ライター:能登春子
オフィシャルサイト
[10月2日アップ]
10月7日より新宿武蔵野館ほか
全国順次ロードショー
最初に登場するのは1950年代を舞台にした『稽古』。
“カンフー映画のキング”と呼ばれるサモ ・ハン監督が
自身の修業時代のエピソードを基に、厳しいカンフーの
修業に耐える子どもたちの姿をユーモアを交えて
描いている。
5作目はアクション・ノワールの巨匠ジョニー・トー監督による1990年代~2000年の物語で、
投資の相談をする若い男女の姿をコミカルに描いた『ぼろ儲け』。
6作目はハリウッド進出を果たしたリンゴ・ラム監督の『道に迷う』。
タイトル通り、ロンドンから帰ってきた男性が香港の中心部で道に迷う姿を通し、変わりゆく
香港への想いを込めた感動的な物語。
本作はラム監督の遺作となった。
2作目は『女人、四十。』のアン・ホイ監督が
1960年代の学校を舞台に、教師と生徒たちとの絆を
描いた『校長先生』。
人情味あふれる香港の人々の暮らしを捉えたノスタル
ジックな物語だ。
そして、最後は“香港のスピルバーグ”とも呼ばれるツイ・ハーク監督の『深い会話』。
近未来に生きる精神科医と患者との会話が複雑にねじれていく不条理コメディである。
香港自体や香港映画など、香港への造詣が深くないと正直言って意味が伝わらない作品も
あると思うが、時代や地域を超えたさまざまな香港の姿を純粋に楽しんでみたい。
CINEMAライター 能登春子木香圭介/宮島一美/石倉ことこ
シネマプレイスがお届けするおすすめ映画レビューは独自の視点で新作映画をご紹介しています
7人の名手たちの香港への思いが溢れる
ディープで味わい深い香港映画
掲載リスト
七人樂隊
 秘密の森の、その向こう
 ブレット・トレイン
 この子は邪悪
 ハウ
 ストーリー・オブ・マイ・ワイフ
 プアン
 ジュラシック・ワールド 新たなる支配者
 L.A.コールドケース
 バッドマン
 リコリス・ピザ
 ザ・ロストシティ
 わたしは最悪。
 わたし達はおとな
 トップガン マーヴェリック
 ハケンアニメ
 ベルイマン島にて
 潜水艦クルスクの生存者たち
シネマプレイスはあんか通販とともに、楽しい情報をお届けいたします。
香港映画界を代表する7人の監督が手掛けた
7編の短編からなるオムニバス映画。
1950年代~近未来まで、さまざまな時代の
香港を舞台にした個性豊かな作品が揃った。
3作目は1980年代を舞台にした、ちょっぴりシュールなラブストーリー『別れの夜』
(パトリック・タム監督)、
4作目『回帰』は1990年代、香港で一人暮らす祖父とカナダ育ちの孫娘との交流を温か
く見つめている。監督のユエン・ウーピンは『マトリックス』のアクション監督を務めていた。
デジタル時代に抗うかのように、全作35mmフィルムで撮影された映像は
レトロな質感で、古き良き時代の映画の味わいを堪能できる。


2020年、第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品。
日本では同年の第21回東京フィルメックスの特別招待作品として上映され、
観客賞を受賞した。
http://septet-movie.musashino-k.jp/
ブラッド・ピット主演の
何でもありのハチャメチャアクション。
ライター:能登春子
9月23日より有楽町ヒューマントラスト
シネマほか全国順次ロードショー
深く美しい森の中で描かれる
母と娘との優しい絆
[9月11日アップ]
真田広之が演じるエルダーは実年齢よりもかなり上の初老役。
ホワイト・デスと対決する為に途中からゆかりに乗って来るのだが、杖を付いている。
この杖が仕込み杖で、斬鉄剣のように良く斬れる。
車内での立ち回りでは、座っていた敵を座席ごと斬っていた。
ある日、古びた心理療法室を訪れた純は、2階の窓に
白いマスクをかぶった少女を見つける。
そこには心理療法室を営む父・司朗(玉木宏)、心に
傷を抱え引きこもる姉・花(南沙良)、そして、
白いマスクをかぶる妹・月(渡辺さくら)が暮らしていた。
ライター:木香圭介
8月19日より全国ロードショー
愛に飢えていたヤコブはリジーを優しく包み、リジーも彼の思いを静かに受け止める。
互いを思いやる2人の結婚生活は順調に進んでいく。
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(’17年)で
注目されたタイ出身のバズ・プーンピリヤ監督の
最新作は、ニューヨークとタイを舞台にした、ちょっぴり
ほろ苦い愛と友情の物語。
[8月28日アップ]
駅までは行けるのだが、そこから学校へと向かう事が出来なくて
登校拒否になった中学生、シャッター通りの中で唯一店を開けている
主人、そして修道院ではハウを飼っていた元飼い主に会ってしまう。
フランス映画『燃ゆる女の肖像』(‘19年)の
セリーヌ・シアマ監督が脚本も手がけた
ファンタジー映画。
8歳の少女ネリーが森の中で出会ったのは…?
ライター:木香圭介
9月1日より全国ロードショー
ブラッド・ピットが『テルマエ・ロマエ』の如く日本のすぐれたトイレに驚くシーンがあったけど、
キャンペーンで来日したスターが日本のトイレを気に入り設備を購入して帰る人が多いそう。
多分、ブラピの自宅にも付いているんだろうね。
© 2002 「この子は邪悪」製作委員会
司朗ら家族は5年前、一家で遊園地に行った帰りに交通事故に遭い、月は顔に大やけどを
負ったためにマスクをかぶっていたのだ。
そして、母の繭子(桜井ユキ)は植物状態で入院中だったが、ある日突然、目を覚まして
家に帰ってくる。
犬童一心監督がメガホンを取った
人と保護犬の絆を描いた感動ドラマ
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『余命1ヶ月の花嫁』
などで知られる脚本家の斉藤ひろしによる原作を
『ジョゼと虎と魚たち』『のぼうの城』などの
犬童一心監督がメガホンをとった、人と保護犬の
絆を描いたドラマ。
8月12日より全国ロードショー
[8月21日アップ]
ネリー(ジョセフィーヌ・サンス)は両親とともに、
亡くなった祖母が暮らしていた森の中の家を訪れる。
しかし、ネリーの母マリオン(ニナ・ミュリス)は
自分の母との思い出が残る家にいるのが辛くて、
ネリーに告げずに家を出てしまう。
伊坂幸太郎の原作による殺し屋シリーズの
第2作目となる(1作目は『グラスホッパー』)
『マリアビートル』」を、『デッドプール2』の
デビッド・リーチ監督がブラッド・ピット主演で
映画化したクライムアクション。
母のいない寂しい日常の中、ネリーは森の中で
木の家を作る少女(ガブリエル・サンス)に出会う。
「マリオン」と名乗る少女もまた、森の中の家で母親と
2人で暮らしていた。
共演に『オーシャンズ8』のサンドラ・ブロック、
『キック・アス』シリーズのアーロン・テイラー=
ジョンソン、『ラスト サムライ』の真田広之ら
豪華キャストが集結。
ミステリアスな女性を演じることの多い桜井ユキに加え、玉木宏も怪しげな心理療法士を
怪演。
これまでの爽やかなイメージを覆す役柄は必見だ。
[9月4日アップ]
ネリーの祖母の家とマリオンの家がそっくりなこと、マリオンと彼女の母親も病気がちなこと、
そしてネリーとマリオンが物憂げなところなど不穏な雰囲気が漂い、ホラーな展開が
起こりそうにも思えるが、本作はれっきとしたファンタジー映画である。
9月1日より全国ロードショー
[9月18日アップ]
ウェービーヘアーが大人っぽくて、かわいい子役のネリーと
マリオンを演じているのは本当の双子の姉妹。
本作で映画デビューを果たした。
いつも事件に巻き込まれてしまう世界一運の悪い殺し屋レディバグ。
そんな彼が請けた新たなミッションは、東京発の[超高速列車ゆかり]内でブリーフケースを
盗んで次の品川駅で降りるという簡単な仕事のはずだった。
盗みは簡単に成功したものの、身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われ、
降りるタイミングを完全に見失ってしまう。
列車はレディバグを乗せたまま、世界最大の犯罪組織のボス、ホワイト・デスが待ち受ける
終着駅の京都へ向かって加速していく。
白いマスクをかぶった少女が映る、この映画のポスター
に興味を引かれる人は多いだろう。
秘密を抱えた人々が織りなすダークなミステリー・
スリラーだ。
主人公は心神喪失の母を抱えた少年・四井純
(大西流星)。
彼は母の病の原因を探るために、母と同じような症状の
人々を見つけて写真に撮っていた。
不思議な展開は心温まるラストへ。
母親を失った哀しさと寂しさを味わったネリーとマリオンは母と娘とのかけがえのない絆に気づく。
心理療法室で何が起こっているのか!?
不穏な雰囲気に包まれた世界観にゾクゾクする
ライター:能登春子
オリジナル作品による企画コンテスト、 PROGRAM FILM 2017」で準グランプリを
受賞した作品の映画化。
監督・脚本は『さよなら、ムッシュ』(‘17年)の小説家としても知られる片岡祥。
市役所職員の赤西民夫(田中)は上司からの勧めにより飼い主に捨てられて保護犬に
なってしまった真っ白な大型犬を飼うことになる。
民夫は人懐っこいこの犬をハウと名付け、民夫とハウは次第に絆を深めていく。
そんなある日、突然ハウが姿を消してしまう。
必死にハウを捜す民夫だったが、ハウは遠く離れた青森の地にいた。
偶然のアクシデントが重なり、青森まで運ばれてしまったハウは、大好きな民夫の声を
追い求め、青森から民夫の待つ横浜まで798キロの道のりを目指す。
1920年マルタ共和国。
船長のヤコブ(ハイス・ナバ―)は陸に帰っても待つ人の
いない独身生活に孤独を感じていた。
8月5日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、
渋谷シネクイントほか 全国順次ロードショー
[8月7日アップ]
オフィシャルサイト
『ザ・ロストシティ』を紹介した際にサンドラ・ブロックが出演しているのを伝えたが、もう1人の
共演者チャニング・テイタムもなんとカメオ出演していて、ゆかりに乗っていた。
今回、ブラッド・ピットが演じるレディバグはピンチヒッターで先に依頼されていた殺し屋が
いるのだが、 こちらも有名な人物が演じるカメオ出演となっている。
https://gaga.ne.jp/petitemaman/
本作のキャンペーンで来日も果たしたブラッド・ピットのキュートな魅力満載の一作となっている。
おとぎの国のようなフランスの森が放つ癒しの映像も魅力的。
殺伐とした現実世界から抜け出して、無垢な子ども時代へと
しばし戻ってみるのもいいだろう。
ジャニーズのアイドルグループ、なにわ男子の大西流星も、おどろおどろしいドラマの
雰囲気にぴたりとはまり熱演している。
タイトルの『リコリス・ピザ』は、当時LAに存在したレコードチェーン店の名前で、
ノスタルジーを感じるワードだそうです。
共演者であるブラッドリー・クーパーが演じた人物は、彼が監督デビューした『アリー/スター誕生』
のオリジナルに出演していたバーブラ・ストライザントのパートナーだった映画プロデューサーです。
ロレッタの小説を読んで彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信し、南の島へと
連れ去ってしまう。
連れ去られた責任を感じたアランは、元傭兵の助っ人(ブラット・ピット)と共にロレッタを救うべく
島へと向かう。
アランは彼女を発見し共に脱出を目指すが、大自然の過酷な環境の中で思わぬトラブルに次々と
見舞われてしまう。
恋もキャリアもなんとなく満ち足りないと感じ、新しい
ものに目移りしてしまうユリアの行動はかなり突飛で、
〈わたしは最悪。〉と自嘲してしまうのも、うなずける。
それでも、理想の人生を求め続けるユリアの姿に
次第に寄り添ってしまう。
6月10日より公開
ライター:能登春子
かなりドラマチックな内容だが、映画はあくまでも冷静に優実と直哉の過去と、行く末を
見つめている。
[6月5日アップ]
2021年製作/134分/PG12/アメリカ
原題:Licorice Pizza
元傭兵役のブラット・ピットのおかげでロレッタの救出は簡単に成功するのだが、ピットの出番は
あっけなくそこで終了。
その後はロレッタとアランの珍道中で進行していく。
ロレッタは再び捕まり、助けに行ったアランも捕まってしまう。
クライマックスは、古代都市の場所に眠る財宝が何んであるか?なのだが、お約束していたかの
ように古代都市は崩れ落ちてしまう…。
アーティスティックな街ノルウェー・オスロを舞台にした
斬新なラブストーリーは、第94回アカデミー賞で
脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされるなど、
世界的な評価を受けている。
予期せぬ妊娠をした女子大生の日常
若者たちのリアルな姿に興味津々
優実を演じた木竜麻生は瀬々敬久監督作『菊とギロチン』(’18年)で主演を、
野尻克巳監督作『鈴木家の嘘』(’18年)でヒロインを務め、数々の映画賞を
受賞するなど実力は十分だが、テレビドラマでほとんど観ないだけに一般の認知度は
まだまだ低いのではないだろうか。
だからこそ、優実を普通の女の子として捉えることができ、他人の生活を覗いている
ような興味が湧き、このカップルの物語に最後まで引き込まれた。
空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと
戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の
型破りな指導に戸惑い反発する。
その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に
命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。
ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙する。
実は、この任務をマーヴェリックに託したのはアイスマン
だった。
吉野耕平監督が手掛けるお仕事ムービー。
直木賞作家の辻村深月がアニメ業界で奮闘する
人々の姿を描いた小説「ハケンアニメ!」を
「水曜日が消えた」の吉野耕平監督で映画化。
倦怠感のあるクリスとトニーのカップルに対し、10代で大恋愛をした後で別れたエイミーと
ヨセフ(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)の恋は、お互いの気持ちを探りあう恋愛初期の
ドキドキ感が味わえる。
元彼との再会に戸惑いながらも自分の気持ちに正直になろうとするエイミーを『アリス・イン・
ワンラーランド』(’10年)のアリス役に抜擢されて注目を集めたミア・ワシコウスカが
繊細な演技で表現している。
2000年8月10日。
栄光の浮沈艦と呼ばれるロシア海軍の原子力潜水艦
クルスクが乗員118名を乗せ 軍事演習の任務のために
出航する。
その前には乗組員の1人の結婚式が開かれ、第7区画
の司令官ミハイル(マティナス・スーナールツ)ら
同僚たちは新しい家族ができたことを祝い、楽しい宴が
繰り広げられていた。
copyright 2006 value-fix all rights reserved.
成績優秀で医学部に進学したユリア(レナーテ・レインスヴェ)は安定のために医師になることに
疑問を持ち、やりがいを感じた心理学を学ぶことに。
しかし、自分は「視力がいい」と感じたことからカメラマンを志すも、現在は書店員をしている。
恋愛では、数人の恋人を経てグラフィックノベル作家として成功した年上の男性アクセル
(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)と恋に落ち、同棲を始める。
「(not) HEROINE movies」(ノット ヒロイン ムービーズ)
と題した映画シリーズが始まる。
これは、『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』などを
手がけたメ~テレと制作会社タブがタッグを組んだ映画
プロジェクトで、“へたくそだけど私らしく生きる”等身大の
女性の姿を描くことが作品のテーマになっている。
2022年製作/英語/G/アメリカ
原題:The Lost City
子どもがほしいアクセルと、まだ自由でいたいユリアが揉めるエピソード。多忙なアクセルに
合わせる生活に虚しさを感じるユリアが偶然出会ったアイヴィン(ヘルベルト・ノルドルム)と
“どこから浮気か?”と語り合うエピソードなど、結婚や子ども、キャリアといった人生の
ターニングポイントに直面したアラサーの女性の戸惑いが赤裸々に描かれる。
シリーズ第1弾の本作は、一組の大学生のカップルが
主人公。
大学生にして妊娠してしまうヒロイン、優実の日常が
淡々と綴られる。
https://thelostcity.jp/
オフィシャルサイト
自分の感性の赴くままに生きてきたユリアだが、やがては尽きる命の現実に直面し、自分の
生き方を見つめ直す。
嬉しかったのは、ヴァル・キルマーの再登場。
ヴァルは2015年から喉頭がんで闘病しており、ほぼ引退状態。
でも、続編の製作が決まった時点で本人が懇願したそう。
そして残念ながら、前作のケリー・マクギリスの登場は今回無し。
代わりにトムの今回の相手役は、なんとジェニファー・コネリーだった。
まさかこの時代に、トム・クルーズとジェニファー・コネリーのラブストーリーが見れるとは
思わなかった。
土曜日の夕方5時から放送しているトウケイ動画アニメの時間に、ライバルのスタジオえっじが
アニメ放送をぶつけて来る。
トウケイ動画は、新人女性監督による『サウンドバック 奏の石』。
スタジオえっじは、天才監督の王子千春による『運命戦線 リデルライト』。
全12話による視聴率争いに勝ち覇権を取るのはどっちだ!
[4月10日アップ]
ハンマーの音は地上の捜索隊に届くのか。 酸素は持つのか。
手に汗握る緊迫した状況が続くのだが、驚くべきはハンマーの音が捜索隊に届いた後も
なかなか救出できなかったという事実だ。
イギリス、アメリカなどの諸外国が救援を表明するが、ロシア政府は沈没事故の原因は
他国船との衝突と事実と異なる主張をし、軍事機密の塊であるクルスクには近寄らせない。
ロシアが所有していた救援艦は古く、クルスクを確認しながらもなかなか救助できなかった。
[5月29日アップ]
ハウの優しさが生きる希望を与えてくれる。
ハウの優しい行動や表情に、何度も何度も心が温かくなるでしょう。
しかし、独身時代と変わらず夜な夜な外出し友人たちと楽しむリジーに対して、ヤコブは複雑な
思いを抱くようになる。
そして、リジーと親し気な男性の友人デダンの登場がヤコブを変えていく。
『恋する惑星』(’94年)、『2046』(‘04年)の
ウォン・カーウァイがプーンピリヤ監督の才能に惚れ、
製作総指揮を務めている。
物語は2つ。
ブルーの子どもとメイジーを連れ去ったバイオシンの元へオーウェンとクレアが救出に向かう
話と、巨大イナゴの発生にバイオシンが関わっていると察した古植物学者のサトラー博士が
古生物学者のグラント博士と一緒に潜入し、バイオシンに偶然居た数学者のマルコム博士も
巻き込んで実態を探りに行く話。
[7月31日アップ]
ノトーリアスB.I.G事件の捜査の指揮を任されたのは、
ロサンゼルス市警の刑事に昇進したばかりのラッセル・
プール(ジョニー・デップ)。
“なんちゃって”アメコミヒーローが活躍する
ほんわかムードのフランス流アクションコメディ
https://haw-movie.com/
オフィシャルサイト
始めは愛のなかった2人に愛が生まれたことから湧き起こる嫉妬や疑心、束縛、憎悪…。
真実の愛を求めて、もがき合う夫婦の怒涛の日々が描かれる。
そもそも2人(特にリジー)に愛があるのか疑わしいため、2人がなぜそんな行動を取って
しまうのか理解できない部分も否めない。
しかし、謎めいた行動を取る2人の心の内を想像したり、自分ならどうするかと考えたり、
いろいろな思いが湧き上がってくるに違いない。
7月29日より全国ロードショー
ニューヨークでバーを経営するボス(トー・タナポップ)
の元に、タイで暮らす友だちのウード(アイス・ナッタラット)
から電話がかかってくる。
白血病で余命宣告を受けたウードに会うためにタイへ
戻ったボスは、ウードから「元カノたちに会いに行くから
運転手をしてほしい」と頼まれる。
死期が迫るウードのたっての望みを無下にもできず、
ボスはウードの元カノたちをめぐる旅に付き合うことに。
「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章
ライター:木香圭介
現代によみがえった恐竜たちの姿をリアルかつ
スリリングに描いて人気を集めるメガヒット作
「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章。
後半はジェラシック・ワールドのグループとジェラシック・パークのグループが
合流して、恐竜が放たれたバイオシンから脱出するという夢の共演を果たした、
最後に相応しい作品。
途中で4作目のオマール・シーや、5作目のジャスティス・スミスも登場するし、
これは前5作を見直してから見に行かないと勿体無い。
ところが熱意をもって捜査にあたっていたプールは悪名を
立てられ、退職を余儀なくされる。
世界的なアメコミヒーロー、バットマンの人気に
あやかればヒットするのでは? 
そんな安直な発想で、その名も『バッドマン』
(「ト」ではなく、「ド」)という何とも紛らわしい
映画を作ろうとしたことから起こる大騒動が
描かれる。
それから18年、2人のラッパーの未解決事件に興味を持ったジャーナリスト、ジャック
(フォレスト・ウィテカー)がラッセルの元を訪れる。
ラッセルの部屋の壁には事件関連の資料がびっしりと貼られていた。
ラッセルは独自に事件を追い続けていたのだ。
ポール・トーマス・アンダーソン監督が
メガホンを取った青春物語。
ライター:木香圭介
7月1日より全国ロードショー
[7月3日アップ]
https://happinet-phantom.com/konokohajyaaku/index.html
オフィシャルサイト
ワンと鳴けない優しい犬のゴールデンドゥードル(ラブラドールレトリーバーとプードルの
掛け合わせ)が主役のロードムービー。
青森から主人公の住む横浜を目指して移動するハウ(吠えないように声帯除去手術を
されて、ハウとしか聞こえない)が道中で様々な人と出会う。
カフェで友人と会っていたヤコブは「カフェに最初に
入ってきた女性と結婚する」という賭けをする。
その直後、カフェに1人で入ってきた美しい女性リジー
(レア・セドゥ)のテーブルへ行き、求婚する。
リジーはヤコブの申し出を受け入れ、2人は結婚する。
洗練された映像で魅せる
失われた愛を求める過去への旅
ライター:能登春子
2022年製作/126分/R15+/日本 原題:Bullet Train
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
https://www.bullettrain-movie.jp/
オープニングから登場人物すべてにどことなく暗い影が漂うのは、みんなが秘密を抱えて
いるから。
やがて花と親しくなった純が一家の秘密に気づくが、司朗の催眠療法により、ある変化が起こる。
オフィシャルサイト
不思議な状況の数々が徐々に結びついていくストーリーはうまくできている。
すべての秘密が明らかになるクライマックスは、奇をてらい過ぎた演出も否めないが、
二転三転する怒涛の展開にただただ驚かされる。
そして、ゾクリとするようなラストシーンもお見逃しなく!
ライター:能登春子
犬との絆を育む主人公を田中圭が演じるほか、
池田エライザ、野間口徹、渡辺真起子、市川実日子、
石橋蓮司、宮本信子らが脇を固め、石田ゆり子が
ナレーションを担当する。
真実の愛とは? 運命的に出会った
夫婦がつき詰める愛のミステリー
長編デビュー作『私の20世紀』(‘89年)でカンヌ国際
映画祭カメラ・ドール受賞、『心と体と』(‘18年)で
ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーの
鬼才オイルディコー・エニェディ監督が描く、風変わりな
恋愛譚。
理屈では割り切れない“愛する”という感情の謎を
つき詰めている。
ポルトガルで開催されたボルト国際映画祭で審査員スペシャル・メンションを授与された。
そして最後に、真実の愛をつき詰めたエニェディ監督が出した答えに驚かされる。
2時間30分の長尺だが、ラストは必見だ。
ミステリアスで魅惑的なリジーを演じるのは『アデル、ブルーは熱い色』のフランス人女優
レア・セドゥ。
『007/スペクター』(’15年)、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(‘21年)の
ボンドガールを務めている。
ウードが会いに行くのは3人の元カノたち。
ダンサーを夢見ていたアリス(プローイ・ホーワン)は社交ダンスの先生になり、女優志望のヌーナー
(オークベープ・テュティモン)は女優になったものの、うまく演技ができずに悩んでいた。
そして、唯一ウードを温かく迎えてくれたルン(ヌン・シラパン)は夫と別居中だ。
ビーチリゾートのパタヤと大都会ニューヨークのバーを舞台にした、
ボスとプリムのラブストーリーがムーディーで、シャレている。
かつてのウォン・カーウァイ監督作をほうふつとさせる魅惑的な映像が、
失われた愛を求めるノスタルジックな旅へと誘ってくれる。
そんなある日、オーウェンは子どもをつれたブルーと再会。
しかし、その子どもとメイジーが何者かによって誘拐されてしまい、オーウェンはクレアとともに
救出に向かう。
一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業のバイオシンを追っていた
サトラー博士のもとにはグラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める。
主演のほか、監督・脚本も手がけたラショーはフランスコメディ界の風雲児と呼ばれているそう。
宿敵ジョーカーのチープな風貌からうかがえるようにB級感が漂うが、ハリウッド大作とは違う、
ほんわかしたフランス流アメコミ映画も楽しんでほしい。
1973年、ハリウッド近郊のサンフェルナンド・バレー。
子役として活動する高校生のゲイリー・バレンタイン(クーパー・ホフマン)は、ある日学校に
やって来た写真技師のアシスタントのアラナ・ケイン(アラナ・ハイム)に一目ぼれしてしまう。
「運命の出会いだ」と告白してくるゲイリーを、年上のアラナは相手にせず適当に受け流すの
だった。
その後、一緒に食事をするなど共に時間を過ごしていくのだが、ふとしたことですれ違ったり、
歩み寄ったりの繰り返しで、なかなか恋愛には発展していかない。
恋愛小説家のロレッタは、考古学者だった最愛の
夫を亡くしてからスランプになっていた。
久しぶりに書いた新作で宣伝ツアーに強引に
駆り出されたロレッタは、トークショーで本の
カヴァーモデルとなっているセクシーなアラン
(チャニング・テイタム)の軽薄な態度にいら立ちを
募らせる。
そこに謎の大富豪フェアファックス(ラドクリフ)が
出現する。
結婚、子ども、キャリア…、理想的な人生とは?
アラサー女性のやるせなくも、刺激的な自分探し
ライター:能登春子
自分にピッタリあった生き方を模索する女性ユリアの
20代半ばから30代までの日常が12編のエピソード
で綴られる。
「理想の人生」を生きたいけれど、そもそも何が「理想的なのか?」と感じている人も
多いのではないだろうか。
好きな人と結婚して、やりたい仕事をして、愛しい我が子がいる人生は理想的なのだろうか?
〈最悪〉なユリアとともに、〈最高〉な生き方を考えてみたい。
その後は、妊娠した現在と優実の過去のエピソードを交錯させながら物語が進んでいく。
『トップガン』待望の続編が誕生。
7月1日より
Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
[6月19日アップ]
[7月10日アップ]
1997年、ヒップホップ雑誌主催のパーティーから帰ろう
としたノトーリアスB.I.Gが、多くのファンがごった返す
路上で銃撃され死亡する。
その数年前には人気ラッパーの2パックが射殺されていた。
ライター:能登春子
7月15日より全国ロードショー
ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが
世界中へ解き放たれて4年。
人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。
恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの
亡き娘から作られたクローンの少女・メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。
1990年代のアメリカ・ロサンゼルスで、2人の人気
ラッパー、ノトーリアスB.I.G.と2パックが射殺される
という衝撃的な事件が発生。
しかも、犯人は未だに逮捕されていないという。
そんな実在の未解決事件の真相に迫るクライム・
サスペンス映画。
https://gaga.ne.jp/puan/
オフィシャルサイト
ヤコブを演じるのはオランダの人気俳優ハイス・ナバ―。
難役に息を吹き込んだ2人の熱演が光る。
ウードが元カノに会いたい理由は彼女たちに謝罪と感謝を伝えること。
若い時には素直になれなくて、互いを傷つけ、別れてしまったけれど、かつて自分の人生を輝かせて
くれた日々を過ごした恋人たちには「幸せでいてほしい」、そんな切なる思いを秘めて元カノたちと
会ったウードに対する元カノたちの反応はさまざまだが、彼女たちも元カレのウードと再会したことで、
現在の悩みを吹っ切り心新たに自分の道を歩き出していく。
2015年の4作目「ジュラシック・ワールド」でメガホンを
とったコリン・トレボロウが再び監督に復帰し、シリーズ
生みの親であるスティーブン・スピルバーグが引き続き
製作総指揮を担当。
「ジュラシック・ワールド」シリーズの主演クリス・プラット、
ブライス・ダラス・ハワードに加え、「ジュラシック・パーク」
初期3作で中心となったサム・ニール、ローラ・ダーン、
ジェフ・ゴールドブラムが演じる3人の博士もカムバック
する。
ジョニー・デップが社会の闇に斬り込む
未解決殺人事件の謎に迫る硬派なドラマ
ライター:能登春子
8月5日より全国ロードショー
[7月24日アップ]
https://mywife.ayapro.ne.jp/
オフィシャルサイト
ボスは元カノたちをめぐる旅を終えたウードを自分の故郷のパタヤへ連れていく。
そして、ここからはボスの元カノ、プリム(ヴィオーレット・ウォーティア)をめぐる旅が始まる。
そして、その旅にはウードが思わぬ形で絡んでおり、『友だちと呼ばせて』というタイトルに
込められた哀しい意味が明らかになる。
売れない役者のセドリック(フィリップ・ラショー)はオーディションに合格し、アクション映画
『バッドマン』の主役に抜擢される。
“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画と聞き戸惑うセドリックだが、
やっと掴んだチャンスを逃すまいと体を鍛え上げ、武術を学び、撮影に臨む。
サンフェルナンド・バレー出身の3人姉妹バンド「HAIM
(ハイム)」のアラナ・ハイムがアラナ役を務め、長編映画
に初主演。
また、アンダーソン監督がデビュー作の『ハードエイト』
『ブギーナイツ』『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』
など多くの作品でタッグを組んだ故フィリップ・シーモア・
ホフマンの息子クーパー・ホフマンが、ゲイリー役を
務めて映画初出演で初主演している。
ほか、ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパーら豪華
キャストが共演。
サンドラ・ブロックが主演とプロデュースを
手がけてチャニング・テイタム、ダニエル・
ラドクリフ、ブラッド・ピットら豪華キャストが
集結したアクションアドベンチャー。
豪華スターが共演するコメディ仕立ての
スペクタクルアドベンチャ―。
ライター:木香圭介
6月24日より全国ロードショー
演技派のジョニーとフォレスト・ウィテカーとの共演も見どころ。
いぶし銀の俳優たちが仕掛けるミステリアスな男たちのドラマにゾクゾクした。
ところが、撮影中に「父親が倒れた」という知らせを受けたセドリックはバッドスーツのまま
“バッドモービル”で病院に駆け付けようとするが、その途中で事故に遭い、気絶してしまう。
目覚めたセドリックは記憶を失っていた。
古くは『シザーハンズ』(‘90年)、近年では『MINAMARA-ミナマタ―』('20年)など、
社会に抑圧された小さな声の代弁者として、大小さまざまな作品に出演してきたジョニー・
デップ。
本作では、欲望渦巻く警察組織の闇を明らかにしている。
恋、家庭、仕事など現実世界のしがらみに疲れたら、
癒しムード満点の北欧の離島ベルイマン島を
ゆっくりめぐりながら、本当に自分がしたいことを
見つけるのもいいかもしれない。
沈没した潜水艦に閉ざされた恐怖は半端ない。
ドアの外まで水が押し寄せ、 酸素が次第に無くなっていく。
電子機器は動かず、海底にいることを知らせる手段はハンマーを叩く音だけ。
いつ気づかれるか分からない地道な作業が続く。
https://bergman-island.jp/
オフィシャルサイト
一方、海上では、ロシアの動向を注視していたイギリスの海軍准将デイビッド(コリン・
ファース)が海底の異変を察知するが、ロシア海軍は「分からない」というばかり。
ミハイルの妻ターニャ(レア・セドゥ)ら家族は不安を募らせる。
https://movie.kinocinema.jp/works/kursk
オフィシャルサイト
https://haken-anime.jp/
オフィシャルサイト
美しく穏やかなベルイマン島を舞台に、現実と虚構に生きる
2人の女性の愛と仕事と人生を静かに見つめるのは、
フランス出身の女流監督ミア・ハンセン=ラブ。
自身もベルイマンの熱狂的な信者という。
そんな兄弟のような絆で繋がれた乗艦員たちの乗るクルスクで魚雷が突然爆発し、
凄まじい炎が艦内を駆け巡る。
さらにほかの魚雷への連鎖爆発を引き起こした艦潜は北極海の海底まで沈没し、
わずか23名だけが残された。
折しもロシアによるウクライナ侵攻の中で公開されることになったロシア映画。
ロシア政府の非情な姿も描かれ複雑な思いになるが、極限下で仲間と共に戦い抜いた
乗組員たちのドラマは見応えがある。
https://gaga.ne.jp/worstperson/
オフィシャルサイト
仲良しの女子4人組でリゾート地へ旅行し初体験の話で盛り上がったり、演劇サークルの
チラシのデザインを頼まれたことがきっかけで直哉と出会い距離を縮めていったりなどと
いった、“若者ならでは”のごくごく普通の生活を送ってきた優実が一体どんな経緯で妊娠に
いたったのか。
さらに彼女は「直哉の子どもか分からない」と告白する。
一時、別れていた時期にそういう関係があったのだという。
トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた
1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編が
36年ぶりに帰って来た(コロナで公開が2年遅れる)。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、
伝説のパイロットのマーヴェリックが教官として着任する。
任務は、トップガンを卒業したエリート12人を訓練して、
選ばれた数名を戦場に送り出すこと。
それは、「確実に死人が出る」と言われるほど超危険な
ミッションだった。
5月20日よりロードショー
ライター:木香圭介
[5月22日アップ]
https://www.jurassicworld.jp/
オフィシャルサイト
主演のジョニー・デップが事件にのめりこむあまり、孤独な人生を歩むことになるラッセルを
リアリティたっぷりに演じる。
下腹をたるませ、くたびれたジョニーの姿は衝撃的だが、作品への意気込みが伝わってくる。
2022年・第94回アカデミー賞で作品、監督、脚本の
3部門にノミネート。
https://la-coldcase.jp/
このパターンだったらシリーズ化もいけそうだけど、サンドラ・ブロックは
しばらく仕事を休むと発表してしまったので無理そう。
ちなみに、9月1日に公開のブラピ主演『ブレット・トレイン』に
サンドラ・ブロックも出演している。
[6月26日アップ]
オフィシャルサイト
バッドスーツを着ていたことから、自分はスーパーヒーローだと勘違いしてしまうセドリックの
奮闘がゆる~いユーモアを交えて描かれる。
http://badman-hero.com/
オフィシャルサイト
恋愛関係に進まず、ビジネスパートナーとなったふたり。
ゲイリーとアラナとの何十年にも渡る物語。
それにしてもクーパー・ホフマンは、顔も体格も父親にソックリだ。
物語は監督のオリジナルになっているが、キャラクターには実在の人物が存在している。
2022年製作/147分/G/アメリカ
原題:Jurassic World: Dominion
映画は、ラッセルがノトーリアスB.I.G事件にあたっていた当時と、18年後の現在の状況を
交えながら描かれる。
さらに交通トラブルから刑事が刑事を射殺した事件や銀行強盗など一見無関係な事件を加えて
描かれるのは、射殺事件にロサンゼルス市警の刑事たちが関与しているのでは、という疑惑だ。
日本の人気コミック『シティーハンター』をフランスで
実写化した『シティーハンター THE MOVIE 史上最香の
ミッション』の制作チームが再結集。
人気ヒーローをリスペクトしているようで、結構
“いじっている”フランス流の脱力系コメディだ。
『マグノリア』でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞した
ほか、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭の
全てで監督賞を受賞しているポール・トーマス・
アンダーソン監督が、自身の出世作『ブギーナイツ』と
同じ1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを
舞台に描いた青春物語。
脚本・監督は『俺のスカート、どこ行った?』(’19年/NTV)、『きれいのくに』(’21年/NHK)
などのテレビドラマの脚本を手がけ、今最も注目を浴びる演出家・劇作家の加藤拓也。
本作が長編映画監督デビュー作となる。
6月10日~16日まで一部の映画館では、大学生期間限定割引が実施される。
二十歳代なら特に共感できる物語だと思うので、ぜひ映画館へ足を運んでほしい。
主人公マーヴェリックをトム・クルーズが再び演じ、『セッション』のマイルズ・テラー、
『ビューティフル・マインド』のジェニファー・コネリー、『アポロ13』のエド・ハリスが共演。
さらに前作でマーヴェリックのライバルだったアイスマンを演じたヴァル・キルマーも再出演する。
地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督の
斎藤瞳は、デビュー作で憧れの天才監督である
王子千晴と業界の覇権をかけて争うことに。
王子は過去にメガヒット作品を生み出したものの、
その過剰なほどのこだわりとわがままぶりが災いして
降板が続いていた。
https://notheroinemovies.com/otona/
4月22日よりロードショー
ライター:能登春子
[4月24日アップ]
オフィシャルサイト
『オブリビオン』のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、『ミッション:インポッシブル』シリーズ
の監督や『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが
脚本に参加している。
今や、グリーンバックのスタジオで迫力の大作が撮れてしまう時代にも関わらず、
コックピット内でIMAXカメラ6台を同時に回したり、キャストたちは過酷な耐G訓練も完遂し、
7.5から8のGがかかる戦闘機を乗りこなしているそう。
顔の歪みや苦痛のうめき声も演技ではなく、カメラには最高純度のリアルが収められている。
プロデューサーの有科香屋子は、そんな王子を
8年ぶりに監督復帰させるため大勝負に出る。
一方、瞳はクセ者プロデューサーの行城理や
個性的な仲間たちとともに、アニメ界の頂点を
目指して奮闘するが…。
雄大なベルイマン島で見つめた
女性としての愛と仕事と人生
クリス(ヴィッキー・クリーブス)とトニー(ティム・ロス)の
夫婦は共に映画監督。
ある夏、2人は共に敬愛する映画監督イングマール・
ベルイマンが愛したスウェーデンの島、その名も
“ベルイマン島”へ新作映画の脚本を創作するために
やってくる。
大学でデザインの勉強をする優実(木竜麻生)は演劇サークルに所属する直哉(藤原季節)
と同棲中だ。
映画冒頭では体の異変に気付きつつも、直哉に甘えたり大学で女友達と何気ない女子トークを
繰り広げたりする、ドライな優実の姿が描かれる。
5月27日よりロードショー
ライター:木香圭介
ユリアを演じたレナーテ・レインスヴェは本作が映画初主演。
あどけなさが残り、とてもかわいらしい風貌だが、大胆な性描写にも挑戦して
悩めるユリアを見事に演じ切り、第74回カンヌ国際映画祭女優賞に輝いた。
(C)2022『わたし達はおとな』製作委員会
https://topgunmovie.jp/
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新人監督の瞳を吉岡里帆、天才監督の王子を中村倫也が演じ、2人のプロデューサー役で
柄本佑と尾野真千子が共演。
工藤阿須賀、古舘寛治、徳井優、六角精児ほか、梶裕貴ら人気声優が多数出演している。
ジブリや細田守監督の新作が公開されるとテレビでメイキングによる紹介番組が
放送されるが、それはほんの一部分の紹介だけ。
この作品を見ると、どれだけの人がどのように関わってアニメーションが制作されて
いくのかというのが良く分かる。
そして、アニメーションの監督はどんな作業をするのか、アニメーションのプロデューサーは
どのような仕事をしてどうやって関わった人々を纏めていくのかというのもよく分かった。
ベルイマンの息吹が感じられる瀟洒な宿泊施設、
ベルイマン映画のロケ地、奇岩の突き出た海や素朴な
自然など、創作意欲を刺激する空間で2人は脚本の
執筆に取り掛かる。
4月8日よりロードショー
ライター:能登春子
しかし、映画監督としてスタートしたばかりのクリスは
なかなかアイデアが浮かばない。
ベテランのトニーはラフを描きため、着々と進んでいる
様子だ。
焦るクリスはトニーに対して複雑な思いを抱くようになる。
沈没した潜水艦から脱出できるか
極限下の状況で死闘を繰り広げる男たちのドラマ
2000年、ロシアで実際に起きた原子力潜水艦事故の
顛末を映画化。
徐々に浸水してゆく沈没した潜水艦を助けようとする
ロシアと、アメリカ、イギリスなど諸外国との攻防が
描かれる。
そして、劇中に登場するアニメは「テルマエ・ロマエ」の谷東監督や「ONE PIECE
STAMPEDE」の大塚隆史監督ら実際に一線で活躍するクリエイター陣が手がけて、
声優さんを使い本当に作品として仕上げている徹底ぶり。
こういう事が出来るのは、やはり製作しているのが東映だからこそだろう。
エンドロール後にも1シーンあるので、最後まで席を立たないように。
ベルイマンが9人の子どもたちの子育てを妻に任せきりだったことに憤慨するクリスは、
作品と人生を両立させたいというのが持論。
そんなクリスが思いついたのは、28歳の女流映画監督エイミー(ミア・ワシコウスカ)を
主人公にした“一度目は早すぎて、2度目は遅すぎた”の元恋人同士の再会の物語だった。