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田中慎弥
青山真治監督
光石研
篠原友希子
菅田将暉
田中氏は、
「自分の本が映画化されることは、自分の本が出版されるくらいうれしい
こと。撮影中に現場を訪れたが1シーンを撮影するのに、あれだけの人数
が関わっていて、普段一人で仕事をする身からすれば羨ましい」とコメント。
映画『共喰い』のプレミア上映会が都内にて行われ、舞台挨拶に菅田将暉、篠原友希子、
光石研、青山真治監督、原作者の田中慎弥が登壇して映画について語った。
本作は、作家・田中慎弥氏の第146回芥川賞受賞作の映画化。
昭和63年の山口県下関市の夏を舞台に、暴力癖のある父(光石)と同じ習性を受け継いでいることを
自覚し葛藤する17歳の少年遠馬(菅田)を描く。人間が抱える欲望や暴力性を原作とは異なる
オリジナルのエンディングとともに描き出す。
先日開催された第66回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門で「YOUTH JURY AWARD
最優秀作品賞」と「ボッカリーノ賞最優秀監督賞」をダブル受賞した。
若手注目株・主演の菅田は
「人生の転機だなと思える作品。10代の夏、全身全霊を込めて演じた」と
胸を張った。また、ロカルノ映画祭については
「その土地の言葉で舞台挨拶をし、とても歓迎して
もらいました。また、ここにまた来たいなと思いました」と感慨深げに振り返った。
青山監督も、
「学生と批評家の双方から評価してもらえたので良かった。普段なら映画祭の
観客はエンドクレジットで出て行ってしまうけど、今回は立ち上がりかけてまた席に
座り、もう一度拍手をもらった」と観客の反応に喜びを隠せない。
本作で体当たりの熱演を見せた篠原は、
「お酒が好きな青山監督は、いつも飲んでテーブルに突っ伏しちゃうお決まりの
パターン。監督を起こす菅田くんのキレイな目が忘れられない」と裏話を披露した。
光石も、
「楽しかった思い出ばかり。田中先生が現場に来てくれて、芥川賞
受賞のときに『もらっといてやる』発言で一世を風びした方なので
怖いんじゃないかと思ってたけど、一緒に写メを撮ってもらったら満面の
笑み。友達に見せたら『え、この人笑うの?』って驚いていた」と明かし、
会場を笑わせた。
同作の感想については
「映画と小説、同じかどうかではなく、それぞれ独立した作品として評価して
いただけるものと思う」と語った。
続けて、先日東京ドームの『AKB48』のコンサートに行ったけれど、
あれは日本の明るさのズバ抜けた頂点だと思う。今日は、皆さんは
ダークな日本の頂点をご堪能ください」とユーモアたっぷりに観客に呼び
かけていた。
取材・撮影 福住佐知子
9月7日より 新宿ピカデリー他にて
全国公開
第146回芥川賞を受賞した田中氏は、受賞会見で「もらっといてやる」発言をし、
横柄な性格の人だという印象を持っていたが、あの日の発言は印象に残るようにと
前もって用意していたと笑顔で語っているのを見て、印象が変わった。
結構面白い人です。
==ライターのひとりごと==
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映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』吹替え版完成報告会が都内にて行われ、笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、
中島美嘉、中井貴一の豪華キャスト陣がそろって出席した。
本作は、2010年に公開され全米ヒットを記録した「怪盗グルーの月泥棒 3D」の続編。
悪と戦う超極秘組織「反悪人同盟」の捜査官として活動している主人公のグルーが、
何者かに誘拐されたミニオン救出に向かう姿を描く。
この日吹き替えシーンがお披露目され、アニメ声優に初挑戦した中井を
「すごいうまい!」と絶賛した鶴瓶だったが、
「最初の日、僕は11時間くらいかかったのに、見学していた中井さんは
鼻で笑って帰られた。しかも、自分(中井)は2時間くらいで終わったらしい。
簡単になんでも小器用にやるところが腹立つ」と怒りの矛先を向ける。
中井はグルーの敵エル・マッチョを演じ、
「鶴瓶さんがやっていると聞いて、自分にもできるんじゃないかって(笑)」と
アフレコ初挑戦にも余裕の表情。
中井の見事な声優ぶりに、鶴瓶は
「ほんまの声優さんを雇ったんちゃうか。本当にうまいわあ。役柄と同じで、
本当のライバルです」と敵対心丸出しで、会場の笑いを誘った。
さらに、芦田は「今後どんな女優さんを目指していきたい?」と質問されると、
「一つの役にどっぷりつかれる女優さんになりたいです」とコメント。
また、今後挑戦してみたいことを聞かれ、
「一番やりたいのは白衣を着ること。薬剤師さんになりたい。お薬を混ぜたり
するの楽しそうだな」と応え、かわいい笑顔で会場を魅了した。
前作から続投の芦田は
「また大好きなアグネス(役名)を演じることができて嬉しいです。前回は
セリフをひとつずつアフレコしましたが、今回は1シーンずつ声を撮りました。
鶴瓶さんともまたご一緒することが出来て嬉しいです」と語ると、
鶴瓶は
「この答え、すごいな。カンペなんてないんですよ。それに背が伸びたなあ」と
芦田の成長振りに目を細め、完璧なコメントには感心しきり。
怪盗グルーと恋に落ちる「反悪人同盟」の美人捜査官・ルーシー役で、
アニメ声優に初挑戦した中島は、自身がアフレコしたシーンに
「恥ずかしさでいっぱい。私ってこんな声しているんだって」と照れ笑い。
緊張するも楽しんで演じたことを明かしていた。
取材・撮影 福住佐知子
9月21日より TOHOシネマズ有楽座他にて
全国ロードショー
愛菜ちゃんのしっかりしたコメントに鶴瓶さんをはじめ、みんなが感心していた。
かわいい愛菜ちゃんが、堂々とした女優ぶりを発揮した報告会でした。
==ライターのひとりごと==
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第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した是枝裕和監督作 『そして父になる』の
ジャパンプレミアが都内にて行われ、主演の福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、
二宮慶多(子役)、黄升げん(子役)と是枝監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は、『誰も知らない』などの是枝監督がメガホンを取ったヒューマンドラマ。
自分の子どもとして育てた6歳の息子が、実は出生時に病院で取り違えられていた
他人の子供だったことを知らされた父親の葛藤や苦悩を描いた感動作。
福山と尾野、リリーと真木がそれぞれ夫婦に扮している。
今年のカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した後、日本のファンに本作が
披露されるのはこの日が初めてで、福山は
「やっとご覧いただける日がやってきました」と喜びを爆発させた。
カンヌで男泣きした福山は、「本当に感動した。『オレ、やったぜ』ではなく、
是枝監督がこの映画にかけた労力、時間、集中力が報われた瞬間だった」と
監督の労をねぎらった。
本作で父親役に初挑戦した福山は
「ここにいる子どもたちが導いてくれた。毎日、子どもたちと楽しく遊んでいるだけの
日々で、『監督、ちゃんと撮れているのかな…』と心配になるほど」と撮影を振り返った。
夫婦役で共演した尾野は、ずっと福山の大ファンだったことを明かし、
「まさかこういう映画で、ご一緒させていただくとは。撮影中は幸せな時間でしたし、
(今日は)久しぶりの再会なので緊張しています」と声を上ずらせながら
コメントして会場を沸かせた。
真木は
「私は3人とは共演経験がありましたが、今まで絡んできた役と違い、すごく新鮮で、楽しめました」と語った。
リリーは演じた父親役をほめられると「子どもたちのアドリブに応える日々。『ビッグダディ』を毎回ビデオに録ってた
甲斐がありました」と話して,周りを笑わせた。
一方、是枝監督は
「福山さんは格好良くて美しい。そのまま撮ってもしょうがないので、これ以上見たくないという一歩手前の“イヤな人”
になってもらった。僕のイヤな部分をだいぶ重ねたつもり。それと、子供たちには台本を渡さず、あとは受け止める
大人たちの包容力に頼った映画。素晴らしい関係性が撮れました」と充実感いっぱいの様子だった。
この日、本作の世界230の
国と地域での配給決定が
発表され、福山は
「海外の皆さんがどんな反応を
示してくださるか楽しみですね」
と期待を寄せた。
取材・撮影 福住佐知子
9月28日より全国公開
主人公を演じた福山さんの人気ぶりはすさまじく、黄色い声援が飛び交い続けた。
共演者の尾野さんが突然、自分が福山ファンであることを告白し、声を上ずらせながら
訴えていた姿がチャーミングでした。
==ライターのひとりごと==
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本作は、ギリシャ神話の海の神ポセイドンと人間との間に生まれた「ハーフゴッド」の少年
パーシーの活躍を描いたアドベンチャー巨編『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の続編。
パーシーたちが、世界を滅亡の危機から救うために冒険を繰り広げるスペクタクル・アドベンチャー。
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映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海』で日本語吹替版の声優に初挑戦するAKB48のjまゆゆこと
渡辺麻友と、船橋市非公認のご当地キャラ・ふなっしーが、都内にて行われたアフレコ会見に出席して作品をアピールした。
渡辺は、知恵と芸術の神アテナの娘で、主人公のパーシーと共に冒険の旅に出る
アナベスの声を務める。
「知恵の女神アテナの娘ということで、そんな部分を意識して演じました。歳も少し
上なので、いつもとは違う“お姉さん的な部分”も意識しました」と説明した。
アフレコでは、魔の海でシーモンスターに襲われるシーンで大きな悲鳴を上げるなど、
集まった報道陣に迫真の演技をみせていた。
そこに突如、
「そんなアフレコじゃまだまだ人を感動させられないなっしー!」という声と共に
ふなっしーが登場。
「ポセイドンふなっ神」と書かれた名札を着けた神様バージョンのふなっしーが
スタジオに乱入し、「もっと迫力のあるアフレコをした方がいいと思うなっしー」と
渡辺にダメ押し。
臨場感が大切ということで自身が身体を張って“魔の海”を全身で表現して
渡辺を応援した。
渡辺は「ふなっしーのおかげでリラックスしてアフレコが出来ました」と笑顔をみせた。
渡辺は「実写映画のアフレコは初めてだったので不安もありましたが、達成感があって楽しく演じられた」と吹替の出来に
満足している様子。
そんな渡辺を「かわいいなっしー!まゆゆが女神に見えてきたなっしー!」と、ふなっしーも大絶賛。
ギリシャ神話の神ヘルメスの力の象徴である蛇のジョージ役に抜てきされたふなっしーも、自分の役柄について
「チョイ役なっしー!2分ぐらいかな。見逃して欲しくないなっしー」と身体を激しく動かして熱烈アピールした。
また会見中には、パーシーの吹替を行った宮野真守からビデオメッセージも到着した。
宮野は「ふなっしー、絶対に渡辺さんの邪魔をしないように(笑)」。
さらに、コメントだけでなく、ふなっしーのモノマネで「梨汁ブシャァァァ!」まで披露。これに負けじと、
ふなっしーも本物の「梨汁ブシャァァァ!」で応戦し、会場を沸かせていた。
取材・撮影 福住佐知子
11月1日より全国公開
渡辺さんの可愛さは言うまでも無く、ふなっしーの取材は今回で3度目だけれど、
いつもエネルギッシュで、可愛くて、元気がもらえる。
10月には自作自演で歌手デビューも果たすそう。身体を壊さないように頑張ってね!
==ライターのひとりごと==
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台湾の人気俳優チェン・ボーリンが、
主演映画の公開を記念して、都内の劇場にて行われた舞台挨拶に登壇した。
本作は、心に悩みを抱える一人の中年女性と3人の若者たちがブッダ・マウンテンへの旅を通じて心を交わす物語。
四川大地震で息子を亡くした老女優(シルビア・チャン)が3人の無鉄砲な若者と出会い、地震で崩壊した仏像の
修復作業を通じて少しずつ心の平穏を取り戻していく姿を描き出す。
親日家のボーリンは、
「ミナサン、コンバンワ」と客席に向かって日本語で挨拶し、
「3年前の作品です。やっと公開を迎えられてうれしい。
3年前の自分の芝居を見るのも楽しみです。リラックスして
映画の世界に浸ってください」と呼びかけた。
ボーリンは、オファーを受け
「とても光栄に思いました。台湾と中国では言葉もかなり違うし、
中国大陸ではどうだろうという不安もありました。プロデューサーや
監督が大胆に勇気をもって僕を起用してくれたことはとても嬉し
かった」と語った。
中国のリー・ユー監督がメガホンを取った本作は、中国圏では
すでに公開されており、高い評価を得ている。
ボーリンは劇中、心に悩みを抱えた青年ディン・ボー役を演じ、
「心に鬱屈(うっくつ)したものを抱えた内面的な芝居が必要だった。僕はふだん明るい性格
なので、素の自分を抑えるのは少し難しかった」と述懐。
共演した女優たちについては
「シルビアさんは僕にとっては先生のようで保護者のようでコーチのような
存在で、多くのことを学ばせていただきました。
ファンさんとも知り合って長いけれど本格的に共演したのは初めて。
彼女たちはとても素晴らしい女優で、一緒に演技をできたことはとても
光栄でした」と女優陣を称賛した。
取材・石倉ことこ
全国順次公開中
甘いマスクのボーリンは日本での人気も高く、記者の中にも彼のかっこよさに
魅了された人が何人もいた。
私も優しく温かな笑顔にすっかり癒されました。
==ライターのひとりごと==
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1983〜84年にNHK連続テレビ小説として放送され、平均視聴率62.6%という大記録を樹立した
橋田壽賀子原作のドラマを、新たなスタッフ&キャストで映画化。
製作発表会見にキャスト陣と、スタッフが集結した。
本作は、おしんの子ども時代に焦点を当て、山形県の厳しくも雄大な自然の中でおしんが数々の困難に
ぶつかりながらも家族を思い、ひたむきに愛らしく成長していく姿を描く。
撮影は、舞台となる山形県でオールロケを敢行。
同県出身者で、『あの空をおぼえてる』や『星に願いを。』などで知られる冨樫森監督がメガホンを取る。
おしん役は、オーディションで選出された新人子役の濱田ここねが熱演。
今回、「りんごのほっぺをした野生児。それにあふれる生命力」(冨樫監督)
が決め手となり、本格的なデビュー作で大役を勝ち取った。
濱田は「おしんを、一生懸命頑張ります」と可愛らしく挨拶。
ドラマ版で泉ピン子が熱演したおしんの母親・ふじ役を演じる上戸は、
「今はものすごいプレッシャー。まだ早いんじゃないかとか、母親に見えない
だろうとか、たくさん言われるのは目に見えているのですが、ピン子さんから
『命を懸ければ大丈夫。あなたならできる』とアドバイスをいただいたので、
命を懸けて頑張ります!」と力強く語った。
父・作造役は稲垣吾郎が務める。
一方、30年ぶりに『おしん』に出演することとなった泉、本作では大賀谷の
大奥様・くにとして出演。
当時の苦労を振り返り「新幹線も開通していなかったし、ちゃんとしたホテルも
なかった。水風呂に入るシーンも吹き替え無しで自分が入りました」と述懐した。
また、原作の橋田は
「今になってまた『おしん』ができるのは本当に感無量です」とコメント。
現在のいじめ問題についても言及し、「おしんがいじめられながらも
頑張る姿を見て、おしんだってあれだけいじめられても頑張ってきたんだと
勇気を持ってくれるといいな…」と期待を寄せた。
冨樫監督は
「こんな時代なので泣いて泣いて元気になるような『おしん』を作りたい」
と力を込めた。
取材・撮影 福住佐知子
10月12日より 丸の内東映 他にて
全国公開
普段は見れない上戸さんのしっとりとした着物姿の美しさに見とれた。
また、おしん役のここねちゃんの可愛らしい赤いほっぺが印象に残った会見でした。
==ライターのひとりごと==
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また、国連本部の壇上に立ち、英語でスピーチし、見事な演技を披露した森山は、
「やったことがある箱(会場の大きさ)かな〜ってところから始まった」と大物感たっぷりの
感想を漏らし、「でも、(僕の)つたない英語でどこまで伝わるのかなというのがプレッシャー
だった」と素直な胸中を吐露し、撮影時を振り返った。
また、極寒のロシアでの撮影を振り返り、
「北の寒い地方の方々は、シャイで勤勉だなと。ロシアのスタッフの方々が非常に協力的
で、新しい撮影方法を貪欲に吸収しようと積極的に撮影に参加してくれた」とロシア
スタッフへの感謝を口にした。
映画『人類資金』完成報告会見が都内にて行われ、佐藤浩市、森山未來、仲代達矢と阪本順治監督、
原作者の福井晴敏氏が登壇した。
旧日本軍の秘密資金“M資金”を題材にして、大胆な発想と仮説を元に、M資金はアメリカの財界が
関与しているという設定で描かれる。
さまざまな思惑が絡み合うなか、国際金融システムを逆手にとりマネーゲームを仕掛けていく様子を描く。
謎の男“M”に香取慎吾が扮している。
昨年5月に米ニューヨークでクランクインし、今年2月に露ハバロフスクで再クランクイン。
その後、3月にタイ王国、日本でロケを行うなど、4カ国での撮影を敢行した。
米映画以外では初となるニューヨークの国連本部での撮影も敢行された。
金融ブローカーを名乗る詐欺師・真舟を演じる佐藤は、
「骨太なエンタテインメント作品になった」と語り、手ごたえを感じている様子。
さらに、「M資金というものが、本当にあったかどうかわからない。明快な答えを(本作で)
出せるかはわからないけれども、制作者側の投げたボールに、我々が公平にストレートに
乗ろうと思った」と演じるにあたっての思いを振り返った。
腹心の部下・石優樹を演じた森山も、
「お客さんの心に響くのか、夢物語と斬り捨てられるのか、反応が楽しみ」と仕上がりに
自信をのぞかせる。
7年前から構想を練っていたという阪本監督は、
「日本の方々に向けて作った作品です。“人類”はあったけれど資金”がなくて、
7年かかってしまった(苦笑)。僕らがこの題材に手をつけなければ、ほかに誰も
手をつけなかったであろうという自負がある。『希望の灯火』みたいなものを
受け取っていただけたら…」と作品への強い思いをメッセージした。
“M資金”を運用する財団のトップ・笹倉を演じた
仲代は、
「かつて映画界は、当時の政治の腐敗を徹底的に
たたいた作品が多かった。まさに『人類資金』はエンタ
テインメントを含めた社会派をになう作品になったと
思う」と作品の仕上がりに太鼓判を押した。
取材・撮影 福住佐知子
10月19日より 全国公開
男性だけが登場した渋い会見。淡々と映画についての思いやエピソードが語られ、
出席した記者たちも神妙な面持ち。こういうのも珍しい。
大金のレプリカが登場して初めて笑顔が見られた。
==ライターのひとりごと==
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本作で男装ヒロインを演じるギュリは、作品のイメージに合わせて
黒いシャツにネクタイ、パンツスーツとマニッシュな衣装で登場。
写真 左から ソン・ジェリム、パク・ギュリ、チョン・ジフ、チョン・ドゥン
韓国の人気ガールズグループ「KARA」のリーダー、パク・ギュリが、東京・赤坂のTBSで韓国ドラマ
「ネイルサロン・パリス〜恋はゆび先から〜」(TBS地上波放送)とDVDリリースを記念した来日記者会見に
共演者のチョン・ジフ、ソン・ジェリム、チョン・ドゥン(MBLAQ)と共に出席、作品について語った。
本作は、ファンタジー作家・ヨジュを演じるギュリが小説のネタを探すため、イケメンたちが働くネイルサロンに
男装して潜入するというラブコメディー。
ギュリがロングヘアをボーイッシュなショートヘアにしたり、初のキスシーンに挑戦するなど見どころ満載。
自身の男装についてギュリは「思ってたより似合っていたと思います」と
自画自賛。
撮影中に男装のまま街に食事に出たこともあると明かしたギュリは
「誰にも気づかれずに、びっくりしました。プライベートでもこれで出かけて
みようかなと思いました」と笑顔でエピソードも披露した。
ドラマでの初キスシーンについては
「初めてで緊張したので、経験のある人に任せました」と照れくさそうに
語るギュリ。
相手を務めたジフは「ギュリさんはとても上手でした。リードしてくれたので
僕はついていっただけ…」とジョークをまじえてコメントして周りを笑わせた。
優しさ溢れるアレックス役には11 年にNHKの「ハングル講座」にも
出演していたチョン・ジフがキャスティングされ、クールなケイ役には
モデルとしても活躍しドラマ「太陽を抱く月」にも出演したソン・ジェリム、
朗らかで可愛いジン役には、今年日本での活動再開を発表した
5人組ボーイズグループMBLAQのメンバー、チョンドゥンが起用され、
ドラマをより一層華やかなものにしている。
キャスト陣は、寒い時期の撮影でドラマが春の設定なので薄着で頑張ったことなど、和気藹々とした撮影現場の
雰囲気を楽しそうに伝えた。
「ネイルサロン・パリス〜恋はゆび先から〜」はTBS「韓流セレクト」で11月5日(月〜金曜午前10時5分)から
放送される。DVDは10月25日リリース
取材・撮影 福住佐知子
KARAのリーダー・ギュリがドラマで初主演。
いつものロングヘアでなく、ボーイッシュなショートヘアもなかなかお似合い。
初キスの説明に照れる姿など、キュートなギュリの素顔が見られた会見でした。
==ライターのひとりごと==
斎藤工
速水もこみち
沢村一樹
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ドラマでは刑事たちの活躍が描かれているが、撮影の舞台裏について竹野内は
「刑事たちとのシーンでは、共演者と早口言葉をして争っていました。大人げない
現場だった」と笑顔でエピソードも披露した。
この日は、最後の映画看板絵師と言われる久保板観による本作の看板が
披露され、除幕式を行った竹野内と松山を感動させていた。
テレビ朝日55周年記念、二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」の制作発表記者会見が同局にて行われ、
主演の竹野内豊をはじめ、共演者の松山ケンイチ、黒木メイサ、泉谷しげる、柄本明、大杉漣、黒川智花、斎藤工、
笹野高史、沢村一樹、速水もこみち、原沙知絵、と豪華キャスト陣が集結した。
本作は、直木賞作家・奥田英朗による傑作サスペンス小説が原作。
敗戦からの経済復興を世界に示す一大イベントの開催目前、熱狂に包まれる東京で警察幹部宅や外務省
などを狙った事件が発生し、一通の脅迫状が警視庁に届く。
国家の名誉、警察の威信をかけた極秘大捜査の末、容疑者として浮かび上がったのは、名もなき一人の学生
だった…。
主人公の刑事を演じる竹野内は、
「50年前のオリンピックが舞台なので、当時の時代背景をどのように再現するのか
不安もありましたが、スタッフの皆さんと力を合わせて、名古屋、北九州、韓国などで
ロケを重ねていきました。非常にスケールの大きなドラマに仕上がっているので、ぜひ
楽しんで下さい」と自信たっぷりにアピールした。
竹野内に追われる役の松山は、
「心が震えるような素晴らしい台本でしたが、一番印象的なのは
キャストの豪華さで、どのシーンにも主役級の役者さんが出ています。
こんな作品は見たことがないですし、自分がその中に入ることが出来たのは
とても幸せで光栄です」と興奮気味に語った。
竹野内と松山は初共演。お互いの印象を聞かれ竹野内は
「普段は普通の“あんちゃん”で非常に親しみやすい方。でも、いざ本番になると
心の叫びを見事に目で表現していた。目で全てを語ることができる役者さんだと
思った」と絶賛した。
一方、松山は
「竹野内さんは以前から好きな俳優さんだったので、今回共演できるのが
楽しみだった」と明かし、「言葉では表現できない何かを竹野内さんは持って
いらして、それを目の当たりにして感動しました。こういう空気感出せる人は
竹野内さん以外にいないと思いますし、またぜひ共演させていただきたいです」
とコメントした。
黒木とも初共演となる竹野内は、
「黒木さんは難しい役どころで、現場で悩むのではと思っていたら、不安をみじんも
感じさせないで堂々と演じていた」と称賛。
黒木は「私は女姉妹だけなので、こんなお兄さんがいたらすてき」と竹野内の印象を
語った。
他の共演者に、天海祐希、榮倉奈々、江角マキコ、小澤征悦、唐沢寿明、岸部一徳、桐谷健太、
國村 隼、吹石一恵ら主役級の俳優が顔をそろえている。
11月30日・12月1日 2夜連続
ともに21時よりテレビ朝日系にて放送
取材・撮影 福住佐知子
こんなに豪華なキャスト陣がそろっての会見は珍しい。まるで映画の記者会見。
とくにお気に入りの俳優さんが主演なので、テンションがあがった。
7年後のオリンピック招致が決定した年にふさわしい旬のドラマだ。
==ライターのひとりごと==
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劇中では、不妊治療がうまくいかず、
夫に不倫されて結婚生活が破局してしまう主人公を熱演。
映画『四十九日のレシピ』の完成披露舞台挨拶が都内にて行われ、主演の永作博美、共演者の
石橋蓮司、岡田将生、二階堂ふみ、主題歌「アロハ・オエ」を歌う安藤裕子、タナダユキ監督が出席した。
本作は、伊吹有喜の同名小説を原作に、突然の母の死を受け入れられずにいる父・良平(石橋)と
娘の百合子(永作)が、生前母が残したというレシピを通して、それぞれの人生と向き合い、再生する
姿を描く。
第37回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品された。
永作は、2009年に映像作家の内藤まろ氏と結婚。
長男出産後、今年6月には女児を出産している。
出産後、初めての公の場となった永作は、客席からサプライズで
「出産、おめでとうございます」と祝福されると、「びっくりした!」と驚き、
「無事に出産できました。ありがとうございます」と笑顔で報告。
「育児は大変ですが、私のように働きながら育児をされている方もたくさん
いらっしゃると思うので、私も頑張ろうと思います」と母の顔を見せていた。
本作は永作にとって『八日目の蝉』以来の主演映画。
オファーが来た際には原作本を読み「ぜひやりたい」と思ったそうで、
「いろんなことを背負っている女性なので、それをリアリティーを込めて
演じるのは難しいと思いました。大きなアクションができるわけでもないので、
周りの方にいろいろ助けていただいて心を解放させることができました」と
感謝の思いを明かした。
一方、永作の父親役を演じた石橋は
「永作さんがただ座っているたたずまいが、自然と演技を引き出してくれた。持っていらっしゃる雰囲気のせいだと思う」
と初共演の永作を称賛した。
そんな父娘と奇妙な共同生活をおくることになる不思議な少女・イモを演じる二階堂は、
「最近、殺したり殺されたり、血のりが多い作品に出演していたので、母が『また血が出る映画に出るの?』と
心配していました」と会場に笑いを誘い、「今回はそういう映画ではないので、安心して親に薦めたい」とにっこり。
映画にちなんで自身が大切にしている“幸せに生きるためのオリジナルレシピ”を発表するコーナーがあり、
永作は「明日のためのレシピ」と回答。
「毎日いろいろやらないといけないこともある中で、つまずいたことを次の日に持ち込んでしまうと、せっかく来ている
新しい日がもったいないと思う」と説明。
続けて、「次の日やらないといけないことを成功させて、その日その日を越えていくのが楽しく生きていくコツかな」とj
前向きな人生観を語った。
日系ブラジル人の青年・ハル役の岡田は
「自分がそういう風(日系ブラジル人)に見られているんだなって(笑)」とオファー時の戸惑いを明かしていた。
11月9日より 新宿バルト9 他にて
ロードショー
取材・撮影 福住佐知子
デビュー以来、ずっと変わらぬ可愛さにとても2人の子どものママになったとは
信じられない永作さん。この日もキュートな笑顔に癒されました。
==ライターのひとりごと==
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映画「ファイアbyルブタン」プレミアム試写会トークショーイベントが都内にて行われ、
ゲストにルブタンの靴の大ファンだというモデルでタレントの吉川ひなのが出席した。
本作は、パリ・エンタメの最高峰「クレイジーホース・パリ」で80日間だけ上映された伝説のショー
「Fire」を3Dで映画化したもの。
天才シューズ・デザイナーのクリスチャン・ルブタン氏が演出を努め、鬼才・デイヴィッド・リンチ監督が
音楽を手掛けている。
S・スピルバーグ監督やC・アギレラ、ビヨンセなどのセレブたちを夢中にさせた伝説のショーの舞台を
ステージからスタジオに移し、全ての演目が新たに撮り下ろされた本編では、ルブタンの華麗な靴と
セクシーなダンサーたちのパフォーマンスのコラボレーションがカメラに収められており、臨場感溢れる
ショーを体感することができる。
この日、吉川は定番の黒いエナメルのルブタンを履いて登場。
自身で所有するルブタンの靴は「20足くらいかな。裏の赤い色がセクシーですね。
(作品の中にも)欲しい靴だらけ。黒のストーンがキラキラ輝くパンプスとか、ストラップのついた
ヒールが太めのベージュの靴は使えそうだな、欲しいなって」と目を輝かせた。
完璧な肉体を持つダンサーたちのパフォーマンスにも目を奪われたようで
「女性の体って美しいなって思いました。女性の体のまるみにあこがれます。体はすごく柔らかそうで
しなやかに見えるんですが、筋肉がしっかりしているんです」と興奮気味にその魅力を語った。
吉川は、年齢を重ねるごとに靴の重要性に気づかされるようになったことを明かし、
「足もとが美しいことは大事ですね。どんなにお化粧して整えて、かわいいお洋服を着ても足もとが決まってないとダメ」
とこだわりの持論を展開した。
抜群のスタイルと美脚が印象的な吉川だが、
「下半身が常に課題で、むくみやすいのでいつも四苦八苦しています。腹筋も『なるべくいろんな方面(部位)を
鍛える方がいい』と彼が言うので(笑)、彼のマネしてやり始めています!」と一昨年の9月に入籍し、10月にハワイで
挙式した再婚相手のノロケ話をして会場を沸かせた。
さらに、「つい気を抜いてしまうことが多いですが、いつも頑張って、綺麗に見える角度で座ったり立ったりするように
気を付けてます」と美意識の高さもアピールした。
最後に吉川は「不思議の国に迷い込んだつもりで、日常を忘れて美しい世界に酔いしれてください」と
作品の見どころをアピールした。
12月21日より ヒューマントラスト有楽町 他にて
全国順次ロードショー
取材・撮影 福住佐知子
可愛らしいイメージの強かったひなのちゃんが、すっかり大人の女性に成長。
これからはひなのさんと呼ぶことにしよう。
それにしてもルブタンの靴を20足も持っているなんて、うらやましい。
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作品を見た小谷は「スケールの大きさと竹野内さんのかっこよさに圧倒された」、
岩崎も「面白かった。竹野内さんの妹役になりたかった」と大絶賛した。
テレビ朝日系の2夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」(11月30日、12月1日午後9時)
に主演する俳優・竹野内豊が都内にて、五輪メダリストの小谷実可子、岩崎恭子と共にトークイベントを行った。
直木賞作家奥田英朗氏の同名人気小説をドラマ化。
1964年(昭39)東京五輪を成功に導こうと奮闘した刑事たちの活躍を描いたサスペンス。
竹野内は難事件に挑む刑事役を演じる。
竹野内は「完成した作品を見て、思わず『おお〜』と声が出てしまった。役作りが
要らないくらい、現場に立つと自然に役になれた」と当時の日本の風景をリアルに
再現したスタッフの努力に感謝した。
当時を再現するため、収録は国内数十カ所のほか、韓国でも行われた。
開会式のシーンは国立競技場で撮影が行われた。
竹野内は「聖火台には普段行けないので、感動して記念撮影をした」と撮影時の
エピソードも披露した。
一方、88年のソウル五輪にてシンクロナイズドスイミング銅メダリストで、
同大会の旗手も務めた小谷は
「途中から楽しくなって、旗を振ってしまって怒られた」と、おちゃめなエピソードを披露した。
92年バルセロナにて競泳で金メダルを14歳でとり、「今まで生きてきた中で一番幸せ」
とコメントした岩崎は、竹野内から「あれに匹敵する幸せって、あの後ありますか?」と
問われ、「出産したのは幸せって思う瞬間でした」とコメントした。
竹野内は2020年の東京五輪にもふれ、「桐生くんにはぜひとも金メダルを狙っていただきたい」と、陸上男子
100メートルの桐生祥秀(17歳・洛南高3年)にエールを送った。
また「開会式を実際に見たら迫力がすごいと思う。生で見てみたい」と熱望。
最後に竹野内は
「当時の日本にとってオリンピックは未来の光そのものだったのだと思いますが、その裏で犠牲になった貧しい人々の
叫びが、影として、光とは対照的に描かれています。ぜひその辺りに注目してください」と見どころを伝えた。
竹野内が、五輪カラーの花束をサプライズでプレゼントすると2人は大喜び。
小谷は「五輪に出ていて良かった」。岩崎も「あ〜うれしい!」とコメントしてフォトセッションに臨んでいた。
取材・撮影 福住佐知子
金メダルを取ったときは14歳。あどけなかった岩崎さんが結婚、出産を経て、
すっかり素敵な大人の女性になっていた。笑顔の可愛らしさは変わらない。
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映画『あさひるばん』の完成“披露宴”試写会が都内にて行われ、
ウェディングドレス姿に身を包んだ桐谷美玲がタキシード姿の國村隼、板尾創路、山寺宏一と共に登壇した。
本作は、浅本、日留川、板東という名前から“あさひるばん”と呼ばれた高校時代の同級生トリオが、
当時のマドンナをめぐり奔走する姿を描いた人情コメディー。
かつての野球部の憧れのヒロイン・幸子が病身だと聞いて集結。彼女の一人娘の結婚式を控え、
3人はかつての部の監督であり幸子と絶縁状態にある父親の式への出席を画策するのだが…。
『釣りバカ日誌』の原作者であるやまさき十三が72歳にして初めてメガホンを取った。
この日は壇上にバージンロードが作られており、國村が桐谷と腕を組み、
板尾と山寺が後ろにつき従う形で歩いて登場。
桐谷の美しさに会場からは大きな拍手が起こった。
桐谷は「ドキドキしますし嬉しい! こうやって皆さんの前に立って、カメラで撮られて
いると、本当の結婚会見みたいですね」とにっこり。
板尾から「近々ご予定は?」と問われた桐谷は「まだなんですが、占いで26歳から
28歳で結婚すると言われたのを信じています。2年から4年後ですね」
と声を弾ませた。
劇中、「自分こそが彼女の父親だ」といがみ合う3人も桐谷の美しさにウットリ。
「似合いますな。ホントの娘だったらいいのに」と國村。
板尾は「似合いすぎて言葉が出ない。白い!桐谷さんが着るとより白いですね!」
と目を見張る。
山寺も「僕は子どもはいませんが、桐谷さんが娘だったら絶対に嫁に出したくない!」
とすっかり父親目線。
初メガホンを取ったやまさき監督は
「俳優やスタッフのおかげで、思いがこもったホットな作品になったという自負があります」と万感の面持ち。
この日は、主題歌「どんまい」を歌う米米CLUBのカールスモーキー
石井を始め、メンバーたちが客席にライスシャワーを撒きながら現れ、
結婚式気分で会場を盛り上げた。
桐谷の祖父で、野球部の元鬼監督役の西田敏行から“祝電”
メッセージもが寄せられた。
11月29日より 全国公開
取材・撮影 福住佐知子
桐谷さんの美しすぎるウェディングトレス姿に会場からはため息が。ほんとにお似合い。
一緒に登場した3人の父親目線のコメントが面白かった。
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また、「日本人なら誰もが強い思い入れをもつ物語で、これまで経験がない役柄に
挑むのは、非常にやりがいがあった。オリジナルの『忠臣蔵』を尊重しながら、また
新しいものを作るという試みで、私としてもユニークな経験が出来ました」と撮影を
振り返った。
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映画『47RONIN』の来日記者会見が都内にて行われ、キアヌ・リーブスと真田広之、浅野忠信、
菊地凜子、柴咲コウ、赤西仁、カール・リンシュ監督が登壇した。
キアヌの来日は、『地球が静止する日』(2008)のプロモーション以来、約5年ぶりとなる。
本作でキアヌは、刀の達人であること以外は素性不明の流れ者・カイを演じており、
主君の仇打ちに燃えるサムライの大石(真田)に加勢、わずか47人で圧倒的な
軍勢を率いる吉良(浅野)と謎の女ミヅキ(菊地)に立ち向って行く…。
さらに、「ここにいる皆さん、特に真田さんは
私を導いてくれ、ふたりの旅を素晴らしい
ものにしてくれた。真田さんのような高度な
技術を持った方と同じ舞台に立てたのは
名誉なこと」と真田に感謝の言葉を述べた。
にこやかに登壇したキアヌは
「また東京に戻って来ることができて嬉しく思います。今回はカール・リンシュ監督
のもとで素晴らしいキャストと素晴らしい仕事ができました」と挨拶。
一方、真田は、
「各国のすばらしい才能が集まった作品で、
個人的にもいい時間を過ごすことができた。
キアヌはいい意味普通の人で、ビッグスター
でありながらもシャイで謙虚。自分に厳しくて
人に優しくて、これは武道に通じるものがある
ので、彼が演じた役にぴったり」
と称賛の言葉を送った。
リンシュ監督は
「映画が完成したのが、大きな誇り。
東洋的な題材を、西洋のフィルムメーカー
が映画化するという壮大なプロジェクト
だった。
本作では忠義、復讐、あきらめないこと、
という普遍的なテーマを扱っている。
世界中の人に楽しんでいただけるはずだ」
と作品を熱くアピールした。
他の日本人キャストたちも
「キャストの皆さんもやさしくて、本当なら縮こまってしまう感覚だったと思うけど、のびのびと感情表現できたと思う」(柴咲)、
「日本の歴史をアメリカ人が撮るのは興味深いなと思って撮影に挑んだ。(浅野)、
「とてもオリジナルな役なので、今までで一番楽しめる芝居だった」(菊地)、
「大きな城のセットにビックリした。監督もキアヌも演じやすい環境を作ってくれたので、緊張せずにハリウッドデビューすることが
出来た」(赤西)とそれぞれに本作への思いを述懐していた。
12月6日より 全国ロードショー
取材・撮影 福住佐知子
キアヌの来日は5年ぶり。プライベートの激太り写真をニュースで見ていたので
ちょっと心配していたが、スッキリやせてかっこいい姿に戻っていた。さすがプロと感心した。
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堀北は余との共演を「緊張しました。個性的なお母さんで、このお母さんの子なんだな
ということを実感しながら演じました」と語った。
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映画『麦子さんと』のヒット祈願イベント試写会が行われ、堀北真希、松田龍平、余貴美子、麻生祐未、
温水洋一、ガダルカナルタカ、吉田恵輔監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は、納骨のために亡き母の故郷を訪れたヒロインが、町の人々との交流を経て
母の知られざる一面に触れ、それまでとは違う母に対する思いを抱いていく姿を描いた
ハートフルドラマ。
堀北は
「皆さんにも共感したり、思い当たるところがあると
思います。観終わってお母さんのことを改めて思う
作品になれば良いなと思います」と挨拶。
松田は、
「現場はいい雰囲気でゆったりとした時間が流れて
心地よかった」と撮影を振り返った。
パチンコ店勤務という設定だったが、松田自身は
パチンコの知識がなく、吉田監督から指導を
受けたという。
堀北と松田の母親を演じた余は、二人との撮影を
振り返り、
「真希ちゃんはかわいい!写真集買います(笑)!
龍平くんはこのまんまな感じ(笑)。2人とも予測
不可能で興味深かったんですが、実際、そういう
人たちでした。何をしでかすのかと不思議な2人でした」
と名コンビぶりを絶賛。
また、麻生は堀北について
「横に立たれると吸引力がすごくてセリフを忘れてしまうくらい見入ってしまった。
いつもセリフが完璧でした」と絶賛した。
タクシー運転手を演じた温水は
「(車内で)堀北さんを独り占めできるシーンが多くて、ミラー越しに目が合ってドキドキ
した」と堀北への思いを告白。
堀北から「温水さんとは何度も共演させていただいているので、現場では安心しました」
と言葉を掛けられると、「タクシーの中で待っている間、二人で何を話したらいいか
わからなくて緊張しましたよ」とにんまり。
堀北が「そうだったんですね?」と突っ込むと、温水は「それは役としてですよ!」と
慌ててフォローして、笑いを誘っていた。
映画にちなんで、母との思い出を聞かれた堀北は
「(母は)小さい頃からよく手紙をくれました。わたしが仕事で
遅く帰ると先に寝ている母が手紙を書いてくれていて。
『おやすみ』とか一言でも大事にとってあります」
と母親との温かなエピソードを披露した。
イベントの最後にはヒット祈願の鏡割りが行われ、
勢い余ったキャスト陣が酒を浴びて
ビショビショになってしまうという一幕もあった。
12月21日より 全国ロードショー
取材・撮影 福住佐知子
掘北さんは少女の頃から活躍を応援していたが、すっかりきれいになって
美しい大人の女性に成長していた。今後の活躍にも注目したい。
==ライターのひとりごと==
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堀北真希、松田龍平、キアヌ・リーブス、桐谷美玲、竹野内豊、渡辺麻友、佐藤浩市、黒木メイサ、吉川ひなの、永作博美
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