取材・撮影 福住佐知子
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3月20日より全国公開
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波瑠、井上祐貴、松岡茉優、夏帆、綾野剛、松田龍平、中井貴一、佐々木蔵之介、大沢たかお、田中圭、ソン・ガンホ、のん
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また、30年間の役どころを演じるということで衣装合わせには
時間がかかったようだ。
波瑠は
「着たり、脱いだりの繰り返しで9時間たっても終わらなかった…」
と話す。
成田も
「6時間くらいかかりました」と嘆き節だった。
遊川監督は「30年間の話だからね…」と時間がかかった理由を
説明した。
そんな中、小澤は
「俺は5分で終わったよ」と告白し、周りに笑いを誘った。
映画『弥生、三月-君を愛した30年-』の都内で行われた完成披露試写上映会をリポート。
舞台挨拶には主演の波瑠、共演の成田凌、岡田健史、小澤征悦、黒木瞳と
メガホンを取った遊川和彦監督が出席した。
本作は30年間に及ぶ3月のある1日が舞台。昭和~平成~令和と時代をまたぎ、
運命に翻弄されながら、それでも愛を紡いでいく弥生と太郎の半生が描かれる。
「家政婦のミタ」「女王の教室」などの遊川和彦監督が手掛けるオリジナル脚本の
ラブストーリー。
山田太郎(サンタ)役を演じた成田は、
「同日に高校生をやって、その後に40代や50代のシーンを
撮ったりしたので役作りで物理的な準備が全く出来なくて
大変だった」と撮影時の苦労を明かした。
波瑠は
「走るシーンが多かった。年齢による体の見え方に気をつける
ようにしました」と語った。
結城弥生役を演じた波瑠は、脚本を読んで感動したものの
一人の人物の30年間を演じるという役に躊躇し「ハードルが
高すぎる」と出演を断ろうと決意し監督の元を訪れたものの、
作品に対する監督の熱い情熱に負け『遊川監督と仕事が
したい』と思うようになり、出演を快諾したことを告白した。
本作が映画初出演で、あゆむ役を演じた岡田は
「初めての映画がこの映画で良かった。こんな華やかな
舞台に立てて嬉しいです」と初々しい笑顔でコメントした。
遊川監督は
「波瑠さんは正しいと思ったら、はっきりとものを言うイメージ。
そのため誤解されてしまうこともある人なのかなと思っていた。
そんなところが弥生にも自分にも似ていると思ったので、
彼女が演じれば嘘がないと思い『この役はあなたがいい』
といいました」と波瑠にオファーした理由を明かした。
===ライターのひとりごと===
大きな桜の木のオブジェの前にピンクのワンピース姿で現れた波瑠さんは、
花のように美しかった。30年という一人の女性の人生の映画に、観た人も
自分の人生とオーバーラップさせられるのでは……。
ウルトラマンシリーズ最新作『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の
マスコミ会見をリポート。
会見には、井上祐貴(工藤ヒロユキ役)、諒太郎(宗谷ホマレ役)、吉永アユリ(旭川ピリカ役)、
七瀬公(霧崎役)、本作のメガホンをとった市野龍一監督が登壇した。
新型コロナウイルス感染症の影響から無観客でのイベント開催となったものの新世代の
ウルトラマン“ニュージェネレーションヒーローズ”、ウルトラマンレイガ、ウルトラマンタロウ、
ウルトラマントレギアなどウルトラマン14体が大集結した。
吉永も
「3月6日の公開に向けて、楽しみになるような話をできたらなと思います」と思いを口にした。
ベテランの黒木は遊川監督とは何度かコラボしてきた。
「遊川監督は”人間愛”というものをを大事にされている方で、
脚本家としても監督としてもブレない。21年ほど一緒に
仕事しています」と、遊川監督への信頼を語った。
取材・撮影 福住佐知子
3月6日より全国公開
無観客でのイベント開催となり、主人公・工藤ヒロユキ役を
演じる井上は
「『今日は、皆さんありがとうございます』と、すごく
言いたかった。でも、この形になったのは仕方がない
ですね。ファンの皆さんが健康で元気でいられるための
賢明な判断だと思います」とコメント。
市野監督は
「楽しみにしてらっしゃった方には残念な結果になって
しまった。ただ、不安をもったままだと作品を楽しめない。
不安がない状態で改めて楽しんでいただきたい」
と無観客で開催したことへの思いを語った。
会見では、井上が劇中で登場するニュー
ジェネレーションヒーローズの11のウルトラマンが
合身する“神秘の巨人”ウルトラマンレイガの
変身シーンを生披露した。
井上は劇中でウルトラマンレイガに変身するのだが、
「ものすごく嬉しいと同時に緊張感も湧いた。ただ、
撮影の日が近づくにつれて、徐々にかっこよく
やってやるぞという気持ちになった」
と振り返っていた。
===ライターのひとりごと===
コロナウィルスのために無観客でのイベント。監督もキャスト陣もそれぞれに
残念な思いをかみしめていた。
大きな歓声で迎えられるはずのたくさんのウルトラマンたちもきっと残念な思い
だったと思う。早くコロナが終息してくれますように!
最後に成田は
「緊張せずに、楽しく観ていただけると思います」。
波瑠は
「二人(弥生と太郎)の姿に背中を押してもらえると思います」
と想いを伝えた。
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作品について井上は
「ニュージェネレーションヒーローズとしてやってきた中で、それぞれの作品のファンがいて、そんな
ファンの方がちゃんと『うあ!』となれるシーンがたくさん組み込まれています。全部が見どころに
なっています」とアピールした。
諒太郎は
「無観客での開催となりましたが、きっとまた会える
機会があると思います」と話す。
花江は2015年の『デジモンアドベンチャー tri.』シリーズから参加。
「全6章から長く積み重ねてきましたが、今回の映画はその集大成です。八神太一がどういった
決断をするかが見どころです。当時の記憶がよみがえるようなシーン、ファンの皆さんは
「おっ!」って思うようなシーンがたくさんあります。私も完成品を観て、思わずウルッときて
しまいました」と振り返る。
七瀬も
「ファンの皆さんが参加できなかったのは残念ですが、中止にならないだけでも良かった。
ウルトラマンは人の命を守る宇宙人。ここに来られてコロナにかかると本末転倒になるので、
無観客はウルトラマンとして当然のことをしたまでだと思う」と語った。
七瀬は、悪のウルトラマンのウルトラマントレギアの人間態である霧崎を演じる。
本作は2013年放送の「ウルトラマンギンガ」から7年間にわたって続いている“ニュー
ジェネレーションヒーローズ”が全員集結する大作。
闇の世界に堕ちたタイガの父・タロウが登場する衝撃シーンも…。
お気に入りのデジモンを聞かれた三人。花江は
「ウォーグレイモンですね。男の子で嫌いな人はいないですよ!好きなキャラはやっぱり太一
ですね。小さい頃から憧れているキャラですから、ファンとしても役者としても演じられて
嬉しいです」とコメント。
坂本は
「エテモン様です。だって楽しそうなんだもん(笑)。好きなキャラクターは太一です。大好きです」
とにっこり。
松岡は
「昔からエンジェウーモンが大好きで、私は大きくなったらエンジェウーモンになれると思って
いました(笑)。でもこの映画を観て1位が変わりました。アグモンです。好きなキャラは、
ミミちゃんです」と嬉しそうに話した。
トークでは、ニュージェネレーションヒーローズの中で一番
好きなヒーローを答える場面も。
市野監督はタイガ。
吉永は「ウルトラマンエックスが格好いい」。
諒太郎は「フーマ愛がかなり強いのですが、青いウルトラマンが
大好き。だから、ウルトラマンブルが好き」とコメント。
七瀬は、前作の「ウルトラマンRB(ルーブ)」劇場版に登場した
ウルトラマングルーブを挙げていた。
取材・撮影 福住佐知子
2月21日より全国公開
1999年の劇場版公開とアニメシリーズ放送開始20周年を記念した映画
『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の都内で行なわれた完成披露
上映会をリポート。
舞台挨拶には主人公・八神太一の声優を務めた花江夏樹、太一のパートナーデジモン・
アグモンの声優役の坂本千夏とデジモンの研究を専門に行う学者メノア・ベルッチ役で
ゲスト声優の松岡茉優、メガホンを取った田口智久監督、アグモンとガブモンも一緒に
登壇した。
本作は1997年に発売された携帯ゲーム「デジタルモンスター」を発祥とするアニメーション
シリーズの新作劇場版。
大学生になった八神太一たち“選ばれし子ども”とデジモンの物語が描かれる。
当日は応援に来られなかったファンを代表して、
ニュージェネヒーローズの初代となる「ウルトラマンギンガ」で
礼堂ヒカル役を演じた根岸拓哉がサプライズで登場。
「7年前自分たちがやっている時はこんなにもヒーローが集まる
とは思わなかった。
僕らはファンの方々がいてウルトラマンを作ってくることができた。
これからももっともっとウルトラマンを盛り上げて行きたい。
ニュージェネレーションの集大成的作品に参加できたのは嬉しい」
と笑顔で作品にエールを送った。
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デジモンといえば「進化」がキーワード。
今後こんな風に進化したいと思っていることを聞かれると、
花江は「僕は周りに壁をつくりがちなんです。すぐに仲良くなれる
ようになりたい」。
坂本は
「10月にライブがあるのでキーを下げずに歌えるように
頑張りたい」と語る。
松岡は今回の映画出演について
「おはガールでお世話になった山寺宏一さんに、この映画で私の
“進化”を観てもらいたいです!」と語っていた。
===ライターのひとりごと===
今回声優を務めた花江さん、坂本さん、松岡さん、3人から強いデジモン愛が
伝わってきました。「デジモンアドベンチャー」シリーズの最終章。
涙なしでは観られません。ハンカチをお忘れなく。
最後に夏帆は
「何を選び取って生きていけば、より自分に素直になれるんだろうと考えながら塔子を
演じました。観終わったあとに人と語り合いたくなるような作品になっていると思います」
と客席に向かってメッセージを伝えた。
「生まれ変わっても愛し続けたいもの」を聞かれた妻夫木は
「赤ちゃんかな。一生、ずっと見ていられる」と生まれたばかりのわが子にメロメロな様子。
柄本は「映画と映画館」と映画愛を爆発。
間宮は「阪神タイガース」と答えた。幼い頃からの大ファンだという。
夏帆は「猫ですね。2匹飼っているんですけど本当にかわいい!」と大興奮だった。
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三島監督は
「この難しい役を誰がやってくれたら自分が撮りたいか
と考えたとき、夏帆さんが浮かびました」
と夏帆への信頼を語った。
一方、夏帆と初共演に臨んだ妻夫木は
「ずっと塔子を愛し、見守り続けることが大切だと思い、
自分の考えを削除し、シンプルに取り組んだ」
と役作りについてコメント。
夏帆については
「嘘のない方ですね。『天然コケッコー』という
作品の夏帆さんがすごく好きで、そのときの
かわいらしいイメージがあったのですが、
今回共演してみて、どう演じればいいかわからない
ことを素直に吐露していたし、すぐ顔に出ちゃう。
そういうところがいいと思いました。
最後まで戦っていた姿というのを見ていて、
素晴らしい女優さんだなと思っていました」
と夏帆の演技を絶賛した。
===ライターのひとりごと===
夏帆さんは真っ赤なドレスがお似合い。かわいらしい笑顔で会場を魅了しました。
3人の男性との恋愛模様は見どころ。妻夫木さんとの濃厚なラブシーンは♡❤♡✧♡。
佐々木も
「続編が作られるってことはそうそうあるもんじゃない。
『前より豪華にしますよ』と言われて、撮影が4日
増えましたが今回も大変でした。喜劇で面白い
ですけども、僕たちはギリギリの緊張感でした」
と撮影を振り返った。
今回着物美人のマドンナ役を演じた広末は
「見た目から入ろうと思って、まず髪を伸ばしました。
茶道もタバコを吸う役も人生初でした。
茶道経験のある母から茶道の指導を受け、タバコは
ママ友から指導をうけました。
スピード感溢れる現場で、ついていくのに必死でした」
と笑顔で役作りを語った。
大友監督は原作について
「文章が流麗で、行間が豊かで登場
人物の感情の埋蔵量がすごかった。
それを丁寧に撮っていけば映画になる
と思った。
読んでいるうちに2人の顔が自然に
浮かんできて、もうそれ以外考えられ
なくなった感じ。2人じゃなかったら
やってないかもしれない…」と告白。
2人は「嬉しいです」とそろって喜びを
かみ締めていた。
本作は、幻のお宝をめぐり古物商(中井)と陶芸家(佐々木)がだまし合いの大騒動を
繰り広げるコメディのシリーズの続編。
着物美人の窮地にほだされた2人が幻の茶器をめぐって奮闘する姿が描かれる。
中井は
「まさかの2作目。前回は16日間で撮ったのですが、
ものすごく寒くて、苦しい思いしかしなかった。
今回もまた苦しい思いをしました(苦笑)。
でも、完成してこうして皆さんの前に立てて嬉しい」
と続編の完成に笑顔。
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一方、太一のパートナーデジモンであるアグモンの声を1999年から20年間担当してきた
坂本も
「テレビの頃からやっていて、20年ってすごい長い年月。子どもの頃に観ていた人が大人に
なって、その子どもがまた観てくれている。すごく嬉しい。完成品を観て、すごく泣いて
しまいました」と感無量の様子。
子どものころ「デジモンアドベンチャー」をテープが
すり減るほど観ており、「デジモンアドベンチャー」が
大好きだったという松岡は
「なんと、私がアグモンと話すシーンがあって、
まずは平常心を取り戻すことからはじめました(笑)。
現場ではデジモンを観ていた若い世代と当時の
ベテランスタッフが一緒に製作していて、最高の
現場でした」とデジモン愛が溢れるコメント。
松岡は「デジモンアドベンチャー」から優しさと
強さと痛みを知ることができたと言う。
田口監督は
「20年という歴史のある作品に参加させて頂いて嬉しい
です。太一たちが一歩前に進める作品にしたかったので
脚本を作るのにかなり時間をかけました。
今回は「大人になる」ことがテーマですが、大人になること、
そしてもう一歩前に進んでいける映画になったのでは
ないかと思います」と語った。
最後に、松岡は
「太一たちの前進する力が子どもの頃から大好き。
今回もどんな状況でもあきらめずに前に向かう姿に勇気づけられた」
とアピール。
坂本は「本当に泣いちゃうから覚悟してね」とコメント。
花江は「大人になったときに得るものと失うものがあっても、
アグモンとの絆は消えない。そんな固い絆を描いた本作を
見届けてもらいたい」とメッセージを送った。
映画『Red』の都内で行なわれた完成披露プレミア上映会をリポート。
舞台挨拶には主演の夏帆、共演の妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗、メガホンを取った
三島有紀子監督が登壇した。
本作は島本理生の官能同名小説を三島監督が禁断の映画化。
女性の本音をえぐった問題作で、刊行当初、あまりにも衝撃的な内容のため賛否両論となった。
何も問題のない結婚生活を送っていたはずの主人公・村主塔子(夏帆)が、
かつて愛した男・鞍田秋彦(妻夫木)と再会し、心を揺さぶられるさまが描かれる。
夏帆と妻夫木が極限の濃密ラブシーンに挑むことでも話題を集めている。
オファー時の心境を問われた夏帆は
「三島監督とは過去にご一緒させていただいていて
(『ビブリア古書堂の事件手帖』)、いろんな思いを
共有して作品を作って来て、
監督が現場で戦ってきている姿も見てきて、
今回主演として呼んでいただけたということで、
生半可な気持ちじゃできないなと覚悟を決めて
挑ませていただきました」
と真摯にコメントした。
また、
「この人はいったいどんな人なんだろうと悩みながら
演じていました。私自身も塔子と一緒に悩みながら
演じていた感じです。
監督とも話し合いながら一緒に作っていったという
感じです。
そんな環境にいられたことは幸せなことだったなと
思います」と役作りを振り返った。
2016年から2年間、俳優活動を休業していた大沢。
「ようやく現場に戻って来て、その中で決めたのがメーターを振り切っている一番挑戦している
作品だけをやって自分の俳優人生を終わろう、と自分の中で決めて戻った。
この企画を最初にもらった時点から、日本テレビさんは何を考えているのかと(笑)。
こんなに難しい台本を、それほどのお金をかけて勝負するというところにロマンを感じて、
ぶつからなきゃいけないと参加した作品です」と今作への思いを吐露。
岩田は役作りについて
「30歳で理事官役は難しいんじゃないかなと思ったのですが、
クランクイン前に監督に説明していただきました。
そのときに教わったのが『とんでもない天才』だと。
紺のスーツと眼鏡、ぴっちりした七三分けにだいぶ
助けられたと思います」
とビジュアルにこだわったことを明かす。
===ライターのひとりごと===
約2年ぶりとなる大沢さんの今回の役は天才科学者の役。
壮大なスケールのスタントなしのアクションも見どころですが、
父娘家庭の娘との絆も見どころなので要チェックです。
桐生の義弟役を務めた賀来は
「大沢さんとは良いコミュニケーションが取れました。すごく話しかけて
くださって、僕みたいな若造にちゃんと目を見て真摯に向き合って
くださったので本当に助かりました」と大沢との初共演について話す。
また、警察庁警備局理事官・桜庭誠役を務めた岩田との共演に
ついて賀来は「同い年(30歳)で『華やかさ…こうも違うのか…』
とちょっと凹みました(苦笑)が、すごく嬉しかったですし、
頑張ろうという気持ちになりました」とコメント。
岩田も
「同世代として映画を一緒に作れることは
ものすごく嬉しいことです。
共演シーンはあまりなかったのですが、
楽屋などでいろんな話ができて、
すごく良い時間でした」
と撮影時を振り返った。
ベテラン所轄刑事・合田京一役の三浦は、警視庁捜査一課の新米刑事・
奥瀬久未役の広瀬とバディを組んだ。
三浦は
「刑事ものは長いことやってきているんですが、女性のバディは初めて
でした。女性がそばにいるのは心地良かった(笑)。
でも初日に(広瀬が)インフルエンザでスケジュールが変わって、
最後には胃腸炎でまたスケジュールが変わってしまった。僕のことが
嫌いだったのかな?」と広瀬に向けると、広瀬は
「そんなことはございません!!大好きです!!」と大恐縮だった。
大沢は
「ハリウッド風の日本映画と言われないよう、日本映画としての大作じゃなければいけない
という意識をみんなで徹底しました。皆さんの身近な人が必死になって、全国で起こっている
クライシスを解決しようとするように見せたほうが、観ている人も同じ目線でドキドキできると思い、
挑戦しようと決めました」と熱く語った。
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さらに「近い将来に遭遇するクライシスが専門家の監修のもと、
しっかり脚本に落とし込まれていて演じながら怖さを感じた」
と振り返った。
「この映画によって日本映画界が少しはオリジナル脚本に寛容になってくれたらいいなと
思っています。今回、俳優さんもスタッフもゼロからものづくりをするんだっていう気概が
ありましたし、それが映画のすみずみに映っていると思います」とコメント。
完全オリジナル脚本で挑んだ本作について入江監督は
「日本でやるからには、僕らの生活がどう変わっていくかにリアリティを感じて観てほしいと
思いました。脚本段階から大沢さんや三浦さんに相談させていただきました」と話す。
取材・撮影 福住佐知子
1月17日より全国公開
恋愛群像劇『mellow』の都内で行われた完成披露舞台挨拶をリポート。
舞台挨拶には田中圭、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、今泉監督が登壇した。
本作は、『アイネクライネナハトムジーク』などの今泉監督が、花屋の店主・夏目誠一(田中)や
ラーメン屋の女店主・木帆(岡崎)など、さまざまな人たちの姿を描き出すオリジナルストーリー。
街で1番お洒落な花屋「mellow」と廃業寸前のラーメン屋を舞台に巻き起こる“不器用な
片思いたちの物語”が描かれる。
主演の夏目誠一役・花屋の店主役を務めた田中は
作品について
「『mellow』の完成披露をメロウな皆さんとメロウな記者
さんたちと迎えられて…、メロウな気分ですよ」
と(タイトルにちなんで)メロウを連発。
役作りについては
「今まで花について何も知らなかったので、花を切る
練習から始めました」と努力を告白。
本作の台本を読む前年に実の母を亡くし、花に対しての
向き合い方が変わっていったことも明かし
「母が亡くなってから、母にお花を置く時に初めて誰かを
想いながら花束を作るという体験をしました」
としみじみ。
今回、映画初出演となった松木は
「皆さんの笑顔を見たら『うまくできるかも、頑張ろう』って思える、メロウな雰囲気が流れた素敵な
現場でした」とコメント。
田中が「メロウの使い方、天才か!」と松本のコメントを絶賛し、会場は笑いに包まれた。
本作について吉沢は
「純粋に『すげーっ』て。ここ何年かで観た作品の中でも一番の圧倒的エンタメ感というか。笑いも
あるし涙もある、ホラーだったり、サスペンスなど、いろんな要素が入っているけれど完璧に融合されて
いる」とポン・ジュノ監督作品への愛が止まらない。
見せ場でもある緊迫した洪水のシーンが印象的だったという吉沢は
「絶対に観るべき映画。映画館であまり映画を観ない方々にこそ、こんなエンタメ作品があるんだと、
たくさんの方に観ていただきたい」と熱くアピールした。
===ライターのひとりごと===
ポン・ジュノ監督の大ファンだという吉沢さん。
ステージに登場してからもずっと監督を見つめていて、
吉沢さんの前に座っていた私は横顔しか撮れませんでした(涙)。
いつかポン・ジュノ作品に出演できるといいですね。願っています。
また、ポン・ジュノ監督は吉沢が出演した『リバーズ・
エッジ』を鑑賞していることも明かし、
「素敵な青春の姿を演じられているなと思いました」
と話すと吉沢は
「嬉しいですね!すごい人に観てもらっていたんだと思うと、
すごく不思議な気持ちです」と感激しきりだった。
MCから「いつかご一緒にお仕事とか…?」という質問が
飛ぶと、吉沢は
「いや〜」と恐縮しながらも「ぜひ、お願いします!
そんな夢のような日が来ると嬉しいです」
と深々と頭を下げていた。
取材・撮影 福住佐知子
12月27日より全国公開
寅次郎の甥・満男を演じた吉岡は
「伯父さん(寅さん)がいつも見守ってくれているような気が
しました。50作を迎えられて感無量です」と感慨深げ。
吉岡は初恋の相手・泉とのラブシーンを振り返る。
「僕が及び腰だったのか、山田監督が後ろに回って
僕の背中を支えてくださっていたんです。監督の大きな手の
温もりは一生忘れません」
と山田監督に感謝し、会場の笑いを誘った。
取材・撮影 福住佐知子
山田監督は
「寅さんだけが年を取らないので幻影のようだけれど、
渥美さんは肉体を超越して精神的な表現ができる人
だと出来あがって気づきました。渥美さんが亡くなって
からずいぶんたちますが、いつでも鑑賞眼の非常に
高い渥美さんから『褒められるといいな』と思って
いました。
今度の作品こそ『俺も出ているけれど、よく出来て
いるよ』と言ってもらいたいと願っています」
と感慨深げに話した。
会場からは温かい拍手が鳴りやまなかった。
ファッションメディア「ELLE」が独自の視点で選出した「エル シネマアワード2019」の
授賞式が都内で行われ、日本の映画界で輝いていた女優に贈る「エル ベストアクトレス賞」に
門脇麦、男性部門「エルメン賞」に中村倫也、今後の活躍に期待したい人物を称える
「エル・ガールライジングスター賞」に佐久間由衣、監督部門にあたる「エル ベスト
ディレクター賞」は蜷川実花監督が受賞した。
『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』を手掛けた蜷川監督は、クロエのドレス姿
というフェミニンな装いで登場。
「本当に素敵な賞を頂いてすごく嬉しいです」とドレスアップした姿で喜びをかみしめる。
「映画って不思議なもので、やっている最中は大変なんですが、終わるとすぐまた撮りたくなるんです。
貪欲ですよ。ほしいものを全部手に入れるために頑張ります」と今後の映画製作に意欲を見せた。
映画初主演作となる『“隠れビッチ”やってました。』が公開中の
佐久間は、黒のロングドレス姿でスタイリッシュに登場。
「パニックですけど、すごく光栄です」と笑顔を見せ、「このお仕事
を始めてから、様々なことをファッションから勉強させてもらい
ました。映画とファッションは切っても切り離せない関係にあるな
と感じています。これからも、両方に自分らしく向き合っていけたら
なと思っています」
とコメントした。
さくらの夫を演じた前田も
「僕が演じた博という役はまじめで優しくて、どこかぶきっちょな
ところがある。そんな博さんに人生を教わったとつくづく感じます」
と振り返る。
今作で女優復帰した後藤も
「リハーサルを終えたあとに吉岡くんがボソッと話してきたん
です。『監督が後ろから押すんだよ』って。真面目なシーン
だったのに、ぐいぐい押されていて大変そうで…」
と楽しそうに場面を振り返っていた。
===ライターのひとりごと===
あの国民的人気シリーズ『男はつらいよ』が帰ってきました。
大画面に寅さんのアップが映し出されると、懐かしさと嬉しさで胸がいっぱい。
私は、幸運にも渥美さんと新宿の裏道でバッタリお会いしたことがあるんです。
その時の場面は今でも宝物の一枚の写真となって、私の頭の中にあります。
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和泉の母親役を演じた夏木は
「この素敵な50周年の映画に参加させてもらえて幸せです」と満面の笑み。
シリーズ初出演の池脇と桜田は、そろって
「親孝行が出来ました。同世代にこそ観てほしい」とアピールし、作品への参加に大喜び。
===ライターのひとりごと===
原作・脚本担当した永野さんはお笑い芸人だけでなく多才な方だったんですね!
劇中の女装も異彩を放っていてすごく個性的。強烈な印象。あまりのはまり役に、
海外の人の中には永野さんのことを“変なおばさん”だと信じている人も多いとか。
かなり異色な映画ですが、「こんな映画もあるんだ」と衝撃を与えてくれる作品です。
長編監督に初挑戦した清水監督は
「映画を作るのが初めてだったのでビクビクしていましたが、ちょっとずつ増えていく仲間と
楽しく撮影することが出来ました。30代の最後にこんなに刺激的な体験をさせてもらって
すごく嬉しい」と初日を迎えた喜びを語った。
神田は
「"アナ雪"は個人的にも大好きな作品。"アナ雪"に出会えたことは私の人生の分岐点に
なりました。私の人生の宝物です。多くのクリエイターたちの愛情がいっぱい詰まったキャラクター
を、使命感を持ってファンの皆さんに伝える懸け橋になれたらという思いで演じました」
と語り、感激の涙を流した。
===ライターのひとりごと===
大ヒットした"アナ雪"の続編。この日は"アナ雪"のキャラクターたちのコスプレした
ファンがいっぱい。まるでハロウィンみたいで楽しかった。
映画の公開を楽しみに待つファンが集結して報道陣の目を楽しませてくれました。
前作の雪景色に加え、今作では秋の風景を舞台にした理由についてバック監督は
「秋は変化、成熟の季節。キャラクターたちが大人へと成長していくので、秋が相応しいのでは
と考えました」と説明した。
リー監督も
「変化の夜明けから、この物語が始まります」と語った。
終盤にはアナの衣装が帯にインスピレーションを受けていることから、神田がリー監督に日本の
帯をプレゼント。リー監督は
「アナは過酷な旅を経験します。体と心を同時に守らなければいけないと考えたときに、帯が頭に
浮かんだの」と振り返っていた。
また、続編が製作されると聞いたとき神田は
「本当に嬉しかった。エルサがどういういきさつで魔法の力を得たのかとか、気になる部分が
あったので続きが知りたかった」とコメント。
取材・撮影 福住佐知子
2月21日より全国公開
夏帆は妻夫木について
「自分が悩んでいるということをすべて妻夫木さんにぶつけようと
思ったんですよね。自分の、今、思っていることをすべてぶつけて
みたらどうなるんだろうという風に思って、妻夫木さんはそのすべて
受け止めてくださって、それがどこか鞍田さんと塔子の関係性に
近かったような感じがして、妻夫木さんは私がどんな状態でも
受け止めて、お芝居で返してくれる安心感がありました。
有難うございました」と感謝を伝えた。
塔子に好意を抱く同僚・小鷹淳役を演じた柄本は
「(鞍田のシーンとは)対照的に、塔子のさわやかな面を
引き出せたらと思って演じました」と話す。
また、塔子の夫・村主真役を演じた間宮は、夏帆と娘役の子役と
3人で遊園地に行ったことを明かし、
「休日のようなただただ楽しい1日でした」と撮影エピソードを披露。
夏帆も「本当に幸せな時間でした」とにっこり。
松田は
「ずっと大友監督とやりたいなと思って
いました。このタイミングでご一緒できた
ことは意味あると思うし、実りのある
撮影現場でした」とコメントした。
大友監督と綾野は『るろうに剣心』、
松田は『ハゲタカ』以来のタッグとなる。
撮影は全編、岩手の盛岡で行われた。綾野は
「盛岡でオールロケで撮影できたことが、最大の役作りになりました」と明かす。
また、岩手では名物の冷麺を毎日のように食べていたそうで、松田は
「1月29日に舞台挨拶で岩手に行ったときも食べました。久々で美味しかった。
夏の冷麺にはスイカが入っていますが、そのときは梨が入っていました。
梨も美味しかったんですけど、やっぱりスイカだなと思いました」
とこだわりを話して、会場に笑いを提供した。
===ライターのひとりごと===
普段無口な松田さんが、綾野さんのリードで饒舌に。感じのいい笑顔もいっぱいで
ほんとに驚きました。二人の仲良しぶりに会場から大きな拍手が起りました。
撮影を振り返って綾野は
「土地や環境、協力してくださる方々とONE TEAMとなっていました。個の力より集団で
ひとつのものをつむいでいくことが、この作品にとっては大切でした。それが結実しているのが
観られると思います」とアピール。
さらに、「いとおしいこと、友情、青春に苦しいものもしっかり映っています。2020年の
五輪イヤーに、“影裏”を生む光を照らしていける作品になれば…」
とメッセージを送った。
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前回に続いて佐々木の妻役を演じた友近は
「今回は涼子ちゃんの顔にいなりずしを(口から
吐き出して)ぶちまけるというシーンがあったのですが、
緊張しました。結果的にあまり飛ばなかった」とコメント。
広末が「待っていたのに」と笑顔で突っ込むと友近は
「結構、変態なんだなって…」
とコメントして周りを笑わせた。
中井のライバルとなる有名美術展のやり手主人役を演じた加藤が
「プロデューサーから、寅さんのように毎年のように作りたいと言われた」と明かすと、
中井と佐々木は「本当?初めて聞いた」とビックリ。
最後に佐々木は「1作目を観なくても、これだけで十分楽しめる映画になっています」
とアピール。
中井は「うまくいったら続くかもしれません。周りになるべく良いことを伝えてください。
もしいまいちだったら観たことを忘れてください。『記憶にございません!』と言って
いだだければ結構です。すべては皆様にかかっています」
と自身の大ヒット主演作にかけて、アピールして会場を沸かせた。
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ヒロイン役の岡崎は田中の印象について
「初日から田中さんはフランクで本当に
優しい方で、現場に入っても緊張せず
リラックスしていられたのは田中さんの
おかげです」とにっこり。
ラーメン作りは「見た目よりも全然
難しかしくて、学ぶことが多かった
ですね」
と、撮影時の苦労を振り返っていた。
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ほかの共演者に、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎(友情出演)、ともさかりえ、小市慢太郎
らが顔をそろえている。
モテ男役のため、田中は
「彩良ちゃんとエレナちゃんから、『好き』っていう思いが宿ったキラキラした目で見つめられて、
(恥ずかしくて)カットがかかったらすぐに目を逸らしていました」と照れ笑い。
そんな今泉監督の脚本について田中が
「僕ら全員が経験したことがある、見過ごしてしまうような小さな
気持ちを寄せ集めている脚本でした」と話すと、今泉監督は
「夏目(田中)は、僕が勝手にいい人みたいに理想化していたけど、
田中さんが人間らしく広げてくれた」
とコメントして田中の演技を称賛した。
1月10日より全国公開
(2019/12/27先行公開)
オリジナルストーリーを手掛けた今泉監督は
「今回は、書くのにめちゃくちゃ苦労しました。締め切りを3回飛ばした
ので、人生で初めてプロデューサーから『ホテルとりますか?』
って言われて…」と脚本を書く苦労を吐露する。
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第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞作『パラサイト 半地下の家族』の
都内で行われた舞台挨拶イベントをレポート。ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホが登壇。
サプライズゲストとして、ポン・ジュノ監督の大ファンだという俳優の吉沢亮が花束を持って
駆けつけた。
本作で、ポン・ジュノ監督とソン・ガンホは4度目のコラボ。
家族全員が失業中で韓国の貧しさの象徴ともいわれる半地下住宅で暮らすキム一家と
IT企業の社長・パク家、相反する2つの家族の出会いが想像を遥かに超える物語へと
加速していく―。
ポン・ジュノ監督とソン・ガンホがそろって来日したのは、
『グエムル -漢江の怪物-』以来13年ぶり。
大きな拍手で迎えられ笑顔のポン・ジュノ監督は
「実際の生活では裕福な人と貧しい人が出会う場面はあまりありません。
この映画の中では、お互いの匂いが嗅げるほどの距離に近付けてみたい
と思っていました」
と本作のテーマについて話す。
ソン・ガンホは
「台本を読んで、はじめは私の役は裕福な家族で社長の役だと思って
いました。蓋を開けてみたら、半地下に連れて行かれるとは夢にも
思っていませんでした(苦笑)」
とポン・ジュノ監督からオファーを受けたときの様子を笑顔で語る。
当日は俳優の吉沢亮が花束を持って、サプライズで登場。
ポン・ジュノ監督ファンであるという吉沢は
「緊張しすぎて、上手く喋れる気がしない(笑)」と対面に大喜び。
また、ポン・ジュノ監督作『母なる証明』をベストムービーの一本
として挙げている吉沢は、自身のカレンダーで同作にインスパイアされた
写真を撮り下ろして収録するほど。
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22年ぶり、50作目となる新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』の都内で行われたプレミア試写会
をリポート。舞台挨拶に山田洋次監督、倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、
池脇千鶴、桜田ひよりが出席した。舞台挨拶の前にはマスコミに向けての囲み取材も行われた。
1969年の第1作目から全シリーズに出演している倍賞と前田。
寅さんの妹・さくら役を演じた倍賞は
「お兄ちゃん(渥美)が撮影中にいつも長ーい一本の映画を撮って
いるようだと言っていましたが、50年かけて『男はつらいよ』という
長い長い映画が出来上がったと思います」と感無量な様子。
本作は、現代に生きるさくら・車寅次郎ファミリーが再び共演した人情ドラマ。
デジタル処理された数々の名場面も登場し、長年の寅さんファンにとって夢のような作品と
なっている。
山田監督が、親しい画家である横尾忠則氏から3~4年前に「これまで作った作品から好きな
ショットを拾い出して並べたら、別の映画にならないかな」と言われて「なるほど。それなら
50作目が作れるかも」と思ったのがきっかけで製作された。
上映後のイベントが始まると満員の会場から大きな拍手と歓声が
沸き起こり、「お帰り!」「寅さん!」「監督!」という声が溢れ、
登壇した山田監督やキャスト陣は手を振りながら笑顔で応えるという
感動的なシーンが見られた。
山田監督は
「映画にいいところがあるとすれば、50年の歳月のおかげでは
ないでしょうか。皆さん、そんなふうにお考えになってください」
と呼びかけた。
また、今作を振り返って
「スタッフやキャストの『渥さんにもう1度会いたい』という気持ちが
映画に反映されています…」としみじみと渥美さんへの愛を
かみしめる。
第77回ゴールデングローブ賞で韓国でも初となる外国語映画賞を
受賞し、本年度第92回アカデミー賞の最有力としても話題の本作。
ポン・ジュノ監督は
「もしオスカーにノミネートされたあかつきには、また映画をご覧に
なってください」
と客席に向かって笑顔で呼びかけた。
取材・撮影 福住佐知子
1月31日より全国公開
===ライターのひとりごと===
中井さんと佐々木さん、2人の掛け合いの面白さに思わず笑顔。
寅さんのようにずっと続く人気シリーズになってもらいたいです。
映画『AI崩壊』の都内にて行われた完成報告会見をリポート。
会見には主演の大沢たかお、共演の岩田剛典、賀来賢人、広瀬アリス、三浦友和、
入江悠監督が出席した。
本作は、AI(人工知能)が国民の生活を支える存在となった近未来の2030年の日本が舞台。
全ての国民のライフラインとして必要不可欠となったAIが突如として暴走、日本中を巻き込んだ、
想像を絶する大惨事が発生する様が描かれる。完全オリジナル脚本。
『22年目の告白-私が殺人犯です-』などの入江悠監督がメガホンを取った。
大沢は
「約2カ月半かけて完成しました」と晴れやかな表情で挨拶した。
「息もつけないくらいハラハラドキドキで撮影が進んでいって、
ものすごいスケールと、ものすごいエネルギーが押し寄せてくる
ような、自分にとって久々に体験できた日本映画だなと感じました」
と話す。
また、全国各地でロケを敢行した大沢は
「3週間ずっと走るシーンを撮ったのですが、スタントなしで全部
自分でやっています」と苦労を吐露。
貨物船を貸し切っての逃走劇や、町を封鎖して渋滞を作って
1日かけての撮影や巨大地下道での追跡劇、水中でのアクション
などを振り返った。
「CGに頼らず、みんなで体当たりで作り上げていきました」
と力強く語った。
人気陶芸家役を演じた山田は
「陶芸王子と呼ばれる役でしたが、どこまで演じ
られるか心配でした。高校時代のあだ名がプリンス
でした。嘘じゃないです! でも裏ではプリンと
呼ばれていじられていました」と告白。
中井の娘役を演じた森川は
「前回は中井貴一さんの娘役ですってなかなか
言えなかった。もう2年になるのでこれからは
堂々と言いたいです」とコメントした。
当日は舞台上のバックパネルに、999本のバラで作られた「Red」のロゴが用意された。
バラの花言葉は本数で変化し、999本は「生まれ変わってもまた愛する」という花言葉を持つ。
取材・撮影 福住佐知子
2月14日より全国公開
映画『影裏』の都内で行われた完成披露試写会の舞台挨拶をリポート。
綾野剛、松田龍平、大友啓史監督の3人が出席して作品についてクロストークを行った。
本作は、2017年に第157回芥川賞を受賞した沼田真氏の同名小説の映画化。
岩手に移り住んだ主人公・今野(綾野)が突然姿を消した同僚で友人の日浅(松田)の
行方を追ううちに、彼の意外な顔を知っていくミステリー。
綾野は
「大切に、大切に作った作品です。皆さんにようやく
届けられて感激しています」と感極まった様子で挨拶。
出演オファーをもらったときの心境について
「大友監督とまたご一緒できると思うと、素直に
嬉しかった。しかも大友監督が大切にされている
原作の映画化ということで、すごく光栄でした。
龍平くんともしっかり共演するのは初めてだったので、
楽しみでした」と語った。
さらに、松田との共演について
「(松田は)一見、朴訥(ぼくとつ)としていて掴み
どころのない印象なんですけど、すごくチャーミングで
かわいらしい人で、でもすごく熱量を持っていて
いいですよね」と笑顔でコメント。
そして、満員の会場を見渡し、
「いやー、嬉しいっすねえ。こういう感じ…」
と感無量な様子。
松田も「嬉しいです」とにっこり。
取材・撮影 福住佐知子
1月31日より全国公開
映画『嘘八百 京町ロワイヤル」の都内で行われた完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶にはダブル主演する中井貴一と佐々木蔵之介、共演の広末涼子、友近、
森川葵、山田裕貴、竜雷太、加藤雅也が集結した。
取材・撮影 福住佐知子
===ライターのひとりごと===
本作で花監修を務めている香内斉氏が手掛けた、花をあしらった美しいボード
の前にキャスト陣が華やかに登場し、大きな拍手と声援で迎えられました。
モテ男役を演じた田中さんですが、キラキラ瞳に照れてしまったというお話、
微笑ましくて可愛いですね。
今泉監督と『パンとバスと2度目のハツコイ』に続いてタッグを組んだ志田は
「スタッフの皆さんがあたたかくて優しい方ばかりで、今泉監督の撮影現場が大好きです。
今泉監督はどの役に対しても平等に愛情を注いでくださるので、安心して楽しめました」
と振り返った。
それを聞いていたポン・ジュノ監督は
「吉沢さんの映画評によって、実際の映画よりもより素敵な
ものになった気がします」と笑顔を見せ、吉沢に
「ご自身がイケメンだと気づいたのは何歳の時でしたか?
本当にかっこいいですね!」と微笑む。
吉沢が「小学校5年生の時ですかね」とハニカミながら
返すと、ポン・ジュノ監督は
「4年生の時までにどうして気づかなかったんで
しょうか(笑)」とツッコミを入れ会場を沸かした。
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「美少女なのに殺人鬼」という本作の
ヒロインにちなんで、自分の意外な一面」に
ついてキャスト陣が告白するコーナーが。
杉野は
「普段、『かわいい』って言われることが
多いのですが、実際の僕は甘えるより
引っ張っていきたいタイプだなと思います」
ときっぱり。自身の男らしさをアピール。
朝倉監督は
「殺人鬼が出てきたり猟奇的な事件も
起きますが、主人公2人の恋愛ドラマが
切実に描かれていたので、そこを捉えて
しっかりした映画にしようと思いました。
胸キュンシーンもいっぱいある映画なので、
そこを楽しみにしていただけたら」
とアピールしていた。
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福原は
「『殺人鬼の役をやりたい』とずっと思っていたので、オファーをいただいて嬉しかったです」
と大きな笑顔。
また、殺人シーンについて「朝倉監督からコンテンポラリーダンスみたいに舞うようにキレイに
やってほしいと言われたので苦戦しました」と明かす。
練習に3か月ほど費やしたことも語っていた。
朝倉監督のこだわりによってハードな撮影が続き、
長時間の撮影中に杉野が“膝立ち”のまま寝て
しまったことを朝倉監督が暴露すると、杉野は
「あれは“ほぼ気絶”なのかな。福原さんから
『起きて!本番だよ!』って言われて起こされ
ました(苦笑)」
と撮影時のエピソードを話して周りを笑わせた。
一方、福原は
「私、こう見えて何をするときも優柔不断
なんですね。ご飯のメニューを選ぶ時も。
悩みすぎて、まずはそのご飯を食べている
妄想をしてしまうんです」
と告白して会場を驚かせた。
共演の江口は
「杉野くんは全然面白くないところで笑うん
ですよ(苦笑)」と困り顔。理由を問われた
杉野は「大好きだからです!」と満面の
笑み。
江野沢が、杉野が江口のファンであること
を報告して杉野を照れさせていた。
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===ライターのひとりごと===
美少女が殺人鬼。どんな動機で殺人するのでしようか?
福原さんがコンテンポラリーダンスのように美しく舞いながらの殺人シーンは
見どころですね。是非劇場でチェックしてみてください。
同作の内容にちなんでコンプレックスについて聞かれた斎藤は
「よだれがすごくて…」と意外な告白。「わら半紙溶かしたことあるんですよ」とびっくりエピソード
を明かし、「口にテープして寝ています」と会場を驚かせた。
永野は、
「自分の芸風はコンプレックスが武器なので、自分のコンプレックスを映画にまで昇華することが
できてすごく気持ち良かった」とコメント。
取材・撮影 福住佐知子
11月22日より全国ロードショー
今作は「第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭」にて、ヨーロッパ国際ファンタスティック
映画祭連盟アジア賞「EFFFF Asian Award」を受賞。
斎藤は
「日本では俳優は良くも悪くも色眼鏡で見られてしまう。海外はそこを取っ払って見てくれる。
海外を意識して生まれた作品」と今後も海外展開を目指していることを明かしていた。
※『MANRIKI』はR15+指定作品
映画『アナと雪の女王2』の都内で行われたスペシャルイベントをリポート。
イベントには来日したジェニファー・リー(監督、脚本、チーフクリエイティブオフィサー)、
クリス・バック(監督)、ピーター・デル・ヴェッコ(プロデューサー)、夫妻で作曲家チームの
ロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペスと日本版のアナを演じる神田沙也加が
出席した。
本作は興行収入255億円を記録した大ヒットアニメーション映画『アナと雪の女王』の待望の
続編。
エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、エルサの“魔法の力”の謎を解き明かす
新たな旅が描かれる。
リー監督は
「6年ぐらい前に神田さんとお会いしたとき、彼女の歌を聴いて感動しました。パート2でも
神田さんは前作と同じ優雅さと美しさでアナを演じてくれたことは、わたしたちにとって大きな
意味があります」と神田を抱きしめた。
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会場には自身のお気に入りのキャラクターのコスプレをしてきた人も多くつめかけており、
来日したロペス夫妻やバック監督、リー監督を喜ばせた。
クリエイターたちは"アナ雪"への思いを熱く語り、会場からは大きな拍手が送られた。
神田は「クリエイターの皆さんと再会できて、本当に嬉しいです」と感慨深げ。
この日はロペス夫妻が"アナ雪2"のメイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」をはじめ、新曲7曲の
メドレーをピアノ&歌唱で生披露し、会場に詰めかけたファンは大喜びだった。
神田は
『ずっとかわらないもの』『わたしにできること』の2曲を歌っており、「大切だと感じているものが
変わらないでいてほしいと思うのは悪いことじゃない。今日できることはなんだろうと考え、行動して
いくことで大切なものを守ることができる。そんなことが描かれていると思います」
と分析していた。
取材・撮影 福住佐知子
11月29日より全国公開
映画『羊とオオカミの恋と殺人』の 都内で行われた完成披露試写会をリポート。
舞台挨拶に杉野遥亮、福原遥、江野沢愛美、江口のりことメガホンを取った朝倉加葉子監督
が出席した。
本作は1,000万ダウンロードを突破している漫画アプリ「マンガボックス」で閲覧数1位を独走
したコミック「穴殺人」(作者:裸村)を実写映画化。
自殺願望を持つニートの青年・黒須越郎 (杉野)と、黒須の隣人で殺人鬼の美少女・宮市莉央
(福原)による異色カップルのスプラッター・ラブコメディ。
杉野は、本作が映画初主演。初主演について
「そこはあんまり意識しなかったですね。
それよりも台本を読んだ時の衝撃がすごかった。
どこかリアルに感じてもらえるところがあれば
いいなと思いながら、ファンタジーに寄らないように
気をつけて演じていました」
と撮影を振り返った。
また、福原が演じる宮市の部屋を覗くシーンについて
聞かれると
「(撮影では)誰もいないところを覗いていたので、
ドキドキはしなかったです。実際にリアルな生活で
覗いたらドキドキするんでしょうね(笑)」
とにっこり。
『長いお別れ』『台風家族』に出演し、ディズニー映画
『アラジン』では日本語吹き替え版声優として美しい歌声をも
披露した中村は、ディオールのタキシードで颯爽と登場。
「今日は(衣装の力を借りて)5割増しです。これが限界
ですね(笑)」とジョークを飛ばして、にっこり。
「今年は手ごたえを感じた1年でした。貴重な、今後の
財産になるような経験をたくさんさせて頂きました」
と振り返る。
また映画の他にドラマでも「初めて恋をした日に読む話」
「凪のお暇」などに出演。
「今年は恋愛ドラマの三角関係の中の人物を演じることが
出来ました。良い仕事ができたと思います」とコメントした。
また、当日は「エル シネマ大賞」が発表され、第1位にはレオナルド・ディカプリオとブラッド・
ピットが夢の共演を果たしたクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・
イン・ハリウッド』が選ばれた。
バレンチノのロングドレス、ショパールの32カラットもあるエメラルドのイヤリングをつけて華やかに
登場した門脇。今年は 『チワワちゃん』『サムライマラソン』『さよならくちびる』など出演作は多数。
来年2020年にはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」や舞台「ねじまき鳥クロニクル」など、多方面での
活躍も決定している。
門脇は「今年は、年下の若いキャストの方々と仕事をする機会が多かったですね。今後は早く
現場を支えて、引っ張っていけるような人間になりたいと強く思った1年でした」
と今後の抱負を語っていた。
取材・撮影 福住佐知子
12月20日より全国公開
劇場アニメ『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の都内で行われたワールドプレミアを
リポート。舞台挨拶には主人公のすずを演じたのん、岩井七世、コトリンゴ(音楽)と、
片渕須直監督が出席した。
本作は、こうの史代氏の漫画を映画化。
第二次大戦下の広島を舞台に呉へと嫁いできたすずが
懸命に生きていく姿を描き、国内外で大きな反響を
呼んだ『この世界の片隅に』に約30分、250カット
を超える新エピソードが加わり、新たに
「昭和20年の春」の物語が紡がれる。
のんが
「期間を置いてから同じ役に挑むことは初めての経験でした。すごく緊張したのですが、録音スタジオに
行くと監督がいて、監督への信頼があったので、しっかりと強い気持ちを持って臨むことができました」
とコメント。
片渕監督は作品について
「2016年に東京国際映画祭で『この世界の片隅に』が初めて上映され、丸3年を経て新たに
エピソードを追加してニューバージョンとなって再上映されます。映画を通して、すずさんの
人生を感じていただけたら…」
と感無量の面持ちで語った。
また片渕監督は
「『この世界の片隅に』は主に、すずさんと(義理の)お姉さんの径子さんとの関係を通してすずさんの
進んで行く道を描いていましたが、今作では『人間ってそんなに簡単なものではないよ』ということで、
もっと複雑になって、すずさんの人格や存在が多面的に描かれています」
とすずのキャラクターをより深く掘り下げたことを話した。
===ライターのひとりごと===
最近はCMへの出演もあり、目立つ活躍をし始めたのんさん。
大人になり、美しくなられました。
今後は実写版での活躍も待っていますよ。
のんは
「何度も原作を読み返したり作品を見返したりして
新しいシーンをどのように解釈をしていこうか考え
ながら、すずさんを演じていました。すずさんの
いろいろな感情が入れ替わり立ち替わり外に出て
きます。難しいなと思ったのですが、監督に演出
していただきながら気づける部分もたくさん
ありました」
としみじみと語った。
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遊郭に迷い込んだすずと出会う女性・リンを演じる岩井について、のんは
「すずさんにとって大きな存在の人でした。リンさんと周作さんとの関係を知り複雑な感情を表現
するのは難しいなと思ったのですが、新たにすずさんのいろいろな面に気づくこともできました。
再びこの役に挑めることができて良かったです」と笑顔を見せた。
岩井は
「私自身この作品のファンで新しいシーンがすごく楽しみでしたし、呉に行ってみたり前作を
いろんな劇場で10回ぐらい観たりしていました。収録は緊張しましたが、気張らずに当日を
迎えました」と語った。
===ライターのひとりごと===
華やかな装いで登場した受賞者たち。身に着けたドレスだけでなく、宝石も豪華。
とてもお似合いでした。
特に監督としていつもは髪を振り乱している蜷川監督がフェミニン装いをして
嬉しそうだったのが可愛くて、印象に残りました。
最後にのんは
「『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、
新作となって新たな気持ちで観られる映画
だと思うので、たくさんの人におすすめして
いただけたら嬉しいです」と客席に呼び掛けた。
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構想から公開初日を迎えるまで3年以上かかった
という斎藤。
「癖のある作品なので、主要映画会社さんに
企画書が通らなくて……」と公開までの長い
道のりを振り返り、「いろんな紆余曲折を経て、
そのことに抗うこともエネルギーにして作品を
作っていた。紆余曲折を作品に込めることがで
きたので、すべて必要な時間だったと思う。
小顔矯正スプラッターという入り口だったが、
ある程度の刺激を持ちながらスプラッターよりは
アートフィルムにしあがったと思う。一枚の画で
匂い立つような作品にしたいと思っていた」
と語った。
俳優の斎藤工がプロデュースした映画『MANRIKI』の初日舞台挨拶をリポート。
斎藤、永野、金子ノブアキ、SWAY、小池樹里杏、三田尚人、清水康彦監督が出席した。
本作は仕事を求める駆け出しのファッションモデルが、小顔矯正を受けたことをきっかけに
巻き起こるドラマがスリリングに展開する。永野がファッションイベントにゲスト出演したときに
感じた違和感から着想された。
斎藤、永野、金子、清水が結成した映像制作プロジェクト「チーム万力」による初の長編映画。
さらに斎藤は
「日本のエンターテインメントは華やかな部分を
描くものはたくさんあるけど、意外と本当に孤独の
無表情のときこそがリアルだと思っている。
映画の自由は手探りでも時間がかかっても作って
やろうと、復讐心や反逆心で今日まで辿り着けた
意味ある日本の映画が誕生したと思います」
と語った。
本作のために3曲を書き下ろし、エンディング
テーマ「たんぽぽ」を再収録したコトリンゴは
「今作では、すずさんの世界にリンさんが深く
関わっていき、周作とリンの過去が明かされ、
すずさんの夫の周作さんも絡んできます。
前作で使用した音楽を発展させる形で新しい
シーンにつながっていけばいいなと思いました」
と今作へ込めた熱い想いを語った。
11月29日より全国ロードショー
取材・撮影 福住佐知子
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金子が
「初日を迎えるのは嬉しいのですが、作品が出来上がった切なさと次が始まるなという気持ちが
あります。」
「次は何作る?」と斎藤に目を向けると、斎藤は
「『MANRIKI2』…略してMAN2…MANツーマンで。2人しか出ない、塾の話になるのかな」と返す。
永野も「『MANツーマン』撮りましょ!」と笑顔でツッコミを入れ、しばし続編話で盛り上がった。
杉野と福原は、ダブル主演の今作で2度目の共演
となる。杉野は
「2人とも人見知りなんですが、今回は2人でいる
シーンが多かったので結構話し合いました。そういう
時間を密に過ごせたのは良かった」。