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 ドリームガールズ
 檸檬のころ
 さくらん
 龍が如く
 ディパーテッド
 幸せのちから
 夏物語
 あなたを忘れない
 神童

シネマプレイスの生撮りスター情報はオリジナル写真を使用し、タイムリーな映画情報をお届けしています

(福住佐知子)

本作で、ピーター・フォンダが悪魔役で出演し華をそえているが、撮影現場にバリバリと音をたて、さっそうと
バイクで乗りつける姿を目撃した監督は、「かつてのイージーライダーそのままだった」と、エピソードを楽
しそうに披露した。
「アメコミヒーローの役はこれっきりです」というケイジだか、悲しみをたたえた青い目のケイジにこの役は
ぴったり。幼い頃はアストロボーイ(鉄腕アトム)を観て育ったというケイジはお茶の水博士の役をやりたか
ったそうだ。
悪魔に魂を売り渡す事が自分にもあると思うか?という質問に、「僕は悪魔に魂を売る
事は無いと思う」とケイジ。「人生において考えてみると、映画作りにこそハートと魂
を注ぎ込んでいるので、しいていえば映画に魂を売ったといえるかな」と語り、監督は
「愛のためには犠牲を払ってもいいので魂を売り渡すかもしれない」と語った。
以前にティム・バートンとコラボを組み、スーパーマンを演じるという話もあったケイジ
だが、本人は「ポップでスピリチャルな世界を描いているゴーストライダーのほうが僕には
合っている」と明言。監督はケイジのファンでもあり、「彼(ケイジ)は自分を恐れない。
冒険心を常に持っている」と称賛。
どんな役もこなすケイジだか、「僕は演技というものの生徒だと思っている。常に新しい
ジャンルに挑戦して学んで行こうと思っているんだ」と語った。
本作ではケイジがライダーに変身するときの表情が見所の一つ。炎に燃え上がるドクロは
衝撃的。自身でその姿を見てどう思ったか聞いてみると、「大好きなシーンです。最初は
狼男に変身するシーンをイメージしていたのですが、エクスタシーの時の顔や痛みを感じ
る時の顔、色々な表情をすべて撮って、シーンを振付け、まるでダンスを振付けるように
撮られました。オペラを作る、音楽を作る、そんな過程を経験しました」
監督も「変身のシーンは重要なキーとなるシーンで、最初は痛みを中心に考えていたが、
喜びも入れることで、より深みのあるシーンになった」と語った。
病気の父を救うために悪魔のメフィストに魂を売ってしまった
男の哀しみと正義に燃える姿を描いた本作は、2/16に全米
で公開されるやトップに躍り出る大ヒットになっている。
『ナショナルトレジャー』以来、2年ぶりの来日となったケイ
ジは「皆さんに会いたかったです」と挨拶。
『リービング・ラスベガス』を観て以来ケイジの大ファンという、自称“和製ニコラス・
ケイジ”を名乗るモト冬樹がゲストで登場。
ゴーストライダーのコスプレ姿で登場し、会楊を大いに盛り上げた。
「哀しげで影のある感じがたまらない」とケイジにラブコール。「『フェイス/オフ』で
あなたがボートの上でジョン・トラボルタに首を絞められるシーンの顔が僕にそっくりな
んです。ゴーストライダーに変身した後、あなたの表情が見えなくなるのが残念(顔がド
クロになってしまうので)です」と熱く感想を述べた。


ケイジも「いいジャケットだね。似合っているよ」と、モト冬樹の姿を見て上機嫌。
「次回は共演しましょう」と楽しそうだった。


公開は3月3日のひな祭り。ケイジは「すべての女性に観て欲しい」とメッセージを送った。
怖い映画だけれどユーモラスなシーンもだっぷり盛り込まれている。バイクが、停めた車
やヘリコプターの上を飛ぶシーンは大迫力。炎に燃え上がるバイクも是非、劇場で観て欲
しい。
アメリカの人気コミック『ゴーストライダー』が映画化され、
主演を努めたニコラス・ケイジがマーク・スティーブン・
ジョンソン監督と共に来日し、1月21日都内ホテルで
記者会見を開いた。

3月3日 日比谷スカラ座他ロードショー


(福住佐知子)

取材陣に投げキスをプレゼント

他の共演者については「ジェイミーは明るい
人でピアノをよく弾いてくれて、エディはと
ても物静かな人でした。共演者の皆さんから
とても優しくしていただきました」
映画の中でたくさんのウィッグをかぶるのが
うれしくて、「全部かぶって写真に撮ったの」
と話すジェニファーのキュートな笑顔が魅力
的だった。
782人の中からオーディションで
エフィー役を満場一致で勝ち取っ
たジェニファーは「とにかくこの役
がものすごく欲しかったのですごく
うれしくて、今もうれしくてたまら
ない」ビョンセとの共演についても
「ホントに夢が叶いました。彼女か
らは多くのことを学びました」と
興奮気味に語った。
ブロードウェイで大ヒットした本作を映画化するのに初演から25年も経っている。
「映画化に時間がかかったのは権利を持っていたデビット氏が“ミュージカルを汚し
たくない”という強い思いを持っていたためで、ビルという監督を得たおかげでやっ
と許可を得る事が出来た」とマークプロデューサー。
豪華キャストの共演も話題になっているが、「この映画はとにかく素材が良くないと
いけなかった。最初にジェイミーが出演を快諾してくれ、エディーは“映画の中で歌
ったり踊ったりした事が無いから、最初のうち観客が僕だと気付かないといいな”と
言ったのを聞いて“やっぱりジェームス役は彼だ!”とビルと二人で確信したんだ」
とマークプロデューサー。
「私が気をつけた点は、ストーリーの中で急に歌が始まっても自然で話の流れを止
めないようにすることだった。『シカゴ』での経験が役に立ったよ」とコンドン監督。

映画では大人っぽい雰囲気を漂わせていたジェニファーだが素顔の彼女は25歳、
まだあどけなさの残る笑顔で「日本にこられてうれしく思っています。招待してくれて
有難う」と挨拶。
ジェニファーはアメリカの人気TV番組「アメリカン・ドリーム」から歌手デビューを果たし、
その歌唱力は保証済み。初経験の演技について「初めての経験で大変でした。
演じながら歌うということで本当に苦労しました。まずはエフィーという人物について
よく知ろうとし、60年代のことを学び、モデルになっているシュープリームスのことも、
よくリサーチしてから撮影に臨みました」役柄との共通点については、「エフィーと私
は、同じような道のりを歩んできた来た事が共通しています。それと自分に自信を
持っているということ」彼女の驚異の美声は、“何のレッスンも受けていません。
神からの贈り物”だというから、なんともうらやましい。
ジェイミーが聞いて涙し、ビョンセが「私の歌だったら良かったのに」と嫉妬した、
ジェニファーが心を込めて歌う「And I Am Telling You I'm Not Going」
を聞くと、まるで魔法にかかったような大きな感動と涙に包まれる。この
曲を聴くためだけに観ても価値有り!の超オススメ作品。
第79回米アカデミー賞に最多の8部門でノミネートされ、大きな
注目を浴びているミュージカル映画『ドリームガールズ』(女性コ
ーラス・グループの栄光と挫折を描いた感動のエンターティンメント
作品)のプロモーションのために、ビル・コンドン監督(『シカゴ』の脚
本でオスカーを受賞)、ローレンス・マークプロデューサー、本作の
エフィー役でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされているジェニ
ファー・ハドソンがそろって来日し、2月14日に渋谷のライブハウス
で記者会見を行った。

2月17日 日劇3他ロードショー



左から 林 ・ 谷村 ・ 榮倉 ・ 柄本

(福住佐知子)

青春の光と影、人の数だけ初恋もある。青春時代を彩る大切に
したい思い出の数々。
すべてがきらめいていたあの頃を思い出して観てみよう。
柄本はチャリ(自転車)に乗っていて好きな子に話しかけたら
(チャリを)蹴られた事があると話した。
4人とも映画のような素敵な想い出はまだ経験した事が無
いと話し、「この映画で経験させてもらえました。まだまだこれ
からです」と笑顔を見せた。
それぞれの甘酸っぱい初恋の話は残念ながら今回は聞か
れなかった。
榮倉「谷村さんと林さんの物語は青春の甘酸っぱさがギュッと詰まって
いてすごく可愛かったです。現在の話ですが、どこか懐かしいようなお話
になっています」
谷村「めずらしく明るい役柄だったので、皆さんとも楽しく撮影することが
出来ました。誰もが経験した話が描かれています。たくさんの人に観て
いただきたいです」
柄本「純粋な青春映画です。楽しみに観てください」
「すごく緊張しました。いいものになったと思うし、楽しかったし、いい
思い出になりました。タイトルどおり、檸檬のような甘酸っぱい映画です。
観た人はきっと感動すると思います」
監督「現場で役と役者さん本人が寄り添っていくのを日増しに感じる
事が出来ました。役が役者さんに吸収されていくのを見ていて、楽しか
ったです。ドラマチックで可愛く出来上がった作品を観て、これが私の
“理想の青春”だと思いました。理想とは、カッコイイことではなくて、
カッコ悪くても走れることだなと思いました」
映画の見所や撮影中のエピソードについても話してくれた。
谷村「それぞれが恋をして、もがいて苦しんでいく姿を観てほしい」
榮倉「いろんな青春があるので自分に当てはめて観てもらいたい」
柄本「ピッチャーの役なのに、ボールを投げるシーンが余りにお粗末
    だったので印象に残っている」

榮倉は自転車に石田法嗣と二人乗りするシーンで石田に“重い”
と普通に言われてしまい、ちょっと気にしていた。
谷村は林のバンド練習をリハーサルから見ていて感動したのが印
象的だったと話した。
映画初出演で主題歌も作曲し歌っている林は、自宅で姉や妹を相手にセリフの猛
練習をしたそうで、「家ではいけるぞ!と思ったのに本番ではそうは行かなかった」と苦
笑しながら話した。演技の難しさを体験したようだ。
文化祭の舞台に立つシーンで多くのエキストラの前で歌ったのが気持ち良かったそうで、
印象に残っていると話した。
誰もが経験する青春時代の甘酸っぱい想い出。
爽やかで、胸がキュンとなる珠玉の青春映画が
誕生した。
原作は24歳、豊島ミホの同名小説。脚本・監督
は本作が長編初監督の岩田ユキ。
2月6日に都内ホールで開かれた完成披露試写
会での監督と主要キャストによる舞台挨拶と囲み
取材をレポートした。
この日登場したのは榮倉奈々(『僕は妹に恋する』)、谷村美月(『リアル鬼ごっこ』)、
柄本佑(『夜のピクニック』)、林直次郎(兄弟デュオ 平川地一丁目)と岩田監督の5人。

3月下旬、渋谷シネ・アミューズ他春休みロードショー


ベルリン国際映画祭出品の快挙については、「プロデューサーに2時間以上説明さ
れて、すごさが分かった(笑)」と、蜷川監督。「すごさはよく分からないけど、ベルリン
でおいしいものを食べてくる」とアンナ。事の重大さをあまり実感していないふたり。
「着物を着て、日本の代表として行ってきます」と笑顔で口を揃えた。
「今までの人生は、ここにたどりつく為のものだった、と思えるくらい自分を出し
切った」と蜷川監督は映画にかけた思いを語り、土屋は「日本の美しさや和
の素晴らしさを伝えたい。日本を忠実に描いているので、この映画を見て日
本をさらに好きになってほしい」と観客にメッセージを送った。

(能登春子・福住佐知子)

「とりあえず、かましてきます!」と余裕(?)の蜷川と、「美しい映画だと思います」とマイペースのアンナ。
どんな結果を持って凱旋してくれるか楽しみに待ちたい。
きらびやかな衣装の数々と画面から溢れ出る色彩の世界、椎名りんごの音楽も見事にこの世界にマッチ
ングしている。楽しんでご覧あれ。
「現場ではスタッフから“ぶっ殺すぞ”というのが“おはようございます”という意味だと教
えられた」と蜷川監督。もちろん、これはスタッフのジョークだが、「荒々しい環境に驚
きつつも、とても楽しかった」と初監督の思い出を振り返った。
蜷川監督と土屋アンナは8年来、ベストな友好関係を築き上げていて「アンナ」、
「美花ちゃん」と呼びあう仲。
「美花ちゃんは普段と違う私を見てくれて、撮ってくれる人」とアンナが言えば、「アンナ
は美花ちゃんだからやる!と言ってくれて、嬉しかった。アンナはいつも違った顔を見せ
てくれる。今回の撮影でも知らないアンナをいっぱい見たよ」と蜷川監督。お互いの
才能を十分理解し、認め合っているふたりならではのコメントが聞かれた。
土屋は共演の安藤政信とのエピソードを披露。おしゃべりな土屋は、安藤によく話
しかけ「お前みたいにうるさいのは、3か月に1度でいい」と言われたとか。これを聞い
た蜷川も「安藤くんとアンナちゃんはとても仲が良く、いつもどっちが早く現場に入る
か競争していて、まるで幼稚園児みたいだった」と笑わせた。
安野モヨコ原作の人気コミックを世界的フォトグラファーの蜷川実花が初監督し、主演の花魁
(おいらん)―きよ葉・日暮を土屋アンナが演じた、日本映画『さくらん』。
今をときめく女性クリエーターたちが結集し、吉原遊郭の世界を艶やかに色づけた本作品は、
新感覚ムービーと呼べる見事な出来映えで、日本映画で唯一、本年度の第57回ベルリン
国際映画祭の「特別招待部門」に正式出品されるという栄誉に輝いた。
1月30日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われたベルリン映画祭への出陣会見と完成披露
試写会での舞台挨拶をレポートした。

3月3日、全国拡大公開ロードショー

2月24日、関東ロードショー


(福住佐知子)

三池監督

サエコ

岸谷五朗

塩谷瞬

コン・ユ

主演:北村一輝(桐生一馬)

ゲームをよりスケールアップ、個性的なキャラクターによるドラマチックな群像劇
アクションを是非劇場で楽しんで。
ゲームを知らない人も大いに楽しめる映画。桐生と真島の死闘シーンでは
一瞬たりとも目を離せない。
後でコン・ユさんの黄色い声援をどう思われますか?と聞かれた
北村は「ボクは声援と言うよりはむしろ罵声を浴びる方なので(笑)、
スゴイなと思いました」と感心していた。
「大人よりはむしろ若い方たちに楽しんでもらいたい」とコメントし
た三池監督。
悪役の真島吾朗を演じ、強烈な印象を残している岸谷五朗
は「キャラクターが出来上がっているのを生身の俳優が演じると
いう事はとても難しいことですが、非常にノッて演じる事が出来
ました。特に見て欲しいのは横ワケ(髪型)です」とコメントし、会
場を笑わせた。
クォン・サンウと共演した『同い年の家庭教師』や昨年、日本で
もTV放映された「乾ぱん先生とこんぺいとう」で問題児の高校
生を演じた注目の韓流スター、コン・ユも日本映画初出演して
いる。
会場から多くの黄色い声援を浴びながら、「お久しぶりです」
と日本語で挨拶した後、「素晴らしい監督さんや俳優さん達
と一緒に撮りあげました。ダイナミックでスタイリッシュでホントに
楽しめる作品です。是非観てください」と緊張し、声援
にテレながらコメントしていた。
日本映画への出演を素直に喜んでいて、今後も「機会があれ
ば是非出演したい」と話していた。
ネオン輝く眠らない街、神室町を舞台に繰り広げられる本作を「面白い
ものになっていれば……」とこの日もサングラスで渋く決めていた三池監
督がコメント。
主演の伝説の極道、桐生一馬を演じた北村一輝は「いつも悪役が多
いのですが、今回は善のヒーローという役で、最初で最後かもしれませ
ん」と照れ笑い。
この日の紅一点、唯役のサエコは「皆さん、裸になるシーンがあるのですが、鍛えられて
いて、とても良い体をされていたので、触ってみたいな…と思いました」と爆弾発言し、
みんなを驚かせた。
それぞれがどんな鍛えられた肉体で魅せているかは是非劇場でチェックして。
ゲーム界から飛び出した新たな作品が三池崇志監督の
手によって映画化された。
「龍が如く」はそのストーリーの面白さと独自の世界観や
リアリズムでプレイスーション2の専用ゲームとして大ヒット
している作品。「龍が如く」2も発売され、大ヒットしてい
る。
1月29日に開かれた都内ホール完成披露試写での舞
台挨拶とその後行われた囲み取材をレポートした。

3月3日、新宿オスカー他で全国ロードショー


幸せになることを絶対にあきらめなかった、クリス・ガーナー氏の奇跡の実話を
ベースにした親子の感動ストーリー。 実の息子ジェイデンとの共演を果たした
ウィル・スミスが作品のプロモーションのため来日し、都内ホテルで会見を開いた。
                                    (1/19)

第64回ゴールデン・グローブ賞最優秀監督賞を受賞した
『ディパーテッド』の日本公開を前に巨匠マーチン・スコ
セッシ監督が主演のれおなるど・ディカプリオと共に来日
し、都内ホテルで会見を開いた。(1/18)

韓流スーパースター、イ・ビョンホン待望の最新
主演作『夏物語』は、初恋のときめきと切なさを
描いた純愛物語。

by 能登春子

髭をたくわえ、クールな印象のビョンホンとともに、会見ではスエの清楚な美し
さに魅了された。ソギョンの愛を一心に受けるジョンインを演じたスエは、「シ
ナリオを読み終えてすぐにスエさんの顔が浮かんだ」というビョンホンのアプロ
ーチによって、ヒロインに大抜擢された。
スエは「学生時代からビョンホンの大ファンだった」とはにかみながら告白し、
「ドラマで見ていたイメージどおりで、女性に愛される資格のある男性」と、憧
れのビョンホンと共演した思い出を嬉しそうに振り返った。

初恋がテーマなだけに、ふたりの初恋にも質問が及んだが、「ビョンホンさんに
似ている人に片思いしました」と再び大胆告白をしたスエに対して、その答えが
注目されるビョンホンは「スエさんは日本で二人の噂を立てようとしているのか
もしれません(笑)」とちょっとおどけた後、「初恋は心の中にしまっておきた
い」とさり気なく質問をかわしていた。
初恋にときめくビョンホンの姿は、映画の中でたっぷりと堪能できる。

1969年の軍事政権下の韓国で育まれ、砕け散った初恋。65歳となった大学
教授のユン・ソギョンが今も密かに思い続ける、自らの初恋を振り返る形
で物語は進行する。
ビョンホンは20代の大学生時代と60代の現在という、どちらも実年齢
とかけ離れた世代を見事に演じ分けた。難しい役作りについて
「どちらの世代も精神的負担の大きさは同じ。
20代は、心が情熱で満ち溢れているように、60代は、心の
傷が体からにじみ出るように演じたと語った。

『恋愛中毒』以来、4年ぶりの新作。100本を越すオファー
の中からビョンホンが選んだのはラブストーリーだった。
本作の公開を前にビョンホン自らが選び、指名したヒロイ
ン役を演じたスエと共に来日し、都内のホテルで会見を開
いた。(1/18)


1月27日、渋谷スカラ座他で全国ロードショー

(福住佐知子)





実の息子との共演を心から喜んでいて、息子との共演の話になると熱が入り、家族
思いのパパの顔を見せてくれた。「映画の中で息子の唇にキスをするシーンがある
けれど、我が家でいつもやっていることなので、ナチュラルに演じることができた」。
完成した作品を観ての感想も「彼(ジェイデン)が余りにうまく演じてくれたので
父親としては涙なくして見られなかった。
自分でも最高の演技が出来た。息子が僕のシーンを全部盗んでいったよ(笑)」
と嬉しそうに語ってくれた。
タイトルにもなっている『幸せのちから=パワーハピネス』を感じるときは?の質問に、
「私にとっての幸せは自分を尊ぶことにつながる。自分をリスペクト出来るという事が、
幸せになるには欠かせない力だと思う」と語った。
キャラクターとの共通点は「クリス・ガーナーも僕も信心深い家庭で育ったという共通点
がある。心の中であることを考え、本気で信じれば実現すると思っている。人生には希
望が大切だ」と語った。
7度目の来日ですっかり親日家のスミス、
満面の笑顔で登場した。
本作は住む家も食べる物もない父と子がチャンスにかけて成功するストーリーだが、
スミス自身にもそんな時期があったという。
「その時の僕はまだ独身だったし、子供もいなかった。人間は何事にも目的が必要。
それがモチベーションとなり人を動かすと思う」。本作のモデルとなったガーナー氏
に初めて会った時の印象を「大きなトラウマを背負っているのになんて穏やかな人な
のだろう、素晴らしい目をしていると思った。彼のような目を持った人が他に2人い
る。モハメット・アリとマンデラ氏だ」と語った。写真撮影ではお得意の決めポーズ
をとったり、息子の写真にキスをしたりと幸せの笑顔をよりパワーアップして見せて
くれた。努力し続ければ先がある。それを信じて頑張ろう!と思わせてくれる映画だ。

1月27日、渋谷スカラ座他で全国ロードショー

「最初は本作を撮ることに気乗りがしなかった」という監督だが、「ウィリアム・
モナハンが『インファナル・アフェア』(香港)をベースに書いた脚本の見事さに
引かれた」と語り、レオやマット・ディモン、ジャック・ニコルソンらとチームを組み、
善と悪の対立を見事に映像化した。

(福住佐知子)

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イ・テソン

韓流ニュースター

高校3年生まで野球選手だったテソンだが、肩を痛めてしまい、
断念。
夢をなくし大きな挫折を経験したが、進路を俳優に変更してか
らは“一生懸命やれば開ける道があると信じています”ときっ
ぱり。
夢に向かってまい進することの大切さを語ってくれた。

(2006年11月10日 都内ホテルにて  福住佐知子)

俳優として
“テクニックは真実には勝てない、
常に心からの姿を見せたい”
と心がけているテソン。
好きなタイプの女性は仕事を持っている
キャリア・ウーマンタイプで、
恋も出来る人。目が澄んでいて、明るい人。

2000人のオーディションで主演のスヒョンに選ばれた
イ・テソンがプロモーションのために来日。
爽やかな笑顔が印象的な21歳に話を聞いた。

2001 年にJR の新大久保駅でホームに落ちた見知らぬ男性を助けようとして自ら
も命を落としてしまった韓国人留学生の話をあなたは覚えているだろうか?
そんな真実のストーリーをベースにして一人の青年の夢と恋に生きた青春を描いた
感動的な映画が公開される。

1月27日、渋谷東急他で全国ロードショー

綿密なキャラクター描写と先の読めないストーリー展開、ハリウッドならではの
ど派手なアクションでよりパワーアップされ、観ごたえ十分な作品に仕上がった。

マフィアから警察へ警察からマフィアへとそれぞれに潜入した二人の男の対決を
アンディ・ラウ、トニー・レオンの主演で描き、大ヒットした香港映画(『インファナル・
アフェア』)がレオナルド・ディカプリオとマット・デイモン主演でハリウッドリメイクされた。

(福住佐知子)

1月20日、サロンパス・ルーブル丸の内他で全国ロードショー

左: 成海璃子
右: 松山ケンイチ

2006.12.11に都内ホールで開かれた完成披露試写会の
舞台挨拶をレポートした。

ふたりの息のあった連弾(一緒にピアノを弾く)シーンやラストにうたがオーケストラと
一緒にピアノを弾くシーンは見所。画面から溢れてくる音楽を体感したい映画。

主演の二人はお互いの印象を聞かれ、「松山さんはものすごくお芝居
に真剣で、とても尊敬しています」と成海。

「成海さんはとても勘のいい人。本を読んだだけで“うた”と言う人物
を取り入れて、感覚的に演技ができる人、その感覚と言うものは音楽
に通じている部分がありますね。僕はどうしても芝居に強くのめりこ
んで力が入ってしまうんですが、成海さん相手の芝居は素になれると
いうか、緊張せず、自然に和音(ワオ)になる事が出来ました」。とお
互いを称賛した。

「音楽を通じて人と人が何かを分かり合える、音楽そのものがセリフにな
っているような・・そんな事が出来ればイイナと思いました」とコメント。

“神童”と呼ばれる天才ピアニストのうた(成海)が落ちこぼれ
音大受験生のワオと出会うことで孤独な心を開いていく感動スト
ーリー。
ピアノにもクラッシック音楽にも縁のなかった監督は映画準備の
ために近所のピアノ教室に通ったそう。

TVドラマで大ブレイクした『のだめカンタービレ』がまだ記憶に新しい、
さそうあきら原作の『神童』が萩生田宏治監督によって映画化された。
主演は成海璃子と松山ケンイチ。日本映画初のクラッシック音楽を扱った
映画として大注目。

今年春、シネマライズ、シネ・ルーブル池袋他で全国ロードショー

レオはマフィア組織に潜入する警察官の役で、常に嘘をついているという状況下に置かれ、過酷な世界で生きており、いつ
殺されるかもわからないという緊張感の中にいる……という難しい役を、渾身の演技で演じ切った。
ボストンに長期滞在し、なまりも取得したと明かしたが、「言葉のアクセントや見た目も大事だけれどキャラクターの内面がど
うであるかがもっとも大切だ」と語った。怪優ジャック・ニコルソンの印象については「常に緊張感があり、映像の中の二人の関
係(ボスと手下)と同じで、予測不可能な関係だった」と話した。スコセッシ監督とは3度目のコラボとなったが、「監督も作
品も尊敬している。今後も二人のコラボは続けて行きたい」と語り、映画作りに常に情熱を捧げているスコセッシ監督に
「アカデミー賞の黄金のトロフィーを是非とって欲しい」とエールを送った。

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