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大泉洋、北川景子、ハリソン・フォード、有村架純、ヤン・イクチュン、乃木坂46、トム・ホランド、ローラ・ハドック
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[11月11日アップ]
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大泉は
「2年位前から脚本を直したりしていたので内心面白いかどうか
分からなくなっていた。不安だったけど、色々感想を頂いたり、
取材してくれる方が熱っぽく語ってくれて。一番面白いものを
目指して作ったので、それが嬉しかった」
と作品の出来に自信をのぞかせる。
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完成作品を観た感想を聞かれた松田は
「あっという間でしたね。『探偵はBARにいる』って面白いなと改めて思えた作品。4も観てみたいな
と思える映画になった」とコメント。
そんな松田に大泉は「ダメダメまだまだやるんだから!」と再タッグに意気込みを見せた。
「大泉さんは今回気合いがすごくて、今までのシリーズで一番やりづらかった。僕もそれに
応えなきゃと思ったんですけど、高田ってあんまり頑張らないキャラなので、けっこう大変でしたね」
と話す松田へ、大泉が
「この人、連ドラの撮影があったんですよ。だから私にやる気があったというより、この人にやる気が
なかったんじゃないかって思う」と返して会場を笑わせた。
この日の大泉さんは、胸に付けたピンマイクを
ずーっとつけっぱなしでイベントを盛り上げた。
ドレスアップしてきた大泉さんだったが、リリー
さんから「おばあちゃんが夜なべして作り上げて
くれたの?」とか、前田さんから「古着ですか?」
と言われて、「ビアノにかけてある布地じゃ
ないんだから…」とちょっとめげていた。
この日は、松田、前田、リリーら、
マイペースすぎる出演者たちのコメントに
大泉のツッコミも冴えわたり、会場は終始
大爆笑。
大盛り上がりのイベントとなった。
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http://www.tantei-bar.com/
吉田監督は、そんな大泉と松田演じるコンビについて
「黙っていても会話しているように見えて、ずっとツーショットで撮っていたい空気感だった。
2人の“面白い”と“カッコいい”が逆転してるのが、この映画の魅力ですね」とコメント。
さらに、おまけとしてエンドクレジット後にも映像があることも明かしていた。
ヒロインのマリ役を演じた北川は初共演となる大泉と松田について
「大泉さんは思った通りの方で、すっと入っていけた。松田さんとはどんな会話するんだろうって
想像していたけど、会話は要らなかった。芝居の打ち合わせもしなかったけど、飛び込んでいけるし
頼れる方」と述懐。
大泉に「テレパシーでも使えるの?」と尋ねられ、松田は
「いや、そんなこと初めて言われましたね。でもすごく嬉しいです」と返していた。
また、完成作品を観た感想を聞かれた天海は
「おばちゃま目線で言えば、いい男がいっぱい出ているのが魅力ですね。
『あそこにも、ここにも』って感じでルンルンでした」と楽しそうに見どころを
語った。
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
やはり大泉節は衰えを見せず、さく裂しっぱなし。
大泉さんは映画でもドラマでも、このようなイベントでも楽しませてくれるから
人気が続くんでしょうね。
[11月4日アップ]
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』日本語吹き替え版の完成披露試写会をリポート。
本作は、アベンジャーズの一員で神の国アスガルドの王子であるソーの活躍を描く人気シリーズの
第3弾。
故郷アスガルドを攻撃した死の女神ヘラに立ち向かうべく、ソーがアベンジャーズの盟友ハルク、
宿敵である弟のロキらと即席チーム“リベンジャーズ”を結成する。
タイカ・ワイティティが監督を務めた。
取材・撮影 福住佐知子

12月1日より全国ロードショー
映画『探偵はBARにいる3』のジャパンプレミアが都内で開催され、レッドカーペットイベントと
劇場での舞台挨拶に大泉洋、松田龍平、北川景子、リリー・フランキー、前田敦子と
吉田照幸監督が登壇した。
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ブルーハーツが聴こえる
暗黒女子
3月のライオン
アサシン クリード
きょうのキラ君
一週間フレンズ。
愚行録
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
キセキ
奪い愛、冬
世界
沈黙 -サイレンス-
バイオハザード
ローグ・ワン
マダム・フローレンス
本作は、東直己の小説「ススキノ探偵」シリーズをもとにしたサスペンス。探偵(大泉)と
その相棒(松田)の予測不能なコンビが、アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に
活躍する様が描かれる。
2011年に第1作、13年に第2作が封切られており、今作は4年ぶりの新作。
女子大生失踪事件の真相に迫る。
取材・撮影 福住佐知子
11月3日より全国ロードショー

一方、Kの恋人ジョイ役を務めたアナは
「オーディションから撮影終了までの5カ月間、毎日が学ぶことの連続だったわ」と話し、
ハリソンについては「薄着の衣装を心配してくれて、ハリソンは『寒くないかい?』といつも気遣って
くれたのよ」と現場でのエピソードを披露した。
2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた島本理生氏原作の恋愛小説の映画化。
高校教師(松本)と生徒(有村)が時を経て再会し、許されないものの、一生に一度しか巡り会えない
究極の恋に落ちるストーリーが展開される。
一方、松本への手紙には
「現場での君は心強い存在だったよ。いつだって場の空気を
つかんで、作り手の思いを一番に考えて動いてくれる理解者だった。
不器用で誰よりも努力してここにいる人だと思います。そんな繊細な君とはもっと自由に
旅をしてみたい。本当にお疲れ様でした」とねぎらいと感謝の言葉が書かれていた。
有村は
「いままでやってきて良かったと思います…。
葛藤しながら作品を作る楽しさを改めて感じました。
撮影から今日まで充実した時間でした」と大粒の涙を流した。
有村は高校教師・葉山貴司(松本)を全身全霊で愛する20歳の
女子大生・工藤泉を演じた。
大ヒットのお祝いとして観客には大入り袋が配られ、みんなでフォトセッション
を開催。
松本は「感無量です」と笑顔で締めくくった。
http://www.narratage.com
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
行定監督からのサプライズの手紙に涙した架純ちゃん。
ポケットにハンカチを用意してなかった松本さんの慌てぶりが
ほほえましかった。
[10月14日アップ]
映画『あゝ、荒野 前篇』の都内で行われた初日舞台挨拶に、W主演を果たした菅田将暉と
ヤン・イクチュン、共演の木下あかり、山田裕貴、木村多江、ユースケ・サンタマリア、高橋和也と
岸善幸監督が出席した。
本作は詩人、映画監督、劇作家などマルチな才能で後世に多大なる影響を及ぼした寺山修司が
遺した唯一の長編小説が原作。
新宿を舞台に少年院あがりの新次(菅田)と、きつ音と赤面対人恐怖症に悩む建二(ヤン)が
ボクシングを通して育む友情や2人を待ち受ける“宿命の戦い”が描かれる。
当日はボクサー役を演じた菅田とヤンがボクサー風のガウンを羽織り、
会場の後ろ扉から客席の間を通って登場した。
2人は、観客からの「バリカン!」「シンジー!」という大歓声に包まれ
ながら通路を歩き、ステージへと上がった。

新次役を務めた菅田は
「なんか恥ずかしい」とボクサー風の登場に大照れの様子で挨拶。
一方、バリカンこと建二役を務めたヤンも「撮影よりもっと恥ずかしい」と同調した。
菅田は「ちゃんと本編では照れずにやっています」とアピール。菅田はボクサーとしての役作りに3カ月を
かけたという。
最後にヤンは
「観終わったあと胸がいっぱいになると
思います。この作品を紹介することが
できて本当に嬉しく思っています」。
菅田は
「ミニオンだと思って、(構えることなく)
楽しんでいただけたらすごくうれしいです」
と観客にメッセージを送った。
ヤンと菅田、劇中での2人のシャワーシーンに話が及ぶと、
ヤンは笑顔で「僕が菅田さんをたくさん触りました。
好きです!」と突然の告白。
そんなヤンに菅田は「後日、ちゃんと事務所を通して
ヤンさんに報告します」と悪ノリで返し、会場を沸かせた。
都内で行われた映画『エルネスト』のPRイベントをリポート。
主演のオダギリジョーとメガホンを取った阪本順治監督が出席した。会場にはスペシャルサポーター
約100人が招待されており、それぞれがゲバラ風のコスチュームに身を包んで集結した。
会場の独特な雰囲気に阪本監督は会場を見渡し「今日は何かの集会ですか?」と問いかける。
阪本監督は
「言語学に詳しい人に聞いたらもう少し深い意味があって、
『目的を決めた真剣』という意味が込められている」と説明し、
「目的を決めるという部分のほうが大事だと僕は思っている。
そこも含めて、この映画を観ていただきたい」
と客席に向かってメッセージを伝えた。
終盤にはキューバの戦士たちが戦勝を祝うときのカクテルとして
広まったキューバリブレの入った樽が用意され、オダギリと阪本が
鏡割りを実施。
2人はグラスを持ち、「サルー(スペイン語で乾杯の意)」という
掛け声とともに乾杯した。
http://www.ernesto.jp/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
劇中でスペイン語を流ちょうに話すオダギリさんの努力に脱帽。
完全に役の人物になりきっていた。
チェ・ゲバラ役の俳優さんも魅力的で、とても興味深い作品でした。
[9月30日アップ]
http://kouya-film.jp/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
超売れっ子の菅田将暉さん。会場にボクサー風にガウンを羽織って
かっこよく登場した姿はキラキラ輝いていましたよ。
[10月7日アップ]
そんな2人に行定監督は
「キャストによって映画が救われる瞬間があるんです。2人が
やらなかったらこの企画は動き出さなかった」
と2人のこの作品への参加に感謝を述べていた。
松本は
「行定監督やスタッフのみなさん、そしてこのタイミングで架純ちゃんと
一緒にラブストーリーができたことにあらためて感謝したいと思います。
この作品に出会えて、参加して、演技の表現の幅が広がったと思います。
本当にこの手紙をいただけたことが、この映画に参加していちばんの
宝物なのかな」としみじみ。
前・後篇あわせると5時間を超える。
菅田は「現場での撮影は70時間以上。岸監督が編集大好きで、愛があったから成立した作品です」。
ヤンは5時間を超える長尺と聞かされておらず、「前後編に分かれていると、撮影の途中で知りました」
と告白。
それを聞いた菅田は「僕は企画の段階から知っていた。なんで誰もヤンさんに教えてあげなかったの?」
とツッコミを入れた。
岸監督は「僕としてはあと2時間くらい長くしたかった」
と胸中をぽろり。
当日は、『マイティ・ソー』シリーズに本作を含めて3作品でソーの
忠実な戦士ホーガン役で出演している浅野忠信も出席。
今作では、ケイト演じるヘラと壮絶なバトルシーンを繰り広げており、
「ヘラ役をケイトがやると聞いて本当に驚きました。彼女が現場で
役作りに取り組む姿は勉強になりました」
と振り返った。
また、自身が日本語吹き替え版の声優を務めていることについては、
「僕は今までも自分の吹替えをやってきました。でも、現場にいた
テンションで演じてしまうと、どうしてもほかの声優さんと(トーンが)
かみ合わないみたいで、ツイッターに『声優下手』ってさんざん
書かれちゃう(笑)。今回は声優っぽさを意識しました」
と説明していた。
http://marvel.disney.co.jp/movie/thor-br.htm
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
ソーとハルクのコスプレ姿で登場したK-1の武尊さんと元大関の把瑠都さん
お二人とも「ヒーローが大好き!」とご機嫌。なかなかお似合いでしたよ。
[10月28日アップ]
この日はK-1世界チャンピオンの武尊、元大関の
把瑠都がそれぞれ、ソーとハルクになりきって登場
してイベントを盛り上げた。
天海と浅野はコスプレをした2人に感激。
「完璧!リアル!そのままイケると思います」
と大喜びだった。
最後に天海は
「とにかく面白いです!どこを観てもワクワクします。
最後はスカッとした気持ちで映画館をお出になると
思います」と観客に向けてメッセージを送った。
35年ぶりとなる新作に出演した理由を聞かれたハリソンは、
「時の流れが人生にどんな影響を与えるのか、移転する演技で
表現するのは興味深いから。
前作が日本で高く評価されたことは今もうれしいこと。
新作も皆さんに楽しんでもらえれば…。
撮影が始まる4年前にリドリー・スコットから電話が来て、
興奮したよ。脚本を読むと、デッカードをはじめ、登場人物たちの
エモーショナルな部分が深く掘り下げられてとても気に入った」
と語った。
ヴィルヌーヴ監督は、
「『ブレードランナー』は名作中の名作なので、興奮とともに緊張を
覚えた。僕はもちろん、スタッフ全員が前作の“信者”だから、
作品づくりでは最高のものを作ろうとベストを尽くすとともに、
全員が敬意を払って臨んだんだ」
と感慨深げに語った。
http://www.bladerunner2049.jp/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
10度目の来日となったハリソン。
日本では地方に行ってドライブしたいそうで、あなたもどこかで会えるかも・・・。
[10月21日アップ]
取材・撮影 福住佐知子

大ヒット公開中
本作は世界45カ国で初登場1位のヒットを記録しており、ハリソンは
「文化がそれぞれ違う場所で受け入れられたのは興味深い。“人間とは何か”といったような、
文化を超えた疑問に答えようとする映画なんだ。真の意味での国際的な映画であること、
それが本作が成功した理由だと思う」と力を込めた。
今作でマーベル史上最強の女ヴィラン(悪役)にして復讐に
燃える“死の女神・ヘラ”役を務めた天海は、
「最強最悪の役柄ですからね。普段なら“あんなセリフ”は人様に
言えないので、演じて楽しかったです。ケイトさんのお芝居の
邪魔にならないよう、役柄に寄りそうように演じました」
とアフレコを振り返った。
天海は10月10日(現地時間)に米ロサンゼルスで行われた
本作のワールドプレミアに出席。
大ファンだというヘラ役のケイト・ブランシェットと感激の対面。
そのときの感想を
「ブルーの目に吸い込まれそうになりました。1月にケイトさん
が出演した舞台をブロードウェイで拝見したと伝えると
『ありがとう』と喜んでくださった」と笑顔でコメント。
取材・撮影 福住佐知子

10月27日から全国ロードショー
10月7日より公開
『後篇』は10月21日より公開)
取材・撮影 福住佐知子

映画『ブレードランナー 2049』の来日記者会見が都内で行なわれ、前作の『ブレードランナー』
(リドリー・スコット監督)から35年を経て前作と同じデッカード役で出演を果たしたハリソン・フォードが
出席した。
ハリソンの来日は『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のPR以来、9年ぶり10度目となる。
当日は共演のアナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークスとメガホンを取ったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も
出席した。
本作は、2049年の近未来を舞台に、人間とレプリカントと呼ばれる人造人間の共存を脅かす
陰謀を、旧型レプリカントを取り締まる捜査官K(ライアン・ゴズリング)が追及していく様が描かれる。
取材・撮影 福住佐知子

9月23日より公開
女優陣はハリソンとの共演エピソードを語った。
レプリカントのラヴを演じたシルヴィアは初来日。
「オファーを受けた時、大きな声で叫んで号泣したわ。『ブレードランナー』は人間的にも女優的にも
とても重要な映画だもの」。
撮影中には「“ハン・ソロがいる! インディ・ジョーンズがいる!”って、すごく緊張しちゃうから、
なるべく見ないようにしていたら、ハリソンは急にジョークを言ってくれて笑わせてくれたの」
と嬉しそうにエピソードを披露した。
5年ぶりの主演映画で殺人者・美沙子役を務める吉高は
「殺人者の役を今までやってこなかったので興味がわいて、
是非やりたいと思って挑みました」と新境地を語る。
現代パートに出演したキャストたちと初顔合わせとなった吉高は
「自分が出演していないシーンも観たいので、早く映像になったものを
観たい」と語り、「過去編の熟成した物語と現代編のストーリーが、
どうやって化学反応を起こしてひとつの作品になるのか是非期待して
いてほしいです」と期待をあおった。
また、夫役の松山の印象について吉高は
「もっとお芝居が見たいなと思う役者さんでした」と語った。
一方松山は、吉高とは「10年前に初めて会った」と明かし、当時を
思い出しながら
「すごく癖の強そうな女の子だなぁと思った」と当時の気持ちを告白。
そして「癖が強い演技をする人が本当に大好きで…」と続けた松山は、
「今まで共演作は何本かあるんですけど、出番が違う作品が多くて。
今回はちゃんと共演することが出来て、すごく嬉しかった」
と笑顔で語った。
《画像クリックで拡大》
最後に、MCの「3、2、1」の掛け声を合図に全員が「オプティマス!」と叫ぶと、歌舞伎町の繁華街に
銀テープが舞い飛びイベントは幕を閉じた。
前村役を演じたオダギリは
「映画の話を聞いたときから出演したい気持ちがマックスだった」
と述懐する。
さらに「20年、芝居をやっていると甘えや慣れがつきまとってしまう。
生まれ変わりたいという願望もあって、初心に戻してもらう意味でも
今までのすべてを排除して想像できない困難な道に真剣に
取り組みたいと思ってオファーを受けた」と真摯に語った。
オダギリは、役作りにも時間をかけたようだ。
映画『ナラタージュ』の都内で行われた大ヒット記念舞台挨拶をリポート。
主演の松本潤(嵐)と有村架純、メガホンを取った行定勲監督が出席した。
映画『ユリゴコロ』の都内で行われたキックオフ会見をリポート。
会見には主演の吉高由里子をはじめ、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、
木村多江、熊澤尚人監督が出席した。
本作は第14回大藪春彦賞を受賞し、第9回本屋大賞にもノミネートされた沼田まほかるの
ミステリー小説の映画化。
人間の死を心のよりどころとして生きてきた女性・美紗子(吉高)を中心に、過去と現在が交錯
しながら壮絶なドラマが展開されるミステリー作品。
現代パートで亮介を演じた松坂は
「撮影は深夜から早朝まで行うこともあって、まるで嵐がやってくる
ような撮影現場でした」とハードだったという撮影を振り返った。
作品については「監督の絶妙な仕掛けがちょいちょいあるので、
それがどう作用して一つの作品になるか楽しみです」
と語った。
「映像化は不可能」と称されていた原作小説の映画化に挑んだ熊澤監督は
「過酷な撮影が続きましたが、不可能なものが可能になった」とキャスト陣の熱演を称賛した。
本作の撮影は現代と過去パートを別々に撮影するという手法をとっており、吉高は松山、佐津川と共に
過去パートに出演。現代パートには松坂、清野、木村が出演している。
吉高との共演シーンを振り返り松山は、
「変わったシーンが多かった。ミステリーなのに、ギャグか?って
思うシーンもあって。それと2人ともずっとスッポンポンで…」と暴露し、
吉高も「金太郎でしたね(笑)」と楽しそうに述懐。
果たして、どんなシーンになっているのだろうか。
http://yurigokoro-movie.jp/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
殺人者の役に初挑戦した吉高さん。撮影中はずっと落ち込んだ気分だったでしょうね。
女優としての新境地を開いた吉高さんの今後の演技に期待したいです。
[9月23日アップ]
最後に吉高は
「こんなにも自分が関わっていない期間やシーンのある映画は初めて。仕上がりがとても楽しみです!」
と期待を寄せた。
3カ月という厳しい練習を経て、メンバー全員のなぎなたシーンは
ほぼ吹き替えなしで行われた。
終盤、なぎなたを指導した全日本なぎなた連盟の吉井和代さんから寄せられた手紙がMCより
代読された。
手紙にはキャスト1人ひとりにあてて心を込めたメッセージが綴られており、キャスト陣を感激させた。
さらに、吉井さんと一緒に指導を行った同連盟所属の大学生たちがサプライズで花束を持って
駆けつけると感激したメンバーたちは感涙。
最後にメンバーを代表して西野は「まさか来ていただけるなんて、ありがとうございます」とゲストに
頭を下げ、「先生、監督、優秀なスタッフ、キャストと大事に楽しく作った作品です。旭たちの青春も
私たちの青春も詰まった作品なので、何回も観てください!」と客席に向かってメッセージを伝えた。
完成披露舞台挨拶にて
http://asahinagu-proj.com/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
当日は、乃木坂46と共演した富田さんがメンバーから教えてもらったという
「インフルエンサー」の振り付けをメンバーと一緒に披露する一幕が見られて、
ラッキーでした。なかなかお上手でしたよ。
[9月16日アップ
9月16日より新宿武蔵野館ほか
全国拡大上映
取材・撮影 福住佐知子

また、ノーラン監督は、
「監督業というのは、やりたいことを明確にしたら
あとは才能のある人を集めればいいのです。
いろいろな意見をしっかり束ねることができれば
洗練された作品が作れる。楽団の指揮者みたいな
ものですね」とコメントした。
終盤、ノーラン監督がサインを入れたダンケルクの
脚本を岩谷にサプライズプレゼントする一幕もあり、
岩田は
「めちゃくちゃうれしいです!童心に返りました」と
大喜びしていた。
そんな岩田にノーラン監督は、
「若い世代の方にも訴えかけられる映画になっていたと思う。
キャスティングも実際に戦場で戦った若い兵士たちのような
若者を探しました」とキャスティング秘話を語った。
サプライズで行定監督が2人に手紙を書いており、MCが
代読した。
有村へは
「ひたすら役に向き合っていたあなた。あなたほど寡黙で
芯の強い女優を私は知りません。これまで幾多の努力を重ね、
夢をつかみとったあなたは本当に女優にこだわってきた人だと
思います。これからも演じることにこだわり続けて欲しい。
そして、日本映画史に残る女優になってください」
とエールが送られた。
オダギリは劇中でスペイン語を話す役柄のため、撮影前に猛特訓したことを告白。
「こういう機会をいただき、僕にとっては革命みたいでした。今の日本映画界でこういう映画を作ること自体が
革命のようだと感じたので、戦い抜こうという気持ちが強かった」と語り、映画人としても、大きなチャレンジに
なったことを明かしていた。
オダギリは12キロの減量も行っている。
一方、阪本監督は、
「最初の撮影で彼のスペイン語を聞いたとき、これが僕らにとっての
フレディだと確信できた」とオダギリの努力の成果を称賛した。
タイトルの「エルネスト」は「真剣」という意味を持つ言葉だという。
取材・撮影 福住佐知子
写真左から 生田、富田、伊藤、白石、西野、桜井、松村、英監督
10月6日より公開
「乃木坂46」のメンバーが出演する映画『あさひなぐ』初日舞台挨拶が都内で行われ、
西野七瀬、桜井玲香、松村沙友理、白石麻衣、伊藤万理華、生田絵梨花、富田望生、英勉監督が
出席した。キャスト陣は劇中の道着と防具姿で登場し、会場を沸かせた。
さらにこの日行われたサプライズ演出にキャスト陣が歓喜の涙を流した。

本作は、こざき亜衣による人気同名漫画を「乃木坂46」の出演で舞台化&映画化するプロジェクト。
なぎなたに青春をかける少女たちの姿が描かれる。
主人公の東島旭を演じた西野は、
「なぎなたそのものも知らなくて…。どれくらい大変なのか全く想像が
つかなくてフワッとしていた」と振り返る。
八十村将子を演じた桜井も
「ファンの多い作品なので参加することは光栄だと思いながらも、
プレッシャーも感じました」と話す。
「なぎなたもゼロからのスターで、みんなで本当に映画が撮れるのかな?
 と不安になるくらいでした」と振り返った。
旭が憧れるエースの宮路真春役を務めた白石は
「とにかく強くなきゃいけないので特別厳しく指導すると言われて
初日から心が折れそうになりましたが、実際に薙刀を始めてみると
楽しいし、出来てくると嬉しくて全然苦ではなかったです」とコメント。
本作は、没後50年を迎えるキューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラのゲリラ隊に参加した
実在の日系人医学生・フレディ前村の知られざる生涯を描いた日本とキューバの合作映画。
取材・撮影 福住佐知子
9月22より公開

「光の航路」のパートで確執を抱えたまま死別した父の本当の
思いを、その死から十数年後に知る航を演じた大東も
「顔合わせで初めて会ったときからこの人を信じとけば大丈夫
という安心感がありました。現場では僕もスタッフさんもこの作品
にとってよりよいことが何かを理解していました。それは監督の
力だと思います」
と菊地監督への信頼を語る。
主演の2人からの称賛の言葉に菊地監督は
「まずいですね…。なんですかこの会は?」と照れつつも、
喜びを隠しきれない様子だった。
撮影を振り返り、主人公の鳴海を演じた長澤は
「私の役はずっと理由があって怒っているのですが、怒るという感情は
エネルギーがいり、精神的にも肉体的にも大変でした」と告白。
長澤の夫であり侵略者(宇宙人)に乗っ取られた真治役を演じた松田は
「宇宙人役ってよくわかんなくて、黒沢監督に『なんですかね?』って
聞いても『ちょっと僕もわかんない」と応えられて、さらに「長澤さんの
怒っている姿が本当に怖くて…」と語る。
侵略者が人間の大切な概念を奪うという劇中のストーリーにちなんで“概念を奪えるなら
誰のどんな概念を奪うか?”という質問にキャスト陣が答えるコーナーが設けられた。
この日テンションが高かった満島が
「松田さんから“落ち着き”という概念を奪いたい。(自分は)落ち着きが本当にないんで。
落ち着きを奪われた松田さんがどうなるのか見たい」と興奮気味に話した。
松田は落ち着き払った様子で
「損なんですよ。心の中では大忙しなのに伝わらないから、それはそれで大変だよ…」と
自分なりの悩みを明かすと満島は「足して2で割るのがちょうどいいじゃないです?」と提案。
そんな満島に松田は「タイプが違い過ぎて絡みづらい。苦手ですね」と返し、
会場は笑いに包まれた。
http://tf-movie.jp/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
海外の美女二人に日本の人気沸騰中の美女が加わって、新宿の夜は
いつもの喧噪よりさらに暑い熱い夜となりました。
[7月29日アップ
映画『海辺の生と死』完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶には、満島ひかり、永山絢斗、井之脇海、川瀬陽太、津嘉山正種、越川道夫監督が
出席した。
本作は、 第2次世界大戦末期に海軍大尉として鹿児島・奄美群島加計呂麻島(かけろまじま)に
赴任し、戦後は作家として活躍した島尾敏雄氏の「島の果て」や、妻で作家の島尾ミホ氏の第15回
田村俊子賞受賞作「海辺の生と死」の一編「その夜」など、島尾夫妻をモデルとした人物が登場する
書籍を原作に映画化。
ミホをモデルにした女性トエ(満島)と、敏雄をモデルにした朔中尉(永山)の出会いと情熱的な恋、
そして終戦時の日本が描かれる。
本作のロケ地となった奄美大島。 
大平トエ役を務めた満島は、沖縄出身で奄美大島の生まれだという。
「東京で撮影するのと故郷での撮影は感じるものも違いましたし、
方言も唄も踊りも耳なじみがありましたから、不思議でした。
(上京した)13歳からの故郷の生活をちょっとやり直しているような
感覚でもありました」と撮影時を振り返った。
劇中、島民が出演者として起用されており、満島は「島の人たちの
お芝居も素晴らしくて…」と現地の人の演技力を称賛していた。
満島は、島尾ミホをモデルとした自身の役について
「愛に生きた方だと思います。彼女の居場所は、ずっと愛だけ
だったんじゃないかなって『死の棘』を読んでも、演じていても
思いました。私自身、同じようなところがあるので」と共感していた。
満島と同じ、沖縄出身の津嘉山は
「役に立てるだろうと思って行ったんですが、奄美の言葉は
沖縄の方言とまるで違うので方言指導を受けました」と述懐する。
島尾夫妻の作品を若い頃から大切に読んできたという越川監督は
「若い頃は二人のロマンティックな恋物語ができるんじゃないかと
思ってたけど、島の人たちはどうやって日常を暮らしていたのか
ということのほうが重要になってきたんです。
鳥や虫の声がいっぱいすると思うのでよく耳を澄ませてください」
と作品をアピールした。
最後に満島は
「島の人々の記憶の中の世界をどうにか映画の中に映せないだろうか
と思って越川さんと始めた企画です。美しく恐ろしいものを優しく撮ろう
とした作品です」と映画の見どころを伝えた。
http://www.umibenoseitoshi.ne
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===ライターのひとりごと===
;満島さんと永山さんは実生活での交際が噂されている2人。噂になって初めて
の公の場でのツーショット。去り際に「交際は順調ですか?」と記者からの声がとんだ。
2人は余裕の笑顔を見せて無言。「どうぞ、お幸せに!」。
若い兵隊・大坪役を演じた井之脇が
「普段はしゃいだりするほうじゃないんですが、自然と触れ合えるのが嬉しくて…。永山くんと川瀬さんと
魚捕りや釣りに行ったりして、1日中遊んだんです」と撮影中のエピソードを笑顔で明かした。
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映画『望郷』の完成披露上映会が都内で行われ、舞台挨拶に貫地谷しほりと大東駿介、
菊地健雄監督が出席した。
本作は、「告白」「白ゆき姫殺人事件」「リバース」のミステリー作家・湊かなえの連作短編集をもとに、
ある島で暮らす2組の親子の過去と未来をつなぐ物語を描いた感動作。
全編を広島・因島を中心とする瀬戸内地方で撮影。古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る女性・
夢都子と、確執を抱えたまま死別した父の真意を知ることになる中学校教師・航、それぞれの家族の
姿を軸に物語が展開する。
他のキャストに、木村多江、緒形直人、森岡龍、浜野謙太ら。
最後に貫地谷は
「誰しも感じたことがある窮屈さのようなものが描かれて
います。でもそこから一歩とは言わずとも少しでも
前に出るための勇気がもらえる映画になっています」。
大東は
「この作品で自分の31年の人生に初めてちゃんと
向き合えたという気がしています。僕はこの映画が
大好きです。ほかの誰かにとってもそんな作品に
なってほしい」と客席に向かってメッセージを伝えた。
「夢の国」パートで、家に縛られ自由を求めてある事件を起こしてしまう
夢都子役を演じた貫地谷はオファーを受けたときの心境を
「脚本がとても面白くて、すぐにやりたいと思いました。どうして私に話が
来たのか不思議でしたけど」とコメント。
菊地監督は
「まず因島で撮影したいという思いがあり、島で育った2人の成長譚を
描きたいと考えました。その中で、島で生まれ育った雰囲気を体現
できる方として貫地谷さんと大東さんに演じてほしいと思いました」
と説明した。
貫地谷は菊池監督について
「衣装合わせを2回やりました。撮影中も細かいところまで見て
くださって、妥協は一切なかったです。現場で私が思っている以上
のことを毎回提案してくださって、大ファンになりました。
ご一緒できて本当に良かったです」
と菊池監督のこだわりの撮影を称賛した。
取材・撮影 福住佐知子

9月9日より全国ロードショー
映画『ダンケルク』の都内で行われた来日記者会見をリポート。
会見にはクリストファー・ノーラン監督が出席。ゲストにノーラン監督を敬愛する岩田剛典
(EXILE /三代目J Soul Brothers)が駆けつけ、感激の対面を果たした。
ノーラン監督は7年ぶり4度目の来日となる。
本作は、第二次世界大戦中の1940年が舞台。フランスの港町ダンケルクでドイツ軍に包囲された
英仏連合軍の兵士40万人の命を救うため、イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船までもが動員された
救出作戦「ダンケルクの戦い」を、陸、海、空の3つの視点から描かれる。
http://bokyo.jp
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
主演の2人からの称賛の言葉に、照れながらもニヤニヤする
菊地監督の嬉しそうな笑顔がチャーミングでした。
[9月9日アップ]
取材・撮影 福住佐知子

9月9日より全国ロードショー
http://dunkirk.jp
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
敬愛しているノーラン監督と対面し、サイン入りの脚本をプレゼントされた
岩田さん。本当に嬉しそうで、少年のような笑顔が印象的でした。
[9月2日アップ
第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、世界中の注目を集めた映画
『散歩する侵略者』の完成披露上映会が都内で行われ、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、
高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉(アンジャッシュ)、光石研、黒沢清監督、
原作者の前川知大の11名が揃って舞台挨拶に登壇した。
本作は、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台『散歩する侵略者』を映画化。
一家惨殺事件が発生した町で、数日間行方を消したのち別人のようになって帰宅した
真治(松田)とそんな夫に戸惑う妻(長澤)を中心に、世界が終焉に向かう恐怖が描かれる
サスペンス。
http://sanpo-movie.jp/
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
この日、豪華な共演者たちと一緒に舞台挨拶に立ちながらも満島さんは
「僕もあっち側から見たい」と客席を指さし、一般人目線でテンションは上がりっぱなし。
今後はもう少し落ち着きを学びましょう!
[8月26日アップ]
『そして父になる』(13)の是枝裕和監督と福山雅治が2度目のタッグを組んだ映画『三度目の殺人』。
都内で行われたレッドカーペットイベントと完成披露試写会をリポート。
福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、そして是枝裕和監督が出席し、
レッドカーペットを歩いた後に舞台挨拶に登壇した。
取材・撮影 福住佐知子
9月9日より全国ロードショー

福山と役所は初共演。
福山は役所について
「三隅(役所)は本当に怖いんだけど魅力的。殺人犯なのに引き込まれていく。役としてもそうだし、
福山としても役所さんの佇まいに魅力を感じて…。三隅に重盛の輪郭を作られていったと思う」
と役所に尊敬のまなざしを向けた。
シリアスな雰囲気の映画とは違い、現場では和気あいあいとした
様子だったという。
福山と広瀬も今回が初共演となる。
アカデミー賞最有力の声もあがっている本作について
ノーラン監督は、
「描いているのは戦闘ではなく、タイムリミットが迫った撤退劇。
戦争映画ではなく、サスペンススリラーを目指しました。
名もなき人々が団結して偉業を成し遂げる姿を描きたかった。
きっと文化や世代を問わず、共感してもらえるはず」
とアピールした。
当日ゲストとして出席し、ノーラン監督と握手を交わした岩田。
憧れの監督を前に、
「表現者である前に一人のノーラン・ファン。本物のノーランだ!と思って(笑)。すごく光栄です」
と喜びを爆発させる。
作品について岩田は
「始まって5秒くらいで戦場に連れて行かれました!日本だと戦争映画ということだけで敬遠してしまう
人が多いと思いますが、共感できる部分もとても多い作品です」と絶賛した。
本作は、是枝監督がオリジナル脚本で描く法廷心理ドラマ。弁護士・重盛(福山)が、
得体の知れない殺人犯・三隅(役所)に翻弄され、崩壊していくさまが描かれる。
是枝作品としては22年ぶり2度目、第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に
正式出品される。
是枝監督は
「ヴェネツィアでは自分が成長した姿を見てもらえるかなと思っています」と自信をのぞかせる。
福山は
「ヴェネツィアへ行けたらどんな景色が見られるの
かな…」と監督と一緒にヴェネツィアに行くことを熱望。
「劇中、『宇宙人なのか真治なのか?』というセリフがあるんですけど、
僕も『僕なのか、宇宙人なのか?』という気持ちに獲らわれる不思議な
経験でした。長澤さんのエネルギーだけが灯でした、僕はエネルギーが
なかったので。長澤さんだけをひたすら見ながら演じていましたね」
と振り返った。
長澤とのやりとりの中で宇宙人という難しい役柄を演じきったようだ。
黒沢監督は
「(原作の演劇を)どうすれば映画に置き換えられるかずいぶん
悩みました。ワンカットワンカット悩みながら撮りましたが、
最終的にはなんの迷いもない明快な作品になったと思います。
皆さんも最初は悩むかもしれませんが、最後には確信が待って
いるので自分の目で確かめてください」
と作品をアピールした。
福山は広瀬との共演について聞かれると
「是枝監督やリリー(・フランキー)さんから『広瀬すずちゃんに
会うと甘酸っぱい気持ちになるよ』と聞いていて、そうは言っても、
いろいろかわいい子はたくさんいるし、別にそんなことないだろう
と思っていたんですよ。でも実際に会うと、まあ甘酸っぱくなるん
ですよ!なんなんでしょうね?」
と感想を語って広瀬を照れさせた。
福山の意見に同意を求められた役所が
「僕は斎藤さんにも甘酸っぱい気持ちになりますよ」と応え、
会場を沸せた。
最後に福山は
「とても文学的で、1人ひとりが『自分だったらこういうときに
どうするかな』と参加できるようなエンタテインメント性を
持ち合わせた作品です。存分に楽しんでいただければ」
とメッセージを送った。
役所は
「世界中からエントリーしている中から選ばれるなんて
すごい!」と監督を称賛した。
今作で心理サスペンスに挑んだ是枝監督は
「納得度の高い作品。新しいチャレンジをしたからこそ
納得できる作品になった」
と作品に手ごたえを感じている様子。
そんな監督と2度目のタッグとなった福山は
「『そして父になる』のときもそうでしたが、是枝監督の
作品は驚きの連続。今回は監督自身もクリエイティブ
の森の中に入っていらっしゃって、その戦いを間近で
見ながら、ハラハラしながらもワクワクしていました」
と語り、作品についても
「さすが監督。見事なところに着地されましたねという
感じ。すべてが予定調和じゃない」と自信をのぞかせた。
http://gaga.ne.jp/sandome
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
髪をまとめて華やかな黒いワンピース姿の広瀬さんは、大人っぽくて
とてもきれいでした。少女から大人の女性へと着実に成長しています。
[8月12日アップ]
取材・撮影 福住佐知子

8月11日より全国ロードショー
映画『スパイダーマン:ホームカミング』のジャパンプレミアが都内で行なわれ、
ピーターパーカー/スパイダーマン役のトム・ホランドとメガホンを取ったジョン・ワッツ監督が
出席してレッドカーペットに集結した700人のファンの声援に応えた。
本作は、スパイダーマンがマーベル・シネマティック・ユニバースに本格参戦。
スパイダーマンこと15歳の高校生ピーター・パーカーが真のヒーローとして成長していく姿が
描かれる。
新宿のゴジラロードで行われたレッドカーペットイベントには2500人が集結。
トランスフォーマーの新しいヒロイン2人と、オプティマス・プライムとバンブルビーがトランスフォーム
する前の車体や、6.5mもあるオプティマス・プライムやスクーターに変形するオートボット・スクィークス
も登場し大興奮。
レッドカーペットに「世界で最も美しい顔」にもランクインしたハドックと16歳のモナーが姿を見せると、
会場は歓声に包まれた。
ハドックは胸元と背中が大きく開いた肌色のドレス、モナーは黒を基調に銀色の花の刺繍が施された
ドレス姿で華やかに登場した。
初来日となったハドックは
「すっかり東京に魅了され、興奮しています。シリーズを愛してくれる
ファンのために作った映画です。監督からも『日本のファンによろしく』
と言われて来ました」と挨拶。
世界的ヒットシリーズへの参戦について
「私自身、シリーズのファンだったので加わることが出来てとても
光栄です。強くて自立心を持って、男性と一緒に戦う女性をイザベラ
(・モナー)と共に演じることができて嬉しかったです。これまでの
シリーズに新しい風を吹き込めたんじゃないかと思います」
と語った。
同じく初来日のモナーは、「アリガトウ」と日本語で挨拶し会場を
沸かせた。
来日後に明治神宮を訪れたことを明かし、「満たされた幸せな人生を
送ることが出来るようにとお願いしてきました」と笑顔でコメント。
また「東京は、みんなファッションがとってもクールでかわいくて、
私ももっと気合い入れて頑張らなくちゃと思いました!」
と来日の印象も語った。
映画「トランスフォーマー/最後の騎士王」のジャパンプレミアが都内で行われた。
その様子をリポート。
レッドカーペットには新ヒロインのヴィヴィアン役のローラ・ハドックとイザベラ役の
イザベラ・モナーと日本語吹替版でイザベラの吹き替えを行なった桜井日奈子が出席した。
本作は、世界的人気シリーズの最新作。これまで地球を守ってきたオプティマス・プライムが
“ダーク・オプティマス”と化し、人類を滅亡の危機に陥れる姿か描かれる…。
前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』で主演を務めたマーク・ウォールバーグが主人公の
ケイド・イェーガーを続投。マイケル・ベイがメガホンを取った。
《画像クリックで拡大》
取材・撮影 福住佐知子
8月4日より全国ロードショー

モナーの吹き替えを担当した桜井は、
「世界中にファンがいる『トランスフォーマー』ということで
プレッシャーもありましたし、どこまで声が届くように
出せばいいか、距離感を掴むのが難しかった」
とハリウッド大作で初の吹き替えを振り返った。
そして、同世代のモナーから「私の吹き替えをしていただいて
有難う」と熱いハグを受けた。
《画像クリックで拡大》
7月29日よりテアトル新宿ほか
全国順次ロードショー
取材・撮影 福住佐知子

ワッツ監督は
「トムは史上最高の
スパイダーマンだよ。
みんなもそう思うよね?」
と会場に問いかけると
大きな拍手が起った。
一方、朔中尉役を演じた永山は実在の人物をモデルにした役を
演じるのが初めてだったという。
「島にはどこに行っても島尾さんの名前があって。たくさんのピースが
落ちていたので助かりました」と話す。
「現場に入ってから島尾さんの詩集を本屋さんで買ってよく浜辺で
読んでいました。こういう文章を書く人間の顔になれるかなって…」
と不安があったことを明かす。
そして「実際自分が実在した人物を演じる経験をしてみると、より深い
ところを掘り下げる努力というのは出来るもんだなって思いました」
としみじみと語った。
川瀬も
「戦時中に穿たれた穴があったり、蝉やカエルの鳴き声なども当時と変わらず聞こえてくる場所で
撮影できたことがよかったです」と感慨深そうに語った。
終盤、トムホとワッツ監督ははっぴをプレゼントされ
和太鼓に挑戦。
スパイダーマンのテーマ曲に合わせて軽快に和太鼓の
演奏を披露。
演奏後に感想を聞かれると
「僕たちうまかったよね?」というトムの満足げな言葉に
ファンも大きな拍手を送っていた。
イベント開始時刻になると、夏祭りをイメージした会場にスパイダーマンを乗せた神輿が登場。
神輿がレッドカーペットを練り歩いて会場を盛り上げた。
スパイダーマンはステージで和太鼓をたたいて見せたりポーズを決めて会場から大きな声援を
浴びる。
突如スモークがたかれステージは真っ白に。
煙の向こう側からトムホが笑顔で登場し、ファンから黄色い声援を浴びた。
トムは日本のファンからトムホの愛称で呼ばれており、会場からの
「トムホ!」コールに「どうもありがとう! いい気分だね」
と笑顔を見せた。
初来日のトムホとワッツ監督がレッドカーペットでファンサービスを
していると、台風5号の影響で雨が降り出した。
強い雨の吹き付ける中、日本のファンの熱烈な歓迎を受けたトムホは
「こんなに雨が降ってしまって申し訳ない!これはスーパーヒーローの
映画だけれど、みなさんはスーパーファン!大好きだよ」と大感激。
今回が初来日となったトムホは日本の印象を聞かれると
「皆さん、僕たちを温かく歓迎してくれました。ここに住んでもいいかも」
とすっかり日本が気に入った様子。
ワッツ監督も「ここに住んでもいいかな」と嬉しそうに同意していた。
この日のレッドカーペットにトムホの兄弟、サムとハリー
の姿が。
2人とも俳優志望とのこと。今からチェックしておこう!
トムホは
「スパイダーマンになりたいと小さな頃から夢見ていたんだ。
この映画をとても誇りに思っている。楽しんで作った映画なので、
みんなにも楽しんで観て欲しい」と熱くアピールした。
http://www.spiderman-movie.jp
オフィシャルサイト
===ライターのひとりごと===
屋外でのイベントで雨に降られると取材陣はパニック。
カメラを濡らさないようにビニールやタオルでカバーしたり、大あわて。
雨粒越しの写真ではクリアに撮影できず、残念。トムホは可愛かったので、
もっとクリアに撮影したかったな。
[8月5日アップ]