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キム・ミンジョンはキャリアウーマン役、パク・ヒスンが組織暴力団員役で
参加しているのにも注目。

公開中の映画『作戦』のPRのための記者会見が都内で
行われ、主演のパク・ヨンハとイ・ホジェ監督が登壇した。

写真 左から イ・ホジェ監督、パク・ヨンハ

ちょっぴりふっくらした印象のヨンハだったが、優しい笑顔はそのまんま。
イ監督との仲のよさが伺える、にこやかな会見だった。
どんな人生にも一発逆転がある。平凡な人生から人生逆転をたくらみ、
株を学んだ男のマネーゲーム! その頭脳プレーを楽しんでほしい。

最後にヨンハは
「様々な作品を通じて変身した姿を見せていきたい。いろんな私をお見せ出来る―そういった作品を
選んでいきたい」と今後の豊富を語った。
そんなヨンハに監督は「パクさんは演技が出来る、幅が非常に広い俳優だと思います。特にいたずらっぽい
少年のようなところを活かして、次の映画はもっと軽いコメディでも挑戦できるのではないかと思います」と
メッセージを贈った。

何かで一発当てて、大金が入ったら何がしたいですか? との質問にヨンハは
「一生働かなくてもいいくらいの金額を稼ぐことが出来たなら島を一つ丸ごと
買いたい。そして、その島で私の王国を作りたい。王様になりたい! 」と
楽しそうに夢を語った。
監督は
「お金が私の生活を支配しないような人生を歩んでいきたいのが夢です」と
コメントした。

撮影現場での面白いエピソードを聞かれヨンハは
「思い出に残るのは監督に沢山いたずらをしたという事です(笑)。共演者みんなが
いたずらが大好きで、NGも沢山出しました」と楽しい現場だったことを明かし、
「監督とは映画の撮影中も撮影後もとてもいい関係を維持しています。人生の中で
いい知り合いが一人、または兄貴のような存在が一人出来たなと思っています」と
嬉しそうに語った。

見所のひとつ、ヒョンスが生きたまま埋められそうになった
シーンでは、ヨンハの要請でハードな場面になった。
ヨンハは「ヒョンスが実際に土の中に埋められそうになったら、
もっと切実に命乞いをしただろう考え、現実に近い雰囲気
を出そうと頑張った」と話した。
監督は、そんなヨンハの真面目さと役者根性を称賛した。

韓国初の株をテーマにした映画となったが、脚本も手がけたイ監督は、
金を稼ぎたい人間の感情を基本に、キャラクター中心で展開したという。
「犯罪グループが一発逆転を狙うと言ったような、『オーシャンズ11』の
ような映画が好きだ」とコメントした。

続いて、役作りについては
「前半は非常にナチュラルな演技をしなければいけなくて、とても大変だった」
と話した。プライベートの生活をそのまま反映してキャラクター設定を組み立てた
そうで、映画の前半でヨンハが着ている衣装の50%以上は普段家で着ている
ものだそうだ。

スクリーン復帰作となった『作戦』に出演してヨンハは
「久しぶりの映画で現場に慣れるのに少し時間がかかった」と前置きしてから、
出演を決めた理由を「主人公のキャラクターが魅力的で気に入ったことと、
全体的に緊張感が緩まないシナリオが気に入った。犯罪スリラージャンル、
重い素材も軽いタッチで描く愉快な映画だった」と語った。

本作で長編映画デビューを果たしたイ・ホジェ監督は、
「映画は初めてで、しかも日本での公開ということで非常に緊張して
おります。よろしくお願い致します」と挨拶。

「こんにちは!パク・ヨンハです。日本での映画公開は
初めての事で少し不安もありますが、よろしくお願い
致します」と笑顔で挨拶したヨンハ。

「冬のソナタ」のサンヒョク役でブレイクしたパク・ヨンハだが、
意外にも映画出演は今回が3回目、『憎くてももう一度』
以来7年ぶり。

一獲千金を狙い、株式市場に足を踏み入れたフリーター
のカン・ヒョンス(パク・ヨンハ)が組織暴力団員のファン・
ジョング(パク・ヒスン)の一党に対抗し、600億ウォン
(約44億円)の株をかけ勝負を繰り広げていく―。

1月16日(土)より 公開中

取材・撮影: 宮島一美
協力:福住佐知子

[1月23日アップ]


http://www.koshonin-movie.com/

すると陣内が「宇佐木玲子、かっこいいです。反町隆史、かっこいいです。
林遣都、かっこいいです。僕は普通です。ジェットコースターのような映画を
楽しんで」とジョーク交じりで映画をアピールして会場を笑わせた。

《画像クリックで拡大》

写真 左から 松田秀知監督、陣内孝則、米倉涼子、反町隆史、林遣都 

舞台挨拶の前に節分にちなんで豆まき
が行われ、ファンは大興奮

北九州空港の全面協力を得て、飛行機内のセットも作られ、
壮大なドラマが展開。ショッピングモールの大爆発も大迫力。

米倉は
「いよいよ始まります! スケールの大きな映画になって
います。敵がカッコイイです! 楽しみにしていて下さいね」
と観客に向けてメッセージを贈った。

松田監督は、米倉について
「魅力的な女性で、どんどん変化していくというか、
素敵な女性になったなと思います」と絶賛。
「すばらしい個性の俳優が集まり、息もつかせぬ
展開の面白い映画が仕上がりました。
皆さんにきっと満足していただけると思います」
と映画を熱くアピールした。

ムードメーカーの陣内は、
「米倉さんは林くんには優しいけれど、僕の話はいつも最後まで
聞いてくれないんですよ。話が長いとため息をついたり、スーッと
いなくなっちゃったりして…。僕にも優しくしてほしい!」
と語って笑わせ、場を盛り上げた。
続いて、「お金と労力をかけて壮大なスケールの映画に仕上がり
ました。アバターには負けていません!」と高いテンションで映画を
アピール。

林は、共演した米倉の印象を聞かれ
「僕は女優さんにこんなに優しく接していただいたのは
初めてなんです。プライベートでも何でも話せる方だし、
米倉さんに会うときはいつもワクワクします」と嬉しそうに
コメントした。

反町は「(交渉人は)テレビで拝見していたので、
映画に出させていただいて光栄です。
米倉さんをいかに困らせるかという役(敵)だった
ので、そのことに集中しました」と役作りについて
語った。

共演者の印象を聞かれた米倉は、
「反町さんは怖いんだろうなあと思ったら、超優しいんですよ。
林君は、すごくまじめな好青年なんです」とゲスト出演者たちを
称賛した。

タフなヒロインを演じた米倉が「ドラマの何倍ものスケールの大きい映画に
なっています。敵があまりにもカッコ良過ぎて、捕まってもいいかなと思って
しまいました。映画を楽しんでください」と挨拶。

本作は、米倉涼子主演の人気テレビ
ドラマ「交渉人」シリーズの劇場版。
警視庁捜査一課の交渉人・宇佐木
玲子が、ハイジャック犯と命懸けで
格闘する姿を壮大なスケールで描く。

映画『交渉人 THE MOVIE 
タイムリミット 高度10000mの
頭脳戦』
の特別試写会が都内の
映画館で行われ、
米倉涼子、反町隆史、林遣都、
陣内孝則、松田秀知監督が
登壇した。

2月11日(木・祝)より 公開

取材・撮影: 福住佐知子

[2月6日アップ]


オフィシャルサイト

舞台挨拶で宮アあおいが繰り返したように、
本作のテーマは「壁を乗り越える」。
いろいろ悩んで傷ついて、それでも立ち上がった芽衣子が
ラストに見せるライブパフォーマンスは圧巻だ。

http://solanin-movie.jp/

宮アは
「もう大人になった人たちも、映画の中の芽衣子たちと同じ気持ちを
過去に味わってきたと思います。今、“ソラニン”状態な人たちも思い
切り悩んで、壁にぶち当たって、乗り越えて行けるきっかけになったら
いいです」とメッセージを贈った。

《画像クリックで拡大》

井上芽衣子役を演じた宮アあおい

写真左から 近藤洋一(サンボマスター)、高良健吾、宮アあおい、
桐谷健太、三木孝浩監督

まだまだ夢はあきらめたくない、でも、現実の厳しさも分かりつつある。
そんな20代前半の若者の悩める心情がリアルに伝わってくる。

数多くの音楽PVやライブ映像を手掛け、本作で映画監督デビューを飾った三木監督は、
「誰もが経験する日常のささいな葛藤や悩みや痛みを描いた映画です。
一歩先に進むための糧になる痛みだと思うので、自分の記憶と照らし合わせ、
明日の一歩になるようなものを感じてほしい」とPR。

ラストシーンでは宮アあおいも見事なライブパフォーマンスを披露する。
「歌は今まで苦手だと思っていたので、人前で歌うなんてありえなかった。
この話を頂いたときは迷いましたが、いつまでも逃げていられないので飛び込んで
みることにしました。ライブがこんなに面白いと初めて知りました」
と劇中で見せる渾身のライブシーンについて語った。

ロックバンド、サンボマスターのベーシストとして
活躍する近藤も、
「会った日の練習からそれぞれ音に個性があった。
高良くんは歌声がいい。あおいちゃんのギターの
カッティングが男らしかった。一緒にバンドをやって
いて幸せだった」と充実した様子。
さらに近藤が「きり(桐谷)は、ドラムの練習が
ストイックで腕が日ごとに逞しくなっていった」と
明かすと、桐谷は「そこも見どころの一つ。もう
(腕が)ムキムキになってます」と応じ、笑いを誘った。

高良、桐谷、近藤は、将来の進路に悩むアマチュアバンド仲間を演じている。
劇中で披露される本格的なバンドセッションは見どころのひとつ。
演奏シーンを振り返り、桐谷は「音が重なり合う瞬間はとても気持ち良くて、
“ああ、この人たちとバンドをやっていくんだ”と素直に信じられた。互いに
個人的に練習し、爆発したものが音に入っているので何か感じてもらえたら
と思う」と力強くコメント。

登場するのは「やりたいことが見つからない」「やりたいことがあるのに前に進めない」
という若者たち。
その一人、芽衣子を演じた宮アは、「いろいろな仕事をする中で、次第に自分の
やりたいことや自分の出来る事、出来ない事が見えてきて、自分が何をしたいのか
分からず悩むことが多くなりました」と素直な心境を告白。
「でも、壁を乗り越えた先に何が待っているかワクワクする気持ちの方が大きいので、
この映画のキャラクターたちも壁を乗り越えた先にある何かをめざすのだと思います」
と爽やかな笑顔を見せた。

夢と現実の狭間で悩む若者たちの姿を描く青春ラブストーリー。
主人公は自由を求めて会社を辞めた芽衣子と、フリーターをしながらバンドを続ける芽衣子の恋人・種田。
先の見えない不安の中で同棲を続ける2人は種田のバンドデビューに将来をかけるが…。

浅尾いにおの傑作コミックを映画化した『ソラニン』の完成披露
試写会が都内のホールで行われ、宮アあおい、高良健吾、
桐谷健太、近藤洋一ら主要キャストと三木孝浩監督が
舞台挨拶に登壇した。

4月3日(土)より 公開

取材・撮影: 能登春子

[2月13日アップ]


オフィシャルサイト

http://www.percy.jp

主人公のパーシーを演じるのは、『3時10分、決断のとき』でクリスチャン・
ベイルの息子を演じたローガン・ラーマン(18)。
可愛いので、是非スクリーンで確かめて。

22日(月)には監督と主演のローガン・ラーマンが来日し、東京ドーム
シティー内にてジャパンプレミアが開催される。

続けて、「ユマが節をつけて台詞をゆっくりと言っているので、その雰囲気を
壊さないように、自然に演じることを意識しました。ユマの声が私の声みたいに
思ってもらえるのが目標です」と収録感想を語った。

木村が吹き替えを担当するのは、
見た者を石にする魔力を持つメドゥーサ。
(『キル・ビル』のユマ・サーマンが演じている)

同作は、ギリシア神話の登場人物が現代によみがえるという設定。

メドゥーサにちなみ、ヘビのぬいぐるみを持って
ポーズをとる木村

アフレコ収録初日の現場で、主人公をセクシーボイスで
誘惑するシーンを披露

(C)2010 TWENTIETH CENTURY FOX

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』はユマ・サーマンのほかにも
『007』のピアース・ブロスナンがケンタウロスを、『ロード・オブ・ザ・リング』
のショーン・ビーンがゼウスを演じるなど豪華キャストが出演。

最後に「この映画は映像も世界観もとても素晴らしくて
面白いので、 ぜひみなさんも楽しみにしていてください」
とメッセージした。

メドゥーサの目を見たもの全てを石に変えてしまうという
魔力については、
「私自身、石になりたいと思うことはありますけれど、
何かを石に変えたいとは思いませんねぇ」と語り、
石になりたいと思った理由を聞かれると、
「ドラマの撮影で違う日のセリフを覚えていって焦ったとき
かな」と明かし、キュートな笑顔を見せた。

アニメの吹き替えは『カンフー・パンダ』(2008)で経験済みの木村だが、
「実写は初めて。実際の女優さんに合わせて演じるのは、なかなか難しい
です。最初は年老いた魔女みたいになってしまって困りました。 大好きな
ユマ・サーマンが演じている役ができるということをとても楽しみに感じました」
と語った。

メドゥーサは、その華麗なる美貌を女神アテナから怨まれ、頭髪をすべてヘビにされてしまった女性。
その瞳で見つめられると、石になってしまうという恐ろしい魔力の持ち主でもある。
そんなメドゥーサについては、「映像を見ると、本当に髪の毛1本1本が、リアルなヘビになっていて、
とてもインパクトがあるんです。セクシーだったり迫力があったり、いろいろなことが求められる役ですが、
頑張ってみたい」と意欲をみせた。

木村は子供の頃から「ドラえもん」とか 、「モモ」や
「はてしない物語」で知られるミヒャエル・エンデの
物語が大好きで、将来の夢を聞かれたら「魔法
使いになりたい」と答えていたという。
だから、話が来たときは喜んですぐに引き受けたそうだ。

落ちこぼれの高校生、パーシー・ジャクソンは、ギリシヤ神話の神々と人間との間に生まれた
「デミゴッド」であることを知らされる。
全能の神ゼウスが持つ最強の武器“ゼウスの稲妻”が盗まれ、パーシーが疑われる。
ぬれぎぬを晴らし、さらわれた母親を助け出すために、 パーシーは仲間とともに敵と戦う旅に出る―。

全米でベストセラーとなった児童小説を実写化した
映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』で
女優の木村佳乃が、声優に挑戦。
都内のスタジオでアフレコ収録と会見に登場し、
映画の魅力について語った。

2月26日(金)より TOHOシネマズ六本木 他にて
全国ロードショー

取材・撮影: 宮島一美

[2月20日アップ]


オフィシャルサイト

http://www.disney.co.jp/

製作総指揮を務めたジョン・ラセターの下、新たな道を模索するディズニー2Dアニメの今後が
十分に期待できる作品だ。

このキュートな演出に感心しきりの監督たちは、
「スピルバーグやキャメロン監督もこの演出は不思議がるはず。2人が
魔法を解いて人間の姿に戻るには日本の多くの方がこの映画を見る
ことです」とノリノリでPRした。

ディズニー映画のプリンスとプリンセス姿で登場した2人。
梅田直樹が益若つばさの頬にキスをすると、2人共カエルの姿に
変身してしまうというイリュージョンを披露。

今後の手描きアニメの製作については「継続する」とうれしい答え。

クレメンツ監督は
「過去のプリンセスは受け身のタイプが多かったが、ティアナは活発で夢を持っている。
彼女の夢はプリンスを射止めることではなく、ニューオーリンズ1のレストランを開くこと。
ティアナは21世紀を代表する女性像で、現代の女性に共感してもらえると思う」と
仕上がりに自信を見せた。

しかし、実は、オペレーションマネージャーの一人がアニメーター用の特製デスク
を会社の命令に背いて倉庫に隠して保管していたという。

マスカー監督は「まさにおとぎ話だが、倉庫のドアが開き机を見た瞬間はまるで魔法
にかかったようだった」と当時を振り返った。

グリム童話『カエルと王子』に触発された物語は、2人が人間に戻るための冒険の旅を
軽快に描く。

2003年、ディズニーが伝統的な手描きによる
2Dアニメから撤退したとき、2人はディズニーを
辞めたが、3年後に2Dアニメの復活が決定され
ると、本作の製作のためにディズニーに復帰した
という経緯がある。

(写真 左からロン・クレメンツ監督、梅田直樹、益若つばさ、
ジョン・マスカー、ピーター・デル・ベッコ)

フルCG 長編アニメの人気に伴い、一時は撤退にまで追い込まれたディズニーの2Dアニメだが、
懐かしさと温かさが伝わる映像は手描きアニメの最大の魅力である。

会見には、日本にディズニーの魔法をかけるべく、魔法大使に
任命された人気カリスマモデル、益若つばさと梅田直樹夫妻が
映画の応援に駆け付けた。

クレメンツ監督は、
「次の手描きアニメは『クマのぷーさん』で、その後の作品もジョンと検討を始めている」
と明かし、「本作の製作では、学校を卒業したばかりの若いアニメーターたちが実力を
開花させるを目の当たりにした。私たちが偉大なアニメーターから受け継いだように
私たちも新しい世代に伝授していく」と力強くコメントした。

ディズニー初の黒人プリンセスとして注目されるティアナは、
ディズニー初のキャリア志向の女性でもある。

1920 年代のニューオーリンズで、レストラン経営を夢見るヒロイン、ティアナが、邪悪な
魔法でカエルに変えられた王子とキスをしたために自身もカエルに変身してしまう。

本作の製作で苦労したのは、「2Dから撤退したときにディズニーが2D製作用の机
や道具、画用紙などをすべて処分したため、一から新しく手描きアニメのスタジオを
構築しなければならなかった」とロン・クレメンツ監督。

共同監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツは
『リトル・マーメイド』『アラジン』『ヘラクレス』など、
大ヒット作を次々に手掛けた黄金コンビ。

2Dアニメとしては6年ぶりとなるディズニーアニメ映画
『プリンセスと魔法のキス』の来日記者会見が都内の
ホテルで行われ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督、
プロデューサーのピーター・デル・ベッコが登壇した。

3月6日(土)より 
全国ロードショー

取材・撮影: 能登春子

[2月27日アップ]


オフィシャルサイト

ジュードの来日は、映画『スルース』以来約2年ぶり。

映画『シャーロック・ホームズ』のジャパンプレミアが
東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ"で行われ、
レッドカーペットと舞台挨拶にジュード・ロウが登場した。

http://www.sherlockholmes-movie.jp

待っていたファンに手を振り笑顔で答え、「東京に戻って来られて嬉しいです。日本は外国で一番好きな
国かもしれません。今回はファミリーと一緒に来ました」と挨拶した。

爆発シーンや格闘シーンなど、アクロバティックなアクションを
たっぷりと盛り込んで、極上のエンターテイメント作品に仕上
げた。

3月12日(金)より丸の内ルーブル他にて
全国ロードショー

《画像クリックで拡大》

今まで見たことのないホームズとワトソンの新鮮なキャラクターと、
ふたりが窮地に追い込まれる巨大な陰謀のドラマに、ハラハラドキドキさせられる。
ぜひ、劇場で楽しんでほしい。

最後にジュードは
「とても誇りに思っている作品。もし気に入ったら、
また観に来てね(笑)! とにかく楽しんで!」
と観客に向かってメッセージを贈った。

ホームズ役のロバート・ダウニーJr.について
「僕が出会った人の中で最も面白い人だよ。
ホームズとワトソンの絆は深くて、一緒に仕事をして戦い、
一緒に住んでいる。まるで夫婦のよう。
言い合いやケンカもするけど愛し合っている。
公私にわたって、ロバートと友情が築けたことが僕にとって
一番素晴らしいことだったよ」とコメントした。
今回、息のあった相棒ぶりをタップリと見せてくれる。

全米ではすでに興行収入2億ドルを超える大ヒットを記録した本作。
ヒットの要因について聞かれたジュードは、「原作に忠実に描き、伝統を取り入れ、そこに新鮮な空気も
持ち込んだこと。この両方を取り込んだからこそヒットしたんだと思う」と語った。
さらに、「皆さんが気に入ってくれれば、続編もできると思うよ」と思い入れタップリに語った。

ジャパンプレミアでは、夜の6時30分、冷たい風の吹く中、レッドカーペットにジュード・ロウが颯爽と登場。
ジャケットの下の薄いTシャツから見える胸毛がセクシーさを強調。

同作はアーサー・コナン・ドイルの小説を映画化したもの
だが、今回のホームズは、天才的な推理で難題を解決
していくだけではなく、武術も得意という一味違った設定
になっている。
それも英国気鋭の監督ガイ・リッチーが映画化したという
ことでうなずける。

19世紀末のロンドンを舞台に、厚い友情と信頼で結ばれる
シャーロック・ホームズと相棒のジョン・H・ワトソンが大活躍を
繰り広げるミステリー大作。

[3月6日アップ]


オフィシャルサイト

http://uwasa-no-fusai.jp

取材・撮影: 福住佐知子

少し疲れ気味だったにも関わらず、「また日本に戻って来れて
嬉しいよ」と笑顔で挨拶。
“ラブコメの帝王”ヒューの来日は、『ラブソングができるまで』
以来、3年ぶり6度目となる。

ヒューの楽しいジョークを交えた軽妙なトークが続き、
笑いの絶えない楽しい会見となった。

今後どんな監督と仕事がしたい?との質問にヒューは、
「僕は、あまりあれこれと細かく決められると、緊張して
しまうタイプだから、マイク・リーやクリストファー・ゲストと
いった即興で作るのが好きな監督と仕事がしたいね」
と語った。

今回の映画の大部分はアメリカ西部の田舎が舞台となっている。
「今回はお気に入りのカウボーイハットをかぶって、熊と闘ったんだけど、楽しかったよ」
とアメリカの田舎生活を楽しんだ撮影中のエピソードを楽しそうに披露した。

日本のファンについての思いを聞かれ、
「日本の女性は、常に僕と僕の出演作に対して優しいよね。1987年の『モーリス』(ジェームズ・アイヴォリー
監督)なんて、本国(イギリス)では誰も見向きもしなかったけど、日本のファンだけは例外で、手紙が何百通も
届いたんだ」と日本のファンに対して特別な思いがあることを明かした。

妻役のサラ・ジェシカ・パーカーについては、
「僕はこの映画の撮影中、演技だけしていれば良かったんだけど、サラは他のことも忙しかったみたいなんだ。
彼女は映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』のプロデューサーの仕事もしていたし、家族の面倒も見ていたし、
いつの間にか双子のママにもなっていたし…ね。それにいつも携帯をカチャカチャといじっていたなあ」と、
撮影時の裏話を交えて、サラの印象を語った。

本作では浮気がばれ、妻に許してもらえない夫を演じているヒュー。
「経験から言わせてもらうと、浮気をするとその後で忘れられない大きな傷が
残る。どんなカップルでも絶対に口に出してはいけない言葉がある。
仲直りしたってどこかでストレスや嫌な思いが残るもの。浮気はしないことだね。
この映画は、ラブコメだからこそ仲直りできるんだから」とアドバイス。
続けて「女性は怒ると怖い。僕は暴力がニガテなんだけど、僕が受賞した
(英国アカデミー賞)のトロフィーで殴られたこともあるんだよ(苦笑)」と
驚愕エピソードを披露した。

ローレンス監督について「彼はいつも僕を笑わしてくれるし、僕の面倒もよくみてくれるんだ。
それと、僕達は世界観が暗いのも同じなんだ。“死”というものにものすごい執着がある。
彼は具合が悪いと夜中でも電話をかけてきて、「僕は、もう死ぬかもしれない…」なんて
言ってくるんだよ」と監督との相性のよさを披露。

本作でコラボしたマーク・ローレンス監督とは
『トゥー・ウィークス・ノーティス』、『ラブソングができるまで』を含め、今回で一緒に仕事するのは3回目となる。

夫の浮気が原因で破局寸前のセレブ夫妻が偶然
殺人事件に遭遇、殺し屋に命を狙われる破目に。
FBIの証人保護プログラムが適用された2人は、田舎町
での生活を余儀なくされる。
“別世界”での生活を通して徐々に気持ちを通わせて
いく2人の姿を描いたラブ・コメディ。

映画『噂のモーガン夫妻』主演の
ヒュー・グラントが来日し、
都内ホテルにて記者会見を行った。

3月12日(金)よりTOHOシネマズ有楽座他にて
全国で公開中

《画像クリックで拡大》

[3月13日アップ]


オフィシャルサイト

人を“切る”のが仕事のリストラ宣告人たちの
生き方を通し、人との“つながり”について問い
かけるヒューマンドラマ『マイレージ、マイライフ』
で、アカデミー賞助演女優賞候補となった
アナ・ケンドリックが初来日を果たし、都内で
記者会見を開いた。

http://www.mile-life.jp/

会見には石田純一が花束を持って駆け付けた。

本作では主演のジョージ・クルーニーを相手に、やり手の新人リストラ
宣告人ナタリーを存在感たっぷりに演じ、見事オスカー候補に名乗りを
あげた。

5本指の靴下

「効率性を重視するナタリーとは正反対ですが、ナタリーの
野心的な部分、どんなことにも立ち向かおうという姿勢は
尊敬できます」とアナ。
「自分の力を証明しようとするナタリーと同じように、私も
自分の出来る限りの力を証明しようと撮影に臨みました」
と笑顔で語った。

写真左から ビリー・サネス(アメリカン航空 広告・宣伝担当ディレクター)
石田純一、アナ・ケンドリック、テオ・パジオトゥリアス(アメリカン航空太平洋地区社長)

ミュージシャンのケヴィン・レニックがエンドロールに流れる
「UP IN THE  AIR」を披露。
50代でリストラを経験したケヴィンが「UP〜」で念願の
歌手デビューを果たしたことも話題。

本作は、『サンキュー・スモーキング』『JUNO/
ジュノ』のジェイソン・ライトマン監督の待望の
最新作。

ここで言うマイレージとは、“人と繋がっていない時間”のこと。
ライアンのように空虚なマイレージの数字ばかり増やしていないか。
しっかり地に足をつけて、大切なものを見つめてほしい。

劇中でジョージ・クルーニーが使用したキャリーバックを持って登場した石田が、
「大好きなジョージと同じ役で恐縮している」と語ると、「ジョージそっくりですよ」と微笑んだアナ。
石田が、長旅の疲れが取れるようにとアナに5本指の靴下をプレゼントするとアナは大喜びで、
原宿にショッピングに行ったエピソードを披露し「今日のベルトも原宿で購入したんです」と
気さくな一面を見せた。

敏腕リストラ宣告人のライアン(クルーニー)は、
私生活でもわずらわしい人間関係を断ち切り、
身軽に生きてきたが、ネットで解雇通知を行う
合理化案を発表したナタリーの登場で、
人との繋がりについて見つめ直す。

早速、オスカー候補の感想を聞かれると、
「夢が叶ったうれしさと同時に怖くてストレスがあります。私はこれまで
オスカー候補となった方々に対して、いろんな想像をしていましたから、
今、皆さんが私をそういう風に見ていると思うととても緊張します」と
素直な心境を語った。

現在24歳のアナは爆発的ヒットとなったヴァンパイア映画『トワイライト』
シリーズにも出演した注目株。

取材・撮影: 能登春子

3月20日(土)よりTOHOシネマズシャンテ他にて
全国ロードショー

[3月20日アップ]


オフィシャルサイト
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西原は映画化について
「感激です、皆さん役柄にぴったりです。漫画を
描いてて良かった!。 試写で2回観て、2回とも
泣きました」と映画版を絶賛しつつも、劇中
女性陣が男性器を指す言葉を連発するとあって
「下品でごめんなさい!」と頭を下げる場面も
あった。

菅野はロケ地での様子を「合宿のようでした」と語り、
「夏木マリさん(菅野の母親役)に食事に連れて行って
もらったりもしましたし、いつもと違うコミュニケーションの
取り方で、役作りににも影響がありました。」と撮影時を
振り返った。

http://www.nobara.jp/

写真左から 吉田大八監督、池脇千鶴、菅野美穂、小池栄子、西原理恵子 

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西原漫画の叙情的な描写が余すことなく再現された作品。
“どんな恋でもないよりまし”とたくましく生きる女性たちの姿がリアルに
描かれている。

最後に管野が、
「女同士でホンネを言うときは結構あけすけで、男性が“えっ!? ”って
思うような部分もあります。女のそういうところを愛している映画です。
どうぞ、楽しんでください」と映画をアピールした。

吉田監督は
「原作には漫画だから成立している描写がたくさんあって、映画にするときに、
入れたいのにあきらめなきゃいけない部分や、逆に足さなきゃいけない部分が
たくさんあって、ドキドキしながら作っていました」と思い入れタップリに語った。

原作者の西原が花束を持って登場し、監督と
キャストに手渡した。

役柄について小池は「私の回りにこんな子いるなと映画を身近に感じてもらえたら嬉しい」と語り、
池脇は「おばちゃんもいたり子供もいたり、みんな愚かで恥ずかしくって可愛いんですけど、そういうバカな
ところも笑ってやってください」とコメントした。

小池は「地元のお母さんたちが毎日、食事を作ってくださって、カツオとキビナゴが
おいしかった。地元のイタリア料理屋さんのシェフがカツオバーガーを差し入れして
くれたりもしました」と撮影時のエピソードを明かした。
池脇も「みんなでカツオ食べに行きましたね」と笑顔を見せた。

撮影は、約1ケ月にわたって原作者の西原の出身地である高知県で行われた。
役者たちは皆高知弁で喋っている。

春らしい黄色のワンピース姿で登場した菅野は
「去年の9月に1カ月たっぷり時間をかけて撮影した作品を、
今日披露することができて嬉しく思っています」と挨拶。
続けて、「この映画には、パワーがあって、恋に真っすぐで、
かわいくてこっけいな女性たちがたくさん出てきます」と
見どころをアピール。

本作はリアルな大人の女性の恋心を描いたドラマ。
菅野にとって『Dolls』以来8年ぶりの主演作となる。

映画『パーマネント野ばら』の完成披露
試写会が有楽町朝日ホールで開催され、
菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、
吉田大八監督による舞台挨拶が行われ、
原作者の漫画家・西原理恵子も花束を持って
駆けつけた。

5月22日(土)より 新宿ピカデリー他にて
全国ロードショー


[3月27日アップ]

オフィシャルサイト

http://www.s-island.jp/

スコセッシ監督はいつも撮影前に作品の参考になるクラシック映画の試写会を
行うそうで、本作ではヒッチコックの『めまい』等を見たという。
『めまい』は主人公が現実なのか幻想なのか分からない世界をさまようという物語
で、第2次大戦後の戦争や陰謀に対する恐怖が描かれており、妄想に囚われた
テディを演じる手掛かりになったようだ。
「映画作りで大切なのは、こうしたクランクイン前の勉強だ」とレオは熱く語った。

4度目の顔合わせとなるマーティン・スコセッシ監督に
ついては、「スコセッシ監督との仕事は常に驚きや学ぶ
ことがあり、映画の歴史を知るという素晴らしいおまけ
もある」と絶賛する。

いわくあり気な施設のスタッフや患者に加え、ディカプリオ
演じるテディも過去のトラウマに悩まされる謎めいたキャラ
クターとして描かれる。

レオ、35歳。渋い後姿

本作では従来の字幕版に加え、クオリティの高い日本語
吹替版も登場する。
様々な謎のヒントが仕掛けられた映像に集中し、知的な
謎解きゲームをじっくり楽しみたい人には(超)日本語吹替
をお勧めしたい。

「Who is Opt'67?」という謎のメッセージを残し、鍵のかかった部屋から忽然と
消えた女性患者。不気味な失踪事件を追うテディはやがてシャッターアイランドの
秘密に遭遇する―。

最後に
「10年間スコセッシと仕事をしているが、本作がキャラクターを作る上で
最も最後まで突き詰めた作品。物語は複雑でどんでん返しもあるが、
心を自由にして物語に乗ってほしい。すると最後に心に残る結末に辿り
つく。何も予備知識を持たずに見て欲しい。観るたびに違う意味がわかる
はず」とPRした。

また、崖から大量のねずみが発生する驚愕のシーンについては
「ねずみたちはプロ中のプロだったよ。しっかりトレーニングされていて、
ランチを食べに行き、戻ってくるときちんと定位置に着く。
そこにいろ、と言ったら絶対動かないんだ」と冗談交じりに明かした。

息詰まるアクションシーンも満載された本作で、撮影に苦労したのはハリケーンのシーンだという。
「2階分の高さのある送風機で風を起こし、放水するので相手のセリフが全然聞こえなかった。1週間
その状況で演じたが、まるでパントマイムをしているようだった。でも編集され音楽がつくと、ちゃんと相手
のセリフを理解しながら会話しているように見えたのはまさに映画のマジックだ」と興味深いエピソードを
明かした。

テディとの共通点について聞かれレオは
「出来れば無い事を祈っている」と笑いながらも、
「本作の素晴らしい点は一人の男が過去のトラウマに
対処していく過程を描く心理ドラマであること。人間を
描くことに長けたスコセッシ監督のベスト作の1本だ」と
語った。

1950年代、
絶海の孤島シャッターアイランドにある精神疾患の
犯罪者を収容する施設から一人の女性患者が
忽然と姿を消す。
ボストンの連邦捜査官テディ(レオナルド・ディカプリオ)
は捜査のために閉ざされた島へ乗り込む。

本作は『ミスティック・リバー』の原作者デニス・ルヘインの
本格謎解きミステリー小説の映画化で、原作はラストの
エピソード部分が袋とじで発売されたことで大きな話題を
呼んだ。

レオナルド・ディカプリオが最新主演作
『シャッターアイランド』のPRのために
3年ぶりに来日を果たし、都内で記者会見
を行った。

取材: 能登春子
撮影: 福住佐知子

4月9日(金)よりTOHOシネマズスカラ座他にて
全国ロードショー

[4月3日アップ]


オフィシャルサイト

http://www.beck-movie.jp/

米、英を代表する2組の世界的トップバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとオアシスによる
ダブル主題歌が決定。

楽器初体験のメンバーが多く、水嶋は睡眠時間を削って練習し、
それぞれも相当な努力をしたという。

ポッキーのCMで
人気急上昇中の忽那汐里

水嶋が演じる竜介の妹・真帆役で出演
みずみずしい演技を披露

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写真左から 
堤幸彦監督、忽那汐里、桐谷健太、水嶋ヒロ、佐藤健、中村蒼、向井理

そして、もともと原作のファンだったという堤監督。
「この映画の一番の見どころは、世代を超えてロックを楽しんでもらえること」と
アピールした。

映画『BECK』は音楽という絆で結ばれた若者たちの成長と友情を描く感動の青春ストーリー。
「月刊少年マガジン」で連載されたハロルド作石の人気コミックを、映画『20世紀少年』3部作の堤監督が
実写化した。

最後に水嶋が、
「僕らの想い、どういう姿勢で臨んだかを作品で見ていただきたい。原作者への
リスペクトを忘れず、原作ファンのことを常に思いながら取り組みました」と呼びかけて
会見は終了した。

そんなメンバーをそばで見ていた堤監督は、
「みなさん、血がにじむような努力をしてました」とキャストたちの努力を称えた。

ラッパーの千葉役の桐谷
「全力を注いで、全神経集中し爆発させています! すごい化学反応が起きてる
映画になっています」と作品を熱くアピールした。

ベーシスト・平役の向井
「最年長の役で色々と任されることも多かったですが、本当の最年長は桐谷さん
なんですよね。僕の役はやんちゃなところが多くて…(笑)」とコメント。

ドラムのサク役の中村は、
「(練習が)思い通りにいかなくてイライラしながら、家で毎日やっていました」と
苦笑しながら語った。
練習中にスティックが折れるというハプニングもあったそうで、いかに努力したかが
伺えるコメントとなった。

天性の声を持つボーカルのコユキを演じた佐藤
「いよいよという気持ちでワクワクしています。みんなで一緒に努力して、
青春しながら作ったこの映画を早く観てもらいたい」と笑顔で挨拶。
練習のためにいつもギターを持ち歩いていたという佐藤は、ギターを弾く
楽しさに目覚めたことを明かした。

まずは主演・南竜介役の水嶋が
「プレッシャーもありましたが、1シーン1シーン全身全霊で取り組み
ました」と挨拶。

火柱の出る派手な演出の後、
豪華キャスト陣が登場。

発行部数1500万部を突破した
ハロルド作石原作の音楽漫画を
実写映画化した『BECK』の
製作報告会見が東京・渋谷の
ライブハウスで行われ、
水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、
忽那汐里、中村蒼、向井理、
堤幸彦監督が登壇した。

取材/撮影: 福住佐知子

9月4日(土)より
全国ロードショー

[4月10日アップ]


オフィシャルサイト

http://www.titan-movie.jp/

神々の王ゼウスの息子として生まれながらも、人間として育った青年ペルセウスという役どころを演じているサム。
「また日本に戻って来られてうれしいよ!」と挨拶。
来日は映画『アバター』以来、約半年ぶり2度目となる。

見事な肉体作りの秘けつは? との質問がされると
「赤面してきたよ(笑)」と顔を真っ赤にして、大テレのサム。
「ビールを飲むのを控えたくらいだよ。僕は普段はイージー(なまけ者)
だけど、この映画は6カ月間ちゃんとトレーニングをしないと続かなかった。
監督はアクションが大好きだし、地獄のキャンプにも行かされたね(笑)。
ベストを尽くしたよ」とコメントし、まじめな性格をうかがわせた。

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『ターミネーター4』、『アバター』への出演で
ハリウッドの人気俳優の仲間入りを果たしたサム・ワーシントンが、
最新主演作『タイタンの戦い』を携えて来日し、
ルイ・ルテリエ監督と共に都内ホテルにて記者会見を行った。

映画『タイタンの戦い』はギリシャ神話を題材にしたアクション大作。
神と人間が共存する世界を舞台に、体は神、心は人間の男ペルセウス(サム)が
人類の危機を救うために戦いを繰り広げる。
劇場の大画面で、壮大なスペクタクルシーンを楽しんでほしい。

最後に二人は、日本で本作がGW時期に
公開されることにちなんで
「この映画を観てゴールデンタイム(楽しい時間)
を過ごして下さい。家族みんなで楽しんで!」
と日本のファンへ向けてメッセージを贈った。

作品選びの基準について聞かれたサムは、
「自分が見たい映画かどうかで選んでいるだけ。次の映画も自分がお金を
払って見たいかどうかで決めるよ」と語った。
3D映画への出演が続いているサムだが、「俳優の仕事としては(2Dでも
3Dでも)同じ。3Dは観客を全く違う世界へ連れていくツールだけど、映画と
いうのは現実を忘れて旅に連れていくものでもある。そのためには物語や俳優、
キャラクターが強くなくてはいけないんだ」とコメントした。

本作で全能の神・ゼウスをリーアム・ニーソン、野心を秘めた冥界の神・
ハデスをレイフ・ファインズが演じているが、この2人との共演についてサムは、
「名優といるときは僕は黙って、ただ彼らの言うことを聞くだけでいいんだ。
長年の俳優経験の中で、彼らが身につけてきた振る舞いは“マスタークラス”
というにふさわしいもの。演技レッスンを受けているような感じだったよ」
と撮影時を振り返った。

すると、隣のルテリエ監督が
「サムは謙虚だよね。彼を起用したのは体形とかじゃ
なくて、強い心で役そのものに成り切ってくれるから
なんだ!」とサムを称賛。
実際に爪がはがれるというアクシデントもあったことも明かした。

女性客にとってのこの映画の見どころは? という質問にサムは
「ドレスのような衣裳を男性陣が着ているところは全て、見どころだね(笑)。
(スカートの)丈をできるだけ短くして、チキンのような足を見せているよ(笑)」
と笑顔で答えた。

本作は1981年に製作された同名映画のリメイクで、
ギリシャ神話をベースに人間と神々の戦いを描くアドベンチャー・アクション。

取材/撮影: 福住佐知子

4月23日(金)より丸の内ピカデリー他にて
全国ロードショー

[4月17日アップ]


オフィシャルサイト

メガネがないと何も見えないほどと
いうサムは、メガネをかけて登場

http://bushido16-movie.com/

北乃は、「以前ボクシング映画(『ラブファイト』(08))で、やり切ることができずとても後悔した
ので、今回は悔いが残らないようにやるだけやりました」とコメントした。

まずは、MiChiが主題歌「Together again」を披露。

写真左からMiChi、成海璃子、北乃きい

成海は
「磯山が西荻と出会ってどう変わっていくのかを観てもらえれば」と
見どころをアピールした。

試写会に招待された剣道ガールズたちと一緒に写真撮影

実力も人気も兼ね備えた若手女優二人のW主演。
二人の演技に加え、手にも足にも血マメができるほど剣道の稽古に励み、
撮影に臨んだという竹刀捌きにも注目してほしい。

最後に北乃が
「剣道映画なんですけど、青春映画だと思っています。
10代の人には、こういう友だち関係もあるのかと気づいてもらえると嬉しい。
大人の人も、学生時代を懐かしみながら観てもらえると思います」とコメント。

お互いの印象について、成海は
「西荻役がきいちゃんだと聞いて
『よっしゃ、来た!』と思った」と語り、
北乃は
「原作を読んで、璃子ちゃんこそ
磯山だって違和感なく思えた」と
お互いにエールを送っていた。

苛酷な訓練について成海は、 「苦労は楽しいこと、でも結構泣きましたね。撮影前にひざを
痛めてしまって、すごく焦ってしまいました」と振り返った。

この日、「花粉(症)で声が変ですいません」
というちょっとセクシーヴォイスの北乃は、
「天真らん漫で表情がコミカルな役柄なので、
オーバーなお芝居を心がけました。年下の人
よりもテンション上げるようにしました」と話し、
「本読みのとき、(成海さんが気合を入れる)
声を聞いて磯山だ!と思いました」と語った。

成海と北乃は今回が初共演。
今まで天才肌の役が多かったという成海は
「(自身の役柄の)磯山は普通の人間、
だからこそ絶対にやりたいと思いました」と
告白。

MiChi は「夢に向かって頑張っている時にはいろんな
出会いがある。
その人がいてくれたおかげで夢に辿り着けることが多い
と思うのですが、 そういう運命の出会いに感謝する気
持ちを込めました」と歌の世界観を説明し、
映画については「ユーモアのセンスがツボにはまり、メチャ
クチャ面白かった。2人が演じる正反対のキャラを見比
べて、自分はどちらだろうと思いながら見ていました」と
感想を述べた。

本作は、剣道に青春をかける少女たちの成長を描いた青春映画。
『ロボコン』『ホームレス中学生』の古厩智之監督がメガホンを取った。

同時に、
人気アーティストのMiChiが
主題歌「Together again」
を披露した。

誉田哲也原作の青春小説を
映画化した『武士道シックスティーン』
の完成披露試写会が都内ホールで
開催され、
主演で共演した成海璃子(17)と
北乃きい(19)が劇中で着用した
胴着姿で登壇した。

4月24日(土)より テアトル新宿他
全国公開中

[4月24日アップ]


オフィシャルサイト

http://www.wolfman-movie.jp

1年ぶり3度目の来日となるデル・トロだが、単独で会見に臨むのは初めて。
過去2回の会見では雄弁にPRする監督の傍らで、穏やかな口調で質問に答える
シャイな姿が印象的だった。

本作の製作ではクランクイン直前にマーク・ロマネク監督が降板し、新たに
『ジュラシック・パーク3』のジョー・ジョンストン監督が起用された。

デル・トロは全身特殊メイクを施して恐るべきウルフマンを熱演。
特殊メイクの第一人者リック・ベイカーが手掛けたリアルな
ウルフマンの特殊メイクも見どころだ。

取材・撮影: 能登春子

脚本は『セブン』のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー。
名優アンソニー・ホプキンスが不気味なローレンスの父を重厚感たっぷりに演じている。
デル・トロが多彩な才能を集め、渾身の力を込めて21世紀に蘇らせた『ウルフマン』。
その恐怖と衝撃はぜひ劇場で味わってほしい。

今回も穏やかな雰囲気はそのままだが、デジカメを持参し、大勢の報道陣が集まった
光景を記念に撮影するなど、お茶目な一面も披露。
また、司会者が質問終了をアナウンスすると、「ずっと手を上げていたあの2人の記者
にも質問させてほしい」とデル・トロの要望で質問タイムを延長。
会見では、穏やかで気さくで心優しいデル・トロの人柄に触れることができた。

ロマネク監督の降板理由はスタジオとの問題で詳細は分からないそうだが、
「ジョンストン監督が起用された後は順調に進み、この弊害によって舟が
沈没することはなかった」と詩的な表現で困難の製作を振り返った。

「ロマネク監督の構想したものは完成した作品とかなり違い、より心理的で
ダークだった。ローレンスは怒りを抱いた若者として描かれ、ウルフマンに
変身する前にすでに野性的で獰猛だった。
ジョンストン監督は分かりやすい物語にした。
気の良い若者が運命のいたずらによってウルフマンに代わってしまうという
ジョンストン監督のアイデアも気に入ったよ」と説明した。

リックとの仕事について、「まさに愛憎関係だった」とデル・トロ。
「撮影の朝はリックのことが好きだ。メイクの過程を見るのも
楽しかった。でも、夕方、メイクを取る時は本当に彼を憎んだよ。
特殊メイクは着けるのに2時間、取るのにも2時間かかり、
撮影が終わって皆が帰った後も居残ってメイクを取らなければ
ならなかったんだ」と撮影時を振り返った。
そんな苦労の末に完成した特殊メイクの感想については、
「家の犬に似ていると思った」と語って笑わせた。

アップデートした部分については、
「まずはカラーにしたかった」とジョークを交えながら、「もっと過激で現代風にアレンジし、若い観客やオリジナルを
観たことのない人にも観てもらえるようにしたかった。
そのためにプロデューサーとしてトップクラスのスタッフを集めた。
まず、脚本をアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーに依頼した。彼は父と息子の関係を改良し、ラブストーリーを
オリジナルよりも広げた。しかし、狼男を殺すには銀の玉しか使えないなど原作に忠実な部分も残されている。
原作を再発見するという気持ちからこの映画を作った」と熱く語った。

悲劇のウルフマンを演じるデル・トロは、数ある古典モンスターの
中から「ウルフマン」を選んだ理由について、
「1941年にオリジナルが製作されて以来、70年間リメイクされて
いなかった物語をもういちど称え、アップデートしたかった」という。

19世紀の英国。人気俳優のローレンスは兄の行方不明の知らせを
受け、25年ぶりに故郷ブラックムーアの村へ戻る。
無惨にも殺されていた兄の死の真相を探るローレンスは、満月の夜に
現れた伝説の殺人鬼ウルフマンに襲われてしまう。
そして、ローレンスもまた満月の夜に獰猛なウルフマンへと変貌する宿命
を負わされる…。

ユニバーサルの名作古典ホラー映画『狼男』をリメイクした
『ウルフマン』が好評公開中だ。
主演と製作を務めたベニチオ・デル・トロの来日記者会見を
レポートした。

4月23日(金)よりTOHOシネマズ日劇他にて
全国公開中

[5月1日アップ]


オフィシャルサイト

http://www.senpai.info

旬な2人の魅力がふんだんに詰まった初々しいラブコメディーに仕上がっている。

金田はぶっ飛んだ先輩をコミカルに怪演、体当たりでコメディー
に挑戦する川島海荷も微笑ましい。

また、耶麻子の唯一の友人で恋のライバルになる根暗の喜久子を演じた児玉は、
「どうやったら暗く地味でオカルトっぽく見えるか考えながら演じました。金田さんにはキモイと言われました」
と苦笑いしながら語った。

上映前には、CMと映画に関するトークセッションが行われた。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』など、大人気アニメを演出・監督した
山本寛は本作が実写監督デビュー作。
シナリオに惚れ込み、自ら監督したいと売り込んだという山本監督は、
「キャスティングした段階でハマったという確信があった」と自信たっぷり。
「青春の甘酸っぱさを耶麻子の目線に立って描いたつもり。男子にも
耶麻子と同世代の女子にも見て欲しい。身につまされる描写もあるが、
それも含めて共感してほしい」とPRした。

映画では九州の小さな島に転校してきた16歳の女子高生・西表耶麻子の初恋を巡る騒動がユーモアたっぷり
に描かれる。
ウブな耶麻子はなぜか彼女のキューピットになろうとする“優しくない先輩”に振り回されてしまう。

パネルの金田(はんにゃ)とツーショット

写真左から 山本寛監督、入江甚儀、川島海荷、児玉絹世

同作は川島海荷が2年連続でCMキャラクターに起用された
「カルピスウォーター」とのコラボ企画で、川島はCMと映画で
甘酸っぱい恋物語を演じている。

生まれつき体の弱い耶麻子はウブで可愛いけれど、ちょっぴり
シュールな人生観を持つ女の子。
ウザくて、キモイ“優しくない”先輩の大迷惑な初恋大作戦の
果てに耶麻子がどう変わるのか。

耶麻子が恋する爽やかな南先輩を演じる入江は、
「KYな僕とはとても離れている役です。性格も三枚目だし…」とコメント。

ラブコメディー初挑戦の感想について、
「一番大変だったのは金田さんが相手役だったこと。2人のシーンはとてもアドリブが多くて反応するのが
大変でした」と川島。
耶麻子について、「純粋に恋に憧れる女の子らしい女の子。私は耶麻子とは違い、さばさばした性格
ですが、撮影中はプライベートも耶麻子になってました。耶麻子は妄想がすごいので私も少し妄想して
ました」と笑顔でコメントした。

その後、『私の優しくない先輩』の共演者、入江甚儀、児玉絹世、山本寛監督が
登壇し、川島と共に賑やかなトークセッションを繰り広げた。

同CMには映画でW主演を務める金田哲も怪しげな男子役で
出演しているが、仕事の都合で会場に来られなかった金田は
VTRで登場。
「海たんとは映画の撮影の時から息がぴったりでCM撮影もスムーズに
行きました。カルピスウォーターは海たんにぴったり」とハイテンションで語り、
「金田にピース!」と弾けんばかりの笑顔で叫んで、会場の笑いを誘った。

カルピスウォーターを持って登場した川島海荷は、
始めに4月から放映中のカルピスウォーターの
新CM『初恋実況 あいつのボトル』篇について、
「気になる男の子とちょっとだけ話せたときの表情
を想像しながら演じました。CMを見て、青春を
思い出したり、感じてほしい」と元気一杯にPR
した。

キュートな魅力で人気急上昇中の女子高生
女優・川島海荷と、今やアイドル並みの人気
を誇るお笑いコンビ・はんにゃの金田哲がW主
演を務めるラブコメディー『私の優しくない先輩』
の完成披露試写会が都内ホールで行われた。

取材・撮影: 能登春子

7月17日(土)より 新宿バルト9他にて
全国ロードショー

[2010年5月8日アップ]


オフィシャルサイト

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