シネマプレイスがお届けする【生撮りスター情報】　ページナンバー３５

過去ページ３１
掲載リスト

ゲキ×シネ　阿修羅城の瞳

デスノート

シンデレラ

ワイルド・スピード

イントゥ・ザ・ウッズ

迷宮カフェ

くちびるに歌を

花とアリス殺人事件

Ｄ坂の殺人事件

ミュータント・タートルズ

チャーリー・モルデカイ

ＫＡＮＯ

エクソダス

はなちゃんのみそ汁

ソロモンの偽証

過去ページ３２
掲載リスト

ジュラシック・ワールド

日本のいちばん長い日

若くして死ぬ

恋仲

エイジハラスメント

リアル鬼ごっこ

呪怨－ザ・ファイナル

海街ｄｉａｒｙ

羽生結弦と赤十字社イベント

トゥモローランド

マッドマックス

ブラックハット

王妃の館

天皇の料理番

バードマン

過去ページ３３
掲載リスト

陽光桜

レインツリーの国

桜ノ雨

海難１８９０

ターミナル

ＰＡＮ　ジャパンプレミア

オトナ女子

ジョン・ウィック

ＰＡＮ

海すずめ

天空の蜂

ピース　オブ　ケイク

猫侍　南の島へ行く

アットホーム

ミッション：インポッシブル

本作は、『ダークナイト』などを手がけたクリストファー・ノーランが製作総指揮を担当し、ザック・スナイダー
監督がメガホンを取り、強大な力を持つがゆえに人類の脅威として恐れられるようになったスーパーマンに
バットマンが戦いを挑むさまを描く。

一方の前園は「スイーツ。1日1個食べないと崩壊しちゃう」と回答。
岩槻から「ここで、スイーツは無いでしょう」と非難を浴びる。
その後も家族の良さを語る若槻に感化されたのか、前園は
「結婚、そろそろしようかな」と語るも「スイーツは（家で作って
もらうより）外で食べる方が絶対おいしい」と異常なこだわりを見せ、
若槻を呆れさせていた。

タレントの若槻千夏と元サッカー日本代表でタレントとして
活躍中の前園真聖が、都内で行われた映画『バットマンvs
スーパーマンジャスティスの誕生』の公開直前イベントに
出席しトークセッションを繰り広げた。

赤のジャケットに青のワンピースという“スーパーマンカラー”で
登場した若槻は
「２人ともムキムキで最高の体。２８歳くらいから俳優の体を
見るようになった。生の肉体美をぜひ観てほしい」と客席に向かって
呼びかける。
イベントが始まる前はスーパーマン派だったという若槻だが、
バットマンが大富豪であることに強い関心を寄せ、「バットマン派
かな…」と本音を,ぶっちゃける。

一方、前園は、大企業の取締役であるブルース・ウェイン（バットマン）
をイメージしたスーツ姿で登場。
「２人は戦う前に、なんとか話し合いを持てなかったのか…」と
コメントして場内の笑いを誘った。
作品については、「守るべき人のために戦うのが格好いい。大切な人
と観てほしいですね」とアピールした。

日米同時公開のために予告編しか観ることしか出来なかった
という２人。
「結末が気になる」（若槻）、
「予告編を見てひき付けられた」（前園）と
世紀の対決への期待感をあらわにした。

“大切な存在を守る”というのは２人のヒーローに共通する点だが、
作品の内容に絡めて「今、１番守りたいものは?」と聞かれ、２０１２年
に結婚して女児を儲けた若槻は
「家族。家族が出来て意識が変わった。責任感が芽生えて、
ちょっとはまともな金髪お姉ちゃんになれたかな」と真面目な回答。

スーパーマンが異星人であることなど、２大ヒーローの細かな設定は知らなかった２人
でしたが、ヒーローたちの素晴らしい筋肉美にはすっかり魅了された様子でした。

本作は、極寒の地に放置され、最愛の息子を殺された男が、裏切り者への復讐心を原動力に
過酷なサバイバルを繰り広げるさまを描く。
監督は、史上３人目であり６５年ぶりの快挙となる、２年連続でアカデミー賞監督賞を受賞した
アレハンドロ・G・イニャリトゥ。

映画『レヴェナント：蘇えりし者』で第８８回アカデミー賞の主演男優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオが
都内で行われた記者会見に出席。受賞の喜びを伝えた。
レオの来日は、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』（２０１４）以来、約２年１カ月ぶりとなる。
レオは、「桜の開花時期に来たことがないので、今回とっても楽しみにしているよ」と嬉しそうに語った。

５度目のノミネートで悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得した
レオに、報道陣から大きな祝福の拍手と歓声が沸き起こった。
レオは「アリガトウ」と日本語で挨拶。

本作について
「この映画は参加した全ての人にとって特別なもの。１年近くこの世界に
どっぷり浸かりました。
アレハンドロ監督のスタイル、撮影方法はあまりにも特別で独創的で、
監督がどうやってこれだけのものを作り上げたのか、今だに理解しがたい。
映画史に残る芸術作品になったと思うし、撮影というよりは、壮大な旅に
出かけた感覚があり、過酷だった分、チャレンジした自分を誇りに思います。
このような作品にはもう２度と関われないと思う」と感慨深げに語った。

オスカー受賞後の変化について聞かれると、
「受賞はありがたいが、目的ではない。これからも変わらず、
俳優としての夢や理想を追求し、優れた作品に参加し続けたい。
映画史に残る英雄たちの後に続きたい。本当にこの芸術、
この映画という世界が大好きなんです」」と真摯にコメントした。
現在は「ザ・コーヴ」（０９）のルイ・シホヨス監督と
ドキュメンタリー映画を製作しているそう。

オスカー像については「家のリビングルームに置いてあるよ。
友達が見せてほしいとやってくるよ」とおちゃめな表情を浮かべた。

『インセプション』（２０１０）以来の共演となるハーディに対しては、
ディカプリオ自身が出演を熱望したという。
「男らしさや強さを持っているけど、共感できるあの年代最高の
俳優だよ。監督に起用してくれと頼んだんだ。トムとはまた仕事が
したいね」とコメントした。

オスカーを獲得したレオを、みんなが心から祝福していて会場から大きな声援と拍手が
長い間続いた。とても感動的な瞬間だった。
すっかり大人になったレオも貫禄たっぷりで、頼もしく見えた。

過去ページ３４
掲載リスト

太陽

アーロと少年

エターナルチカマツ

ＮＩＮＪＡ　ＴＨＥ　ＭＯＮＳＴＥＲ

螻蛄(けら）

ライチ☆光クラブ

キャロル

女が眠る時

ビューティー・インサイド

メモリーズ

の・ようなもの

スターウォーズ　フォースの覚醒

母と暮せば

ピンクとグレー

パディントン

現在２７歳の多部だが、２０歳の写真に
「骨格的に、あごが未発達で小さく、
１０代前半から半ばの顔」と評価されると、
多部は
「私のあごは小さくて犬歯と犬歯の間に
歯が４本ないといけないのに、３本しか
生えなかった。
歯医者から１本足りないと言われた。
未発達と言われれば、未発達です」と
あっさりと納得していた。

映画「あやしい彼女」が公開初日を迎え、主演の多部未華子をはじめ
共演の倍賞美津子、小林聡美、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、水田
伸生次監督が、都内で行われた舞台挨拶に出席した。

本作は、韓国の大ヒットコメディ映画『怪しい彼女』(２０１４)のリメイク。
７３歳の頑固で毒舌のおばあちゃん・カツ(倍賞美津子)が、ある日、
ひょんなことから２０歳(多部未華子)に若返り、失われた青春を
取り戻そうとするというコメディ。
２０歳の大鳥節子となる主人公・カツ役の多部未華子の歌唱シーン
にも注目。

この日は、タイトルにちなんでキャストたちのあやしい噂の検証が
行われた。
要は「未来人顔」ということで、１００年後の未来人を予想した写真と
比較される。
要は、アゴが尖り、顔が細くなっている未来顔と自分を比べ
「違うっしょ。似てない。間違ってます!」と強く全否定し、会場に笑いを
誘った。

映画の内容と合わせ、志賀の２０歳当時の写真がお披露目され、
“イケメン”と紹介されたものの
「私の思っていたイケメンとは違う」（小林）、
「歌声喫茶にずっと入り浸っている人みたい」（倍賞）と
キャストたちに評価され、志賀は苦笑しつつ
「髪がフサフサだった」と前向きに振り返った。
多部から
「分け目は変わりませんね！」と言われて、志賀は
「それ、救いにもなってない」と苦笑い。

最後に２０歳の多部と志賀の写真が並べられると、同い年とは思えない
容貌の差にキャストからは「親子みたい？」と驚きの声が上がった。
それでも志賀は、「兄妹ですよね」と年齢差を縮めるためのアピールを
していた。

多部さんの魅力を聞かれた水田監督が「可愛いところですよね」と即答したように、
いつも可愛い多部ちゃん。２７歳と知ってびっくり。見えないで゛すねぇ。
劇中の歌とダンス、すごく可愛いですよ～。

本作は、エマ・ドナヒューの小説「部屋」をエマ自らが脚色し、『ＦＲＡＮＫ－フランク－』などのレニー・
アブラハムソン監督が映画化したサスペンスドラマ。
拉致監禁され一児の母となった女性が、息子に外の世界を教えるべく立ち上がる姿を描かれる。

映画『ルーム』でブリー・ラーソンと子役のジェイコブ・トレンブレイが来日。
ジャパンプレミアと記者会見をリポート。

第８８回アカデミー賞主演女優賞を受賞したブリーに「おめでとう！」の大合唱がおきた。
ブリーは、
「自分の名前を呼ばれた瞬間というのは、本当にシュールな体験。頭の中が真っ白になってしまったわ」
とアカデミー賞主演女優賞受賞の瞬間を述懐。
また、「授賞式の翌日には『コング：スカル・アイランド（原題）（『キング・コング』シリーズ新作）の撮影で
ベトナムに行ってそのまま日本に来ました」と満面の笑み。

９歳のジェイコブは、
「今、この舞台に立って、とてもドキドキしています！
僕は４歳のころから日本に来たいと思っていました！」と挨拶。

ジャパンプレミアの花束ゲストとして来場した菅野は、ブリーに
「すてきなドレスですね。You look gorgeous　beautiful!」と
英語を交えて称賛。
作品について
「二人の自然な母子関係に魅せられた」と感想を述べた菅野は、
ジェイコブに、「なんて可愛いの！連れて帰っちゃうぞ！」と
メロメロな様子だった。

ジェイコブは
「（来日を）お母さんが選んでくれて、日本の曲を色々聴いて
きたけど、星野源さんの曲が好き。日本に来る飛行機の中でも
聞いてきたよ」と笑顔で明かした。

役作りについてブリーは
「８カ月を費やしました。監禁が彼女の肉体、精神にどういった影響を与えるのかを考えました。
親であること、性的虐待を受けたサバイバーであることは複雑な事柄。だからこそ、真摯に向き合って
表現しないといけないと思いました」と説明した。

また、世界中で高い評価を受けていることについて、ブリーは
「自分の小さな世界から、あますことなく人生を生きることを覚えていく物語。それは実際に私たちの人生でも
起きることだからこそ、共感を呼ぶのだと思います」と語った。

本作にちなんで、イベントでは阿部らが寄付を募る場面も。
集まった寄付金は本作のベースとなった物語が記された古文書「国恩記」の保全費に使われる予定。

映画『殿、利息でござる！』の完成披露イベントが都内で行われ、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、
竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が出席した。

本作は、江戸時代に実際に起きた出来事を映画化した時代劇。
年貢の取り立てや労役で疲弊した宿場町を救うため、商人・穀田屋十三郎（阿部）と同志たちが
ある計画を立てて千両（３億円）を集めるべく奮闘する姿が笑いあり、涙ありで描かれる。

主演の阿部は、
「とても素敵な映画が出来あがった。皆で力を合わせて、
ひとつのことを実現させる内容で、現場でも皆さんの力で
（完成を）成し遂げることができた。笑えて泣けて、いい意味で
想像を裏切るはず」と自信たっぷりにアピール。

作品の内容にちなみ、
「もし３億円あったら何に使う？」という質問に、阿部は
「すごくいい現場で、楽しかったので、もう一度、このメンバーで
集まって別の映画を作りたい」とコメント。
「この映画のチケットを３億円分買ってみなさんに配ります」（瑛太）、
「この映画専用の劇場を作りたい」（妻夫木）、
「ひとまず２億９千万円はとっておいて、1千万円で宝くじを買って、
当たったら映画に投資します（笑）」（竹内）など
思い思いの意見が飛び出すなか、千葉は
「今回、先輩方に２億円分くらいごちそうしていただいたので、
お返しをしたい」とコメントして笑いを誘っていた。

中村監督にとって、本格的時代劇は初めての挑戦。
「刀が抜かれることが一度もないが、カッコいい男たちの
話になっている」とアピール。
「これだけ伝えたいものがある原作と出会えて、自分が
惚れ込んだキャストが集まってくれた。テーマは無私だが、
逆に監督としては、作りたい“欲”を出し尽くし、こんなに
やりたいことができた映画ってそうそうない」
と本作への思いを熱く語った。

同作品には、仙台藩主役でフィギュアスケーターの羽生結弦が映画初出演している。
殿様の衣装もお似合い、好演しているのでお楽しみに。

殿様にお金を貸して利息を取るという話なのだが、実話を基に作られているというから
驚いた。豪華なキャスト陣が勢ぞろい。笑いあり、涙あり、オススメの１本です。

アフリカでもロケが行われており、上川は
「恩地という男の人生に影響を与えたアフリカの大自然そのものに、
強く心を打たれて感銘を受けた」と感激した様子。

WOWOW開局２５周年記念「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の第１話完成試写会が都内で行われ、
上映後の舞台挨拶に主演の上川隆也、共演の夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、
草刈民代、若村麻由美、國村隼、渡部篤郎が出席した。

本作は、作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を、全２０話でドラマ化。
国民航空という巨大企業の中で労組委員長として苦難の人生を歩む恩地元の半生を描き出す。

冒頭、登壇者を代表して上川が、熊本地震の犠牲者への哀悼の意と被災者へのお見舞いの言葉を口にし、
「１日でも早く復興されることをお祈り申し上げます」とメッセージを伝え、キャスト全員が頭を下げた。

本作は、上川が「大地の子」以来、約２０年ぶりに山崎作品での
主演、国民航空の労働組合委員長・恩地元役を努めることに
なった。
「恩地は我々と同様、どこにでもいるような普通の人間。等身大
だからこその演じる難しさや醍醐味を感じながら演じています。
演じがいのある役にまためぐり会えた」と感無量の面持ちで語った。

一方、恩地の同志でライバルでもある副委員長の行天四郎役を
努める渡部は、“悪役”“憎まれ役”ともいえるこの役に対して
「果たして私に務まるのか？不安の中、手探りで日々頑張って
やっています。」と静かなる闘志を燃やす。

國村は、自身が演じる経営陣の堂本役について
「恩地がひどい目に会うのは、全て私のせい」とニヤリ。
原作を読んだ時点でこの役に最も惹かれていたことも明かし、
「とんでもない男ですよ」と愉快そうに話した。

恩地や行天を尊敬する労働組合員役の小泉は
「上川さんと渡部さんの部下の役で、おふたりの芝居を間近で
見て、心が突き動かされました」と興奮気味に語った。

現在も撮影は続いており、上川は
「山崎さんが原作に込められたものを、少しでも超えられるよう、全てのスタッフ・キャストが力を尽くして
撮影に臨んでいます」と意気込みを見せた。

WOWOW開局２５周年記念「連続ドラマW 沈まぬ太陽」は、
５月８日（日）２２時～ WOWOWにて放送開始（全２０話・初回無料放送）。

WOWOW開局２５周年記念ということもあり、豪華なキャストが集結。
原作も素晴らしく、大きな期待が寄せられる作品だ。

犯罪を扱った作品だが、綾野は作品について、
「ある男の一代記であり、人間賛歌。極上のエンター
テインメントに仕上がった。（役として）これだけ長い
年数を生きることはない。新しい挑戦。
共演の皆さんには“共犯者”になっていただいた」
とコメント。

映画『日本で一番悪い奴ら』の完成披露舞台挨拶が都内で行われ、
主演の綾野剛をはじめ共演の中村獅童、ピエール瀧、YOUNG DAIS、
植野行雄（デニス）、白石和彌監督が“ワル”をイメージした衣装で
出席した。

本作は、日本警察史上最大の不祥事とされた“稲葉事件”を題材に
北海道警察の刑事となった主人公が“S”と呼ぶ裏社会のスパイを
率いて捜査を進めていく様を描き出す。
メガホンを取ったのは、実録の犯罪ルポを原作とした『凶悪』でセン
セーションを巻き起こした白石監督。
警官姿のコスプレをした１０人をバックにキャスト陣が登場。
客席からは大きな拍手が沸き起こった。

劇中、悪事に手を染める悪徳警官・諸星役を演じた
綾野は、
「白石監督がいったいどんな映画を作るのか？
プロットを読み、これは参加するしかないと思った」
と出演を決めた理由について語った。

綾野とNHKの大河で共演、今作で再共演を果たした中村は
「綾野くんは大好きな俳優で、またご一緒したかった。綾野くんが主演ということで『ぜひ』とやらせて
いただきました」と話した。
劇中の中村は、諸星と意気投合し、スパイとして働く暴力団員を好演している。

実写映画に初出演のお笑い芸人の植野は、盗難バイヤーの
パキスタン人を演じ、
「画像検索したら、これはイケるなと。まったく違和感がなかった」
と語って笑いを誘っていた。

さらに、白石監督と『凶悪』でタッグを組んだピエールが「今回は何人
殺せばいいんですか？」と慣れた口調で白石監督に話しかけている
場面を見て、綾野は「最高だな、この現場！』と思いました」と
楽しそうに語った。

白石監督は
「綾野くんはずっと見ていられるぐらい飽きない。底が見えない役者
さん。また一緒にやりたいと思わせてくれる。」と綾野の存在感を絶賛。
綾野も「来年やりましょう！」と力強く答えていた。

舞台挨拶の最後には、綾野が熊本の震災について言及。
あえて、普段は禁止されることが多い観客による写真撮影を解禁し、より多くの人にニュースを広めて
くれるようにと訴えた。

個性派の俳優陣が悪の役とのことで黒っぽい服装で並んだところは、
強烈な印象だった。綾乃さんの超“ワル”ぶりが見どころです。

生田は、
「多くのトラウマと闇を抱えて、立っているのが精いっぱいという
ギリギリのところで存在している役」と自身の役柄を分析。
撮影中もストレスを感じながら、日々過ごしていたことを明かした。

共演した岡田と松坂については
「勢いのあるゆとり世代の俳優さんと共演できて嬉しかったです」
とコメント。
岡田は「ゆとりですが何か？」と松坂と共演しているドラマの
タイトルで切り返し、会場を沸かせた。
また、大友監督とのタッグについては、「物づくりへの熱や欲望が、
渦まいている。1秒も飽きることのない日々でした」と語った。

生田斗真主演と『るろうに剣心』の大友啓史監督が初コラボした映画『秘密 THE TOP SECRET』の
完成報告会見が都内で行われ、生田をはじめ、共演の岡田将生、松坂桃李、栗山千明、
大森南朋と大友監督が登壇した。

本作は、清水玲子の人気ミステリー・コミックの実写化作品。
禁断の脳内捜査をテーマにしたサスペンス大作。21世紀後半の日本を舞台に、
死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、特殊脳内捜査チーム、
通称“第九”が迷宮入りした猟奇事件の真相を暴き出す。

第九の室長をつとめる天才・薪剛役を努める生田は
「衝撃作品が出来上がりました。脳内の秘密を暴くという
とんでもないテーマを持った作品。問題提起をしながらも
エンタテインメント作品に仕上がっています。
自信をもってお届けできる作品。日本映画を次のレベルに
持っていくひとつの要因になれば…」と熱くアピールした。

第九に配属されるエリート捜査官役の岡田は
「こういう役柄は初めてですし、自分にとって大きなチャレンジ
でした。この役とともに、自分も大きくなろうと思った」とコメント。

脳内捜査が原因で精神崩壊し、非業の死を遂げる捜査官役の
松坂は
「現場は濃厚でしたね。クランクインの日に、死んでいる姿を
撮影しました。役作りは、無になることでした」と振り返っていた。

栗山は
「自分が出た作品で、（鑑賞して）ここまで感動したことは初めて」
としみじみ。
大森は、
「若い皆さん相手ですから、自分なりの色で勝負しようと思った」
と語っていた

生田は
「こういう形でカメラマンデューするとは思わなかった。
嬉しかった。自分が呼吸するとカメラが揺れて、すごく
リアル」と感想を述べた。
大友監督は、
「キャストの皆さんの視野や鼓動を表現したかった」
と語った。

原作に惚れ込み、『るろ剣』以前から企画を温めていたという
大友監督は
「人間の記憶が、必ずしも事実を映し出さず、脳内で美化されて
いる点が物語のポイント。新しいストーリーテリングができると
思った」とコメント。

本作では、記憶をよりリアルに描くため、キャスト自身が
装着するヘルメット型の“主観カメラ”が開発され、役者陣は
ヘルメット型のカメラを装着したまま芝居をしており、脳内
映像撮影のスタッフとして役者陣がエンドロールに名前を
連ねている。

素敵なキャスト陣を前に私自身会見の撮影にも熱が入った。
映像化が不可能と言われていた作品だけに、どんな映画に仕上がっているのか、
楽しみな作品だ。

恭也を演じた山﨑は、
「今日皆さんとこの場でお会いできて嬉しく思います。すごく面白いので
楽しんで帰ってください」と挨拶。
役どころについて、
「こういう機会がないと演じられないですから、楽しみました。ふみちゃん
との掛け合いも手探りでしたけど、だんだん楽しめるようになりました」と
振り返った。
さらに、山崎が原作でも人気のドSなセリフ「３回まわってお手からワン！
　だな」を披露すると、会場から「キャー！！」と大絶叫が起った。

本作は、累計発行部数460万部を突破した八田鮎子の同名人気コミックを原作に、見栄っ張りで架空の
カレシ話を語る“オオカミ少女”・エリカ（二階堂）と、腹黒でドS“黒王子”佐田恭也（山崎）の嘘から始まる
本気の恋が描かれる。
旬の俳優陣が多勢出演していることもあって、キャスト陣が登場すると会場は大興奮。
黄色い歓声があがった。

映画『オオカミ少女と黒王子』ジャパンプレミアが都内で行われ、
本作でW主演を務めた山崎賢人、二階堂ふみ、鈴木伸之、
門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮、菜々緒と
廣木隆一監督が出席した。

“ウソ”から始まる本作にちなみ、人生最大のウソについて聞かれ、
二階堂は、「（自分のことを）人見知りって言いたい時期があった。
人見知りってかっこいいと思っていたんですが、本当に人見知りに
なってしまって、ウソはあんまり言わない方がいいですね」と
自身のついたウソから困ってしまったエピソードを明かし、
山崎は撮影期間に、映画プロデューサーのふりをして共演する吉沢に
電話したエピソードを披露した。

恭也とクラスの女子の人気を二分する神谷を演じた鈴木は、監督から
「危うい感じでやって欲しい」とリクエストされ、「相手が山﨑さんなので、すごいプレッシャーだった」と
コメント。

恭也の親友・健を演じた横浜は
「とにかく明るく、元気に、『こんな
友達いたらいいな』と演じたので
ぜひ注目してください」と語った。

クラスで一番イケてるグループの女子を演じた池田は、劇中で演じた役と自身の高校時代のキャラが
違うので不安だったそうだが、「現場でキャスト陣と顔を合わせていくうちに高校生のテンションが
湧き上がってきた！」と自信をみせた。
玉城も「エライザと友達なので自然と言葉が出てきた」と語っていた。

二階堂の親友役を演じた門脇は、
劇中で二階堂と一緒にハンバーグを
こねたり、渋谷の街を走ったり…。
二階堂とともに「楽しかったね～」と
笑顔でコメント。

山崎のドSな姉役を演じた菜々緒は、
「本当に皆さんのパワーを吸収して
帰りたいと思います。
ドSを自然体で演じています」と
コメントして会場を沸かせた。

一方、エリカ役を演じた二階堂は、少女漫画原作に初挑戦。
「すごく力の入った自信作です。自分にとってもチャレンジでした。
今はとにかく、たくさんの人に観てほしい」と挨拶。
また、「制服を着たのが久しぶり。制服だからこそ、エリカの気持ちの
変化や女の子として芽生えてくる恋の気持ちを表すことが出来て
本当に良かった」。

今回、奇想天外な物語のカギを握る奇妙な男を演じた斎藤は
「特殊な役だったんですが、それが強み。唯一、この方々に対峙できる役でした」とベテラン俳優たちとの
共演を振り返っていた。

映画『顔』でコンビを組んだ藤山直美と阪本順治監督が１６年ぶりにタッグを組んだ映画『団地』の
完成報告記者会見が都内で行われ、主演の藤山直美、共演の岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、
斎藤工と阪本監督が出席した。

本作は、阪本監督が藤山のために書き下ろした完全オリジナル作品。
団地を舞台に、平凡な主婦のまったく普通ではない日常をユーモラスに描く。

阪本監督は
「再び藤山さんとやることになって、藤山さんをどこまで遠いところまで
連れて行けるかという発想から生まれた映画」と説明。

藤山は
「（監督に）帰ってこれないところまで連れて行かれました（笑）」と語り、
最初に脚本を読んだとき「（阪本監督に）いい医者を紹介したいと
思いました。『やばい。この人、大丈夫かな？』と（笑）」
と戸惑いを口にする。
それでも阪本監督への信頼は絶大で、「信頼してお任せしました」と
にっこり。

団地に越してきた夫婦のヒナ子（藤山）と清治（岸部）。
劇中では、藤山と岸部の絶妙な夫婦の掛け合いも見どころ。
岸部は藤山との共演で
「実生活で結婚しそこなったよう。しててもおかしくなかったな。
それくらい違和感がなかった」と振り返る。

藤山も
「（岸部とは）４０年近く続いている不思議な縁。安心して生きられる」
と互いに強い信頼感で結ばれていることを明かした。

そんな二人の演技ぶりを、大楠は
「ご飯を食べるタイミングがぴったり。長年の夫婦でなければ
醸し出せない。普通の夫婦以上にいい相性」と絶賛。
石橋も
「試写を観た後、一徳に『直美ちゃんに、情感の似合う
素晴らしい夫婦だったと伝えて』と電話した」
とコメントした。

阪本組初参加で、奇妙な青年・真城役を務めた斉藤はベテラン俳優陣との共演を喜び、
「いち映画ファンとして、喜びに震えました。新たな邦画が生まれた瞬間に立ち合わせていただきました」と
感激仕切り。　
さらに、「今日は楽屋で、藤山さんに打楽器を忘れた南米のミュージシャンみたいと言われました。
イジっていただいて幸せでした。あと、最初私の名前をカタカナだと思っていたようで…」と暴露。

藤山は「顔と名前が一致していなくて『この、斎藤エって誰？』と思ったけれど、お写真見て後から
わかりました」と説明し、笑いを誘った。

若手俳優として映画やドラマに常連の斉藤工さんだが、今回ベテラン俳優陣との
共演ということで嬉しさと緊張がこちらまで伝わってくる会見でした。

大歓声を受けながら、客席の間をぬって登壇したジョディは
「日本のファンの方々がこの新作を楽しみにしてくださって
いるのが伝わってきてうれしいです」と挨拶。

オスカー女優のジョディ・フォスターが、監督第４作目にあたる『マネーモンスター』のＰＲのために
２００８年の『幸せの1ページ』以来、８年ぶりに来日。ジャパンプレミアに出席した。

本作は、ウォール街を中心とした金融の世界、“インフォテインメント”と呼ばれる種類の放送の世界、
ハイスピードなテクノロジーの世界の３つを背景にして、生放送中にジャックされた財テク番組の
スタジオを舞台に、人質にされた番組司会者が事件の真相を暴いていくサスペンス。

東京・日比谷シャンテの合歓の広場にも彼女の手形を飾るため、ステージ上でフォスターの手形が取られた。
同所には現在日本の映画スターのほか、トム・クルーズやシルヴェスタ・スタローンの手形が飾られている。
手形を取ったジョディは「とても嬉しいし、エキサイティング！」と笑顔を見せた。
なお、手形は７月に広場に飾られる。

本作にはジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツが出演しているが
二人についてジョディは
「２人とも素晴らしいわ。２人とは友人でもあるから特別な絆で結ばれているの」
とにっこり。
そして「私が監督だからといって特に変わったことはなかったと思う。もともと
演技経験のある監督に演出されるというのは、役者にとってはやりやすいもの。
だからすべてがスピーディーに進んでいきました」
と現場でのエピソードを語った。

５月４日に米国ハリウッドのウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれ、
殿堂入りを果たしたジョディ。
ジョディは「監督として名前を刻まれたかったので、時機を待っていました。
この作品で名前を刻むことができて嬉しい」と喜びを語る。

最後にジョディは
「『マネーモンスター』は心から大好きな映画です。愛情をたくさん注いで作りました。スリリングで
緊張感が絶えない作品です。速いペースで展開していくので、しっかりと注意して観てください。
そして、自分だったらどうするか考えながら観ていただけたら」とメッセージを送った。

作品についてジョディは
「確かに監督をすることは難しい。監督には（スクリーンに映る）すべての選択がゆだねられるため、
１００％のビジョンを持っていなくてはいけない。そんな中で自分を持ち続けるためには、強さや自信が必要。
監督は、映画が仕上がるまで、１００％すべてを捧げなくてはいけないんです」と真摯に語った。

本作は、『ハリー・ポッター』シリーズの監督やスタッフによって製作されたアクション・
エンターテインメント。
英国貴族になったターザンが、妻と故郷を取り戻すために戦う姿が圧巻の映像美で
描かれる。最先端CGによるリアルな野生動物との競演が見応えたっぷり。

映画『ターザン：REBORN』の特別フッテージ上映イベントが行われ、主演を務めるアレクサンダー・
スカルスガルドが舞台挨拶に登壇した。
アレクの来日は浅野忠信らと共演した『バトルシップ』のプロモーション以来、約４年ぶりで３度目となる。

アレクは、身長１９４cm。世界の最もハンサムな顔１００人の
常連でもあるスウェーデン人俳優。
会場に詰め掛けた多くの女性ファンの黄色い歓声に手を振って
応えたアレクは、「日本に戻って来られて本当に嬉しい。日本が
大好き！」と笑顔で語った。

今回描かれたターザンの最大の魅力について聞かれると、
「主人公の二面性」だと話す。
「普段は英国の貴族として、スリーピースのスーツに身を包んで、
首相とお茶するような高貴な男なんだ。でも、幼い頃にアフリカの
密林で動物に育てられた過去を持っている。妻が誘拐されたことで、
内に眠る野生であるターザンの部分を解き放つんだ」と説明した。

劇中で披露している究極の肉体美については、撮影前に３ヶ月
かけたことを明かし、
「伝統的なウェイトトレーニングや重量挙げ、鶏の胸肉やブロッコリー
を食べて体を大きくすることは意識したものの、しなやかに動けること
が重要だったので、アスリートのような柔軟性を鍛えるためにヨガや
ピラティスも取り入れた」と説明した。

さらに、日本の男性に向けた肉体作りのアドバイスを求められたアレクは、
「日本の男性はみんなたくましいし、セクシーだと思うよ。僕は黒澤（明監督の）映画で育ったんだ。
日本の男性は三船敏郎さんを見習えばいいんじゃないかな。ミフネは僕のヒーローなんだ」と語った。
撮影については「長かったし、肉体的にも辛かったけれど、素晴らしい体験だった。毎日仕事に行くのが
楽しかった」と充実していたことを振り返った。

この日のゲストは人気芸人の横澤夏子で、アレクから熱いハグとキスを受けてメロメロ状態。
「笑顔がステキ。汗がいい匂い～」と大感激の様子。
また、横澤が、ヒロインのジェーンをイメージした白い衣装をアピールすると、アレクが
「続編を彼女と一緒に撮るよ」とリップサービスで横澤を喜ばせた。

１９４センチの長身に鍛え上げられた肉体美。思わず見とれてしまう完璧ボディー。
会場に招待された女性たちの瞳はみんなハート型になっていた。

映画『疾風ロンド』のクランクアップ会見が都内で行なわれ、主演の阿部寛、共演の大倉忠義
（関ジャニ∞）、大島優子、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督が出席した。

本作は、国民的ベストセラー作家・東野圭吾の１００万部突破の同名小説を映画化。
スキーリゾート地を舞台に、主任研究員・栗林和幸（阿部）が、何者かに盗まれた生物兵器を
タイムリミットの４日間以内に発見しようと奮闘する姿を描くサスペンス。
阿部は東野作品とは、『麒麟の翼～劇場版・新参者～』(１１)以降、５年ぶり２度目のタッグとなる。

阿部は、
「吉田監督の作品は『サラリーマンNEO』を見ていて、すごく面白いな
と思っていて、（監督の）ファンだったので、ふたつ返事でした」と、
オファー快諾の経緯を説明した。
阿部は、映画『エヴェレスト神々の山嶺』にも出演しており、雪山での
ロケは経験済みなのだが、初日はマイナス１５度くらいで、
「実際にはエベレストより野沢温泉のほうが寒かった」と告白。

また、長野県・野沢温泉のロケを振り返り、
「例年より雪が少なかったのですが、行った日に大雪が降って。
僕は普段から“雪男”で、どの現場に行っても雪が降るんです。
逆に今回はありがたがられた」とにっこり。
阿部は、スキーが下手な研究員という役どころ。
「スキーをするのは２０年ぶり。上手ではない設定なので、
ほとんどのシーンを自分で演じさせてもらった」とコメント。
作品については、「サスペンスはもちろん、ユーモラスな要素も
見どころです」とアピールした。

吉田監督は
「真面目、コミカル、サスペンス、ヒューマンなど、阿部さんは
いろんな作品でいろんな顔を見せてきた。今回はそれがひとつの
人柄として表れている」と阿部の演技を称賛した。

スキー場のパトロール隊員役の大倉は
「プロデューサーさんに聞いたら、プロフィールに趣味がスキーと書いて
あったと言われて…。実際には２回くらいしかやったことがなくて（笑）」と
苦笑するも、今作でスノーモービルを華麗に乗りこなした大倉は、
「撮影中に『ここはジャニーズの良さを出してくれ』といわれ、横には
D‐BOYS（志尊）がいるので、負けられないと思った（笑）」と、志尊に
対抗意識を燃やす様子を見せ、会場の笑いを誘った。

９歳からスノボ経験があると明かした大島はスノーボードクロスの選手役。
「（オファーが来たときに）『キターッ！』と思いました。趣味が仕事に
つながってすごく嬉しい。スノボのシーンを撮影しながら、幸せをかみしめ
ました」と大喜び。
劇中、スノーボードやスノーモービルを駆使したアクションも大きな
見せ場になっている。

濱田は、
「とにかく大食い。そのうち体重が
１００キロになっちゃうんじゃないかと
心配した」（阿部）、
「お昼ご飯を食べすぎるので、
午後からの撮影のときにはお腹が
ふくれていた」（吉田監督）と
大食漢振りを暴露され、苦笑していた。

当日は、スモークがたかれ、キャスト陣と監督がスキーリフトに乗って登場するという
凝った演出がされており、雰囲気はすっかりスキー場。
オフ中だという阿部さんは髭面で、ワイルドな山男ぶり。劇中でのコミカルな演技も
楽しみな作品だ。

この日は、舞台にスクリーンが設置されて
おり、監督やキャストたちが描いたイラスト
を海の中で泳がせるというファンタジーな
演出が行なわれ、会場を驚かせた。

映画『ファインディング・ドリー』の記者会見が都内で行なわれ、アンドリュー・スタントン監督、
アンガス・マクレーン共同監督と日本語版吹き替え版声優を務めた室井滋（ドリー役）、
木梨憲武（ニモの父親・マリーン役）、上川隆也（タコのハンク役）、中村アン（ジンベイザメの
ディステニー役）が出席した。

本作は、大ヒットアニメ映画『ファインディング・ニモ』（２００３）の１３年ぶりの続編。
６月１７日より公開となった全米では、『シュレック３』を超え、アニメ映画史上No.１の
オープニング興行収入を記録。

カクレクマノミのニモが奇跡の大冒険を繰り広げた１年後。
今作では、忘れん坊のナンヨウハギ：ドリーを主人公に、ドリーの家族を探すためにニモや
マリーンらおなじみの海の仲間たちが再集結。
ドリーの幼少期の秘密を解くカギを求めて、人間の世界へと大冒険に繰り出す。

スタントン監督は、かつて「続編は作らない」と宣言していたのだが、「２０１２年３D版を作ることになって、
ニモを改めて観てドリーのことが心底心配になってしまった。家族とは離ればなれなままだし、忘れん坊が
災いして、いつも周りに謝ってばかり。そんな彼女に自分のことを愛してほしいと思ったんだ」と続編製作を
決意した思いを語った。

日本語吹き替え版の声優陣は演じたキャラクターをあしらった帽子をかぶって登場。
スタントン監督は「その帽子、本当に最高です！」と興奮。

前作に続いてドリー役を務める室井は、
「ドリーになったつもりで、前のめりに演じていたら、マイクにぶつかってしまうし、タクシーに携帯を忘れたり、
スーパーでガーデニング用品を買おうと思ったら、カーテン売り場にいたり、もうすっかりドリー化して心まで
ドリーの気持ちになっています」と告白。
作品については「ドリーは物忘れが激しいし、ハンクは足が７本しかない。デスティニーは視力は弱かったり、
皆ハンデを持っているけど、それを個性としてに捉えてプラスに描いている。そんな姿を見てほしい」
とアピール。

今作でもマリーン役を務める木梨は
「うちには３人の子どもがいるのですが、（３番目の子が）生まれた年に『ニモ』が始まって。今度の『ドリー』で
１３歳。自分の家族とマーリンの家族をどうしても比べちゃいますね」としみじみ。

ハンク役の上川は
「ずっとピクサーの作品を楽しんできたので、オファーが来たときはすごく嬉しかった。出来る限りのことは
やろうと思った」とピクサー作品初参加に大喜び。

ディスティニー役の中村はオーディションで参加が決まったことを明かし、「感動的です」と興奮を隠せない
様子だった。

最後にキャスト陣から監督たちへ日本の
思い出の記念にと、ドリーとニモのイラストを
あしらった巨大な提灯がプレゼントされた。

スクリーンに映し出された上川さんの描いたタコのハンクのイラストの出来はとても素晴らしく、
監督から「ディズニーにこないか」とお誘いを受けていたほどで、違った才能の再発見にも
なりました。

友近は
「コントにならないように声を探るのが
難しかった。でも、声って大事ですよね。
だから、テレクラってはやったんやねえ。
今はなくなりましたけれど、声がいいと
いろんな想像ができますよね」と
コメントして周りを笑わせた。

本作は１９８４年に公開され、これまで２作が製作されてきた大ヒットシリーズの最新版で、理系女子たち
４人がゴースト退治を繰り広げる姿が描かれる。
メガホンを取ったのは、『ブライズメイズ　史上最悪のウェディングプラン』などのポール・フェイグ監督。

アフレコについて渡辺は
「自分は立っているままなのに、
戦ったり走ったりと動いている感じを
出すのに苦労した。でも、最高でした
よね」とアピール。

映画『ゴーストバスターズ』の日本語版公開アフレコが都内のスタジオで行なわれ、お笑い女芸人の友近、
渡辺直美がアフレコの模様を公開した。
この日は日本版の“ゴーストバスターズ”として活動してきた椿鬼奴、山崎静代（南海キャンディーズ）も
出席した。

４人は、おそろいのつなぎ姿にゴースト退治に
必要なプロトンパックを背負って登場。
実はこれがかなり重いようで、アフレコに必要
なのかと問われると渡辺は
「関係ないです！めちゃくちゃ重いし」と苦笑い。
友近も「声出しづらいし…」と不満顔。

友近と渡辺は、映画の中心人物であるエリンとアビーの日本語吹き替えを担当。
この日は、クリス・ヘムズワース演じるケヴィンを面接するシーンのアフレコの模様を公開。
渡辺は楽しそうに、友近は、男にめっぽう弱いエリンがドギマギしながらケヴィンと会話を交わす姿を
イキイキと演じていた。

４人は、同作を応援するプロジェクトとして友近を代表とする「ゴーストバスターズ・ジャパン」を結成。
活動の一環として、１９８４年に発表されたレイ・パーカー・Jr.による伝説的な主題歌をカバーしており、
PVは世界でも大きな話題を呼んでいる。フェイグ監督もTwitterで絶賛している。
友近と渡辺は、アメリカで開催される本作のワールドプレミアへの参加も決定しており、山崎と椿を
うらやましがらせていた。

山崎さんと鬼奴さんもすでにアフレコ収録は終えているそうだが、役柄はまだシークレットらしく
この日は明かさずじまい。、でも山崎さんが「今までに無いくらい声を張り上げて演じた」とヒントを
ポロリ。「ゴーストの役なのかな？」と想像をたくましくしてしまいました。４人の活躍が楽しみ。