ぜるか考えましたね」
と本作への参加の喜びを語った。
将棋が大好きで、この日の衣装はプロ棋士を意識したという駒木根は
「序盤も中盤も終盤も隙のない作品だと思います。駒たちの躍動する
姿をぜひ楽しんでほしい」
と熱くアピール。
撮影の合間にはキャストの間で対局が行われていたという。
新井は
「龍平はめちゃくちゃ弱かったのに、どんどん強くなって最後のほうは僕も
全く勝てなかった」と話した。
また、もっとも将棋が弱い人物として冬野渡役の妻夫木聡と村田康平役の
染谷将太を挙げ、
「最弱ですね。お互いが対局すると一生勝敗がつかない」
と話して会場に笑いを誘った。
原作を7~8年前に読んでから映画化を熱望していた豊田監督は、かつて
奨励会にも在籍しプロ棋士を目指していたという。
「奨励会を辞めた経験があって将棋のことを憎んでいた。でも原作を読むと
もう1回将棋が指したくなったんですが、どこに企画を持ち込んでも『将棋の
映画はダメだ』と断られた。でも、ほかの将棋の映画がいろいろ公開されたり
、藤井(聡太)くんが活躍してくれたおかげで将棋ブームが来たこともあり、
完成の日の目を見ました」
と晴れやかな笑顔で映画化までの経緯を説明した。
最後に松田は
「日本の魂がこもっている将棋の世界で奮闘する瀬川さん含め周りの
人間ドラマが色濃く描かれています。本当にいい映画です」と作品をアピール。
豊田監督も「夢を追い続けている男の物語です。皆さんの心に触れるシーンが
あれば嬉しい」と客席に向かって呼びかけて、イベントは幕を閉じた。
===ライターのひとりごと===
藤井聡太さんの大活躍や羽生善治永世七冠の国民栄誉賞の受賞など、将棋界は
話題がいっぱい。将棋には全く興味がなかった私も目が離せなくなりました。
[7月7日アップ]
8月1日より 全国ロードショー
取材・撮影 福住佐知子
豪華な共演者たち 写真左から 新井、小林、國村、松
ピクサー・アニメーション・スタジオの20作目となるメモリアル超大作『インクレディブル・ファミリー』の
日本版完成披露舞台挨拶が都内で行われ、キャストの三浦友和、黒木瞳、山崎智史(子役)が出席した。
本作は、2004年に公開され第77回米アカデミー賞で長編アニメーション賞と音響編集賞に輝いた
ディズニー / ピクサーの長編アニメーション作品『インクレディブル』の続編。
全米では6月15日に公開されると、オープニングの興行収入が全米歴代アニメーション作品の
ナンバー1に輝く大ヒットを記録している。
続編では、平穏な日々を送ろうとしていたインクレディブル一家の日常が妻のヒーロー活動復帰を機に
変化するさまが描かれる。
前作に続いてブラッド・バードが監督・脚本を担当している。
怪力自慢のMr.インクレディブル・ボブ役を務めた
三浦は
「前作から14年経っているのに、オファーをいただいて
嬉しかったです! 頑張りました」
と笑顔で挨拶。作品について
「壮大なホームドラマ。スーパーパワーを抜かせば、
どこの家庭でも起こりうることを描いた物語です」
とアピールした。
http://shottan-movie.jp/
オフィシャルサイト

体がゴムのように伸び縮みするイラスティガールことボブの妻ヘレン役を務めた黒木も続投。
14年ぶりの出演に「またイラスティガールができるんだと思うと、すっごく嬉しかった」と三浦に同調した。
作品については
「パート1のラストシーンから3時間しか経っていないところから、物語が始まります。末の息子ジャック・
ジャックの新しいパワーも必見です」と呼びかけた。
高速で走ることができる長男ダッシュ役の山崎も「ドキドキ、わくわくします!」と元気に挨拶し
会場からは大きな拍手を浴びた。
三浦は黒木の称賛に照れながら
「(劇中で)ボブが子育てするシーンがあるのですが、イクメンの部分は30代で僕も経験しているので、
そこは似ているかもしれないですね(笑)」と返す。
黒木については
「黒木さんはヘレンそのもの。表で活躍して、家庭も大事にしているところが本当に一緒」と絶賛した。
演じた役柄との共通点を聞かれると、黒木はボブ役の三浦について「優しくて包容力のあるところ」
とべた褒め。
山崎はダッシュとの共通点を
「ダッシュは叫んでばかり。僕もいつも先生とかお母さんから『静かにしなさい!』って言われてるから、
似ているところはうるさいところです!」と告白し、客席から笑いを誘った。
イベントの終盤、7月7日の七夕にちなんで
映画のロゴをモチーフにした七夕飾りが登場。
キャストたちが
「欲しいスーパーパワー」の願いごとを書いた
短冊を発表する一幕も見られた。
ほかの日本語吹替キャストには
綾瀬はるか(長女役)や高田延彦(アンダーマイナー役)
も出演している。
===ライターのひとりごと===

https://www.disney.co.jp/movie/incredible-family.html
オフィシャルサイト
終盤になると「小さいころ、好きな子にやってしまった変なこと」という
ちょっとした変態話でトークが繰り広げられた。
松居監督が高杉に
「好きな子のリコーダー、舐めたりしなかった?」と問いかけると、
高杉は
「舐めたことなんてない。気を引きたくて(好きな子に)ちょっと意地悪
したことはある」と告白。
向井も
「僕もない。好きな子と偶然を装って会えるようにしたことはある」
とコメントした。
そんな中、満島は
「僕は2本舐めたことがある。好きな子がリコーダーを替えたんです。
最初は黒と白、高学年から真っ白なやつに。それは行っとかないと…」
と冗談混じりでぶっちゃけると、会場は大爆笑となった。
ヒロイン・ソン(キム・コッピ)のクズな彼氏を演じた高杉は
「松居監督から『パチンコに行ってくれ』と言われました。何回か行って
勝ったりしたんですけど、こうやってハマっていくんだなと思って
怖くなりました。今はもう行ってないですけどね」
と役作りを振り返っていた。
最後に、池松は
「すごく乱暴で、破天荒で、狂っていて、拙い言葉で、でもすごく純粋な
映画になったと思っています。狂った純愛映画です。“やばい人たちの
テラスハウス”みたいな映画になっています」とアピール。
松居監督は
「今日この世界に生まれてきたような純粋な気持ちで観てください」
とメッセージを伝えた。
ロケが行われたアパートでは、騒ぎすぎて実際に住んでいた人たちにご迷惑を
おかけしたようです。どんな現場だったのでしょうね。
住みたくはないけどちょっと覗いてみたかったです。
[6月23日アップ]
8月4日から『快盗戦隊ルパンレンジャーVS
警察戦隊パトレンジャー en film』と
2本立てで全国公開。

===ライターのひとりごと===
http://www.build-lupin-vs-pato.jp/
オフィシャルサイト
タイトルにちなんで「理想のキスのシチュエーションは?」
という質問に山田は劇中での博物館キスをあげた。
「キスの後に『ファーストキスって最高』と耳元で
ささやかれて」とにっこり。
それにはムロは「うわー!俺も言われテェー!」と大興奮。
同じ質問を振られた長澤は
「特にないですね…」とぽつり。
さらに突っ込まれると長澤は「唐突なキスがいいかな。
でもさりげないのがいい。彗星みたいな(勢いがある)のは
やだ!」と答え、会場を沸かせた。
当日は大ヒット記念の鏡開きも行われた。
最後に長澤が
「素敵な映画が出来上がったと思います。
一人でも多くの人に観てほしい」
と呼びかけた。
山田は
「たくさんある映画の中で選んでいただいて
ありがとうございます。あと3回くらい友達や
家族を誘って観ていただいて、(周りの人に)
面白いと伝えていただけたらと思います」
と観客に語りかけてイベントを締めくくった。
ムロさんはいつでもムード・メーカーで誰の話にでも口をはさんでくる。
この日は佐藤さんも頑張って割り込んできて、2人の漫才を見ているようで楽しかった。
毎日が楽しい現場だったことが想像できます。
[5月19日アップ]

取材・撮影 福住佐知子
5月26日より全国ロードショー
===ライターのひとりごと===
そんな鶴田にディーンは
「鶴田さんがご自身の撮休の時に、おひとりでジョグジャカルタに行かれたのが衝撃的でした。
インドネシアでの移動は難易度が高いんです。僕も最初はどうやって移動したらいいかわからなかった
くらいなのに…」と鶴田の行動に驚きを隠せなかったようだ。
メガホンを取った深田監督は
「観てくれた人で意見を交わしてほしい」という思いで同作を作ったことを明かしていた。
同イベントで、深田監督がフランスの文化通信省より芸術文化勲章の1つ“シュバリエ”の受勲が決定した
ことが発表され観客からは祝福の拍手が送られた。
同作がフランス、インドネシア、中国で公開されることも発表された。
http://umikake.jp/
オフィシャルサイト
http://www.peterrabbit-movie.jp/
オフィシャルサイト
西川は元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音(ゆずき・れおん)とダブル主演を務める。
西川は平成8年に「T.M.Revolution」としてデビューし、昨年20周年記念ツアーを終えた。
舞台や映画への出演など幅広く活動している。
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オフィシャルサイト
14年ぶりのオファーに大喜びの三浦さんと黒木さん。
ヒーローを演じる気分ってどんな感じなんでしょうね。
私はスーパー・ガールとかワンダーウーマンとかやってみたいな。
[7月1日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
7月7日より 全国公開
本作は『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』などの松居監督のオリジナル作品。
恋する女性が“好きな人”に10年間もなりきった男たちを描く異色の純愛映画。
池松がロックシンガーの尾崎豊、満島がハリウッド俳優のブラッド・ピット、大倉が坂本龍馬に
なりきっている。
第21回上海国際映画祭のGALA部門で上映された。
映画『君が君で君だ』の完成披露舞台挨拶が都内で行われ、池松壮亮、満島真之介、
大倉孝二、高杉真宙、向井理、YOU、松居大悟監督が出席してクロストークを行った。
https://kimikimikimi.jp/
オフィシャルサイト
昨年4月に、実際に人が住んでいるアパートの2階の一室を借りて撮影されたという本作。
満島は
「踊ったり、歌ったり、叫んだり、すごかったんで壊れると思った」と撮影当時を振り返る。
大倉は
「台本をもらった際に『わけわかんねーな』と思ったまんま、最後まで走り抜けました」と話し、
「自分には向いてない」と素直な思いも打ち明けていた。
向井は
「3人(池松、満島、大倉)をすごく気持ち悪いなぁ…と思いながら
見ていた」と話す。
「僕は、わりとまっとうな役だったと思います。僕がいなかったら
上映できていない」とぶっちゃけた。
YOUも
「3人の場面はもう地獄絵図」と言い切っていた。
取材・撮影 福住佐知子
映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』の製作発表会見をリポート。
犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星、上堀内佳寿也監督、
劇場版ゲストの勝村政信と藤井隆が出席した。
最初に平成仮面ライダーシリーズのプロデューサーの白倉伸一郎氏が「各々のシリーズの一番大事な
ところを抜き出した映画。シリーズを代表する映画にするという意味で作成されている」と報告した。
仮面ライダービルドを演じる犬飼は
「ライダーといえば、”変身”だと言われますが、最初のうちはうまく変身ができずに悩みました。
でも今回は一番の”変身”が出来と思います」と熱くアピール。
5月に福岡・北九州でエキストラ約3000人が参加して市役所前の道路を完全封鎖したシリーズ最大規模
のロケが行われた今作。
ロケでの思い出を聞かれ、大のラーメン好きという犬飼は
「北九州といえばラーメン。撮影以外では、どれだけたくさんのラーメンが食べられるかということに集中
しました」と話し、何件もの店を食べ歩いたことを明かした。
また撮影現場については
「集まっていただいた皆さん一人一人から熱い仮面ライダー愛が伝わってきました。とてもいい空気で
熱い現場でした」と感謝の気持ちを伝えた。
ゲスト俳優として出演し‘シリーズ史上最強の敵’を演じた勝村は
「オファーを頂いて驚きました。7月で55歳になるんですが、こんな僕がライダーになって良いのかと…」
と興奮を隠せない。また
「周りの友だちが『お前、すごいなぁ~』と褒めてくれて。『子どもと一緒に見に行くよ』と言ってくれました」。
さらに「幼いころの自分に『50年近く経ったら最強のライダーになれるんだぞ』と言ってあげたい。
夢のようです」と喜びを爆発させた。
もう一人のゲストで西都の知事・郷原光臣 / ゼブラロストスマッシュ役を務めた藤井も
「現場が素晴らしくて身が引き締まる思いでした。出演できて光栄でした」と嬉しそうに語っていた。
なお会見では、北都の知事・才賀涼香 / シザーズロストスマッシュを演じた松井玲奈からの
ビデオメッセージも上映された。最後に犬飼は「暑い夏にベストマッチな映画です」と力強くアピールした。
さらに同じ日に、映画『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』も製作発表会見を
行い、伊藤あさひ、結木滉星、工藤遥、濱正悟、横山涼、奥山かずさ、元木聖也、田中直樹(ココリコ)、
杉原輝昭監督が出席した。
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写真左から 仮面ライダービルド(犬飼)とルパンレッド(伊藤)
http://nekodaku.jp/
《画像クリックで拡大》
オフィシャルサイト
本年度第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した映画『万引き家族』の
都内で行われた完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶にはキャストのリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、城桧吏(子役)、
佐々木みゆ(子役)、是枝監督が出席してクロストークを行った。
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第71回カンヌ国際映画祭での最高賞パルムドールの受賞、おめでとうございます!
トロフィーを手にした是枝監督の喜びは大きく、私たちにも伝わってきました。
素晴らしいい作品を今後も作り続けてください。本当におめでとうございます。
それぞれがいろんな事情を持ち、孤独を抱えた
血のつながりのないにせものの家族の生活を見事にとらえた素晴らしい作品です。
[6月3日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
6月1日より全国公開
映画『50回目のファーストキス』の公開記念舞台挨拶が都内で
行われ、山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、佐藤二朗、太賀、
山崎紘菜、福田雄一監督が出席して、ロケ地でのエピソードなどの
クロストークを行った。
本作はハワイのオアフ島を舞台に、記憶障害で前日の出来事を
全て忘れてしまう瑠依(長澤)と、そんな彼女に一目惚れした
大輔(山田)との恋の行方が描かれる。
===ライターのひとりごと===

犬童監督は沢尻にオファーした理由を聞かれると
「主演の『ヘルタースケルター』を観てから沢尻さんのことを女優として
尊敬していました。自分の作品にも出演していてほしいと思っていました。
引き受けてもらえて、すごく良かった」と語った。
作品にちなんで「自分が猫だったらどんなことをしたい?」という
質問を振られると犬童監督は
「抱っこされてみたい。沢尻さんとかに…」と告白して周りに笑いを誘った。
吉沢は
「猫なら誰と密着してもOKですよね(笑)。僕はお皿とか、陶器とか、
いろんな物を壊したい」と話す。
犬童監督から「それは猫でも許されないよ」と突っ込まれていた。
沢尻は
「ロシアンブルーになって、大自然の中を駆け回ってみたいです」
と語った。

終盤、猫の良男が登壇すると会場から
「可愛い~」と声が飛んだ。
沢尻は、この猫が可愛すぎて撮影後に
引き取りグリグリという名前をつけて
飼っているそうだ。
「(毛色が)グレーなので、グリグリという
名前をつけました」
と名前の由来を話していた。
沢尻さんが歌ったり、踊ったりと今まで見たことのない沢尻さんの姿が新鮮で可愛い。
それと、ロシアンブルーの良男のキュートさは猫好きにはたまらない映画です。
取材・撮影 福住佐知子
[6月9日アップ]
6月8日より全国公開
===ライターのひとりごと===
夜野魁利/ルパンレッド役を務めた伊藤は
「歴史ある戦隊シリーズの映画で主役をやらせて頂くということで、大きな責任感を感じていました。
今回はWレッドが中心の話になっています。怪盗と警察という真逆の役割を超えた2人の人間ドラマに
注目していただけたらと思います」と見どころを語った。
Wレッドのもう一人、パトレン1号/朝加圭一郎を演じた結木は
「僕と魁利(伊藤)は素顔のままのアクションが多く火薬を使った場面もあり、すごくいいシーンになっている
と思います。怖い思いをしましたが、頑張りました」と撮影を振り返っていた。
杉原監督は
「今回は2人のレッド(ルパンレッドとパトレン1号)が中心の芝居が多いけれど、
2人とも朝方までの撮影でも集中力も切れずに気迫の芝居を見せてくれた」
と絶賛していた。

ゲスト俳優でイケメン探偵エルロック・ショルメ役の田中直樹(ココリコ)は
「戦隊ものにあこがれていたので参加できて嬉しかった。嬉しくて撮影現場
では浮ついていたと思う。夢のような現場でした」
とコメントした。
当日はキャラクターによるパフォーマンスも行われ、楽しい会見となりました。
お土産にいろんなキャラクターグッズ類も頂きました。
[6月16日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
6月23日より全国公開
===ライターのひとりごと===
映画『猫は抱くもの』の完成披露試写会舞台挨拶をリポート。
沢尻エリカ、吉沢亮、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督が出席した。
本作は、思った通りの自分になれず投げやりな毎日に慣れてしまった“元アイドル”の沙織
(沢尻)と、自分を沙織の人間の恋人だと思い込んでいるロシアンブルーの猫の良男(吉沢)が、
自分らしい生き方を見つけていく物語。
第21回上海国際映画祭では日本映画で唯一のコンペティション部門出品作となった。
《画像クリックで拡大》
6年ぶりに映画主演を務める沢尻は元アイドルの沙織を
演じる。
「ファンタジックで遊びがいっぱいの作品」と挨拶。
元アイドル役ということで、劇中で安室奈美恵の楽曲を
披露している場面では歌と踊りに挑戦。
沢尻は「普段踊ったり歌ったりしていないので、すごく
練習しましたが大変でした」と笑顔も見せる。
一方、猫の良男を擬人化した姿を演じている吉沢は
「なかなかペットを演じる機会はない(笑)。
細かい演出は猫好きの監督に任せました」とコメント。
「猫の良男が沙織にお腹をなでられて逃げるシーンが
あるのですが、監督から『猫はなでられすぎると嫌がる』
と教えられて、驚きました」
と意外な猫の習性にびっくりした様子。
また、映画初出演を果たし、猫のキイロ役を務めるコムアイは
「普段からだらしないので、リビングにいる姿そのままです」
と明かしていた。
山田は
「(公開して)嬉しいのですが、こうしてみんなで集まれる回数が
少なくなると寂しくも感じます」と挨拶。
すると福田監督が
「最近山田くん、ちゃんとしたコメントできるようになったね!」
と山田の挨拶に突っ込む。
ムロも
「ちょっとばかし唐突に終わりますけど、まあ慣れていきます」
とフォローしていた。
長澤は
「福田組に入れてとっても嬉しかった。早く皆さんに観てもらいたい
と、この日を楽しみにしていました」
と挨拶して大きな拍手を浴びた。
福田監督は
「広い世代に観てもらえる映画を作れたことが嬉しい。一人でも
多くの人に観ていただきたい」と笑顔を見せた。
昨年の夏にオール・ハワイロケを敢行した本作。
思い出に残っている出来事を聞かれた山田は「毎日が本当に楽しかった」と撮影を振り返った。
ロケ中に大量のソーメンを購入した山田によるソーメンパーティーが開かれ、山田は
「大量のソーメンをゆでたので、最後のほうになると箸でソーメンのゆであがりが分かった」と
得意げに語っていた。
《画像クリックで拡大》
さらにムロは
「プールサイドの食事会にまさみちゃんが水着で来たの!水着の上に大きめの白いTシャツを着て! 
男子が一番好きなタイプ。僕やスタッフさんが気を使って見ないようにしていると、そしたらそのまま
プールにザブンって入るわけ! 出てきたらこれまた男子が一番好きな姿!みんな見て見ぬ振り
してたけど、すっごくきれいだった」と当時を思い出した様子で大興奮。
福田監督は「それは僕がまさみちゃんを誘ったから!僕のおかげ!」と自慢していた。
http://www.50kiss.jp/site/
オフィシャルサイト
映画『海を駆ける』の完成披露イベントが都内で行われ、舞台挨拶に主演のディーン・フジオカ、
共演の太賀、阿部純子、鶴田真由、メガホンをとった深田晃司監督が登壇して作品について
クロストークを行った。
本作は第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を『淵に立つ』で
受賞した深田監督が、2004年にスマトラ島沖大震災の津波で壊滅的な被害を
受けつつも今では完全に復興を遂げた町パンダ・アチェを舞台に、自然の脅威と
美を国籍や宗教を超えて育まれる若者たちの友情を通して描く。
ディーンが演じるのは海岸で倒れているところを発見された謎の男・ラウ。
片言の日本語やインドネシア語を話す男はラウ(インドネシア語で「海」)と名付けられ、様々な不思議な
奇跡と事件を巻き起こしていく。
満員の客席から「ディーンさーん!」と黄色い声援で迎えられた
ディーンは手を振りながら笑顔で登場。
ディーンは
「今日はちゃんと服を着てきました。映画では裸で登場しますが、
今日はちゃんとしたジャケットを着て皆さんにこうやってご挨拶
させていただくことを嬉しく思います」
とにっこり。
出演オファーが来たときディーンは
「チャレンジングな作品で、ラウを自分の存在を通して作って
いけたらいいなと思っいながら、演技をしていく上で監督と
たくさんコミュニケーションをして作っていこうって思いました。
ラウというアートインスタレーションみたいなものを、自分の体や
声、存在を通じて表現する」
と役作りで重視した部分を説明した。
また
「アチェでのオールロケというのに驚きました。(アチェは)もともと
インドネシア政府と30年くらい独立戦争をやっていて、ジャカルタに
住んでいる僕の家族は『なんでそんな危ないところに何をしに
行くの?』って言っていました」
と話す。
映画が完成して
「作品の中にラウとして一部になれたことはすごく不思議な体験でした。
自分もいつかインドネシアで映画を作ってみたいと思っていたので、
祖国日本を経由してアチェに行けたことを誇りに思います。インドネシア
の魅力をもっと知ってもらいたい」
とアピールした。
ラウと一緒に暮らすことになるタカシを演じた太賀は
「ディーンさんにインドネシア流の食事の仕方を教えてもらいました」
と撮影時のエピソードを披露した。
タカシの母役を務めた鶴田は
「私とのラストシーンでのディーンさんは、ものすごく美しいです。ディーンさんの普段の佇まいというか、
美しくてピュアな感じがそのまま生かされていました。芝居しながら見とれてしまいました」
とコメントして会場から大きな拍手を浴びた。

太賀と鶴田は劇中、難しいインドネシア語に挑戦している。
http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/
オフィシャルサイト
最後にディーンが
「僕らのいる世界はどの角度から見るかで解釈が変わるってことを考えさせられる作品。
スマトラ島の地震を経験しているアチェの人たちの明るさや優しさに触れて、未来に対する希望が
生まれました」とメッセージを送った。
満員の客席はほとんどがディーンさんファンの女性。
生ディーンさん、何度見ても素敵です。
[5月12日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
5月18日より全国ロードショー
映画『ピーターラビット』のジャパンプレミアイベントが東京ミッドタウン日比谷内のシネマズ日比谷で
行われ、脚本と製作・監督を務めたウィル・グラック、ピーターラビットの日本語版声優を担当した
千葉雄大が舞台挨拶に出席した。
この日はサプライズゲストに高梨沙羅、森泉も登壇した。
本作は全世界36の言語でシリーズ累計1億5000万部のベストセラー絵本、
ビアトリクス・ポター原作の『ピーターラビット』をハリウッドで初めて映画化。
舞台は風光明媚なイギリスの湖水地方。心優しい女性ビア(ローズ・バーン)や、
仲間たちと楽しく過ごしていたピーターだったが、ある日、大の動物嫌いである
マグレガー(ドーナル・グリーソンという天敵が現れる…。
===ライターのひとりごと===

同作のオファーを受けた際の心境を千葉は
「有難さと一緒に緊張感みたいなものもありました」と明かし、
「今回は“可愛いだけじゃない”というところがテーマになっています」
と説明。
千葉は「可愛さに加えて、ピーターラビットの自由で活動的な部分も
演じることができた。2面性という意味ではすごく面白かったです」
と振り返っていた。
アフレコ時にはピーターの顔に合わせて自分の表情をつくって
アフレコしていたことを明かした千葉は
「オリジナルのジェームズ・コーデンさんに負けないように
頑張りました」とアピールすると、グラック監督は
「もちろん負けていないですよ!」
と千葉の吹替を大絶賛して千葉を喜ばせた。
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グラック監督は
「野生の動物たちを描くにあたり、アニメーターたちは動物の動きを忠実に再現することを心がけていました。
動物の骨組みをコンピューターに読み込ませて不自然な動きを入れないよう気をつけたので、映画を4分
くらい観たら本物の動物だと思うのでは」
と期待をあおった。
千葉は
「歌も含め、最後まで責任をもってピーターラビット役を全うできて良かった。自信の作品です。多くの方に
観ていただきたい」と作品を熱くアピールした。
千葉は日本吹替版でピーターラビットの声とエンドロールで流れるテーマソングも担当している。
劇中の音楽についてグラック監督は
「最後に流れる曲はとても楽しいから、みんながジャンプをして、劇場を出る時には頭から離れなくて、
雄大さんを呪うくらいになってほしいね」
とジョークを飛ばして会場を沸かせていた。
本作は暴対法成立以前の昭和の広島を舞台にし、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された第69回
日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子の同名小説を『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』などの白石監督が
映画化。
やくざとの癒着が噂される刑事・大上章吾(役所)と捜査二課の新人・日岡秀一(松坂)が、激化していく
暴力団同士の抗争に直面するさまが描かれる。
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白石監督は
「命を削る思いで撮った映画です。苦労は多々ありましたけど、こうやって出来上がってしまうと
何一つ苦労したことを覚えてない。充実した時間でした」と感無量の様子。
新人刑事の日岡役を務めた松坂は、「役所さんとバディを組んだことが何よりの宝」と笑顔で語り、
「本作の中で役所さんが使っているライターがあるんですが、それをいただきました」
とポケットからライターを取り出した。
「映画を観終わった後は、きっとこれをうらやましいと思ってもらえるんじゃないでしょうか。
そういう濃厚な関係性の中で撮影できたことが宝物でした。本当に自信を持ってお届けできる作品です!」
と語った。
マル暴のベテラン刑事・大上を演じた役所は松坂について
「今回はほとんど一緒のシーンが多かったので楽しかった。松坂くんは共演者として頼もしい俳優さんで、
素晴らしい俳優さんだと思います」と称賛し、松坂を喜ばせた。
松坂との共演は『日本のいちばん長い日』以来で、2度目の共演となる。
ジャパンプレミアの前には「“ウサギ”まみれイベント」が開催され、
千葉がウサギたちが柵の中を駆け回る野外特設会場でトーク
イベントを行った。
ピーターラビットの吹き替えを務めた千葉は、青いジャケットが
トレードマークのピーターにちなんで青色のスーツ姿で登場。
可愛いうさぎたちに微笑みかけながら千葉は
「かわいいだけじゃない二面性という意味では、演じていて
面白かった。
ピーターは激しいイタズラもしますが、誰からも憎まれない
愛されるキャラクター。
僕と同じだなと思いました(笑)」
と語り、報道陣を沸かせた。
舞台挨拶でグラック監督が、
「子どものころは日本に住んでいました。久しぶりに日本に来て、
すごく変わりましたね。街がきれいになった」
と挨拶。
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この日は、スキージャンプ選手の
高梨沙羅、
モデル・タレントの森泉もゲストとして
登場。
監督と千葉に高梨は大量の人参を
プレゼント。
また、森から花束が贈られる一幕も
見られた。
ピーターラビットを意識した青色のスーツがお似合いだった千葉さん。
ウサギまみれイベントでは一羽のウサギを抱き上げてフォトボース。
ウサギの可愛さに負けていませんでしたよ。
[4月28日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
5月12日より全国公開
映画『孤狼の血』完成披露試写会が都内で行われ、舞台挨拶に主演の役所広司を筆頭に
共演の松坂桃李、真木よう子、江口洋介、中村倫也、音尾琢真、阿部純子、竹野内豊、
伊吹吾郎、ピエール瀧、江口洋介と、柚月裕子(原作者)、白石和彌監督の豪華メンバーが
一堂に集結した。
===ライターのひとりごと===

ルッソ監督は
「才能に溢れたキャストがこれほど集まる映画は他にはない。群像劇なのでそれぞれのエゴはなしで、
お互いがお互いを尊重し創造性と強調性にあふれる映画になった」とチームワークの良さも語った。
憧れのヒーローを聞かれたトムホは、「スパイダーマンだよ」と即答。
「彼のすごいところは、自分がスパイダーマンであることを秘密に
しているところ。僕があんなスーパーパワーを手に入れたら、すぐ
インスタで発表しちゃうよ」
と自身が演じているスパイダーマン愛をさく裂させた。
ルッソ監督は
「キャプテン・アメリカかな。僕と弟のジョー・ルッソがマーベル・
シネマティック・ユニバースに足を踏み入れたのは『キャプテン・アメリカ
/ウィンター・ソルジャー』を監督したことがきっかけ。
そして次に『シビル・ウォー』を撮ったし、これまでキャプテン・アメリカの
目線で物語を見てきたので、思い入れが強い」と答えた。
http://marvel-japan.jp/avengers-iw
オフィシャルサイト
そして
「僕が初めて日本に来たのは30年ほど前のこと。
日本に来るのは毎回素敵な経験です。それに、皆さんが
僕の映画を長い間応援してくれていることに心から感謝を
捧げたい」と観客に向かって呼びかる。
また
「30年後にもヨボヨボになっていても皆さんに会いに来ます」
と語りかけると、会場から大きな拍手と声援が送られた。
本作についてベッソン監督は少年の頃に原作と出会ってから
映画化したいと思っていたことを明かし、
「この作品で皆さんと一緒に25世紀に行きます。そして
皆さんに宇宙飛行士になっていただければと思います」
とアピールした。
その後、キモかわエイリアンの情報屋トリオ
“ドーガン=ダギーズ”の吹き替えで
(3人一緒での)アフレコ初挑戦となった
THE ALFEEの3人が登場。
ベッソン監督から
「君たちのアフレコは最高だ」と言われて、
メンバーたちは大喜び。
さらにベッソン監督が
「原作は29巻もあるので、もしかしたら続編も
作るかもしれない」と明かすとメンバーたちは
「ぜひ協力したい!」と続投を願っていた。
続いて、歌手のリアーナが演じているダンサー・バブルの日本語
吹き替えを担当した女芸人のゆりやんが、衣装のコスプレで
登場して会場を沸かせる。
ベッソン監督にダンスをしながら迫り、
「アイアムジャパニーズセックスシンボル! 調子乗っちゃって!」
とギャグを飛ばしながら熱烈アピール。
ゆりやんのあまりの過激さにベッソン監督があきれ顔で
「きみは本物のエイリアンかい?」と声をかけ、会場は大爆笑だった。
盛り上がったイベント終盤ではベッソン監督が吹替キャストたちに
映画貢献のお礼として、星に名前を付ける権利である“星の
ネーミングライツ”をプレゼントする場面もあった。
http://valerian.jp/
オフィシャルサイト
本作は東京の下町で祖母・初枝(樹木)の年金を定収入として、万引きなどの軽犯罪を重ねて
生活費を稼ぎながら生きているそれぞれの胸の中に秘密を抱えた家族の姿が描かれる。
『そして父になる』『三度目の殺人』などの是枝裕和監督の最新作。
日雇い労働者をしている父・治役を演じたリリーは、「情けない(父親)ぶりを世界の人に見ていただこうと
思います」と挨拶。
また
「いつもは早く撮影が終わってほしいと思いながら現場にいるのですが、今回は終わってほしくないなと
ずっと思っている2カ月でした。この家族といる方がどんどん心地よくなってきて…」
と充実の撮影を振り返った。
是枝監督作品に常連の樹木が「私はこれで(今回の作品で)出演をご辞退させていただきます。
寒くて、早く帰りたくて、本当に過酷な現場でした」と愚痴をこぼすと
リリーが「毎回それ言ってますよ」とすかさずツッコみを入れ、周りを笑わせた。
妻・信代役を務めた安藤は是枝組初参加となる。
「是枝組に参加させていただけるとは思わなかったので、
ビックリしました」とオファーを受けた際の驚きを吐露した。
信代の妹・亜紀役を務めた松岡も
「想像よりも早く入れてもらえました。すごく息がしやすくて、温かくて
風通しのよい場所でした」と是枝組への初参加に大喜び。
豪華キャスト陣がヒーローを演じている映画に参加したトムホは、
「すばらしい体験をさせてもらった。夢のような体験」と振り返る。
まだ本編を観れていないけれど、それぞれのヒーローが輝く場面が
あり成長していく姿を見ることができるはず」
と作品をアピールした。
治の息子・祥太役の城、治が家に連れ帰る少女ゆり役の佐々木は
オーディションで選ばれた。
是枝監督は城については
「入ってきた瞬間に"この子でいこう"とピンと来ました、いつまでも
見ていられる。」と話し、佐々木については
「家族と離れて部屋の隅でポテトチップスを食べるオーディションでの
食べ方が良かった。可愛かった」
とそれぞれの選出理由を語っていた。
初来日を果たしたルッソ監督は
「念願かなって、やっと日本に来ることが出来ました」と大興奮。
また、「『インフィニティ・ウォー』の続編となる第4弾では、日本が
フィーチャーされることになります。日本のファンに向けた
ギフトシーンがあるので期待してください!」
とコメントして会場から大きな拍手を浴びた。
最後に是枝監督は
「各世代で自分が一番撮りたいと思う、うまい役者を集めて
この作品を作りました。
この現場に立ち会えていることが幸せだなと思えた作品です」
と充実感をにじませながらアピールした。
カンヌへの出品は『海街diary』以来3年ぶり7度目の
参加となる是枝監督は、今回はグランブリとなる
パルムドールを見事受賞した。
日本映画でのグランプリは今村昌平監督の『うなぎ』以来、
21年ぶりの快挙となった。
やくざ役に初挑戦した江口が
「東映さんがやってきた『仁義なき戦い』からかなり時間がたって、Vシネマブームがあって。
そこから時間が止まっていたように思いますが、この映画が突破口になればいいなと思います」
と作品をアピール。
また、やくざ組織の若頭を演じた竹野内は
「静と動でいえば、静。これまでは良い人の役が多かった」と自らのキャリアを述懐し、
「こんなすごいキャストのなかで、この映画に参加できたことが本当に嬉しかった。光栄です」
と新境地に挑んだ胸中を感慨深げに語っていた。
裏社会の男たちに関わるクラブのママ役を務めた真木は、
「男性キャストが切磋琢磨するさまを間近で見ていて、心から”カッコいい”と思いました。
私も男性だったら”やりたい”と思うほどカッコいい男性たちばかりだったので、うらやましさもありました」
と撮影を振り返っていた。
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最後に役所は
「白石監督から『元気のある日本映画を作りたい』と言われ、僕たちキャスト陣は元気のある映画を作ろうと
頑張りました。皆さん、やくざの役をのびのびと演じていらっしゃった(笑)。僕と松坂くんは刑事役で、正義の
味方をやらせていただきました。多くの方に観ていただきたい!」と客席に呼び掛け、大きな拍手を浴びた。
タキシード姿の男性キャスト陣が皆さん素敵で、惚れ惚れしました。
特に、今回やくざ役に挑戦した竹野内さんの渋い演技にノックアウト。かっこいい!
[4月21日アップ]
取材・撮影 福住佐知子

4月27日より全国ロードショー
===ライターのひとりごと===
http://www.korou.jp
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のスペシャル・ファンミーティングをリポート。
イベントにはスパイダーマン役のトム・ホランドとメガホンを取ったアンソニー・ルッソ監督が出席した。
この日は約500人のファンが招待されており、お気に入りのヒーローたちのコスプレ姿のファンも
多数来場。フッテージ映像も上映されスペシャルなイベントとなった。
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本作は、マーベル・スタジオ最新作。
マーベルコミックのヒーローたちによるドリームチームの活躍を描く「アベンジャーズ」シリーズの第3弾。
ヒーローたちが最凶最悪の“サノス”と死闘を繰り広げるさまが描かれる。
トムホのニックネームで呼ばれるトムは最年少アベンジャーズの
スパイダーマンを演じており、大きな声援で迎えられたトムホは
「コンバンハ」と日本語で挨拶。
妻夫木は
「デコボコな家族ですけど改めて絆を感じ、ホロっとさせられます」と作品について語った。
蒼井も
「こういう映画が日本にあって良かった。素晴らしい先輩に囲まれて仕事できるのは、本当に幸せ」
と笑顔でコメント。
今作の中心的人物・史枝を演じた夏川は
「台本を読んで『えっ? 史枝が家出?』って(笑)。これは大変な
ことになったな、というのが正直な感想でした」
と感想を語った。
“主婦への讃歌”をテーマに家事労働の大変さが描かれている
本作で、「史枝は完ぺきなスーパー主婦だと改めて感じました。
(労働量を)お金に換算したら、すごい給料がもらえそう」
と主婦の苦労について語った。
本作は、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ石田衣良氏の同名恋愛小説を、
2016年の舞台に続いて松坂×三浦監督のタッグで映画化された。
女性専用の会員制クラブで働くことになった森中領(松坂)が、様々な女性たちと体を重ね、その欲望や
心の傷に向き合うことで自身も成長していく姿が描かれる。
20歳の大学生・リョウ役を務めた松坂は
「本当にただキツかったですね。緊張や期待、不安が入り交じってますね」
と撮影時をしみじみと振り返る。
真飛も
「今日が何曜日か何日かわからないくらい撮影しっぱなしの日もありました」
と話す。
三浦監督は
「キャストはもちろん
スタッフさんも
本当に大変でした。
心からそう思う映画でした。
その苦労もスクリーンに
刻まれているかなと
思います」とキャストや
スタッフをねぎらった。
最後に松坂は
「僕がいままでに携わってきた作品の中で、これほど
入り口と出口が違う作品もなかなかなかったなと
思います。そして何よりもものすごく余韻を楽しめる
作品だと思います。舞台、映画を通してこのメンバーで
やってきて怖いものはないです。
最初は面食らうかもしれないのですが、劇場を出るとき
は軽やかな会話を繰り広げられるのではないかなと
思っています。それだけ、自信のある作品です」
と熱くアピールした。
13人もの豪華キャスト陣の集結と、短い時間での写真撮影に大わらわ。
おひとりづつの写真を掲載したいところですが、スペースに限りがあってそうもいかず(泣)。
松坂さんの俳優としての成長ぶりに目を見張る作品になっています。
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===ライターのひとりごと===
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最後にトムホが
「日本のみなさんは最高なファンの方々ばかりで、本当にありがとうございます!」
と心からのメッセージをファンに伝えてイベントは終了した。
終盤には、日本人ゲストとしてファルコン役の吹替を務める溝端淳平とアベンジャーズの大ファンという
俳優・佐野岳も駆けつけトムホとルッソ監督と固い握手をかわした。
トムホの来日は2度目。京都に行って、お寺巡りをしたことを明かしたトムホ。
前回は兄弟と一緒に来日したけれど、今回は・・・・。
[4月7日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
4月9日~5月22日、
赤坂ACTシアターにて上演
演劇ユニット「地球ゴージャス」によるプロデュース公演第15弾となる「ZEROTOPIA(ゼロトピア)」の
囲み取材をリポート。
岸谷五朗、寺脇康文、柚希礼音、西川貴教、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜が舞台衣装で出席した。
===ライターのひとりごと===

「幸せなのは最高に素晴らしいキャスト、
スタッフが毎回集まってくれること。
私も寺脇さんも本当に幸せです」
と笑顔を見せた。
また、寺脇との関係について岸谷は「喧嘩は一度もしたことがない」ときっぱり。
寺脇が「喧嘩したら僕が負けるじゃないですか…」と冗談交じりに突っ込むと、
「そういうことじゃない。出会ってまだ2、3年の感じ。最新作が常に代表作であるという気持ちは2人とも
今も変わらない」と話し、結束の強さをアピールしていた。
今回「地球ゴージャス」の作品に
初参加する新田は
「15歳の頃から『地球ゴージャス』の
作品に出たいと思っていた」と明かし、
「映像に比べて舞台は経験がありません
が、とても嬉しい気持ちでいっぱい。
毎回が全力投球なので、ケガなくみんなで
最後までできれば…」と抱負を語った。
そんな新田に岸谷は
「マッケンには特別な身体能力があるので
絶対舞台に出てほしいと思っていたんです。
2か月間、舞台のための発声法などを
教えてたら、ガンガン伸びてきて。
素晴らしいです。これからも舞台をやって
欲しいし、やっていくでしょうね」
とエールを送っていた。
新田と西川は特に意気投合している様子で、西川が
「大体一緒にいるので(稽古場でも僕ら二人は)見つけやすいですよ」と笑顔で語ると、新田も
「みんな家族。お兄ちゃんお姉ちゃんに会いに来る感覚で稽古させていただけました。幸せです」
と明かしていた。
衣装とメイクが際立った今回の取材。
真剣佑さんは、岸谷さんや寺脇さんの指導の下でどんな舞台を見せてくれるのか楽しみ。
[4月7日アップ]
5月25日より全国公開

映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』の完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶には平田家の家族を演じた橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、林家正蔵、
妻夫木聡、蒼井優とメガホンを取った山田洋次監督が出席した。
本作は橋爪と吉行演じる周造・富子の熟年夫婦と、2人に振り回される家族の姿が描かれる。
今作ではへそくりの盗難事件をきっかけに起きた夏川扮する長男(西村)の嫁・史枝の家出騒動で
起きるドタバタが描かれる。
2012年に映画『東京家族』で一家を演じた俳優8人が再集結。
シリーズとなっている「家族はつらいよ」では第3作目となる。
===ライターのひとりごと===

https://www.chikyu-gorgeous.jp/

本舞台は沈没した豪華客船から生き残った男女に待ち受ける運命が描かれる。
心に闇を抱えて生きてきた彼らに押し寄せる巨大な陰謀とは何か。
「生」という普遍的なテーマを題材に「地球ゴージャス」ならではのエンターテインメントが
繰り広げられる。
岸谷と寺脇は長きにわたって
本ユニットを指揮してきたが、
今回の作・演出を務める岸谷は
「2018年ならではの作品。今のこの
時期にしかできない演劇が作れた
のではないかと思います」
と自信たっぷり。
山田監督は
「『東京家族』を作ったときは、この4組のカップルとこんなに長く
仕事をすることになるとは想像もしていませんでした」としみじみ。
続けて
「何度も何度も同じカップルと仕事をしていて素敵なアンサンブル
が生まれてくる様が見られるのは、監督として本当に幸せなこと
でした」挨拶。
また作品については
「主婦の抱えている悩みや矛盾など、女性差別が激しいこの国で
それを念頭に入れながらこの映画を作りました」
と語った。
さらに家事労働の大変さを訴える本作にちなんで、
男性キャスト陣が家事への貢献度を問われた。
http://kazoku-tsuraiyo.jp/
オフィシャルサイト
正蔵が
「この作品とかけまして、お刺身の盛り付けと解く。その心は、どちらも“ツマ”の大切さがよくわかります」
と得意ななぞかけを披露し、会場を沸かせた。
橋爪は
「(何度も共演していて)今回は家族のチームワークができていたのでとても楽でしたし、楽しかったです」
と撮影を振り返った。
取材・撮影 福住佐知子
橋爪は「何もしませんよ」とバッサリ。
西村は「掃除と簡単な食事は作りますと語り、
妻夫木は「掃除は任せちゃったりしますけど、
たまに料理を作ったり、皿洗いとかはします」
と家事に協力していることを明かした。
正蔵は「うちは女性が強い家庭なので、
もういいなりです。そういう人生を生きています」
と告白し、会場の笑いを誘った。
取材・撮影 福住佐知子
本作を4年がかりで完成させたというベッソン監督は、
本作のテーマ曲に乗りながら陽気に登場、「コンバンワ」と
日本語で挨拶。
フォトセッションを早めに切り上げたベッソン監督に、カメラマンたちは大慌て。
ベッソン監督には2度ほどインタビューさせていただいた経験がある私は、
写真嫌いなのを知っていました。
この日、テーマ曲に合わせてダンスを踊るベッソン監督が見られてラッキーでした。
[3月24日アップ]
4月6日より全国公開

取材・撮影 福住佐知子
映画『娼年』の完成披露舞台挨拶が都内で行われ、主演の松坂桃李、共演の真飛聖、冨手麻妙、
猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、西岡德馬、
江波杏子と三浦大輔監督が出席した。
===ライターのひとりごと===
松坂は
「撮影期間中は『明日、休みにならないかなぁ』とか、『三浦さん(監督)が
風邪をひいて寝込まないかなぁ』とか思っていました(苦笑)が、三浦監督は
風邪ひいても現場にしっかり来ていたので『あぁ、ダメだ。この人は無敵だ』
と思いました」と話し、周りに笑いを誘った。
劇中の松坂は、文字通り一糸まとわぬ姿で体当たりの演技に挑んでいる。
娼夫のリョウを“買う”役を演じた女性キャスト陣からは
「映画とともにリョウくんがものすごく変わっていったのが役者として尊敬してしまいました。
大変な撮影だったのにバナナ一本を食べているところしか見なかったです。本当に体力があるなと
思いました。松坂さんのおかげでこの作品は素晴らしいものになりました」(冨手)
「リョウの無気力さみたいなものの中にはちゃんと品があって、松坂さんがお持ちの雰囲気が役に
ぴったり反映されていました。本当に素晴らしかったです」(桜井)。
「寒い時期のロケだったのに、待ち時間にベンチコートを羽織ることもなく『いや、俺はいいです』って…」
(馬渕)とそれぞれが松坂のストイックな姿勢を称賛した。
松坂は照れながら「嬉しいです」とはにかんでいた。
また、リョウを買う“老女”役を演じたベテラン女優の江波は
「“老女”という役を老女が演じさせていただきました(笑)。台本を読んで濡れ場があるのには『え?』と
びっくりしました。ごめんなさいね、松坂くん」と話し笑いを誘った。
この日は主婦への感謝を込めて100本の薔薇が
夫(西村さん)から妻(夏川さん)にプレゼントされ、
夏川さんも蒼井さんも100本の薔薇に目を輝かせて
いた。
最後に山田監督が
「最近の日本の映画は一般的に言って出演者の平均年齢が低くなっている気がしますが、
この映画は幅広い世代の役者が幅広い世代を演じています。多くの方に観ていただきたい」
とメッセージを伝えた。
大きな薔薇の花束をプレゼントされるのは女性の夢ですよね。
私も好きな人からもらいたいです。
[3月31日アップ]
3月30日より全国ロードショー
===ライターのひとりごと===

リュック・ベッソン監督の最新作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』のジャパンプレミアをリポート。
都内で行われたイベントには、ベッソン監督と日本語吹替版の声優を務めたTHE ALFEEの桜井賢、
坂崎幸之助、高見沢俊彦とお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが舞台挨拶に出席した。
本作はリュック・ベッソンが監督と脚本を務め、
人気SFコミックを実写映画化。
西暦2740年、宇宙の平和を守る連邦捜査官
ヴァレリアンとローレリーヌが宇宙の平和を守るために
宇宙を股にかけた冒険を繰り広げる姿が描かれる。