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古田新太、小松菜奈、沢口靖子、上白石萌歌、柳楽優弥、寺田心、芳根京子、TEAM NACS、永瀬正敏、菅田将
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[9月18日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
9月23日より全国公開
本作への出演をオファーされた古田は
「何で俺なの?と思った。ふざけているところが一つもない」
とオファーに戸惑い、不満も吐露。
出演の決め手となったのは「スケジュールが空いていた
ので…」とジョークでまとめると、吉田監督は
「本を書いているときに韓国ノワールを意識して書いていて、
ソン・ガンホの顔が浮かんできた。日本のソン・ガンホというと
古田さんじゃないですか。スケジュールが空いているという
ことで決まりました」と笑顔で説明した。
最初に、イベントのMCを務める映画プレゼンターの赤ペン瀧川(当日は赤ではなく白の衣装を
着ていた)が作品の解説を行った。
「この世の地獄が大集結でございます!しかしラストには胸が熱くなり大号泣の超オススメの
傑作」と軽妙な語り口で語り、会場を沸かせた。
また、注目ポイントとして「怒れる父と謝る店長、人生が激変した二人の男」を挙げた。
寺島が演じる麻子については「異常なほどの正義感を持った無敵のパートタイマー」と紹介した。
本作は、万引き未遂の末に事故にあい、死んでしまった娘の無罪を証明しようとして
モンスター化してしまう父・添田充(古田)とスーパーの店長(松坂)が対峙する
姿が描かれる。人々の“誤解”によって多くの人間関係に亀裂が生まれていく物語。
狂気溢れる古田の演技が注目されている。
『新聞記者』(’19年)などの吉田監督のオリジナル脚本。
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テネット
ミッドウェイ
宇宙でいちばんあかるい屋根
マロナの幻想的な物語り
ステップ
甘いお酒でうがい
一度死んでみた
映画『告白』の都内で行なわれたプレミアトークイベントをリポート。
舞台挨拶には、主演の古田新太、共演者の寺島しのぶ、メガホンを取った吉田恵輔監督が
出席した。
全員が全身“白”の衣装を身につけて、“白”に統一された会場で作品の見どころなどを語った。
キャラが立っているスーパーの店員を演じた寺島は
「正直あまりやりたくない役だった。熱量がすごいキャラクター
じゃないですか…」と不満をぶつけるも、
「でも、監督のお話を聞いてやる気にさせられました」
と、脚本に惹かれたことを告白。
異常な正義感を持つスーパーの店員・草加部麻子役を熱演。
「松坂さんとはもっと違う役で共演したかった」とコメント。
個性派の名優、古田さんと寺島さんの共演は見ごたえあり。
2人がののしりあう場面では火花が飛んでいましたよ。
松坂さんの熱演も見どころです。是非劇場へ。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://kuhaku-movie.com/
最後に古田は
「面白い作品に仕上がりました。たくさんの人に見て
いただきたい。答えがひとつじゃない。色んな意見が
聞きたくなるような映画になっています」
と、熱いメッセージを送った。
古田は本作でダブル主演を果たしたスーパーの店長・青柳直人役を務めた松坂桃李について
「桃李とは以前『パディントン2』(’18)で共演していてつきあいがあったので撮影の終わりに
一緒に飲みに行きたかったんだけれど、今回は誘っても来てくれなかった」
と残念そうな表情で語った。
劇中、2人は被害者の父と加害者を演じるため
「多分、役に入り込んでいて仲良くしちゃいけない、距離を保とう、と思ったんじゃないか」
と、桃李について分析した。
古田は“これでもか、これでもか”と鬼気迫る演技で松坂を追い詰めていくー。
劇中、古田と寺島がののしりあうシーンも見どころ。
吉田監督は古田と寺島の掛け合いについて
「まるで白虎対青龍みたいな感じで面白かった」と評した。
寺島は
「古田さんとがっつりと向き合うのは初めてで、すごい
面白かった。将来は古田さんのような役者になりたい」
と、印象を語った。
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臼田は
「印象に残っているのは、さつきが熱を出している時にさつきの部屋に麗が現れる場面で、唯一
原作の中にある言葉を台詞として話したシーンです。言葉だけではないたくさんの意味が込められて
いるような気がしました」と語った。
宮沢は
「僕は柊(佐藤緋美)のダンスシーンが大好きですね。長尺で踊っていたからあれは監督のこだわり
があったんだろうなと思いました。僕は全編を通して多くを語る場面はないのですが、言葉のない
場面をどう表現するかというところに意識を集中させていました」と話す。
いちばん印象に残っているシーンについて聞かれた小松は
「撮影が始まって3日間は、ずっと一人で走るシーンを撮っていたので、みんなで過ごすシーンは
どれも楽しかった。一軒家の中に作られたピタゴラ装置が本当にこだわりがすごくて、小さい頃に
兄弟でそういうことをしてみたいなって憧れがあったので、夢が叶いました。
装置を崩したり修復したり、みんなで作業をして一つになれる時間がとても思い出深く残っています」
と笑顔で語った。
さつきの前に現れる不思議な女性・麗(うらら)役を
務める臼田は
「初日に足を運ぶというのはとても特別なことだと
思います。このような状況下の中でもたくさんの方が
来てくださって、本当に嬉しく思います」と語った。

[9月11日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
9月10日より全国公開
本作は、1988年刊行、世界30ケか国以上で翻訳され社会現象ともいえる大ヒットした
吉本ばなな著「キッチン」に収録されている短編小説の映画化。
以前から原作のファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ監督がメガホンを取った。
最愛の恋人を亡くした女性・さつき(小松)が、満月の夜の終わりに起こる“月影現象”に
導かれていく姿が描かれるラブストーリー。
映画『ムーンライト・シャドウ』の都内で行われた初日の模様をリポート。
舞台挨拶には、主演の小松菜奈と共演の宮沢氷魚、臼田あさ美が出席した。
さつきの恋人・等役を演じる宮沢はコロナ禍で来日
できなかったヨウ監督から「応援しているから
頑張って!」というLINEが届いたことを明かし、
「去年の12月に撮影した作品です。皆さんに
届けられるのが嬉しいです」とコメント。
さらに、小松は
「昨日はソワソワしてあまり眠れませんでした。
これから公開されていく作品もコロナの中で試行錯誤
しながら、みんなで魂込めて作っているので、観て
くださるお客さんがいてくれることが励みになります。
改めて一つ一つの作品をしっかり届けていこうと
思います」と強い決意で語った。
今作で、初の長編映画単独主演を務めたさつき役の
小松は、
「こうした状況下(コロナ禍)にもかかわらず、来て
いただいてありがとうございます」
と会場に足を運んでくれた観客に感謝の気持ちを
伝えた。
オフィシャルサイト
https://moonlight-shadow-movie.com/
ステキな黒のドレス姿で登場した小松さん。
旬なオーラが輝いていて美しい。とても綺麗でした。
===ライターのひとりごと===

[8月28日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
9月3日より全国公開
本作は1999年の放送開始から20年以上に渡り高視聴率を出し続けているテレビ朝日の
人気ドラマシリーズ。
これまでに解決した事件数250を超え、今作が初の映画化となる科学捜査ミステリー。
“科捜研”のスペシャリストたちが世界同時多発不審死事件に挑む。
今回が初の映画化でメガホンを取ったのは兼崎涼介監督。
映画『科捜研の女-劇場版-』の都内で行なわれた完成報告イベントをリポート。
舞台挨拶には主人公・榊マリコを演じる沢口靖子と共演者の内藤剛志、若村麻由美、
風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が劇中衣装で登壇して
作品について語った。
また、完成作の試写を観た感想を沢口は
「出演しているので内容は知っているのに、これは事件
なのか事故なのか、犯人は?トリックは?とドキドキ
しながら観ました(笑)。
スケールの大きい、魅力がいっぱい詰まった、集大成に
ふさわしい作品になっています」
と熱くアピールした。
本作には、歴代のレギュラー・メンバーも出演している。
沢口は
「一時期、苦楽を共にした友人たちと再会したようで一気に
打ち解けて、すぐに科捜研の世界に溶け込んでいきました。
それぞれがうまくストーリーに絡んでいます。すべての人物
の化学反応が見どころです」
と嬉しそうにコメントした。
京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコ役を務める
沢口は
「たくさんのファンの皆さまに支えていただき、劇場版がついに
完成しました。早く観ていただきたいという気持ちでいっぱい
です。自信作です!」
と笑顔で報告した。
コロナ禍で無観客でのイベントとなったため、沢口は
「長年支えてくださったファンの皆様に直接この場でお伝えすることができませんでした。残念で
たまりません」としみじみ。
そして、「私はつらい時こそ諦めずに前を向いて歩いて行こうと、マリコに背中を押されてここまで
きました。科学でよりいい未来を切りひらくのがこの映画のテーマです。いまは大変な時期ですが、
一人一人の心がけ次第で素敵な未来がつかめるはずです。公開日には劇場で皆さんの前に立って
ご挨拶できるように、一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。それまでどうぞ、お元気にお過ごし
ください」とファンに向けてメッセージを送った。
マリコが最も信頼している刑事・土門薫役を務める内藤も、
「科学を使って事件を解き明かし、犯人を追い詰めるという目的は変わりません。でもこの映画版
では、マリコにとんでもないことが起きますので楽しんでください。今まで20年以上、そして200本
以上やったドラマの中でも、一度もやっていない方法で犯人を捕まえます」
と期待をあおった。
また、マリコと土門の関係性については
「お互いに尊敬し、信頼している関係で、恋愛関係というよりは血のつながらない親戚、もしくは
兄妹以上、親戚未満。要するにそこに恋愛感情がない関係。“同士”と呼ぶふさわしい関係です」
と説明した。
内藤は佐々木について
「“逸脱した科学者の役”と語り、普通だったら体温のないような逸脱した科学者を人間として
演じている。本当に素晴らしい」と説明し、佐々木の演技を絶賛した。
中盤、劇中で激突する敵役の天才科学者・加賀野亘を演じた佐々木蔵之介からビデオメッセージ
が届き、
「取材で僕が怖かったと恐れられていた。睡眠が妨害されたと聞きました。僕は、そんな役者では
ないんですけど…」と話すと、沢口は
「佐々木さんは普段は京都弁で、すごくざっくばらんで面白い方なんですけど、役に入るとガラッと
変わられて、のみ込まれそうになりました。役柄が怖いんです。ちょっと離れていました(苦笑)」
と説明した。
科捜研は、スタート当時から観ています。
最初マリコのキャラが、仕事熱心なキャラのため仕事場に泊り込み、髪もボサボサの
無愛想なキャラだったのを知っていますか?結構キュートで私は気に入っていました。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://kasouken-movie.com/
それを聞いて小松は
「私もあさ美さんがいてくれてとても心強かったです。困ったときに
ものすごく頼っていました」と感謝の言葉を伝えた。
また、臼田は小松について
「現場ではすごく共演者に気をつかってくれていました。私は
菜奈ちゃんより年上ですが、とても頼りになるなと感じて
いました」と小松の座長ぶりを称賛した。
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[8月14日アップ]

8月20日より全国公開、
8月13日よりテアトル新宿にて先行公開
取材・撮影 福住佐知子
映画『子供はわかってあげない』の都内で行われた完成披露上映会をリポート。
舞台挨拶にキャストの上白石萌歌と細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、メガホンを取った
沖田修一監督が登壇した。
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また、上白石は
「沖田監督の大ファンです。まさか監督の映画の中で生きられる
とは…。
肌を真っ黒に焼いて、髪も人生で一番短く切って、10代最後の
宝物のような夏になりました」と感慨深い様子を見せた。
本作を含めると水泳選手の役が3作続いた上白石は
「個人メドレーみたい。"後はバタフライ選手の役だけなので、
オファーをお待ちしています!」とアピールした。
舞台に立った上白石は撮影からおよそ2年の時を経て
ようやく公開となった本作について
「昨年公開予定だったこの映画が無事に、やっと公開を
迎えられます。
今日は初めて皆さんに観ていただけるということで心から
嬉しく思っています」と挨拶。
本作は、数々の漫画賞を受賞した田島列島による同名コミックの実写映画化。
水泳部に所属の主人公・朔田美波(上白石)と、シャイで素朴な書道部員のもじくん(細田)
こと門司昭平の初恋と、2人が予期せぬ旅を経験しながら成長していく様が描かれる。
劇中で兄弟を演じた細田と千葉は同年に別の
ドラマでも兄弟役になったことを明かし、
千葉が「(細田)佳央太くんを本当の弟のように
思っています」とにっこり。
細田も「めちゃくちゃ嬉しいです!僕にとっても
お兄ちゃんのような存在です」
と喜びの笑顔で語った。
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クランクインの日には美波ともじくんが学校の屋上から1階まで下りていくシーンの撮影が行われた。
門司役の細田は、
「まだ演技の経験もなかったので、噛んだら申し訳ないと思いつつ緊張感があって印象に残って
います」と撮影を振り返ると、上白石も
「それがクランクインの日だったので、そこでキャストやスタッフの方たちとの一体感が生まれました」
とコメントした。
“ひと夏の冒険”についてキャスト陣が思い出を語る場面が―。
上白石は小学生のときに2年間水泳を習っていたと明かし、「バスで
水泳スクールの夏期講習に行っていたのですが、それが私が思う
夏ど真ん中。朝の6時半くらいからラジオ体操をしたりして…」
と思い出を語る。
千葉は、青春切符を使って旅行したことを話し懐かしんだ。
豊川は役者になるために上京した頃を回想し「お金がなく携帯もない
時代だったので、知り合いのアパートの前で座って何時間も待ったり、
公園の水道水を飲んだり…。秋の風が吹くまで一文なしで過ごしました。
お金がなくても生きていけるなっていう妙な自信がついてきました」
と驚きの過去を披露した。
沖田監督は
「マンガの原作は初めてですが、女子高生
で10代のいまの子で映画を撮りたいと
思っていました」
と映画化までの経緯を明かしていた。
[7月31日アップ]

取材・撮影 福住佐知子
8月6日より全国公開
本作は2020年8月15日にNHKで放映されたドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」を異なる
視点で描いた青春群像劇の完結編。
太平洋戦争末期の日本の原爆開発を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた
若者たちの姿を描く。
原爆開発の極秘任務を受ける石村修役を柳楽が、修の弟で父親の意志をついて軍人と
なった浩之を2020年7月に亡くなった三浦春馬さんが、2人の幼なじみの朝倉世津を
有村が演じている。
監督・脚本は「青天を衝け」など多くの話題作を手がける黒崎が務めた。
『映画 太陽の子』の都内にて行われた完成披露上映会をリポート。
舞台挨拶にはキャストの柳楽優弥、有村架純、國村準とメガホンを取った黒崎博監督が
登壇した。
一方、有村は
「柳楽さんも春馬さんも前に一緒にお仕事したことがあった
ので、自然と幼なじみという関係性が出来ていました。
作品は戦時下という厳しい環境でしたが、撮影の合間は
すごく笑顔が多かった。その中で一緒に関係性を作り上げる
ことが出来ました。
縁側で未来について3人で語り合うシーンがあったのですが、
裕之(三浦)が戦地に戻る前夜ということで、3人で会える
最後の夜かもしれないという切ないシーンでした。
戦地に送り出される裕之に対して、そして未来を作ろうと
している修に対して、何か言葉じゃないもので伝えたいと
思って台本にはなかったのですが、監督に相談して2人の
手を握らせてもらいました。
3人の空気感が穏やかで、微笑ましいシーンになって
良かったなと思っています」
と印象に残った場面について語った。
柳楽はコロナ禍の中、劇場に駆け付けてくれた観客に感謝の
言葉を述べた後、作品について
「知らないことがたくさんありました。戦時下で奮闘した若者たち
について、いろいろと学ぶことがあった。
本当に貴重な時間になりました。30前後の俳優がしっかりした
テーマの作品に参加して、皆に伝えていくのは意味のあること
だったと思います。最高の時間でした」
と客席に向かって伝えた。
また、昨年亡くなった俳優・三浦春馬さんについては
「春馬くんとは10代前半から一緒にオーディションに参加する
仲で、戦友というか、ライバルでした。今回は兄弟役という関係
で、ご一緒しました」
と話し、思い出深いシーンについて海辺の場面を揚げた。
「春馬くんをこれからもずっと愛して、大切にいきたいと思える
シーンです」と話した。
豊川は
「原作のコミックを読んで、すごく面白い話だなと思いました。
シナリオを読んで、みずみずしくて切なくて、こんなおっさんでも
青春に浸れるぐらい筆のタッチが素晴らしくて、ぜひやらせて
いただきたいと」
とオファーを快諾したことを話す。
また、上白石との共演について豊川は
「僕にも萌歌ちゃんくらいの年齢の娘がいるんですが、一緒に
海で泳ぐシーンは父親にとっては理想の姿ですね。
普通、父親は娘にあんなことしてもらえないですから…」
とちょっとテレながら楽しそうに話した。
劇中、上白石さんの競泳水着姿がキュート。
見事に背泳で泳がれています。練習、頑張ったんですね!
トヨエツこと豊川さんの貴重な水着姿にも注目です。
最後に上白石は
「素晴らしい作品に仕上がりました。皆さんにとって小さな夏休みを感じてもらえるような作品に
なれれば嬉しいです」とメッセージを送った。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://agenai-movie.jp/
小松は
「私の母も今朝、作品を観に行ってくれて“難しかった”と話していました。
この映画はいろんな観方が出来ると思います。
私はさつきを演じる中で共感できる部分もあったので、それぞれのキャラクターに共感しながら
観て貰えたら嬉しいなと思います。
さつきが喪失感で食事がとれなくなる気持ちに共感できました。
失ったものは取り戻せない。だからこそ、後悔することなく毎日を過ごしていきたいと思います」
とメッセージを伝えた。
宮沢は
「この作品は少しでも前向きになれるような
映画になったらいいなと思いながら作り
ました。みなさんにとってそんな作品に
なってくれたら嬉しいです」。
最後に、臼田は
「今日はありがとうございました。この作品
をみなさんの良きタイミングで観ていただけ
たらなと思います」。
臼田は
「健康が一番ですね。運動したいと思い撮影中の小松さんを見習ってクランクアップ後に走って
みたんですが、運動音痴の私は3日坊主でした(苦笑)」と話し、会場は笑いに包まれた。
宮沢は
「長期間の海外旅行に行けていないので、いきたいなぁって。3年ほど会えていない祖母の
住んでいるサンフランシスコに、最初に行きたいなと思っています」。
満月の夜の終わりに死者と会えるという“月影現象”が扱われる作品の内容にちなみ、
「今、ひとつだけ願いが叶うとしたら」という質問に対して
小松は
「猫を飼いたいなと思っています。お仕事で動物と触れ合うことが多くて本当に癒されるんですね。
この作品の現場にいた猫が“CIAOちゅ〜る”に夢中で、私も猫と仲良くなりたかったので
“CIAOちゅ〜る”になりたいなって…(笑)」とにっこり。
妖怪のクオリティーが高いので楽しめます。
特殊メイクで「この妖怪ダレ?」と思うこともしばしば。しっかりチェックしてくださいね。
大澤さんが炎のバイクに乗るシーンはゴーストライダーを彷彿とさせますよ。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://movies.kadokawa.co.jp/yokai/

[6月26日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
6月25日より全国公開中
本作は世界的なSF作家ケン・リュウの短編集「もののあはれ」所収の「円弧(アーク)」
を実写映画化。
不老不死が現実となった近未来を舞台に、人類で初めて永遠の命を得た女性・リナ(芳根)
の姿が描かれる。『蜜蜂と遠雷』『愚行録』などの石川慶監督がメガホンを取った。
映画『Arc アーク』の都内で行なわれた初日舞台挨拶をリポート。
キャストの芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、小林薫、石川慶監督が
登壇した。
《画像》クリックで拡大
フリップに本作の見どころを書いたキャスト達のトークセッションでは、芳根は「たくさんの愛」
と回答。劇中に登場するキャラクターたち同士の愛情、そしてキャストから監督への愛情、
監督からキャストへの愛情など、たくさんの愛が詰まっている作品であることを説明していた。
エマの弟・天音を演じた岡田も
「本当に、100%の客席を見ると圧倒されてしまう。すごい
感慨深い」とコメント。
また、芳根とは2度目の共演となった岡田は
「頼もしくて、でもどこか脆さもあったので、隣で支えられたら
いいなと思いながらやらせていただきました」と語った。
リナの友人・加奈子とその娘・奈々の一人二役を演じた清水は「日本映画離れしたエンドロール」
と回答。洗練されたエンドロールに鳥肌が立って、思わず涙したことを告白した。
石川監督は「希望を持てるものにしたかった」と説明した。
石川監督は「衣装・メイク」と回答。
未来になるとどういう衣装や姿になるんだろうかということを綿密に話し合いながら作っていった
ので、衣装の細かいところにもぜひ注目をしてほしい」と語った。
エマの弟であり「不老不死」の技術を完成させる天才科学者・天音を演じた岡田は「海辺」と回答。
「この映画の肝となるシーンに海辺が多く、またその先に何か広がっていく世界の広さとかを
凄く感じられます」と説明した。
寺島は「プラスティネーション」(死後の姿を美しく保つ技術)を挙げた。
「はじめ台本をいただいたときは全く理解できなかった。現場に行って考えようと思いながら
初めてに近い作品でした。香川の県庁で撮影したのですが、振り付けやダンスのような感じで
とても楽しく演じることが出来ました。ここだけ成立すればいいかなと思っていたくらい大事に
思えたシーンです」と熱く語った。
日本の原子物理学者の第一人者で実在した人物、
荒勝文策を演じた國村は
「パンデミックな状況を懸命に生きた若者たちのお話です。
このパンデミック下(コロナ下)で観ていただくと、別の
感じ方をしていただけるのではと思っています」
と作品をアピールした。
俳優の三浦春馬さんが亡くなって1年がたつ…。いつまでも忘れられない。
確かな演技力、美しい笑顔。ホントに魅力的な俳優さんでした。
改めて冥福をお祈りいたします。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://taiyounoko-movie.jp/
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有村は
“安心安全な世界が訪れます
ように”と書いた。
「自然災害もそうですが、
世界中が混乱状況にあります。
いつになったら何も心配ごとが
なく全世界の人たちが平和に
暮らせるのかは永遠のテーマ。
一刻も早く訪れてほしい」
と願った。
フリップに書いた願い事を発表する場面もあり、柳楽は
“映画の力でみんなに元気を”と書き、「予期せぬことが起きる中で
ポジティブバイブレーションに変換しないとと思い、心を強くやっている。
僕自身、エンタメに支えられているなと思っている。映画が好きなので
映画の力で元気を与えられるような俳優になりたい」
とコメントした。
黒崎監督が10年間温め続けた本企画。
「この映画が形になる、ならない、のせめぎ合いのときに、
『絶対に実現させようよ』と出演者の皆さんが背中を押して
くれました。本当に大事な仲間であり、映画にとっての恩人
です」と上映までこぎつけたことに感謝。
上映に感激もひとしおの様子だった。
取材・撮影 福住佐知子

[7月10日アップ]
8月13日より全国公開
主演のケイ役を務めた寺田は舞台に置かれた妖怪たちの
パネルを見回しながら、
「懐かしいというか、撮影していたときの気持ちに戻りますね。
今日皆さんと素顔で初めましてという感じで、不思議な気持ち
です。皆さん、本当に妖怪そのもの。ずっと驚かされて
いました」とコメント。
共演した杉咲について寺田は
「お姉ちゃんのように、家族のように仲良くさせていただき
ました。とても優しかったです」と笑顔で印象を語った。
本作は過去に「妖怪三部作」として製作。神木隆之介の主演で2005年に『妖怪大戦争』
が映画化された。
妖怪獣の出現によって危機が訪れた世界を舞台に、妖怪ハンターの血を継いだ小学生の
渡辺ケイ(寺田)が世界の存亡をかけたバトルに挑む様が描かれる冒険ファンタジー。
今作で神木はケイの担任の先生役で出演している。
安藤サクラ(姑獲鳥役)、大倉孝二(猩猩役)、SUMIRE(茨木童子役)、岡村隆史
(小豆洗い役)、遠藤憲一(夜道怪役)、石橋蓮司(大首役)、大森南朋(ぬらりひょん役)
ら豪華キャスト陣が妖怪役を演じている。
映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の都内で行なわれた完成披露試写会をリポート。
キャストの寺田心、杉咲花、大沢たかお、大島優子、三浦貴大、赤楚衛二とメガホンをとった
三池崇史監督が舞台挨拶に出席した。
狸の総帥・隠神刑部役を演じた大沢は
「妖怪を演じるなんて、なかなかないですから…(笑)。
毎日楽しかったです。作品は、肝試しみたいで大人でも
結構怖いです。お子さんと一緒に見る親御さんも覚悟した
ほうがいい」と笑顔でアピールした。
大沢は808匹の狸を従え、炎のバイクにジャンプして
飛び乗るシーンや腹鼓など見せ所たっぷり。
寺田はワイヤーアクションにも挑戦。
「人間離れした動きをすると、自分が魔法使いや超人に
なった気持ちになれました」
と楽しそうに撮影を振り返っていた。
また、寺田の印象については
「普段はすごく礼儀正しいのに、ご飯を食べるときはいつも
テンションがあがるんです(笑)。店に着いたら私の手を
握って、『早く行こ~!』って言って嬉しそうでした」
と栃木でのロケの際、寺田や赤楚やスタッフと一緒に餃子を
食べたときの寺田の無邪気な姿を楽しそうに伝えた。
狐面をつけた妖怪役の杉咲は
「普段より狭まった視界でアクションをするのは難しかった
です」と演じる苦労を語った。
また、
「髪をコーンロウにしていたのですが、編み込んでもらうと
1週間は外せなくて、帽子をかぶるのを忘れてコンビニに
行ってしまたこともあって…(苦笑)」と話した。
天邪鬼(あまのじゃく)役を務めた赤楚は特殊メイクで鼻の穴
を小さくされ、「花粉症に苦しんでいたときなので、鼻の穴に
綿棒を入れて鼻水をとっていました」と振り返った。
さらに、撮影中に寺田からイタズラされたことを告白。
「後ろから『ワッ!』と驚かされたりして、ズーッとイタズラされて
いたんです。怖いのニガテなんだよね―」とぼやき節だった。
天狗役を務めた三浦は、白塗りメイクに「僕だと分かって
もらえるかな」と心配顔。
また特殊メイクで長い鼻をつけており、「ペットボトルで水を
飲めなかった」と苦労を語った。
狸の総帥・隠神刑部に恋をしている雪女役を務めた大島は
「バイクに飛び乗るシーンに胸キュンしました。今日は素顔を
拝見できて嬉しいです」と大沢に向かって笑顔を向ける。
寺田は
「作品と役柄を通して、ひと回りもふた回りも成長した気が
します。その機会を与えてくださった皆さんに感謝します」
としっかりとした言葉で感謝を伝えていた。
最後に三池監督は
「妖怪を作っていく作業は楽しかった。皆さん嬉々として妖怪を
演じてくれた」とキャスト陣に感謝を伝えた。
さらに三池監督は
「力や勇気を与えてくれる作品になっています。作品を観て、
明日、少し楽しくなってほしい」とメッセージを送った。

[7月3日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
7月2日より全国公開中
W主演の石川も
「この映画は予告編を作ることから始まりました。
3年くらいこの映画と一緒に公開まで歩んできました。
完成しても自分が飲みこむまでにも時間が必要でしたが、
その時間は自分にとって大切な時間になっています」
と作品への思いを伝えた。
石川は予告編にも出演している。
一方、金子は
「予告編で見た石川さんの存在が魅力的で、なるべく
石川さんの素の部分がポロッと出るようなところがあったら
いいなと思い、児山監督と相談して意識して作りました」
と語った。
石川は
「ユカや小山田を通して、自分の新しい部分や嫌なところが
わかってもそれを拒否しないで観てもらえたら…」
と作品への深い思い入れを語った。
役作りについて石川は
「最初に台本を読んだときは”やなヤツ”だなと思いました。
でも、今思うと素晴らしい役だったし未熟な私にあの役を
演じさせていただいて、本当に感謝しています」
とコメントした。
本作の主題歌「セブンス・ヘブン」は児山監督がデモテープを聴いて「是非映画に使いたい」と
惚れこみ、決定した。
ユカが好きで他の登場人物は嫌いだと明かした春は
「主題歌を作るときも最初は大人になり切れないユカを守りたい、擁護したいって思っちゃったん
です」と話す。
また、「映画はユカにも小山田にも肩入れせずに、私の感情を歌でぶつけてしまうと“主題歌”の
意味がないなと思って。なるべく情景や空気感だけを切り取るようにしました」
と曲作りについて語った。
最後に金子が「みんなで一生懸命作った作品なので、多くの方に観ていただきたいです」。
石川は「皆さんの感想を聞くのが楽しみです」。
児山監督は「ご覧になった皆さんにとって、いい映画だったら嬉しいです…」
と客席に向かって呼びかけた。

[5月15日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
5月28日より全国公開
石川さんが出演するプロモーションビデオを見て共演したいと思ったと話した金子は
石川さんを“同士”と呼び、楽しい撮影現場だったことを明かした。
フレッシュな2人のラブストーリーは衝撃的です。是非劇場でご覧下さい。
金子は昨年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の栗林歌麻呂役で注目され、今年は『腐女子、
うっかりゲイに告る。』でNHKドラマ初主演を務めた。現在は放映中の『チート』(日本テレビ系)
では本田翼とタッグを組んでいる。
石川は、大ヒット作『カメラを止めるな!』の制作陣が再集結した映画『イソップの思うツボ』
で主演している。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
http://sarugakuchode.com/
オフィシャルサイト
https://www.disney.co.jp/movie/cruella.html
最後に柴咲は
「パッションが感じられる作品で、観て勇気を
もらえました。
ファッションも素晴らしくて、なにより音楽が
かっこよくて、たくさんの名曲が散りばめられ
ています。
是非、劇場で観て下さい」
とアピールした。
本作は、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の信念と人生が描かれるオリジナル・ストーリー。
柳楽優弥と田中泯が若き日と老年期の北斎を体現する。
アメリカ・LIFE誌の「この1000年で最も偉大な功績を残した100人」にダ・ヴィンチ
らと並んで日本人で唯一選ばれた“世界で一番有名な日本人アーティスト”葛飾北斎の謎多き
生涯が描かれる。
共演者として、北斎を見出す版元の蔦屋重三郎役に阿部寛、晩年の北斎に最も影響を与える
戯作者の柳亭種彦役に永山瑛太、美人画の大家・喜多川歌麿役で玉木宏が出演している。
映画『HOKUSAI』の“公開記念!大波トークイベント”が都内で行われ、W主演を果たした
俳優の柳楽優弥と田中泯が出席した。
当日のゲストとして書家の紫舟が登壇しパフォーマンスを披露した。
本作は2020年の5月に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
公開が丸1年延期されていた。
イベントは葛飾北斎生誕の地・東京・墨田区にある
江戸東京博物館で行われた。
イベント前に2人は江戸東京博物館所蔵の「あの波」
(冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏)を含む貴重な
北斎作品を鑑賞した。
柳楽は
「圧倒されました。本物を見てパワーを貰いました」。
田中は
「いろんな人物が描かれているのですが、克明に
描かれていて感動しました」と語り、
北斎作品を鑑賞し作品の持つ力強さや北斎が込めた
想いを全身に感じたようだ。
オーデションを受けて、映画初デビューの佐藤(池松演じる
剛の息子・学役)は
「初めての映画。頑張りました!」と可愛い笑顔でコメント。
また「池松さんは自分の撮影が終わっているのに待っていて
くれたり、オダギリさんは撮影じゃない時に一緒に話して
くれました。2人ともすごく優しい人でした」
と池松とオダギリとの共演を振り返った。
石井監督は
「制作にあたっては数々のピンチがあったけれど、最大級のピンチがコロナ禍だった。ノイローゼに
何度もなりかけながら撮っていったのですが、完成したらびっくりするくらいの愛情と優しさが
映画の中にたくさん入っていました。みんなの映画に対する真摯な思いが結実したのだと思います」
と感無量の様子を見せた。
中盤からリモートで参加したチェ・ヒソとキム・ミンジェは、監督やキャスト陣との再会を喜び、
手を振った。
チェ・ヒソは「食事シーンで石井監督が私の食べっぷりがいいと褒めてくれました(笑)。
映画を撮るときも楽しかったけれど、撮影の合間に一緒にごはんを食べたり自由時間に海で
過ごしたりしたことが楽しかった」と流暢な日本語で撮影を振り返った。
キム・ミンジェも
「撮影が進むにつれて本当の家族になったように感じました。別れるときには本当に泣きました。
いまでも撮影を恋しく思います。皆さんと家族として気持ちを共有できたことが嬉しい。また
お会いしたいです」と語った。
今のこの時期に日本人と韓国人が一緒に出演する映画が公開されるなんて、
貴重です。チェ・ヒソさんとキム・ミンジェさんもピュアでいい方たち。
政治から離れると、日本人と韓国人はとても友好的なんですね―。
最後に池松は
「この映画が、傷ついた(今の)この世界の再生の一手になれたら…。
架け橋になれれば…と思います」とメッセージを送った。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://asia-tenshi.jp/
石井監督はリモートの画面を見ながら
「彼らのようなピュアな人たちと映画を作れたことで、映画という不確かなものを真摯に信じられた
ことが“奇跡”だと思います」と感無量な様子を見せた。
本作は石井監督があらためて初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケ
(2020年2~3月)で挑んだ意欲作。
妻を病気で亡くしシングルファーザーとなった小説家・青木 剛(池松)が、渡韓し疎遠に
なっていた兄(オダギリ)とソウルで再会する。
ソウルから江原道へと向かう列車で、韓国でタレント活動をしているソル(チェ・ヒソ)と
その兄(キム・ミンジェ)と妹(キム・イェウン)と偶然巡り合う。
2つの家族は言葉が通じ合わないにもかかわらず、不思議な旅を共にすることに…。
文化の違いを体験しながら心を通わせていくさまが描かれる。
映画『アジアの天使』の都内で行なわれたプレミア上映イベントをリポート。
舞台挨拶にはキャストの池松壮亮、オダギリジョー、佐藤 凌(子役)とメガホンを取った
石井裕也監督が出席した。
中盤からは、共演した韓国女優チェ・ヒソと韓国俳優キム・ミンジェもリモートで参加して、
作品についてクロストークを繰り広げた。
日比監督は
「僕の人生の中でもっともエキサイトで、苦しく、内容の濃い
時間。昨日のことのようにすべて覚えています。
悲しみと向き合ってこそ次の一歩が生まれます。
大切な人と観てください」とメッセージを送った。
最後に、永瀬は
「いろんな人の、いろんな思いが詰まった映画です。
この映画には光がちゃんとあると思います」と作品をアピール。
オダギリは
「いろんなものを受け取り、感じることが出来る映画です。
いろんな方に観て欲しい」。
金子は
「素晴らしい作品に参加することが出来て光栄でした」と語った。
オフィシャルサイト
https://www.namonaihi.com/
日比監督が「夢の3兄弟」と称賛する最高のキャスティング。
3人の私服のスタイリッシュさにも注目。洋服のセンスもさすが兄弟です。
===ライターのひとりごと===

[6月5日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
6月11日より劇場公開
構想10年に及ぶ脚本には長崎と永井のほか企画担当の川村元気、プロデューサーの
村瀬健によるアイデアも用いられている。
一家殺人事件の現場に遭遇して犯人を目撃してしまう漫画家の主人公・山城役を菅田が演じ、
山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(もろずみ)役をFukaseが演じている。
事情聴取や取り調べに天性の才能を見せる刑事の清田俊介役に小栗、山城の恋人・夏美役
に高畑、清田の上司である刑事・真壁孝太役を中村が務めている。
映画『キャラクター』の都内で行われた完成報告会をリポート。
舞台挨拶には、菅田将暉とSEKAI NO OWARIのボーカルFukase、高畑充希、
中村獅童、小栗旬、永井聡監督、長崎尚志(原案・脚本)が登壇した。
Fukaseが「ただ震えていただけです」と返し、菅田が笑い声を
あげた。
またFukaseは、
「殺人衝動を出すのに苦労しました。言葉にできなくて油絵に描いて(役を)理解しようとしました。
その絵を監督やプロデューサーに見せたら「本編で使いたいから、2m×2mの大きさで描き直して
ほしい」と言われ「え、ヤダ」と思ったそうだがFukaseは依頼に応じ、そのFukaseの描いた巨大な
油絵は両角の自室に飾られることになった。
菅田は
「Fukaseさんは一つ一つ丁寧に考えているのが新鮮だった」
と刺激を受けたことを告白。
殺人鬼の役作りで、包丁売り場の前でセリフの練習をしていた
というFukaseの役への熱心なアプローチに周りは感心しきり
だった。
さらに、Fukaseは
「カメラが回ってからシーンが始まるまでの間に、菅田くんの呼吸
が変わることに気づいた」と発見を明かし、
「僕も歌うときは主人公の感情になるために歌が始まる5、6秒前
に呼吸を変えるようにした」と語る。
「すごく評判が良くなった。いいものを間近で盗むことができました」
と話してにっこり。
Fukaseは
「とにかく不安だった。一番の不安はカメラが回っていない所で
菅田くんに話しかけていいのかわからないこと。
スタッフさんに話しかけていいかどうかを聞いてもらって、
菅田さんが『Fukaseさんのやりやすいようにしてください』
と言ってくれていると聞いて、話しかけることが出来ました」
と話した。
永瀬、オダギリ、金子が演じた3兄弟について日比監督は
「夢の3兄弟に感謝しかありません」と語る。
長男・永瀬は
「2人とも撮影現場に心を持ってやってきてくれた。本当の弟ができたような気持ちにさせてくれた」
と話す。兄弟役のオダギリと金子の存在も心強かったようだ。
次男・オダギリは
「いい感じの兄弟。自分のことながら3人のキャスティングがしっくりきてると思う」と語る。
金子も
「本当にお兄ちゃんができた。悲しいシーンも多いけれど、優しい時間がずっと流れていた穏やかな
現場でした。貴重な経験が出来たし、いただいたものが多い作品になりました」
と充実した笑顔を見せた。
菅田はそんなFukaseを
「緊張している感じには見えなかった。役作りの一貫に見えた。
両角という役の不気味さのプレイとしてやっているものなのかなと
思った」と分析した。
本作で俳優デビューしたFukaseは
「監督の前でセリフを言うのも初めてだったので、めちゃくちゃ
緊張しました」と俳優初挑戦に緊張の面持ち。
緊張で身体が震えたと告白した。
菅田は
「漫画が大好きなので、憧れの漫画家さんの一部に触れられて
楽しかった」とコメント。
初めての漫画家役を楽しんだ様子。
血まみれの現場を体験した高畑は
「撮影現場で血のりの多さに、ちょっと興奮してしまって…」と話す。
菅田は
「嬉しそうにカメラを取り出して写真を撮ってましたよ。『血だらけ―』って
言いながら…」と笑って明かしていた。
待機時間には血だらけでしりとりしてたそうだ。
豪華なキャスト陣に囲まれ、俳優初挑戦のFukaseさんは緊張しきり。
それにしても異常殺人者の役作りでスーパーの包丁売り場に行って
セリフの練習をするなんて…。
警備員に見つかったら不審者扱いですよね。お疲れ様でした―。
最後に菅田は
「サプライズで豪華な演出もあって、飽きずに楽しめる映画になっています」と作品をアピールした。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://character-movie.jp/
さらに、出来上がった作品の感想を求められ、
「自分自身が吹き込んだ声を聴いたときに自分を
感じたくないと思って、本番を重ねていきました。
出来上がった作品を見た時に、あまりそういうのを
感じずに済んだので、その点は良かったと思います」
と話した。
柴咲は、
「アフレコは演技と違って、自分は120%くらいの
気持ちでやってOKと思っていても後で見てみると、
ダメなことが多い。声だけでは動きや表情は伝わら
ない…」
とアフレコの苦労を語る。
柴咲は
「劇中、印象的なシーンでクルエラが赤いドレスを着て
登場します。私も合わせて着てみました。
赤い色を着るのは久しぶり。情熱を感じる色なので、
今日の衣装は今の私の気持ちにぴったりです」
と説明した。
本作は、映画『101匹わんちゃん』のヴィランとして知られるクルエラの誕生秘話を描く。
パンクムーブメントに沸く1970年代のロンドンを舞台に、デザイナーを目指す少女
エステラが狂気に満ちたクルエラへと変貌していく様が描かれる。
柴咲は日本版エンドソング「コール・ミー・クルエラ」も担当している。
また、クルエラに共感する部分を聞かれると、
「エンドソングの歌詞にもある『心の声に従う』ということは
日頃から大切だと感じていたので、そこは共通しています。
正直に生きられたら一番いいけど、そうはいかないという
葛藤も抱えているからこそ『心の声に従え』って本当に
説得力があると思う」と語った。
映画『クルエラ』の公開直前イベントが都内で行われ、日本語吹替版でクルエラ
(エマ・ストーン)役を務めた柴咲コウが出席して作品について語った。
クルエラの魅力について
「クルエラは悪役というところでフィーチャーされるけれど、
今回はどうしてそうなったのかという理由に共感してくださる
人がたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。
今作ではクルエラの葛藤ばかりのバックグラウンドが
描かれているのですが、クルエラが矛盾にぶち当たった
ときに折れずに自分を生きていくという覚悟は美しいなと
思いました」とコメントした。
大泉は
「間違いなく面白いと思います。我々のファンは間違いなくドキドキしながら見られて面白いし、
我々を知らないという方にも、楽しんでいただける内容になっていると思います」と話す。
作品の仕上がりついても
「僕たち、(演技が)わりと上手じゃん!と思いました(笑)。映像がめちゃくちゃかっこいいですし、
素晴らしい!」と自信たっぷりにアピールした。
仕事の師・エマ役の寺島も
「このようにお客様がいっぱいいらっしゃる中での舞台挨拶は
感動的なものがあります」としみじみ。
主人公のリナ役を演じた芳根は満員の客席を見渡し感無量な
様子で、
「子供のような『Arc アーク』という作品が外に飛び立つのが、
ちょっと寂しくもあり、力強く飛んで行ってねという想いが強く
あります」と挨拶。
満員の観客席に感動を見せていた。

[5月8日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
5月21日より全国公開
映画『地獄の花園』の都内で行われた完成報告謝罪イベントの模様をリポート。
キャストの永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、遠藤憲一、
小池栄子が劇中の衣装を着けて登壇した。
日本が生んだ世界的アーティスト葛飾北斎。
謎多き北斎の人生に触れることが出来る貴重な作品です。
柳楽さん、田中さんお2人の熱演も見どころとなっています。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://www.hokusai2020.com/index_ja.htm
最後に柳楽は
「北斎からは強い生命力だったり、生き抜くという気持ちを感じました。多くの方の背中を押せる作品
になっています」。
田中は
「北斎にすごい力があるとすれば、キャッチし感じ、心の中で叫ぶ。それが全身に及んでいた。
この強さは間違いなく誰にでもあると僕は思います」と力強くメッセージを伝えた。
映画について紫舟は
「観た後に製作する意欲が湧いてきて、大きな書を70枚くらい書き上げました。生きる力をたくさん
貰えました」と作品を称賛した。
2人の演技についても触れ、柳楽について
「筆の所作がものすごく美しいんです。呼吸をしながら手にしっかりと目がついているような美しい
筆の所作をされていて、見とれてしまいました」と称賛。
田中については
「視覚でとらえることができない風を見つけた時に狂気に満ちたような笑顔をされ、熟練された
表情だと思いました」と演技を称賛した。
また、北斎について柳楽は
「70歳になっても満足していないというモチベーションで
絵に向き合っていた姿がかっこいいと思います」。
田中は
「北斎の果てしないものに立ち向かっていく姿は想像を
絶します…。本当にすごい力だと思います。驚異的
ですね」と北斎の生き様を称賛した。
田中は
「2年ほど前の撮影の日々を思い出します。全力以上の
時間を過ごしてきました。作品全体に流れる強烈な情熱
と言いますか、それが皆さんに伝わったらいいなと思い
ます」と撮影時を振り返った。
柳楽は
「映画が持つ力強さだったり、葛飾北斎の生き様だったり、
北斎自身のエネルギーが伝わるといいなと思います」
と作品をアビール。
90年の生涯で3万点以上の作品を描いた浮世絵師・
葛飾北斎に思いをはせた。
『隣人13号』(2005年)以来、16年ぶりの共演となった中村と小栗。
中村が
「小栗くんが隣にいてくれて本当に心強かった。出演を決めたのも小栗くんの存在が大きかった」
と明かすと、小栗も
「獅童さんは温かく包み込んでくれる。途中からは勝手に本当のお兄ちゃんのように付き合わせて
いただきました」と嬉しそうに明かしていた。
[5月29日アップ]

取材・撮影 福住佐知子
5月27日より劇場公開、
5月28日よりディズニープラスプレミアアクセス公開
真っ赤なパンクファッションを身につけ、華麗に登場した柴咲さん。
すごく似合っていて、美しくて、さすが女優さんだなと見とれました。
歌手としても活躍されている柴咲さんが歌う主題歌にも注目です。
===ライターのひとりごと===

[5月22日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
6/4より 渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開
本作は次世代のクリエイターの発掘・育成をモットーとした「未完成映画予告編大賞」で
グランプリを受賞した予告編を基にしており、駆け出しのカメラマン・小山田修司(金子)と、
純情そうに見えて実は嘘だらけの読者モデル・田中ユカ(石川瑠華)の関係が描かれる
ラブストーリー。
渋谷の街を舞台に若者の刹那な恋を流麗なカメラワークで切り取る。 R15+指定作品
映画『猿楽町で会いましょう』の都内で行われた先行有料試写会に金子大地、
石川瑠華と児山隆監督と主題歌を担当している春ねむりが舞台挨拶に出席。
コロナ禍で1年の公開延期を経ての公開に感無量の様子で舞台挨拶を行った。
主演の金子は
「初主演で、自分の中ですごく思い入れのある作品です。
役をいただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ようやく公開できて安心しています。たくさんの方に
観てもらいたいです」
と公開が決まった喜びを噛みしめる。
感激の涙が止まらない芳根は舞台上で後ろ向きになり、「お見せできないレベルで泣いています」
と告白。
芳根は
「この作品のお話を聞いたとき、本当にこの仕事が自分に向いているか分からなかった時期でした。
石川さんが沢山のパワーやエネルギーが溢れる言葉をくださって、優しく包み込んでくれました。
そして今、こうしてここに立つことができています。石川さんは私の人生のかけがえのない存在です」
と石川監督に溢れる感謝の思いを伝えた。
100歳を超えてもなお生き続け、84歳で娘(ハル/鈴木)を出産した女性という難役を演じた芳根。
そんな芳根に石川監督は
「自分にとって特別な作品のど真ん中に芳根京子という特別な俳優が力強く立っていることが
心から嬉しく、誇らしく思います。ありがとう。今後も一緒に映画を作りましょう」
と満身創痍で役を生きていた芳根にエールを送った。
中盤、サプライズ登場した子役の鈴木咲から花束を受け取って大感激の芳根は、続いて石川監督
からオファー当時などを述懐する手紙が読み上げられると涙腺が崩壊。号泣した。
観客を入れての初日舞台挨拶は満員。
最初から芳根さんは涙ぐみ、終盤の監督からの手紙では
美しい涙がマックスに。感動をそのままに今後も頑張って下さいね。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/arc-movie/
最後に芳根は
「満員のお客様に観ていただけることに感極まり、石川さんの
手紙に泣いてしまいました。芳根京子自身の人生において、
すごく大切な一本になりました。こんなに幸せなことは
ありません…。役者としてこんなに嬉しいことはありません。
今後はもっと精進して頑張ります」
と意気込みを語った。
《画像》クリックで拡大
劇中に登場する天使が不思議な旅をさらに摩訶不思議なもの
にしているのだが、この映画に登場する天使は「アジアの天使」
という言葉の本来持ついびつさと同様に、古くから西洋的な
シンボルとして受け入れられ広く浸透した今やその形を誰も
疑うことのない天使のそれとは程遠く、ヘンテコな姿をしている。
そんな姿にも注目だ。
リーダーの森崎は
「心の準備もなくはじまって、どんどん撮影が進んで、気づいたら終わっていました。僕らの
生態を撮っていただいたドキュメンタリーのような感覚です」と作品について話す。
一方、池松は
「撮影現場でたくさんのピンチがあったのですが、数え切れない
くらい助けてもらったし笑わせてもらいました」とオダギリに感謝。
タイトル通りの“天使そのもの”と称賛した。
今までは共演経験はあるものの、がっつりの共演は初めてだと
いう池松とオダギリ。
お互いの印象について、兄役のオダギリは
「ステキでした。作品に誠意を感じられる役者、それを現場の
池松くんから感じることが出来た。
貴重な俳優だし、今後の日本映画を引っ張っていく逸材だと
思います」と絶賛した。
また池松は
「(撮影場所が)日本じゃないというのは初めて。石井監督
自身の歩みが映画に投影されていました。
丸腰で戦おうとしている監督の姿を見て、僕もちゃんと丸腰で
臨もうと思いました」と本作への意気込みも語った。
主演の青木 剛役を務めた池松は
「大胆でユニークで、あったかくてすこぶる優しい映画が出来た
と思います」と(コロナ禍で)公開できる喜びを噛みしめる。
オリジナルの脚本にも感動した様子で、
「とにかく、すぐにでも、どんなオファーが来てもこれを成立
させなければと思いました」と語った。
戸次は
「現実か虚構か微妙なラインを付いた作品ですが、基本的にはフィクションです。私が原因で
軋轢(あつれき)が生まれ解散危機に陥る場面シーンも出てきますが、あくまでフィクション
です!」と強調。
番組を見た妻で女優・市川由衣からは「あなたの好感度、だだ下がりよ!」と批判を浴びたという。
「『これはフィクションです!』」と声を張り上げて再度フィクションを強調した。
戸次は新メンバー募集のオーディションシーンを企画。思いがけないゲストの登場に注目。
また、ゲスト出演している吉田羊について、戸次は、
「変身モノの話で『女帝デロリアン』役で出演されていますが、僕ら5人組との仕事は初めて
なのに超ノリノリで演じられています」と絶賛していた。
安田は、
「無駄を省くことが大事とされる時代ですが、脱線や無駄を切り取ることで新しいジャンルが
出来た。5人のいろんな顔を見ていただけると思います」と番組をアピールした。
大泉は
「監督(堀切園健太郎、上條大輔)やカメラさんも豪華で、我々を知らない方も新しい映像世界
への扉を開いてみればいかがでしょうか…」と自信のアピール。
番組では、国民的グループを目指して瑛人とのコラボで楽曲制作をしたり、戦隊ものでコスプレ
をしたり、新メンバー募集のオーディションをしたりとさまざまな企画に臨み、5人ならではといった
爆笑のやり取りや“ぼやき節”もさく裂する。

[6月20日アップ]
取材・撮影 福住佐知子
WOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』は、
6月20日より毎週日曜23時放送・配信(9回)。
本作はTEAM NACSの結成25周年とWOWOWの開局30周年を記念した超ビッグ
プロジェクト。
TEAM NACSの出身地の北海道を盛り上げる応援企画でもあり、さまざまなプロジェクト
が満載。
豪華クリエイター陣が手掛ける各話がフェイクドキュメンタリータッチで描かれる。
北海道出身のTEAM NACS 結成25周年&WOWOW開局30周年記念プロジェクト
「がんばれ!TEAM NACS」の完成報告会見が都内で行なわれ、演劇ユニット・
TEAM NACSのメンバーの森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人が
集結して番組について語った。
音尾は
「ファン以外の人でも楽しめるのだろうか…」と心配しつつ、
「5人組で、北海道からやってきたお芝居の集団で、結成25周年という人たちが、どういう歩み
をしてきたのかな?というのをドキュメンタリーとして楽しんでいただければ…」とコメントした。
[6月12日アップ]

取材・撮影 福住佐知子
6月11日より劇場公開
TEAM NACSの5人が集結。是非とも5人そろったところを見てみたいと
雨にもめげず取材してきました。皆さん、会見には真面目に臨まれており、
期待の笑いが少なめでしたが、番組には笑いが満載。期待大ですよ。
===ライターのひとりごと===
オフィシャルサイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/teamnacs/
本作は名古屋市熱田を舞台に、映画『健さん』や『エリカ38』なども手掛けカメラマンでもある
日比監督の実話を基に描かれる3兄弟の運命の物語。
日比監督の役でもある長男・達也役を永瀬が、次男の章人役をオダギリが、三男の隆史役を
金子が演じる。
新型コロナウィルスの影響もあって、撮影から3年越しの公開となった。
他の共演者に、隆史の妻・真希役を真木よう子、達也の同級生・明美役を今井美樹が演じている。
映画『名も無い日』が初日を迎え、舞台挨拶に永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキ、
日比遊一監督が出席して公開の喜びを語った。この日の舞台挨拶は全国の劇場に生配信された。
日比監督は
「弟が死んで9年がたって、映画の構想に6年、撮影から3年が経ちました。多くの人たちの
支援でここまでつながりました…」と公開までの道のりを説明した。
「3人がいろんなことを受け止め演じてくれました。映画というものはお客さんに観ていただいて
完結するもの。公開出来て誇りに思うし、感動している」と語った。
撮影は日比監督の弟が孤独死した実家でも行われた。
劇中の最後に出てくる手紙も実際に弟さんが書いたものだそうだ。
金子は
「やっと公開されて、観ていただけるのが嬉しい。いろんな人の心に残ってくれると嬉しいです」と語り、
「2人のお兄ちゃんと久々に会えたのが嬉しい。撮影の時は甘えさせてもらいました」
と充実の撮影時を振り返った。
オダギリは
「自分が出来ることすべて、全身全霊で演じました」とコメント。
永瀬との共演については
「今まで映画俳優として憧れてきた人でもあったので、芝居を交わせる喜びがありました。
だからこそ最高のお芝居で応えようと思いました」と語った。
本作は実話がもとになっているとあり特別な思いがあった様子の永瀬は、
「待ちに待った公開日です」と初日に喜びをにじませる。
また、「この物語を映画にするのは監督にとって覚悟があったと思います。演じる役である監督が
撮影現場にいてくれることを心強く感じました」と話した。
東京や北海道に拠点を持ってスローライフを実践
している柴咲は
「正直に分析すると、心の声に正直に生きています。
協調性や社会に必要とされることも大切だけど、
自分自身が自分の一番の味方で、応援者で、
支持者でありたいと思うし、それでこそ自分が
生かされるのかな。これからも正直に生きていきたい
と思います」と自分の将来に夢を馳せた。
イベントの後半は紫舟が登壇し、北斎をイメージした作品で「大波」を描き出すライブパフォーマンス
を披露した。
作品を見て、柳楽は
「(映画のコピーにも使われている)『生き抜け』という言葉はこの(コロナ禍の)時代にすごく響きますし、
生命力を感じます」と感激した様子。
田中は
「生き抜く強さは人によって差があると思いません。みんな同じようにその力を持っていて、それが
うまく発揮できるかできないか。そこを考え続けなきゃいけないんじゃないかと思います。
この強さは間違いなく誰にでもあるはず。僕はそう思います」と語った。
本作は、最強の座を懸けOLたちが拳によるし烈な争いを繰り広げるコメディー。
一人のカリスマヤンキーが普通のOLたちの働く職場に中途採用されたことから、全国のOL
たちを巻き込む抗争が勃発する―。
「架空OL日記」で第36回向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞したバカリズムがオリジナル
脚本を書き、バカリズムとドラマ「かもしれない女優たち」シリーズで組んでおりPerfumeや
星野源、サカナクションなどのMVを手掛けている関和亮が監督を務めた。
悪魔のOL・安藤朱里役を演じた菜々緒は
「コーンロウをつけて毎日出社したことと、ロケ中に怒鳴り散らし、
週刊誌に撮られてしまったこと。あんどうあかりという名前
だったのに、“しゅり”と読み間違えて役名を変えてしまった
ことをお詫びします」と謝罪した。
また、印象に残ったセリフについて菜々緒は
「おめぇなんで私がピラティス行ってんの知ってんだよ!」
を挙げた。
カリスマヤンキーの蘭・永野の同僚を務めた広瀬は
「OLの仕事はすごく苦手でしたが、喧嘩がとても得意で日々
悪い奴らと喧嘩ばかりしていて本当に申し訳ありませんでした」
と謝罪。
また、印象に残ったシーンを聞かれた広瀬は
「ブチ切れて啖呵を切っているシーンで“便所バエ共!”という
セリフが印象的でした」と応えていた。
作品の完成報告もを兼ね“OLのイメージを著しく損ねたことを
謝罪する”という内容のイベント。
冒頭、主人公の田中直子役を務めた永野が
「映画とはいえ暴言を吐きつづけ、OLのイメージを大きく変え
てしまったことをお詫びします」と他のキャストたちと共に
深々と頭を下げた。
遠藤は
「とにかくこの姿をお詫びします」と派手なビジュアルをわびた。
遠藤は戦うシーンでは常に薔薇を持っており、必殺技でその
薔薇を使用するというのが自身のアイデアだということを披露した。
他の共演者たちも遠藤について「ビジュアルが1人勝ちしている」
とコメント。
また、今年還暦を迎えるという遠藤は
「いくつになっても、こんな突飛な役がもらえるのは嬉しいです」
とコメントしていた。
===ライターのひとりごと===

劇中衣装で登壇したキャストたち。まるで別人のように変身していました。
中でも遠藤さんのスタイルはまるでドラッグ・クイーン。
キャストたちの変身ぶりも笑って楽しめる作品です。

小池は
「史上最強のOL役ということで、迫力を出したいなと思い眉毛も
なくしてしまったことをお詫び致します」と謝罪。
また、深夜までかかった乱闘シーンの撮影では
「若者チームと比べると、部下たちがみんな倒れたように
寝ていて“歳か!”と思って、面白かったです」
と語っていた。
大島は
「こういう格好をして、こういう身なりなのに白湯を飲んでいます。
オーガニック生活をしています。ギャップがありすぎて申し訳
ありません」と詫びる。
大島のユニークな髪型は共演者たちにバカ受け。
笑いが止まらなくなる場面もあったそうだ。
川栄は
「更衣室での喧嘩のシーンでロッカーをボコボコにして申し訳
ありません」。
印象に残ったセリフについて川栄は
「人に向かって『タコ!』と言うシーン。初めて言ったのですが、
気持ち良かった」と強烈なセリフの思い出を語った。
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オフィシャルサイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/jigokumovie.jp/index.html
最後に永野が
「観ている方がとにかく笑顔になるようなコメディです。
いろんな世代の方に楽しんでいただける作品です。
楽しく観てください。笑って観てください」
と作品をアピールした。
また、印象に残った場面を聞かれ、
「バカリズムさんと階段ですれ違う
シーンの撮影で、テストと違う台詞を
言われ『まさかそう来るか…』と
笑いそうになったのですが、
NGを出さないように頑張りました」
とエピソードを披露した。
劇中でアクションシーンにも挑んだ永野は
「この格好(特攻服)をしているみなさんに囲まれるだけで、
逆に(OL姿の)自分が普通じゃないのかもという気がして、
体力よりも精神力の戦いでした」と撮影を振り返る。
クランクインする4~5ケ月前からトレーニングをはじめたそうだ。